【2022年最新版】DeFiに特化したWebウォレットAmbire Walletの使い方を徹底解説
Crypto Times 編集部

本記事では、Ambire Walletの使い方について解説していきます。
Ambire Walletは海外のプロジェクトなので、日本語の情報はほとんどありません。
海外製のプロジェクトは、プロジェクトによって微妙な表現の違いがある場合が多く、資産を扱う時はしっかりとした情報や知識が必要です。
本記事では、画像付きでわかりやすく解説していくので、
「Ambire Walletを使ってみたいけどよくわからない」
「Ambire Walletの使い方を調べたけど情報が英語でよく分からない」
といった方は、是非本記事を最後まで読んでみてください。
目次
Ambire Walletとは
Ambire Walletは、拡張機能やダウンロードを必要とせず利用できるウェブウォレットで、ブラウザ上で簡単にスワップ機能や暗号通貨の運用が行えます。
さらに、5つのネットワークに対応しているAmbire Walletは、ガス料金を下記の複数通貨で支払えるのが大きな特徴です。
- Ethereum – ETH、WALLET、xWALLET、USDC、USDT、DAI、BUSD、WETH
- Polygon – MATIC、USDT、USDC、WMAIC
- BSC(Binance Smart Chain) – BNB、BUSD
- Avalanche – AVAX
- Fantom – FTM、DAI、USDC、fUSDT

画像引用元:https://blog.ambire.com/pay-for-gas-with-wallet-and-xwallet-on-ambire-25050a97df83
Ambire Walletのトークン、 $WALLETはすでにHuobiに上場しており、2022年のQ2には$WALLETトークン所有者がAmbireの開発や管理を行うDAOとなるとされています。
Ambire Walletの登録方法
・メールアドレス
・MetaMask
・Trezor
Ambire Walletは、アカウントを複数の方法で作成できます。
今回は代表的な上記3つの方法を解説します。
メールアドレスで登録
Ambire Walletの最も基本的な登録方法になります。
まず、Ambire Walletの公式ページにアクセスしましょう。
アクセスすると上記画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力し、問題なければチェックマークを入れて「SIGN UP」をクリックします。
入力したメールアドレスに登録メールが送られてくるので、メール内の「VERIFY」をクリック。
サイトにアクセスできるようになれば登録は完了です。
MetaMaskで登録
Ambire WalletはMetaMaskに紐づけてアカウントを作成することもできます。
さきほどと同じ公式ページの画面に行き、右側のMetaMaskをクリックします。

画像引用元:https://help.ambire.com/hc/en-us/articles/4405391021842-How-to-register-an-Ambire-Wallet-account-with-MetaMask-
上記のように、MetaMaskでの認証を進めていけばアカウントの作成は完了となります。
*MetaMaskはあくまでAmbireで新たに作成されたアドレス、アカウントに紐づいており、MetaMask内のアドレスで送金等の作業を行うわけではありません。サイトに表示されるウォレットアドレスは、MetaMaskのものとは異なるので注意してください。
Trezorで登録
Ambire WalletはハードウェアウォレットのTrezorでもアカウントを作成できます。
先ほどまでと同様、まずは公式ページにアクセスします。
Trezorの端末をパソコンに繋いだ状態で、画面右側の「Trezor」を選択します。
すると上記画面が表示されるので「Export」をクリック。
次にPINコードを入力してConfirmをクリックします。
パスフレーズを設定し、確認用にもう一度同じパスワードを入力して「Enter」をクリックしましょう。
すると、上記画面が表示されるので、案内に従ってTrezor本体で操作を行います。
すると、PCサイトで上記画像のような画面が表示されるので、Ambire Walletのアカウントとリンクさせたいアドレスを選択します。
無事にAmbire Walletのサイトにアクセスできればアカウント作成は完了です。
Ambire Walletの基本的な使い方
・入出金方法
・スワップ
・運用(Earn)
・dApps
入金方法を解説
Ambire Walletを使うためにまず初めにあなたの仮想通貨を入金する必要があります。
まずサイトにログインしたら、左側に表示される「Deposit」をクリックしましょう。
すると、入金アドレスが表示されるので、自分が送りたいトークンを表示されているアドレスに送金すれば入金は完了です。
*必ずネットワークとトークンの種類を確認してから入金を行なってください。
スワップ方法を解説
Ambire Walletでは、資産を管理するだけでなくスワップ(トークン交換)もできます。
まず、公式ページにログインしたら、左側にある表示から「Swap」をクリックします。
すると上記のような画面が表示されるので、あらかじめ入金してある通貨と替えたい通貨の量を入力して「Swap」を選択します。
手数料や交換量に問題がなければ、そのまま「Confirm Swap」を選択し、トランザクションが通ればスワップは完了となります。かんたんですね。
Ambire Walletで運用(Earn)
Ambire Walletでは、仮想通貨の運用が可能で、
- Ambire – Ethereum、
- AAVE – Ethereum、Polygon、Avalanche
- Yearn – Ethereum、Fantom
- Tesseract – Polygon
の4つのプロトコルが上記ネットワークに現在対応しています。
では、実際の運用方法を見ていきましょう。
まずは、公式ページの左側からEarnをクリックします。
自分が運用したいプロトコルやトークンを選択して「Deposit」をクリックします。*APR(年利)などはしっかり確認しましょう。
運用が開始されると、ホームページ下部に上記画像のような表示が出るので、この状態になればあとは自動で運用を行なってくれます。
dAppを利用
Ambire WalletはdAppとも連携して利用できます。
Ambire WalletでのdAppの利用の流れは
- 使いたいdAppのサイトで「Wallet Connect」を探してリンクをコピー
- Ambire Walletでリンクを貼り付ける
の2ステップとなります。
今回はNFTプラットフォーム「OpenSea」を例にして解説していきます。
OpenSeaのホームページ右上のアカウントマークをクリックします。
上記画像のような画面が表示されるので「WalleConnect」をクリック。
QRコードが表示されるので、コードの下の「Copy to clipborad」を選択してコードをコピーします。
Ambire Walletの画面に戻り、サイト上部のdAppsを選択して「CONNECT DAPP」を選択。
空欄の中にさきほどOpenSeaでコピーしたコードをそのままペーストしてOKを押します。
すると、Ambire Walletの中にOpenSeaが登録しているのを確認することができました。
Ambire Walletで作ったアカウントでOpenSeaを利用したい時は、OpenSeaに行き再びWalletConnectを選択すると、Ambire Walletのウォレットが反映されています。
まとめ
Ambire Walletの基本的な使い方を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
仮想通貨はアプリやウォレットが乱立しており、さらにそこに色々ネットワークやトークンが絡んできて、非常に難解で複雑な仕様になってしまっています。
是非、興味がある方は本記事を頼りにAmbire Walletを使いこなして、色々なプロダクトやトークンを触ってみましょう。
最後までありがとうございました。
Web WalletのAmbire Walletが2022年ロードマップを公開、Q2にはWalletDAO、Q3にはクレジットカードを予定
参考文献:https://help.ambire.com/hc/en-us