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2024/09/26ビットコインETF、保有量がサトシ・ナカモトを超えるまであとわずか
現物型ビットコインETF(上場投資信託)の保有量が90万BTCを超え、ビットコイン創始者サトシ・ナカモトの推定保有量110万BTCに迫っています。 US bitcoin ETFs had good day yesterday pushing YTD flows to new high water mark of $17.8b. They’re now 92% of the way to owning 1million bitcoin and 83% of way to passing Satoshi as top holder. Tick tock.. pic.twitter.com/kTxlIzjJy6 — Eric Balchunas (@EricBalchunas) September 25, 2024 ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏によると、9月24日時点で現物型ビットコインETFの累積保有量は916,047 BTCに達し、100万BTCの大台突破まで僅かに迫っています。 現在のビットコイン価格に基づくと100万BTCは630億ドル以上の価値となります。米国で取引されるETFの中で最大の保有量を誇るのはBlackRockのiShares Bitcoin Trust ETF (IBIT)で、約35.8万BTCを保有。GrayscaleのETF (GBTCとGrayscale Mini Trust) は合計約25.8万BTC、FidelityのETF FBTCは約18.4万BTCを保有しています。これら3つのETFだけで、米国で取引される11のETFが保有するBTCの約86%を占めています。 関連:ビットコインETFは不要? 「自己保管こそ最適」と専門家が主張
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2024/09/26人気NFT「BAYC」MLB提供のメタバースでアバターテストを実施
人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」が、ImprobableとMLBが提供するメタバース空間でアバターテストを実施したことが明らかになりました。 We're running a last minute test with @Improbableio and @MLB to see what Apes look like in a different kind of Clubhouse. Ballpark opens at 6:25 PM ET at: https://t.co/F5EIO40FtS Details on how to signup and join in the video in the next tweet in thread. pic.twitter.com/mGXSbmTstg — Bored Ape Yacht Club 🍌 (@BoredApeYC) September 25, 2024 今回のテストは、別のメタバース空間でApeのアバターがどのように表示されるかを確認するために行われたもので、MLBの球場をモチーフとした空間が舞台となりました。 テストは現地時間9月25日の午後6時25分(ET)に開始され、多くのユーザーがX(旧Twitter)上で参加を報告しました。Xでの投稿を見る限り、MLBの試合中継も同時に行われていたとみられます。 This is pretty cool @Improbableio @BoredApeYC ! Having fun and watching ball with the homies 🎉 #BAYC pic.twitter.com/QZWDg1eCPZ — 0x20 (@CryptoSpaces1) September 25, 2024 メタバース空間への参加には、MLBのアカウント作成が必要でした。ウォレットを接続するとアバターとして使用可能なアセットを持っているウォレットであれば、そのキャラクターをアバターとして使用可能となっていました。BAYCホルダーたちは自身のApeのアバターを使ってメタバース空間を楽しんだ様子が報告されています。 現在、メタバース空間は閉鎖されているとみられており、アカウントを作成しても入場できない状態となっています。 今回のテストはBAYCのアバターが異なるメタバース空間でどのように機能するかを確認するための貴重な機会となったと考えられます。今後のBAYCのメタバース展開に、さらなる期待が高まります。 情報ソース:MLB
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2024/09/26中東・北アフリカ地域で仮想通貨市場の大きな高まり|Chainalysisレポート
