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2024/07/10Aethirを搭載した初の分散型クラウドスマートフォン「APhone」AMAレポート
執筆:MARU 高価なハードウェアを必要とせずに、様々なdAppsをブラウザ上で直接実行できるように設計された、初の分散型クラウドスマートフォンであるAPhoneとのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、従来のスマートフォンとの違いや、ユーザーのベネフィットについてについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年7月2日(火)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:100USDT×5名, APhone Access Pass NFT×5名 参加者:129名 スピーカー ・Vanessa | APhone ・TakmanKid | boarding bridge ・Kiyu | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 こんにちは、APhoneのマーケティングのVanessaです。皆さんにお会いできて光栄です。 APhoneはどんなプロジェクトか教えてください APhoneは、Web3に特化して一から開発された初のクラウドフォンです。その目的は、モバイルユーザーを分散型のアプリ、サービス、金融技術の世界へ導くことです。分散型クラウド技術を駆使して、Web3のモバイル体験を向上させ、分散型アプリ(dApps)の利用を容易にし、ブロックチェーンや暗号資産との連携を強化しています。 APhoneは、Web3のdAppsやイノベーションに特化した分散型アプリストア「AppNest」を主力サービスとして展開しました。今年3月にはSolanaのメインネット上でサービスを開始しています。さらに、APhoneのエコシステムを充実させるため、さまざまなWeb3プロジェクトとの提携も進めています。例えば、Might Action HeroesやGenopets(Web3ゲーム)、Marinade Finance、Jumper Exchange、Push Protocol(Web3通知サービス)、Roam Network、Moonchain(分散型通信)などです。 最近では、Solana SagaというWeb3対応のモバイルデバイス所有者向けに、2万個のAccess Pass NFTを独占的にエアドロップするという発表も行いました(第一世代のみ)。これらの取り組みを通じて、APhoneは Web3の世界をモバイルユーザーにより身近なものにしようとしています。 Features | APhone X iPhoneやAndroidなどと比べてどのような違いがありますか? APhoneの特徴は、使用するデバイスを選ばない点にあります。スマートフォンに限らず、ノートパソコンやタブレットなど、ブラウザさえあれば利用可能です。基本的にはAndroid OSをベースにしていますが、その仕組みは従来のスマートフォンとは大きく異なります。 APhoneは、分散型クラウドインフラに構築されています。iOSやAndroidが中央集権型のクラウドサービスを利用しているのに対し、APhoneは分散型のアプローチを採用しています。これにより、ユーザーのプライバシーやセキュリティの向上、そしてより大きな自己管理権の提供を目指しています。 また、APhoneはWeb3とブロックチェーンに特化して設計されています。一般的な用途を想定したiOSやAndroidとは異なり、Web3の世界に最適化されたプラットフォームとなっているのです。 従来のアプリストアの代わりに、APhoneには「AppNest」という独自の仕組みがあります。ここでは、分散型のWeb3アプリやイノベーティブなサービスが提供されます。これは、モバイル端末でのWeb3体験を実現するというAPhoneの目標に沿ったものです。 Since launch of the AppNest, we’ve onboarded 50+ #Web3 dapps to our web3 dapp store 🪺 If you’re looking to get featured alongside an extensive list of incredible web3 projects, reach out to us 📩 pic.twitter.com/KcS2csvPEp — APhone (@aphonelabs) July 5, 2024 APhoneの具体的なユースケースを教えてください 以下の3つがあります。 1.トークンファーミング APhoneの独自トークン「$PHONE」を中心に、Grass、Uprock、Nodepayなど、様々なプロジェクトのトークンを獲得できる仕組みを提供しています。これにより、ユーザーは利用しながら資産を増やすチャンスがあります。 2.バックグラウンドゲーム いわゆる放置型のゲームユーザーは、最大30台のAPhoneデバイスを同時に稼働させることができます。