NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説
Crypto Times 編集部
「NFTに興味があるけど、実際にどうやって買えばいいか分からない…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ、この記事では、NFTの購入方法からおすすめマーケットプレイス、そして購入する際の注意点までを分かりやすく解説していきます。
NFTは、デジタルアートやトレーディングカード、ゲームアイテムなど様々な分野で注目を集めています。いざNFTを購入しようと思っても、仮想通貨取引所の口座開設や、マーケットプレイス選び、偽物のNFTの見分け方など、疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな疑問を解消し、安心してNFTを購入するための情報を分かりやすくお届けします。
- この記事でわかること
- ・NFTの購入方法:具体的な手順と準備
・国内・海外のおすすめNFTマーケットプレイス
・NFT購入に際して注意すべきこと
NFTの購入に必要な仮想通貨は、仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)で多く取り扱われています。
NFTに興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetもチェックしておきましょう。
NFTとは?
- NFTの概要
- ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。
「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。
つまり、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性が生まれ、代替不可能な価値を有したものであると言えるでしょう。
NFTは近年様々な分野で注目を集めており、その資産的価値も大きな上昇を見せています。
下の画像は「Bored Aped Yacht Club」という人気NFTコレクションの2024年10月以降の最低価格の推移をグラフにしたものです。*OpenSea参照
多少の下落はありながらも、現在は回復の兆しを見せ12 ETHを記録しています。
NFTの情報収集には「NFT Media」がおすすめ!
「NFT Media」は、NFT(Non-Fungible Token)や仮想通貨などの概要から国内外での取引事例、ゲームやスポーツなどの身近な産業での活用事例など、様々な観点からより深く知ることができるWEBメディアです。
NFTのマーケットは拡大を続ける一方で、情報収集も困難となっています。NFT Mediaのようなメディアを活用して、正しい情報を手に入れましょう。
NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス
ここからはNFTの購入におすすめなマーケットプレイスを国内と海外に分けて解説します。
NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームで、国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがあります。
国内のNFTマーケットプレイス
1.Coincheck NFT(コインチェックNFT)
名称 | Coincheck NFT(コインチェックNFT) |
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主な取扱NFTタイプ | ゲームアセット / トレーディングカード |
決済対応通貨・手段 | ビットコイン / イーサリアム / リップル / ネム / ライトコイン / ビットコインキャッシュ, etc. |
ガス代(手数料) | 出品・購入:無料 販売:10% 出庫:0.01〜0.16ETH |
対応ウェブウォレット | メタマスク |
対応チェーン | Ethereum |
公式サイト | https://coincheck.com/ja/nft |
国内最大級かつ金融庁認可の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。
決済通貨の豊富さや、シンプルでわかりやすいUIに加え、オフチェーン取引に対応している点が特徴です。ウェブウォレットに接続していなくてもCoincheckアカウントさえあれば利用可能です。
Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説
2.Adam by GMO
画像:Adam by GMO
名称 | Adam by GMO |
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主な取扱NFTタイプ | デジタルアート |
決済対応通貨・手段 | イーサリアム / 日本円 / クレジットカード |
ガス代(手数料) | 二次販売:5% クレジットカード決済:3% 日本円決済:300円(振込手数料) |
対応ウェブウォレット | メタマスク |
対応チェーン | Ethereum |
公式サイト | https://adam.jp/ |
GMOインターネットグループの小会社が運営するNFTマーケットプレイスで、取り扱うNFTはイラスト、ビデオ、音楽などのデジタルアートがメインです。
著名人のNFTが多く出品されていることや、日本円やクレジットカードでの決済が可能であることも特徴です。
3.HEXA(ヘキサ)
画像:HEXA
名称 | HEXA(ヘキサ) |
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主な取扱NFTタイプ | デジタルアート / ツイートNFT / デジタル住民票 / スポンサーNFT, etc. |
決済対応通貨 | 日本円 / クレジットカード / XYM / WETH / WMATIC |
ガス代(手数料) | 購入・出品・出庫:無料 販売手数料:Polygonチェーンの場合20%、イーサリアムチェーンの場合30% |
対応ウェブウォレット | メタマスク |
対応チェーン | Ethereum / Polygon |
公式サイト | https://hexanft.com/ |
HEXAは日本円のみで取引を関係できるNFTマーケットプレイスです。購入や出庫に手数料がかからず、販売収益も日本円で受け取ることができるため、暗号資産をもっていなくてもNFTの売買が可能です。