中東・北アフリカ(MENA)地域は2024年現在、世界第7位の仮想通貨市場となっています。 Chainalysisの最新レポートによると、MENAでは2023年7月から2024年6月の間に推定3387億ドルのオンチェーン取引額を記録し、世界の総取引量の7.5%を占めています。 The Middle East & North Africa region is emerging as a global crypto hub, home to #11 (Türkiye) and #27 (Morocco) on our global adoption index, with momentum in DeFi, institutional activity, and regulatory clarity. Learn more in this preview of our 2024 Geography of Crypto… pic.twitter.com/MKNewxXyII — Chainalysis (@chainalysis) September 25, 2024 市場規模は他の地域に比べて小さいものの、MENAには世界の仮想通貨採用指数で上位30位に入る2ヶ国、トルコ(11位)とモロッコ(27位)が含まれています。また、MENAにおける仮想通貨活動の大部分は、機関投資家やプロレベルの活動によって牽引されており、送金額の93%が1万ドル以上の取引で構成されているとしています。 中央集権型取引所 (CEX) は、MENA全体で依然として仮想通貨の利用の中心的なプラットフォームであり、ほとんどのユーザーや機関が依然として従来の仮想通貨プラットフォームを好んでいることを示しています。その中で、分散型プラットフォームとDeFiアプリケーションは着実に勢いを増している模様です。 アラブ首長国連邦ではDeFiが高水準で普及 アラブ首長国連邦(UAE)では、様々な規模の取引における仮想通貨活動の成長率がバランスよく分布しており、これは「バランスの取れた包括的な普及状況」を示唆しているものと見られます。 UAEは、2023年7月から2024年6月の間に300億ドル以上の仮想通貨を受け取り、世界トップ40にランクインしました。この成長は規制の整備、機関投資家の関心、市場活動の拡大など、複数の要因によって推進されているとChainalysisは分析しています。特に、DeFiの普及率は世界平均よりも高く、分散型取引所(DEX)を通じた取引がUAEでは32.4%を占めており、これは世界平均の27.8%を上回りMENA地域でも最高となっています。 UAEの規制当局は、クリプトイノベーションと投資家保護のバランスを取ろうと努めています。UAEでは、証券商品当局(SCA)がクリプトサービスを規制し、中央銀行が決済トークンサービスを監督しています。特に、2022年に設立されたドバイの仮想資産規制当局(VARA)は、クリプトビジネスや人材を誘致する上で重要な役割を果たしてきました。ドバイの規制の枠組みは世界的な注目を集めており、UAE内の他の管轄区域にとっての先例となっています。 VARAのマネージングディレクター兼副会長であるDeepa Raja Carbon氏は「ドバイ内で仮想通貨関連活動を行っている1000以上の事業者を特定しており、来年にはこれらの事業者がライセンスを取得することを期待している」と述べています。 情報ソース:Chainalysis
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2024/09/26Ether.fi、ドメイン乗っ取りをセキュリティ強化で阻止
リキッドリステーキングプロトコル分野で最大のTVLを有するEther.fiは9月24日、*ドメインレジストラ(*固有ドメインの販売管理や仲介を行う事業者)Gandi.netを介したドメインアカウント乗っ取り未遂が発生したと発表しました。攻撃者はGandiの復旧プロセスを悪用し、Ether.fiのドメイン制御を試みたとされています。 Ether.fiはGandiからの不審なメール通知を受け、迅速に複数のプラットフォームでGandiに連携。アカウントは数時間以内にロックされ、被害は未然に防がれました。社内調査でもシステムへの侵害は確認されなかったとしています。 Ether.fiは、ハードウェア認証の強化など、最近の類似プラットフォームへの攻撃を受けてセキュリティ対策を強化していたことが早期発見と迅速な対応につながったと説明。Gandiの迅速な対応とEther.fiのセキュリティ対策が連携し、ドメインへの不正アクセスは阻止され、ウェブサイトやアプリケーション、メールサービスの安全性が確保されたとしています。 On September 24, https://t.co/gbHcksxzp2 experienced a security incident involving our domain registrar, https://t.co/hW50MConP9 We’re glad to report that all funds are safe, and the attackers at no point presented a compromised dapp on any https://t.co/gbHcksxzp2 related… — ether.fi (@ether_fi) September 25, 2024 Ether.fiは、Seal911、Doppel、Ethena、Distrustなどのセキュリティパートナーに支援への感謝を表明。