これは、実際に操作していなくてもゲームが進行する「放置型」や「シミュレーション型」のゲームを想定しています。複数のデバイスを効率的に管理することで、より多くの報酬を得る可能性があります。 3.dApp探索システム APhoneには独自のdAppストアがあり、ユーザーは新しい分散型アプリ(dApp)を簡単に見つけられます。さらに、「AQuest」という機能を通じてこれらのdAppと交流することで、APhoneの利用時間を追加で獲得できます。これは新しいdAppの発見と利用を促進し、エコシステム全体の活性化につながります。 このように、APhoneはトークン経済、ゲーミフィケーション、アプリ探索を組み合わせて、ユーザーに魅力的なWeb3体験を提供しようとしています。 Use to Eran | APhone X APhoneはどのようにして購入できますか? 現在、APhoneは限定的なプライベートセールを行っています。参加を希望される新規ユーザーの方は、ホワイトリスト登録が必要です。登録には、指定のGoogleフォームにご記入ください。 プライベートセールでの販売価格は現在0.27 SOLに設定されています。これは公式価格の0.3 SOLよりも割安となっています。この機会をお見逃しなく。なお、URLやリンクの安全性については、必ず自身で確認してからアクセスするようにしてください。 ちなみに、今回のAMAのGiveawayで貰えるアクセスパスを持っていればAPhoneを利用することができます。 エアドロップシーズン1やマイルストーンについて教えてください APhoneの第1回エアドロップが間もなく始まりますが、詳細についてはもうしばらくお待ちください。チーム一同、この企画に向けて全力で準備を進めてきました。近い将来、皆様に喜んでいただけるお知らせができると確信しています。 これまでの実績としては、サービス開始直後の2時間で350万ドル(約5億円)もの売上を達成しました。また、現在40社以上のパートナー企業と提携しており、その数は日々増加しています。APhoneの成長と発展にご期待ください。 このプライベートセールでスマートフォンを購入した場合、ボーナス報酬と $PHONE トークンも受け取ることができます。 Airdrop Campaign | Aphone X 一台のデバイスで複数のAPhoneを購入して、複数の携帯番号を所有することは可能ですか? もうすぐ e-SIM 機能が使えるようになり、1つのデバイスで複数の電話を使えるようになります。 APhoneの一番のユースケースはどのようなものでしょうか? APhoneの主要なユースケースの一つはトークンファーミングです。具体的には、Grass、Uprock、Nodepayなどの異なるファーミングプロジェクトに参加することを指しています。トークンファーミングのプロセスや成果についてコミュニティで共有しましょう。 トークンファーミング ユーザーが特定のトークンを獲得するために資産をステーキングを行うプロセス Aethirクラウドサービスを選んだのはなぜでしょうか? Aethir は素晴らしいパートナーです。その高度な分散型クラウドインフラストラクチャ技術により、私たちは皆様に優れたサービスを提供できると確信しています。 まとめ 今回のAMAでは、APhoneのマーケティング担当であるVanessa氏が登場し、プロジェクトの概要やエアドロップキャンペーン、プライベートセールについて詳しく話しました。 APhoneはWeb3特化のクラウドスマートフォンであり、ユーザーが高価なハードウェアなしで、dAppsをブラウザ上で実行できることが特徴です。また、 APhoneの「AppNest」は、dAppsの利用を促進し、開発者にとっても使いやすいプラットフォームを提供しています。これにより、新しいdAppsの開発と普及が進むことが期待されます。 今後、APhoneがWeb3エコシステム全体の発展と普及にどのように貢献していくか見守っていきましょう。 関連リンク APhone Website | T (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU X (Twitter) | Link3
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2024/07/03SonyのウォークマンにインスパイアされたNFTコレクション「WALKMON」AMAレポート