HEXAでは数々のユニークなNFTが出品されていますが、なかでも著名人のツイートNFTが話題をよびました。Twitterのアカウント認証を行うことでツイートをNFT化し「ツイートNFT」として出品することが可能です。
4. ANA NEO:NFTマーケットプレイス
名称 | ANA GranWhale NFT MarketPlace |
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主な取扱NFTタイプ | デジタルアート・地域創生・ANAオリジナル・デジタルスタンプラリー |
決済対応通貨 | 日本円・ETH |
ガス代(手数料) | あり |
対応ウェブウォレット | メタマスク |
対応チェーン | Ethereum |
公式サイト | https://nft.ana-granwhale.com/ |
ANA GranWhale NFT MarketPlaceは、ANAのグループ企業ANA NEOが運営するNFTマーケットプレイスです。メールアドレスの登録だけでアカウントを作ることができ、クレジットカードでNFTを購入できるため、初心者の方におすすめのNFTマーケットプレイスです。
エアライングループとしては世界初になったこのNFTマーケットプレイスでは、”ANAの幻の飛行機”など魅力が詰まったANAオリジナルコンテンツから、デジタルアート、地域を応援する体験型NFTまで、さまざまなNFTを取り扱っています。
NFTを用いたデジタルスタンプラリーを日本各地で開催しており、ただ販売・取引するだけのマーケットプレイスではなく、NFTとのタッチポイントを分かりやすく提供しています。
5. そごう西武社:NFTマーケットプレイス
名称 | NFT PRODUCED BY SEIBU SOGO |
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主な取扱NFTタイプ | デジタルアート・IP・イベント, etc. |
決済対応通貨 | ETH・MATIC(POL) |
ガス代(手数料) | 一次出品:8% 二次出品:5% |
対応ウェブウォレット | メタマスク |
対応チェーン | Ethereum / Polygon (Matic) |
公式サイト | https://nft.sogo-seibu.jp/ |
NFT PRODUCED BY SEIBU SOGOは、百貨店を運営するそごう西武が2024年6月より運営するNFTマーケットプレイスです。
百貨店では初となる本NFTマーケットプレイスは、「新たなコミュニケーションの場の創出」をコンセプトに運営されています。文化の目利きが選んだNFTが多数揃っています。
リアル空間である西武渋谷店も活用したPOPUPイベントも活発に実施しており、リアルとデジタルを感じ取ることができる、そごう西武ならではのNFTマーケットプレイスです。
海外のNFTマーケットプレイス
1.OpenSea(オープンシー)
画像:OpenSea
名称 | OpenSea(オープンシー) |
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主な取扱NFTタイプ | ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. |
決済対応通貨 | SOL、BTC、ETH、MATIC、AVAX、KLAY、BNB等 |
手数料 | 二次販売:2.5% |
対応ウェブウォレット | MetaMask / TrustWallet / Ledger Live /Phantom / Coinbase Wallet, etc. |
対応チェーン | Ethereum、Arbitrum、Avalanche、Base、Polygon、Optimism、Solana、Zora等 |
公式サイト | https://opensea.io/ja |
世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、その対応するチェーンとウェブウォレットの豊富さが特徴です。
スタイリッシュで直感的な操作がしやすく、取り扱うNFTの種類も豊富で、NFTの売買を検討するならばまず一度は訪れるべきマーケットプレイスと言えるでしょう。
NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説
2.Blur(ブラー)
画像:BLUR
名称 | BLUR(ブラー) |
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主な取扱NFTタイプ | ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. |
決済対応通貨 | イーサリアム |
ガス代(手数料) | 販売:0% |
対応ウェブウォレット | メタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet / OKX Wallet |
対応チェーン | Ethereum |
公式サイト | https://blur.io/ |
2023年2月に前述のOpenSeaの取引高を上回るなど、昨今注目の大手NFTマーケットプレイスです。
手数料0円という大きな強みに加えて、複数のマーケットプレイスを横断して出品状況の確認や取引ができるアグリゲーター機能などプロトレーダー向けのサービス提供が特徴です。
また、独自トークンである$BLURのエアドロップなども話題をよび、今後の展開が注目されます。
NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も
3.Magic Eden(マジックエデン)
名称 | Magic Eden(マジックエデン) |
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主な取扱NFTタイプ | ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. |
決済対応通貨 | SOL、BTC、ETH、MATIC、ETH(Baseチェーン) |
手数料 | 掲載料:0%、取引手数料:2% |
対応ウェブウォレット | Phantom/Magic Eden Wallet/OKX Wallet/MetaMask/Coinbase Wallet 等 |
