bitFlyerがFTX Japanを完全子会社化し、カストディ事業を展開へ
kiyu
引用元: 画像出典元:Mehaniq / Shutterstock.com
株式会社bitFlyer Holdings(以下、bitFlyer)は、2024年7月26日、FTX Japan株式会社の発行済株式100%を取得し、同社を完全子会社化することを発表しました。
bitFlyer Holdingsは本日、FTX Japanの発行済株式100%の取得を完了しましたのでお知らせいたします。
これによりFTX Japanは当社の完全子会社となりました。今後は8/26までに社名を変更し、新たにクリプトカストディ事業を展開する予定です。詳しくはこちら。https://t.co/Ks1aexAFLm pic.twitter.com/bLbqGa4Im8
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) July 26, 2024
bitFlyerは、FTX Japanの買収により、以下の事業展開を予定しています。
- クリプトカストディ事業への本格参入:機関投資家の暗号資産に対するニーズの高まりを受け、高度なセキュリティ対策を施した暗号資産の保管サービスを展開します。
- 暗号資産現物ETF関連サービスの検討:日本国内の法整備が進めば、機関投資家向けの暗号資産現物ETF関連サービスの提供も視野に入れています。
bitFlyer Holdings代表取締役CEOである加納裕三氏は、日本でもビットコインETFが上場する日が来る可能性を視野に入れており、自身のXアカウントで以下のようにコメントしています。
米国ではビットコインETF上場をきっかけに、機関投資家からの資金流入が加速しています。
日本でもETFが上場する日が来ると信じています
そして、ETFの裏付け資産となる現物BTCを安全に保管できるセキュリティ技術を保有した会社が必要です。… https://t.co/0d1FZbNYwW
— 加納裕三@bitFlyer (@YuzoKano) July 26, 2024
bitFlyerは、長年にわたり暗号資産交換業を営み、高いセキュリティレベルの維持に尽力しています。今回の買収により、その強みを活かしてクリプトカストディ事業を展開することで、機関投資家からの信頼を獲得し、市場の拡大に貢献することが期待されます。
記事ソース:bitFlyerプレスリリース