執筆:MARU Sonovaローンチパッド第一弾としてAstar zkEVM上でのリリースを控える 「WALKMON」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。今回のAMAでは、ウォークマンにインスパイアされた背景やSonyとの関連性、今後の取り組みやコラボ予定などについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年6月27日(木)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Rare NFT × 2名、Freemint × 3名、WL × 50名 参加者:305名 Astar zkEVM上のNFTコレクション「WALKMON」の日本AMAを開催!✈️ ⏰6/27 (木) 21:00 bb Discord 🎁Rare NFT×2, Freemint×3, WL×50 ✅ Like & RT, Follow↓@TeamSoNoisy & @bb_jpdao ✅Join AMA Discord▶️ https://t.co/bEK7ely4lb X Space ▶️https://t.co/kFHByuWFac 💁♂️スピーカー… pic.twitter.com/OZ92RzkbMI — boarding bridge (@bb_jpdao) June 20, 2024 スピーカー ・Dodo | Teamsonoisy ・Cody | Astar Network ・TakmanKid | boarding bridge ・DeltA | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 こんにちは、TeamSoNoisyでブランドディレクターを務めるDodoです。2021年からNFTのマーケットプレイスでマーケターとして働き、以来複数のNFTプロジェクトの立ち上げをサポートしてきました。 WALKMONではプロジェクト全体のマネージャーであると同時に、コミュニティ・マネージャーも兼任しています。NFTのプロジェクトをプロデュースする立場になり、わくわくしています! WALKMONのプロジェクト概要について教えてください WALKMONは、Sonyの象徴的なウォークマンにインスパイアされたPFPプロジェクトで、Astar zkEVM上でローンチされます。 Sonyのウォークマンは、音楽と自己表現に革命を起こしました。WALKMONは、Web3のデジタル・アイデンティティとして同じような衝撃をもたらすことを目指しています。WALKMONはコミュニティ主導のプロジェクトであり、Sonyとの繋がりは現時点ではありません。 PFPのデザインに80年代の雰囲気を加え、ユニークなスタイルを表現しながらノスタルジックなデジタル体験をしてもらいたいと思っています。自分の好みのWALKMONを選択して、ご自身のアイデンティティとして使ってほしいです。 PFP プロフィールピクチャー WALKMONとは? Walkmonは、Astar zkEVM Native NFT Lauchpad @SonovaNFT でローンチ予定のSonyのWalkmanにインスパイアされたPFPプロジェクトです。 WALKMONはWalkmanが音楽と自己表現に革命を起こしたように、Web3空間におけるデジタル・アイデンティティに革命を起こすことを目指しています。… pic.twitter.com/KmzDgOWjnM — WALKMON🎧 | TeamSoNoisy ᴹᶦⁿᵗᶦⁿᵍ ᵒⁿ ᴶᵘˡʸ ⁴ᵗʰ (@TeamSoNoisy) July 3, 2024 なぜAstar zkEVMを選んだのですか Startale LabsがSonyと新しいパブリックチェーンを構築していることを知り、私たちはWALKMONプロジェクトのブレインストーミングを始めました。私たちは、Sonyのような大企業がブロックチェーンの世界に参入する際に、楽しいWeb3文化を多くの人に紹介する役割を果たしたいと考えています。 Astar zkEVMには非常に熱心なNFTコミュニティがあります。また、彼らはWeb2.0ブランドをブロックチェーンにもたらす素晴らしい仕事をしてきました。Astarチームと関わりを持つことを楽しみにしています。 Startale and Sony Network Communications Form Capital Alliance to Build Global Web3 Infrastructure NFTホルダーにどのような価値を提供しますか 現在、PFPの市場は冷え込んでいますが、その「文化」は廃れていません。Web3スペースにおいて人々は、NFTを通してどのように集まり、どのように楽しむかをよく知っています。WALKMONはこのコミュニティ感覚を強化し、Web3へのオンボーディングの架け橋となることを目指しています。 そしてWALKMONは、Team So Noisyの初期サポーターであることの証明でもあります。私たちは、PFPコレクション以外にも多くのプロジェクトを準備しています。例えば、Get Noisierクエスト・プラットフォームは始動したばかりであり、今後さらに発展させていく予定です。 Get Noisierクエスト・プラットフォーム | Walkmon OGコレクションのミントについて詳細を教えてください Walkmonの最初のシリーズであるOG(Original Gangsta)は、ウォークマンが発売された1979年にかけて1979個のNFTで構成されています。私たちは幸運にも、Sonovaローンチパッドの最初のプロジェクトとしてデビューします。詳細は以下の通りです。 Sonova Astar zkevm上のNFTローンチパッド ・ローンチ日:7月4日(木) ・Free Mint、Competitive、Publicの3つのフェーズ ・パブリック価格:0.01ETH ・先着ミントラウンド:0.005ETH 私たちは、できるだけ多くの熱心なコミュニティメンバーがフリーミントに参加できるように努力しています。