ユーザーに対しては、全ての資金が安全であり悪意のある分散型アプリケーション(dApps)は展開されていないことを保証しました。詳細については、Gandiのチームと連携し近日中に発表する予定です。 現在、EIGENプロトコルのSeason 2エアドロップが実施されており、それに伴ってEther.fiやPuffer Finance、Renzoといった各リキッドリステーキングプロトコルでエアドロップが実施されています。多くのユーザーが盛んにサイトを訪れることが予測されており、今回の事例はそのタイミングを狙ったハッキングと考えられます。 情報ソース:Github
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2024/09/26ペイパルのステーブルコイン「PYUSD」、過去30日間で時価総額が約30%減少
PayPalのステーブルコインPYUSDは過去30日間で時価総額が約30%減少しました。オンチェーンデータによると、10億ドル以上あった時価総額は9月25日時点で7億1200万ドルにまで下落しています。 [caption id="attachment_122235" align="aligncenter" width="868"] PayPal USD|DefiLlama[/caption] 8月26日時点でSolana上のPYUSDの総時価総額は6.62億ドルと全体の約65%を占めていましたが、9月25日にはSolanaエコシステム内で流通またはロックされているPYUSDは3億6400万ドルに減少しました。一方、Ethereum上のPYUSDの時価総額はこの期間中、3億4000万ドルで安定しています。 この下落はDeFiでの利回りが半減したことが原因と見られています。KaminoでPYUSDを担保として提供した場合の利回りは、8月下旬の14%から9月24日時点で7.6%とほぼ50%低下しています。その結果、プロトコル内でロックされているステーブルコインの総額は4億3000万ドルから2億9600万ドルへと30%減少しました。 しかしながら、PYUSDは依然としてSolanaエコシステム内でUSDTやUSDCに続いて時価総額で3番目に大きいステーブルコインの地位を維持しています。 また、PayPalは最近、Anchorage Digitalと提携してPYUSDを利用した利回りプログラムを開始しています。特定のチェーンに限定されない包括的な戦略をとっていると見られており、時価総額は減少しているものの、広範なPYUSDエコシステムの拡大に注目が集まります。 情報ソース:DefiLlama
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2024/09/26カマラ・ハリス米副大統領「米国はブロックチェーン技術で優位に立つ」
カマラ・ハリス米副大統領は、水曜日のスピーチで米国がブロックチェーン、AI、量子コンピューティングなどの次世代を定義する技術分野で「再び主導権を握る」との意向を表明しました。 関連:「ビットコインは年内に史上最高値を更新する」専門家がトランプ当選で強気の姿勢 From Harris’ latest speech today she says that the US should become “Dominant in Blockchain” I’m sure the “silence isn’t enough” “digital assets isn’t enough” crowd will move the goal post again. But: progress! pic.twitter.com/kTEKqFOqMf — Adam Cochran (adamscochran.eth) (@adamscochran) September 25, 2024 これまで暗号資産に関しては選挙戦中にほとんど言及していなかったハリス氏ですが、週末にニューヨークで行われたウォール街の資金集めイベントでは、AIと暗号資産が同氏の「機会の経済」というビジョンに含まれていると述べました。 また、ハリス氏は「私たちは、AIやデジタル資産などの革新的技術を奨励しながら消費者と投資家を保護する。透明で一貫したルールを提供し、安全なビジネス環境を作り出す」と述べていました。 これまでトランプ氏は暗号資産業界に対して親和的な候補者と見られていました。最近では、トランプ氏がニューヨークのビットコインテーマのバー「PubKey」を訪れ、自身の家族のプロジェクト「World Liberty Financial」がトークン販売を開始することを発表していました。 今回のハリス氏の発言により、トランプ氏もハリス氏も暗号資産業界に対して融和的な態度を取る候補者となりました。しかしながら、トランプ氏はビットコイン準備金の創設やマイニング事業への注力を表明する一方で、ハリス氏は規制周りを整備する方針と考えられています。両者の方向性が違うため、デジタル資産市場全体に対しては異なる影響を与えるものと見られており、注目が集まっています。