対応チェーン | Ethereum、Solana、Bitcoin、Polygon、Base、Arbitrum、Apechain、Berachain (予定) |
公式サイト | https://magiceden.io/ |
Magic EdenはOpenSeaに匹敵する大手NFTマーケットプレイスで、複数のチェーンに対応している他、OpenSeaとは異なるUIや分析データと共にNFTの売買などが行えます。
昨今注目を集めているBitcoin上のNFTも取り扱っているのも特徴の1つと言えます。
NFTの購入方法
ここからはNFTの具体的な購入方法について、事前の準備を含め、以下の3ステップで解説します。
- ① ウォレットの作成
- ② 暗号資産の購入・送金
- ③ NFTの購入
① ウォレットの作成
まずはウェブウォレットの作成から始めましょう。NFTを購入するための暗号資産や購入したNFTの管理、マーケットプレイスへの接続などで基本的に必須となります。
数多くのウォレットが存在しますが、基本的にはイーサリアムベースのサービスに幅広く対応する「メタマスク」を最初に作っておけば間違いないでしょう。
くわしい手順は下記の記事で解説していますが、ここでは手順の概略を説明します。
MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単
- メタマスク公式サイトにアクセスし「Download」を選択、案内に沿ってPCの場合はブラウザ拡張機能をインストール、スマホの場合はアプリをダウンロード
- インストール及びダウンロードが終わったら、「新規ウォレットを作成」>パスワード設定>「作成」と進む(パスワードは適切に保管しましょう)
- シークレットリカバリーフレーズについての注意書きが表示されるので確認し、次に進む
- 案内に沿ってシークレットリカバリーを保存し、適切に保管する
- 「Account 1」という表示がウォレット残高が表示されたらウォレット作成が完了
② 暗号資産の購入・送金
主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。
暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。
- Bitgetをおすすめする理由
- クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる
- ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心
- 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる
多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。
また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。
さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。
購入する暗号資産は「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。今回ご紹介したマーケットプレイスでは日本円かイーサリアムのどちらかで決済ができるものばかりです。
また、購入した暗号資産はマーケットプレイスでの決済に使用できるよう、作成したウォレットに送金しておきましょう。
Bitgetから外部ウォレットへの送金(出金)方法については、下記のサポートページが参考になります。
③ NFTの購入
ここまでくるとついにNFTの購入です。手順の概略は以下の通りです。
- NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する
- 購入したいNFTを見つける
- NFTの詳細画面から「Buy (購入する) 」を選択
- ウォレット側で承認して決済
今回紹介した主要なマーケットプレイスごとのより詳細なNFT購入手順については、以下の各記事で解説しています。
Coincheck NFT | Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 |
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OpenSea | NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 |
Blur | NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も |
NFTの購入に際して注意するべきこと
ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。
投機性が高く、価格が不安定
現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。
そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。
偽プロジェクトや詐欺等のリスク
偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。
とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。
このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。
著作権はクリエイターに帰属する
NFTの著作権は原則としてクリエイターに帰属します。
しかし、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。
こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
NFTの購入方法 まとめ
NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説しました。
盛り上がりを見せるNFTですが、アートや音楽からゲームなど身近な分野でも応用がどんどん進んでいます。
この機会にぜひNFTをまずひとつ所有してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。
参考サイト:Web3電子の巻
免責事項
・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
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