まだミントチケットを受け取っていない方は、今後数日間ご注目ください! ホワイトリストを1つ持ってれば、0.005 ETHでミントできる先着ミントラウンドに参加できます。また、ホワイトリストを2つ持っていると、Free Mintに参加できます。詳細は追って発表しますが、レアなアクセサリーやバックグラウンドを持ったNFTもあります。 直近でホワイトリストを入手する方法は、以下の2通りです。是非挑戦してみてください! 1.クエストをこなして獲得したポイントと引き換え 2.WALKMONのDiscordで開催されるイベントに参加 Walkmon OG Minting Details | X 今後のロードマップとマイルストーンについて教えてください WALKMONの最初の大きなマイルストーンは、WALKMON OGコレクションの完売です! 私たちは、TeamSoNoisyのエコシステムの中で、WALKMONホルダーが特別な体験やイベント、さらには潜在的な報酬にアクセスできる未来を思い描いています。PFPプロジェクトの他にも、DeFiレンディングを開発しており、SonyとStartale Labsによって構築される新しいチェーンがリリースされたら、同チェーン上に展開したいと考えています。 WALKMON、ノイズポイント、レンディングマーケットがどのようにTeamSoNoisyのエコシステムに統合されていくのか、楽しみにしていてください。 ダッシュボード | Walkmon なぜPFPプロジェクトがレンディングを開発するのですか 私たちのチームにはDeFiのスペシャリストがいます。PFPローンチはコミュニティを作るのが目的であり、PFPを皮切りに大きなプロジェクトになることを目指しています。 Sonyのウォークマンとのコラボはありますか コミュニティから熱いニーズがあればフィジカルなものもスワッグとして作ることも検討します。是非Discordで想いを伝えてください! Walkmon NFTはどのようなペルソナにフィットしますか 私たちはSonyのウォークマンにインスパイアされています。ウォークマンは大衆にフィットしていました。私たちもそこを目指しています。 チームの人数は何人ですか 7人です。マーケッター、デザイナー、マーケットプレイス、DeFiなど様々な担当がいます。 音楽業界にアプローチする予定はありますか 今後、音楽業界出身者をチームにオンボードをしていく予定です。Sonyエンターテイメントとのコラボも考えています。 複数のWalkmonを所有するメリットはありますか 今後、DeFi Lendingのローンチなど、色々なプロジェクトを予定しています。その際に何かしらの形でメリットを出すことを検討してます。 まとめ 今回のAMAでは、WALKMONのブランドディレクターであるDodo氏が登場し、プロジェクトの概要やNFTのローンチ、今後のロードマップについて詳しく話しました。 SonyのウォークマンにインスパイアされたPFPプロジェクトということもあり、一つの可能性として今後のSonyとの連携も期待されます。また、単なるPFPプロジェクトではなく、DeFiレンディングも開発中であり、プロジェクトとして大きくなっていく未来が見えました。 音楽×Web3に挑戦するプロジェクトは多くはありませんが、このプロジェクトが音楽業界に対してどのようにWeb3を持ち込むのか、その未来を見守っていきましょう。 関連リンク WALKMON Website | Twitter (X) | Discord boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU Twitter | Link3
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2024/06/19オーダーブックプロトコル「Orderly Network」AMAレポート
執筆:MARU オーダーブックベースの取引インフラとオムニチェーン流動性レイヤーを提供するOrdery NetworkのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Ordery Networkのプロジェクト概要や強み、今後のロードマップについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年6月12日(水)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:100USDC × 5名 参加者:237名 オンチェーン流動性インフラストラクチャ「Orderly Network」のAMAを開催✈️ ⏰6/12 (水) 21:00 bb Discord & X Space 🎁100USDC × 5名 ✅ Like & RT, Follow↓@OrderlyNetwork & @bb_jpdao ✅Join AMA Discord▶️ https://t.co/bEK7ely4lb X Space ▶️https://t.co/qOYp985ZtI 💁♂️スピーカー… pic.twitter.com/CCH7epB5ID — boarding bridge (@bb_jpdao) June 7, 2024 スピーカー ・Henry | Orderly Network ・TakmanKid | boarding bridge ・Kiyu | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 こんにちは、現在、Orderly NetworkでBiz Devを担当しているヘンリーと申します。