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2024/09/25Circle、ブロックチェーン向け新コンプライアンスソリューション発表
ステーブルコインUSDCを手掛けるCircle社は、ブロックチェーン技術を活用したビジネスを展開する企業にとって複雑化するコンプライアンス要件への対応が喫緊の課題となっていることを受け、包括的なソリューションとなる新サービス「Compliance Engine」を発表しました。 🚀 Compliance Engine for Programmable Wallets is now live on Circle Console! Compliance Engine, the latest feature added to our infrastructure platform, helps businesses protect their users with ease through customizable, automated compliance checks. pic.twitter.com/4jUhBXFHKS — Circle (@circle) September 24, 2024 Compliance Engineでは、リスクの高い取引をリアルタイムで検出する機能や疑わしい行動パターンを特定する機能、国際的な送金ルールであるトラベルルールへの準拠を支援する機能などが統合されており、企業は金融犯罪リスクを効果的に抑制し規制当局の要請にもスムーズに対応できるようになるとしています。 Compliance Engineは、Circleの提供するマルチチェーン対応のスマートウォレットサービス「Circle Programmable Wallets」とシームレスに連携し、開発者は既存のシステムにCompliance Engineを容易に統合が可能。これにより、コンプライアンス対策にかかる時間とコストを大幅に削減することが可能になるとしています。 さらに、Compliance Engineは詳細な取引ログやコンプライアンスデータへのアクセスを提供し、企業は自社の取引を詳細に監視・分析することもでき、企業はコンプライアンス体制を強化しながらステークホルダーからの信頼獲得につなげることができる模様です。 Circleは、Compliance Engineの提供を通じてブロックチェーン技術の健全な発展と普及に貢献し、より安全で透明性の高いデジタル金融エコシステムの実現を目指すとしています。 記事ソース:Circle
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2024/09/25インド政府、独自ブロックチェーンフレームワークで社会変革目指す
2024年9月4日、インド政府は電子情報技術省 (MeitY) 主導の下、国家ブロックチェーンフレームワーク (NBF) を発表しました。このフレームワークは、官民の協力を通じてブロックチェーン技術の普及と応用を促進することを目的としています。 Tiger Researchによるレポートでは、このNBFがインドのデジタル社会改革に向けた重要なステップであると強調されています。 🇮🇳India’s Blockchain Revolution: Unveiling the National Blockchain Framework by @ItsChiAnh How is one of the most populated countries in the world adopting blockchain technology? 🧵 pic.twitter.com/oagOtA1k4W — Tiger Research Inc. (@Tiger_Research_) September 25, 2024 レポートによると、NBFはビットコインやイーサリアムのようなパブリック型ブロックチェーンとは異なり、特定の権限を持つ参加者のみが取引を検証できる「パーミッション型ブロックチェーン」を採用。この特徴により、政府サービスに必要なセキュリティ、プライバシー保護、そして管理強化を実現すると分析されています。 NBFの中核には、インドの研究機関によって開発された技術スタックがあります。Tiger Researchは、この技術スタックが提供するインフラにより、政府や企業がブロックチェーンアプリケーションを簡単に構築・運用できることが技術の広範な導入を後押しすると結論付けています。さらに、土地登記や医療、サプライチェーンなど多様な分野での導入事例も既に確認されているとしています。 重要な仮想通貨規制のリリースを予定 インド政府は経済問題省 (DEA) の指導の下、仮想通貨規制の将来像を描くことを目的とした包括的な協議文書の発表を準備しています。 2024年末までに発表が予定されているこの文書は、仮想通貨業界やインド準備銀行 (RBI) やインド証券取引委員会 (SEBI) などの規制当局を含む利害関係者からの意見を集め、より体系的な規制枠組みを確立することを目的としています。 インドでは仮想通貨は仮想デジタル資産とみなされており、取引による利益に対して30%の税金が課せられるなど厳格な規制が敷かれています。引き続き同国の動向に注目が集まります。 記事ソース:Tiger Research
