ニュース
2024/07/15ロシア、国内大手取引所での仮想通貨取引を検討
ロシア財務省は、モスクワ証券取引所やサンクトペテルブルク証券取引所など、国内で認可された主要取引所において、一部の「特別適格」投資家による仮想通貨取引を解禁する提案を行いました。 ロシア、国際決済でのステーブルコインの恒久的な合法化を検討 取引所・取引システム登録簿はロシア銀行によって管理されており、現在この登録簿には7社が登録されています。 金融市場委員会のアクサコフ委員長は、大手国内取引所はすでに仮想通貨取引に対応できる準備が整っており、法的条件が満たされれば速やかに取引を開始できるとの見解を示しました。 国家院(ロシア連邦議会の下院)は、9月1日から国際決済で仮想通貨を使用するための実験的なプラットフォームの構築を開始する権限を中央銀行に付与する法案を検討している最中です。 情報ソース:Bitcoin[.]com News
ニュース
2024/07/1512年間休眠していた6000万ドル相当のビットコインアドレスに動き
2012年に1000BTC(当時約1万2000ドル、現在価格で約6000万ドル)を受け取ったビットコインアドレスが、約12年間の休眠を経て、資金を新しいアドレスに送金しました。 送金の理由は不明であり、ウォレットの所有者の身元もわかっていません。 [caption id="attachment_117522" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Blockchain.com[/caption] このウォレットは、オンチェーンデータによると、11年9ヶ月前にビットコインを受け取り、その後一度も送金を行っていませんでした。ただし、Blockchain.comのデータによると、この取引は2024年1月19日に最初にブロードキャストされています。 最近のビットコインの大口移動としては10日前、同様に12年以上休眠していたウォレットによる約700万ドルの資金移動が挙げられます。その他にも、5月12日には1000BTCが10年ぶりに移動しています。 ビットコイン価格の上昇に伴って、休眠していた大口アドレスの動きが活発化しているものと思われます。 情報ソース:The Block
ニュース
2024/07/15韓国、仮想通貨の課税延期を検討|2028年まで先送りの可能性
韓国では、仮想通貨の売却益に対する20%の課税開始時期について、2028年まで延期する案が検討されています。 当初2022年に施行される予定だったこの課税は、投資家や専門家の反対を受け、すでに2度延期されています。 与党は、課税開始を2025年から2028年へさらに3年延期する法案を提出しました。法案提出の背景には、課税によって投資家が市場から離れる可能性があるという懸念があります。 韓国では仮想通貨市場が活発であり、国民の12.5%が仮想通貨を保有しています。また、ウォンは2024年第1四半期に米ドルを上回り、仮想通貨取引で最も利用された法定通貨となりました。 韓国の経済財政省は、課税延期についてまだ決定を下しておらず、7月末に税制改正案を発表する予定です。 情報ソース:The Block
ニュース
2024/07/14トランプ氏暗殺未遂後、ビットコインと関連ミームコインが急騰
ペンシルベニア州での集会中にトランプ前大統領が襲撃されたとの報道を受け、一時ビットコイン価格は下落を見せましたが、無事が確認された後、ビットコインの価格が急上昇しました。 [caption id="attachment_117501" align="aligncenter" width="1439"] Political Memes Tokens|CoinMarketCap[/caption] 記事執筆時、ビットコイン価格は6万ドルにまで復帰しています。また、トランプ氏をテーマとしたミームコインの価格も、その多くが二桁%の急騰を見せています。 [caption id="attachment_117500" align="aligncenter" width="1214"] 暗殺未遂後のトランプ氏による投稿|Truth Social[/caption] トランプ氏はキャンペーンスピーチ中に、銃撃被害に遭い、右耳上部を貫通する銃弾を受けました。CNNは法執行機関の情報源がこの事件を暗殺未遂として扱っていると報じています。 トランプ氏は暗号資産に対して親和的|暗号資産価格にも影響か[no_toc] ミームコインの価格は、ソーシャルメディアの感情や現実の出来事に大きく左右されます。トランプ氏は暗号資産支持の姿勢を強調しており、これがバイデン大統領との違いとなっています。 この事件を受け、暗号資産投資家の中には、トランプ氏の生存が選挙運動にプラスに働くと考える人もいます。 Trump's election odds just hit 70%. Yet another all-time high. pic.twitter.com/S2GdqIdetL — Polymarket (@Polymarket) July 14, 2024 暗号資産予測市場プラットフォームPolymarketでは、襲撃前に60%だったトランプ氏の選挙勝利の確率が70%にまで上昇しています。一方、バイデン氏の当選確率は16%としています。
ニュース
2024/07/14ドイツ政府、保有ビットコインを全て売却