トレーディング関連のビジネスやアジアのプロジェクトとの関わりが主な業務となります。 Orderlyに参加する前は、国内の中央集権型取引所で、こちらも主に海外機関向けのトレーディングビジネスに携わっていました。 クリプトに関わる前は、10年近くTradFiに関わり、投資銀行から金利スワップのインターディーラーブローカーなどの経験があります。 本日はよろしくお願いいたします。 Orderly Networkの概要について教えてください Orderly Networkは主に以下の2つを提供しています。 1.オーダーブックベースの取引インフラ オーダーブックベースの取引インフラとして、Orderly Networkは開発者がDEX(分散型取引所)を簡単に構築できるようにするためのツールと流動性を提供します。複数のブロックチェーンからのすべての注文を単一の共有オーダーブックに集約することで、DeFiに一般的な「断片化された流動性」の問題を解決し、CEX(中央集権型取引所)に匹敵する取引体験を提供します。 2.オムニチェーン流動性レイヤー オムニチェーン流動性レイヤーは、複雑なブリッジを必要とせずに複数のブロックチェーン間でシームレスな取引を可能にするものです。つまり、複数のネットワークをまたいだオーダーブックインターフェースを通じて取引でき、高速な実行速度で流動性が保証されます。 そのため、CEXに似た取引体験が得られるとともに、DeFiの利点も享受でき、すべての取引がオンチェーンで行われて決済されます。 ※オムニチェーン:複数のネットワークをまたいで機能して操作すること 要するに、Orderly Networkは効率的でパーミッションレスのWeb3取引を実現するために必要な流動性とインフラをバックエンドで提供しています。これをまとめて定義すると、Orderly Networkはオーダーブックベースの取引インフラおよびオムニチェーン流動性レイヤーであり、DeFiプロジェクトに対して、多様な資産にわたるスポット取引およびパーペチュアル取引のための機関投資家向け流動性を提供します。 High-level Architecture | Orderly Network Docs 既存のPerp DEXがOrderlyを使うメリットは何ですか? Orderly Networkのミッションは、ブロックチェーン間の流動性を統合し、あらゆる資産の深い流動性にアクセスできるオムニチェーンインフラを提供することです。 これにより、次のような利点を提供します。 1.強化されたオムニチェーン流動性 Orderly Networkは、複数のブロックチェーンの注文を一つのオーダーブックに集約し、流動性の断片化問題を解決します。これにより、取引効率が向上し、より深い流動性と狭いスプレッドが提供され、DeFiではこれまでできなかったクロスネット機能を実現します。これにより、CeFi(中央集権型金融)に匹敵する取引環境を提供します。 2.セルフカストディとオンチェーン決済 Orderly Networkはオンチェーンで決済を行い、ユーザーが資産を完全に管理できるようにします。Orderly Chainは、OPスタック上に構築されたL2で、すべての取引データやユーザーデータの残高を管理します。これにより、システム障害が発生しても取引が中断することなく運用され、ユーザーは安心して取引を続けられます。 3.改良されたUIとCEXに似た体験 DeFiがCeFiに比べて魅力的でない理由の一つは、使いにくいユーザー体験です。主流のDEXでの取引は複雑で、複数のガス料金や署名の管理が必要で、さまざまなプロトコルを使いこなすための学習が必要です。 Orderlyを利用することで、Perp DEXはユーザーにわかりやすいオーダーブックインターフェースを提供し、ワンクリックで簡単に取引できるようにします。これにより、新規ユーザーも経験豊富なユーザーも簡単に取引を行えるようになります。 以上のように、Orderly Networkを統合することで、既存のPerp DEXは、高い流動性、高速な実行、使いやすいインターフェースなどのCeFiの利点を提供しつつ、DeFiの特徴であるセルフカストディ、透明性、セキュリティも確保できます。この組み合わせにより、取引がより簡単で、安全かつ効率的になります。 ※Perp DEX(Perpetual Decentralized Exchange):永久先物取引を扱う分散型取引所 Discover why builders choose Orderly Network | Orderly Network Website Orderly NetworkのアダプションやTVLの成長について教えてください DEXビルダーやウォレット、さらにはGameFiアプリなど、さまざまな種類のプロジェクトやプロトコルが私たちのインフラを利用しています。 