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2024/09/25ドルの流動性増加でビットコイン投資加速か|FRB利下げの影響
先週、米連邦準備制度理事会(FRB)が50ベーシスポイントの利下げを発表し緩和サイクルを開始したことを受けてか、ビットコインは8%以上上昇しました。この動きは、米国経済が景気後退に陥ることなく減速するという「ソフトランディング」への期待を再燃させました。 暗号資産データ分析企業Kaikoの最新レポートによると、FRBの発表から24時間以内にビットコインは5.2%上昇。9月18日午後6時(UTC)のFRBの声明発表直後、ビットコインのCVD(スポット市場における買いと売りの圧力の尺度)は急上昇し、アジア市場が開場した午後11時(UTC)頃にはオフショア取引所での買い圧力がさらに強まったとしています。 Our latest Data Debrief is out now. We broke down the impact of the Fed's 50 bips rate cut on markets, among other things. Check it out below 👇https://t.co/x9NcXfyT0w — Kaiko (@KaikoData) September 23, 2024 デリバティブ市場ではBybit、OKX、Binanceにおけるビットコインの建玉は9月16日から19日の間に約12%増加し、120億ドルに到達したとしています。 Kaikoは「FED以外にも欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(BoE)が今年すでに利下げを実施しているものの、これらの発表後のビットコインの反応は限定的であった」と指摘。その理由として米国の金利低下は通常米ドル安に繋がることを前提に、ビットコインの取引はドル建てで主に行われるため、FEDの緩和政策がビットコイン価格を押し上げやすく、また、米ドルやドル連動ステーブルコインの取引シェアが市場の93%(8月時点)を占めていることを挙げています。 [caption id="attachment_122197" align="aligncenter" width="788"] 利下げ発表後のビットコインの価値推移|画像引用元:Kaiko[/caption] 同社は、ドルの流動性増加がビットコインなどの代替資産への投資を促進していると結論付けています。 記事ソース:Kaiko
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2024/09/25仮想通貨投資、2024年は転換点となるか|VC投資も回復傾向
仮想通貨市場の規模は2.3兆ドルに達し、機関投資家を含む、幅広い投資家にとって無視できない存在となっています。 金融サービスを手がけるギャラクシー・デジタル社は最新レポートの中でビットコインとイーサリアムが市場をけん引する構造は変わらないものの、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などの新興分野への投資も拡大していると指摘しています。 同社によると、2024年第2四半期における仮想通貨およびブロックチェーン関連企業へのベンチャーキャピタル投資は、前四半期比28%増の32億ドルを記録したとしています。 投資家は、仮想通貨へのエクスポージャーを確保する方法として、直接保有、ファンド投資、ベンチャー投資、株式投資という選択肢を持っています。 2024年5月時点で世界の成人の約6.8%が暗号資産を保有しており、これは、2023年から33%増加する結果に。一方で、機関投資家にとっての直接保有は、依然としてセキュリティや保管に関する懸念が残っているとし、レポートでは、セキュリティ対策の強化や規制の明確化が機関投資家の直接保有を促進する鍵になると指摘しています。 仮想通貨の関連ETPは世界で220を超え、その運用資産総額(AUM)は790億ドルを超えています。 2024年8月末時点で仮想通貨関連事業を行う上場企業は世界で323社存在し、その合計時価総額は今年8月時点で21兆ドルに到達。企業のバランスシートにビットコインを保有する上場企業は40社を超えており、その保有総額は200億ドル相当に達しているといいます。 今後、規制の明確化やインフラ整備が進み伝統的金融機関の参入が加速することで市場はさらに拡大していくと予想されます。 記事ソース:Galaxy Digital