サンタンデール銀行UKが国際送金に $XRP を使用しているとツイート
Crypto Times 編集部
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スペイン最大の商業銀行であるサンタンデールグループの公式SNSアカウントが、国際送金に仮想通貨XRP(リップル)を利用していると誤った発言をしていたことがわかりました。
問題の発言をしていたのは、サンタンデール銀行イギリス支店のカスタマーサポート用Twitterアカウントです。あるユーザーの「サンタンデールはどうやってXRPを決済に利用しているの?」という質問に対し、「19の欧州諸国と米国で、XRPを国際送金に利用しています。これはiPhoneアプリのOne Pay FXで利用できます。」と返信しています。
Hey Wes, we’re doing great. We’re using XRP for international payments to 18 EU countries and the USA. This is on our iPhone app called One Pay FX. ^TC
— Santander UK Help (@santanderukhelp) 2019年3月23日
One Pay FXは、Ripple社のxCurrentを基盤として開発されたサンタンデールの国際送金アプリです。
xCurrentは仮想通貨XRPを利用するサービスではありませんが、Ripple社が提供するもう一つの国際送金サービスxRapidにはXRPが中継通貨として利用されています。この2つのサービスの違いは、以下の記事を読むことで理解が深まります。
Ripple(リップル)社のプロダクト『xCurrent』と『xRapid』を徹底解説! – CRYPTO TIMES
おそらくアカウント担当者は、xCurrentとxRapidの2つを間違ったか、Ripple社が提供するサービスにはどれも仮想通貨XRPが利用されていると勘違いしていたと思われます。
翌日、同アカウントは「混乱をさせてしまったことをお詫び申し上げます。One Pay FXはxCurrentのみを利用しています」と、誤った情報を伝えたことを謝罪するツイートをしました。
We are sorry, unfortunately due to a misunderstanding we have given incorrect information. We do apologise for the confusion this has caused. One Pay FX uses xCurrent only. You can find out more here: https://t.co/EGWMMqZhkA.
— Santander UK Help (@santanderukhelp) 2019年3月24日