具体的には、WOOFi Pro、LogX、Bitoro、IBX、Quickswapなど、現在Orderly上に構築された14のブローカーがOrderlyのパーペチュアルインフラと流動性を活用しています。しかし、これはDEXに限られません。主要なCEX(中央集権型取引所)であるWOO、BTSE、AscendEXもパーペチュアル取引の流動性のために私たちのインフラを利用しています。さらに、CoolWalletのようなウォレットプロバイダーもOrderlyのインフラを利用して、ユーザーがウォレットから直接パーペチュアル取引を行えるようにしています。 このように、私たちのインフラは取引が行われるあらゆるプロトコル、プラットフォーム、チェーンに対応しています。私たちはDeFiにおける最大の流動性供給源の一つとして急速に認識され、パーペチュアル取引のためのインフラとして選ばれています。成長データもこれを反映しています。現在、総取引量は500億ドルに近づいており、DeFiLlamaのデリバティブ取引量でトップ3にランクインしています。日々の取引量も一貫して10億ドルを超えています。 Orderlyを利用する多くのブローカーも大きな成功を収めており、先週の時点で640万ドル以上の手数料を生成しています。OrderlyのTVL(Total Value Locked)も急増し、先週だけで4000万ドルを超えました。 最近では、インフラパートナーであるCelestiaとLayerzeroとの連携で新たな数値を達成しました。Orderlyは、Celestiaをモジュール性のために、Layerzeroを安全なクロスチェーンメッセージングのために活用しています。Layerzero上では、Orderly Networkは急速に成長し、2番目に大きなユーザーとなり、Celestiaをデータ可用性のために利用する最も効率的で最大のロールアップとなっています。 これらの統計は、私たちのインフラの規模と堅牢性、そしてOrderlyがこれまでに築いてきた強力なパートナーシップの信頼性を示しています。 トークンエアドロップについてお聞かせください 多くの情報がTGE前に共有される予定ですが、トークンエアドロップの発表がその最初の一つでした。最近、エアドロップに向けて2つの重要な詳細を更新しました。 1.「The Road to The Order」キャンペーンの更新 このキャンペーンは、エアドロップの一環として毎週トレーダーに「Merits」を配布するもので、Meritsは今後のトークン配布の一部を表します。 最近、いくつのエポックを行うかについて議論がありましたが、これを明確にしました。現在、12週間のエポックを目指しており(現在は11週目)、主要なスナップショットは6月下旬に予定されています。 The Journey Begins: “The Road to The Order" 2.NEARの初期ユーザー向けの更新 NEARトレーダーもOrderlyのエアドロップの対象となります。ただし、OrderlyトークンはEVMウォレットアドレスにのみ配布されます。そのため、NEARトレーダーがトークンを受け取るには、6月13日から6月27日の間にNEARウォレットを所有するEVMウォレットに「バインド」する必要があります。 まとめると、NEARトレーダーは指定された期間内にウォレットをEVMアドレスにバインドする必要があり、「The Road to The Order」キャンペーンは12エポック/週で、主要なスナップショットはその後すぐに行われる予定です。 The Orderly Network Airdrop | Orderly Network 今後のロードマップと、重要なマイルストーンについて教えてください たくさんのアップデートを控えています。最も明らかなのはTGEです。TGEはQ2を目指しています。トークンローンチに向けて、今後数週間で多くのアップデートを公開する予定ですので、ぜひ注目してください。 それ以外にも、私たちはWeb3のためのパーミッションレスの流動性レイヤーであり、取引が行われる場所ならどこにでも存在し、効率的な取引に必要な流動性を提供することを目指しています。具体的には、私たちはオムニチェーンをさらに多くのチェーンに拡大していきます。 現在、Orderlyを利用するブローカーは約14ありますが、まだ多くのプロジェクトや統合、議論が裏で進行中です。私たちがチェーン間で展開を続ける中で、さらに多くのブローカーがOrderlyに参加することを期待しています。 また、大きなパートナーシップや業界大手との協力が予定されています。これについてもご期待ください。 その他のマイルストーンには以下が含まれます ・現在、6つの主要なブロックチェーンネットワークに展開しており、さらに増える予定 ・総預かり資産(TVL)は5600万ドル以上 ・40万人以上のオンチェーンユーザーを達成 ・初のユーザー向けプロダクト「Quantum Pools」をローンチ Orderlyがこれらを年の中盤までに達成したことを考えると、これからが非常に楽しみです。