ドイツ政府が保有ビットコインを全て売却したことが、ブロックチェーン分析プラットフォーム「Arkham」によって報告されました。 BREAKING: The German Government is now out of Bitcoin. The German Government just sent 3846.05 BTC ($223.81M) to Flow Traders and 139Po (likely institutional deposit/OTC service). The German Government has 0 BTC ($0.00M) remaining. pic.twitter.com/R2vfylR1b2 — Arkham (@ArkhamIntel) July 12, 2024 ドイツ政府は、映画海賊版サイトMovie2Kから押収した5万BTCの売却を、6月19日から進めていましたが、約1ヶ月弱をかけて全て売却した形となります。 ドイツ政府によるビットコイン売却は、大きな売り圧と考えられていましたが、それが完全に無くなった形と言えます。 現在(記事執筆時)、ドイツ政府によるビットコイン売却との直接の関連性は不明ながらも、ビットコイン価格は6万ドルに復帰しています。今後の新たな価格推移に注目が集まります。 ドイツ政府のビットコイン売却、数日のうちに終了か
ニュース
2024/07/14トルネードキャッシュ開発者ペルツェフ氏の保釈請求却下
マネーロンダリング容疑で有罪判決を受けたトルネードキャッシュ開発者のアレクセイ・ペルツェフ(Alexey Pertsev)氏は、保釈請求が却下されたため、控訴審の準備中にも拘留が継続されることになりました。 トルネードキャッシュは暗号資産ミキシングプロトコルであり、多くのマネーロンダリングに使用されてきました。検察側は、開発者がトルネードキャッシュが悪意のある組織によって盗んだ資金の洗浄に利用されるのを意図的に支援した、または少なくとも阻止しなかったと主張しています。 Pertsev氏は現在、オランダの裁判所でマネーロンダリングの罪で5年4ヶ月の実刑判決を言い渡されています。 注目を集めるトルネードキャッシュ裁判[no_toc] Alexey will spend the next year in jail while his legal team prepares for the appeal hearing. This is a gross miscarriage of justice. Developers do not belong in jail for the actions of third parties. Please consider donating to Alexey's defense. Link in the next post. https://t.co/kWHwODzygX — Free Pertsev & Storm (@FreeAlexeyRoman) July 12, 2024 トルネードキャッシュ開発者の弁護費用を支援するJusticeDAOは、この決定を「司法の重大な誤り」と批判し、開発者は第三者の行為に対して責任を負うべきではないと主張しています。 また、5月末には、イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、トルネードキャッシュ裁判の支援のために30ETHを寄付しており、この裁判が多くの注目を集めていることが窺えます。 ヴィタリック氏、トルネードキャッシュ開発者の裁判支援として11万ドル分のETHを寄付 トルネードキャッシュ共同創業者ロマン・ストーム(Roman Storm)氏の訴訟は米国で継続中であり、もう一人の共同創業者ロマン・セメノフ(Roman Semenov)氏は現在も逃亡中です。 情報ソース:The Block
ニュース
2024/07/14ビットコインETF、6日連続の純流入で過去最高水準に
SoSoValueのデータによると、7月5日から6日連続で純流入が続いた米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)は、累計純流入額が158.1億ドルとなり、過去最高を更新しました。 [caption id="attachment_117476" align="aligncenter" width="1439"] BTCスポットETF日次総純流入額|SoSoValue[/caption] この6日間の純流入額は10億ドルを超え、運用資産残高も大幅に増加しました。特に7月12日(金)には、6月5日以来最多となる3.1億ドルの純流入を記録しました。 この流入は、主にBlackRockのIBITが主導しており、1.2億ドルが流入しました。FidelityのFBTCも1.15億ドルとそれに続き、残りの大部分はGrayscaleのGBTC、BitwiseのBITB、Ark InvestのARKBへの流入で構成されています。 累計純流入額158.1億ドルは、2024年6月7日に記録された156.9億ドルをわずかに上回り、過去最高を更新しました。しかし、ビットコインの価格は6月7日の約71,500ドルから現在の約58,900ドルへと約17.5%下落しており、7月12日の取引量も25億ドルから11.5億ドルへと減少しています。 現在のETFの純資産総額は過去最高ではありませんが、純流入額は過去最高水準にあり、ビットコイン価格が回復すれば、純資産総額の記録も更新される可能性があります。 また、現物型イーサリアムETFに関するさらなる進展も期待されており、専門家は、SECとの数回のやり取りの後、これらのファンドが今月中に開始される可能性を指摘しています。 情報ソース:The Block
ニュース
2024/07/13アスターとバイナンスが提携し、ステーキングサービスを開始
Astar Networkは暗号資産取引所であるBinanceと提携し、$ASTRトークンのステーキングサービスを開始することを発表しました。このサービスは、単なるステーキングにとどまらず、Astarコミュニティのさらなる成長を促進するために設計されています。 🎉 Introducing a staking campaign with @binance! Stake $ASTR from the Binance Exchange and earn a boost. It's then staked on the Community Treasury on dApp Staking, directly supporting our community and builders! ⌛️ First-come, first-served! Learn more: https://t.co/VkEry1q2XE https://t.co/ZGptlL3fxH pic.twitter.com/YLOQWjFRZg — Astar Network (@AstarNetwork) July 11, 2024 Astar Networkからの発表によれば、ユーザーがBinanceのEarnキャンペーンに参加し$ASTRをステーキングすることで、BinanceがAstar Community TreasuryにdApp Stakingを通してステーキングする設計になっているとのことです。 プロモーション期間は2024年7月11日から10月11日までの予定となっており、ステーキング期間に応じて最大19.9%のAPR利率が設定されています。 [caption id="attachment_117444" align="aligncenter" width="600"] 画像参照元:Astar Network[/caption] 今回のキャンペーンはBinance Japanでも同様に開催され、日本在住の$ASTRホルダーもSimple Earnへの参加が可能となっています。ただし先着順とのことで、売り切れとなる場合があるので注意が必要です。 ˏˋ🕶🚀人気サービスSimple EarnにAstar(ASTR)が追加!🚀🕶ˊˎ˗ 先日は、たくさんのご投票を頂きありがとうございました。 この度、 Simple Earn対応銘柄として新たにAstar (ASTR)を追加する運びとなりましたのでお知らせいたします。 詳細は以下の通りです。 🔸プロモーション期間: 2024年7月11日… pic.twitter.com/uczyLB0Yo5 — Binance Japan 🇯🇵 (@_BinanceJapan) July 11, 2024 BinanceとAstarは今回のステーキングキャンペーンについて、「ユーザーにとってシンプルなステーキング体験を生み出しながら、エコシステムとその構築者を直接サポートする方法であると考えている」と述べています。 記事ソース:Astar Network 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
ニュース
2024/07/12Compound創業メンバーが新たなDeFiプロジェクト「Legend」始動
DeFi(分散型金融)プラットフォームCompoundの創業者兼CEOであったJayson Hobby氏らが、新たなDeFiプロジェクト「Legend」を立ち上げることが明らかになりました。 Today, I’m excited to announce the launch of our new company, 🧭 @JoinLegend Our mission is clear: bring the next 100M users onchain by building the world’s best DeFi interface. pic.twitter.com/8QRFjZswok — JSON (@jaysonhobby) July 10, 2024 Legendは、DeFiのインターフェースの使い勝手を向上させることを目指すプロジェクトです。DeFiは、従来の金融システムに代わる新たな金融サービスとして注目されていますが、その複雑なインターフェースがユーザーの参入障壁となっているという課題も抱えています。 Legendは、この課題を解決し、より多くの人々がDeFiを利用できるようにすることで、1億人のユーザーをブロックチェーンの世界に呼び込むことを目標としています。 Hobby氏はCompoundのCEOを辞任し、Legendに専念する意向を示しています。Legendは、Compoundで培われた技術基盤を活用しながら、よりユーザーフレンドリーなDeFiインターフェースを提供していく予定です。 DeFiのさらなる普及を目指すLegendの今後の動向に注目が集まります。
ニュース
2024/07/12Squarespace DNS乗っ取り攻撃、220以上のDeFiプロトコルに依然としてリスク
SquarespaceでホストされているDNSレコードを標的としたハッキング攻撃により、CompoundやCeler Networkを含む220以上のDeFiプロトコルのフロントエンドが、ユーザーの資金を流出させる偽サイトにリダイレクトされる被害が発生しました。被害総額はまだ明らかになっていません。 攻撃者は、Inferno Drainerのウォレットキットを使用していましたが、共有インフラストラクチャを使用していることから、関連攻撃の追跡と特定が容易になっています。 ブロックチェーンセキュリティ企業Blockaidは、侵害されたサイトを報告するためのオープンチャネルをコミュニティと協力して確保しており、アドレスを追跡しています。 また、Web3ドメインプロバイダーUnstoppable Domainsは、検証済みのオンチェーン署名が提供されない限り、DNSレコードを更新しないように設定できると述べています。 この事件は、DeFiエコシステムにおけるセキュリティの脆弱性を浮き彫りにし、さらなる対策の必要性を強く示唆しています。 情報ソース:DeCrypto