もうすぐみなさんがOrderlyに参加するでしょう! Order at Orderly: Our 2024 Roadmap | Orderly Network Quantum Poolsのローンチについてもう少し詳細を教えてください Orderly Quantum Poolsは、私たちの初のユーザー向け製品であり、ユーザーがOrderly Networkのオーダーブックに流動性を供給し、Orderlyがサポートする取引ペア全体でオーダーブックの流動性を提供することで収益を得ることができるものです。 これにより、資産運用したいユーザーにとってマーケットメイキングが選択肢となります。 マーケットメイキングは従来、経験豊富な知識と人材を持つ大規模な金融機関によって行われてきました。私たちのパートナーシップの強さを示すものとして、この製品の開発においてElixirと協力し、マーケットメイキングに関連する複雑さを抽象化し、分散化を損なうことなく実現しました。 要するに、任意のユーザーが単純に自分のUSDCを預け入れることでOrderlyのオーダーブックに流動性を提供し、Orderlyから収益を得ることができ、すべての人にとってWin-Winの状況です。 1/ Introducing: Orderly Quantum pools, powered by @elixir Our first user-facing product. Quantum pools will allow you to supply liquidity directly to Orderly pairs, acting as an AMM equivalent for orderbooks. Deposit into Quantum Pools: https://t.co/jID9b8yzqW pic.twitter.com/y8oRmnCJwC — Orderly Network (@OrderlyNetwork) May 24, 2024 今後のPerp DEX業界はどうなっていくと考えますか? これまではCEX安全神話がありましたが、ハッキングなど不祥事があり、安全性が問われるようになりました。また、CEXと比較して開発スピードもかなり早くできるのが特徴的です。そのため、セルフカストディができるDeFiプラットフォームを利用する人が増えていくのではないかと思っています。 Elixirとのポジショニングの違いを教えてください Orderlyはオーダーブックであり、Elixirは流動性を提供するものです。オーダーブックであれば市場の動向に沿った取引及びヘッジ等幅広い用途で利用できます。 Orderlyのトークンユーティリティは何ですか? これから随時公表します。トークンホルダーにはなにかしらの形で還元できる仕組みにしようとしています。ビルダーにとっても、同じ流動性を使う事で、開発スピード向上や深い流動性を獲得できるのでOrderlyを使うメリットがあると思います。 取引はガスレスになりますか? 現状取引自体はすでにガスレスで今後、詳細を公開していきます。ユーザーフレンドリーなツールになるようチームで話をしています。 まとめ 今回のAMAでは、Orderly NetworkのBiz Dev担当者であるヘンリー氏が登場し、プロジェクトの概要や強み、今後のロードマップについて詳しく話しました。 Orderly Networkはユーザーがよりスムーズで迅速な取引ができるようになる工夫が多く取り入れられていました。さらに、使いやすいオーダーブックインターフェースを提供することで、新規ユーザーの参入障壁を低くし、既存のユーザーにもより良い取引体験を提供しています。DeFiの利用者が増えるきっかけとなるプロジェクトになりそうです。 パートナー提携しているプロジェクトの数も非常に多いOrderly Network。多くの期待を背負ったOrderly Networkが今後どのようにDeFiを変えていくのか一緒に見守っていきましょう。 関連リンク Orderly Network Website | Twitter (X) | Discord | Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU Twitter | Link3
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2024/06/08仮想通貨アイドルゲーム「コインムスメ」 AMAレポート
執筆:Tsun 仮想通貨アイドルのブロックチェーンゲームである「コインムスメ」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Web3ゲームを手がけるに至った経緯やゲームコンセプト、CBTの詳細に焦点を当ててお話を伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年5月31日(金)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:ムスメガチャチケット × 30 参加者:54名(Link3よりリスナー数取得) 仮想通貨アイドルのBCG「コインムスメ」のAMAを開催 ✈️ ⏰ 5/31(金) 21:00 bb Discord & X Space 🎁 Giveaway: ムスメガチャチケット × 30 ✅ Like & RT、Follow↓@coinmusme_JP & @bb_jpdao ✅ Join AMA Link3 ➡️ https://t.co/ozOh9iSSXy X Space ➡️ https://t.co/cFUuXbIpis 📌… pic.twitter.com/c4Eoe56DCg — boarding bridge (@bb_jpdao) May 27, 2024 スピーカー ・Tsuji Takuya | Eureka Entertainment Ltd. CEO ・特攻の拓 | boarding bridge ・杞憂 | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 コインムスメの開発を手がけるEureka Entertainment CEOの辻拓也と申します。東京大学法学部に在学中にテクロスというゲーム会社を立ち上げ、約15年間経営を続けています。2年前にシンガポールに移住してWeb3ゲームの開発を開始し、ようやく今年リリースまでこぎつけました。 コインムスメ開発チームは日本法人であるテクロスとは別組織で構成されています。8人のコアメンバーが在籍し、私の大学時代の友人が中心となっています。日本人6人に加え、中国人と韓国人のメンバーも加入しました。ゲーム、金融に精通したメンバーを集め、グローバルマーケティングを見据えた体制を整えました。 本日はよろしくお願いいたします。 なぜWeb3ゲームを開発に着手しようと考えたのですか? もともと長い間、Web2のソーシャルゲームを生み出してきましたが、現在ソーシャルゲームは飽和状態で新しいゲーム体験を提供することが難しくなっています。そんな中、2021年夏のAxie Infinityの成功を目の当たりにし、Play to Earnが実際に機能していることを知りました。ゲームを通じてお金が動く体験を目にした際、これがゲームの新しい形になると確信しました。既存コンテンツとブロックチェーンを融合することで、新しいゲーム体験を提供できると考え、挑戦を決めました。 具体的には、以下の二つのゲーム体験を提供できると考えています。 ①Play to Earnの面白さ Play to Earnは最もイメージしやすいWeb3ゲームの新しい体験です。 この要素がゲーム業界でどのような形で実装されていくかはまだまだ不透明ですが、ゲームの中のアイテムや通貨が現実世界で売買できる未来が来ることは確信しています。 ②コミュニティ体験の面白さ Web3ゲームの大きな特徴は、ユーザーと運営・投資家の垣根が曖昧になる点にあります。従来のゲームではユーザーは受け手に過ぎませんでしたが、Web3ゲームではユーザーが運営サイドに近い立場で関与できるようになりました。 例えば、コインムスメでもユーザーが東京ゲームショウのボランティアとして参加するなど、運営に近い形でプロジェクトに関わっています。これは3ゲームにしか実現できない価値だと考えています。 https://youtu.be/Dt_-wqaqlEM?list=TLGGAAIYIXHqS9kwODA2MjAyNA プロジェクト内容、コンセプトについて教えてください コインムスメは仮想通貨の騰落率に対して投票し、MSMトークンを獲得するゲームです。Play to Earnが最もわかりやすくユーザーに響くものだと考えています。なるべく長く、ユーザーにPlay to Earnを楽しんでもらえる様に意識して設計しています。 コインムスメには以下の2つのコンセプトがあります。 1.ユーザー還元の最大化 Play to Earnはユーザーのお金が間接的に還元されていく仕組みです。 コインムスメはあくまでソーシャルゲームの持つ面白さのみを抽出し、「ハマるゲーム」を実現しながらも、限界まで運営費を低く抑え、ユーザーへの還元を最大化します。 運営費用が増えることはユーザー還元の減少につながるため、コストをいかに抑えるかが持続可能なPlay to Earnの提供の肝となります。 2.運の要素 実力重視のゲームだとコアなプレイヤーしか定着しないため、ライトユーザーでも勝つことができる設計を意識して開発しています。 具体的には将棋囲碁のような完全情報ゲームではなく麻雀やポーカーのような不完全情報ゲームにしています。実力だけでも、運だけでもない要素で勝敗が決まるゲームを作ることで幅広い層にアプローチできると考えています。 実際のゲームサイクルについて教えてください コインムスメのゲームサイクルは以下の3ステップで構成されています。 1. 「ガチャ」でキャラクターを獲得する 2. 「アリーナバトル&ハイロー」でCP(キャラクターポイント)を稼ぐ 3. 「騰落率レース」でCPを消費し、MSMトークンを手に入れる Game Cycle|コインムスメ 1. ガチャシステム プレイヤーはガチャを回してキャラクターNFTを獲得します。 キャラクターは仮想通貨を擬人化したものになっており、パラメーターやスキルなどが割り当てられています。 2. アリーナバトル&ハイロー 所有キャラクターNFT5枚を使ったシンプルなカードバトルで、CP(キャラクターポイント)を獲得できます。各キャラにパラメーターが割り当てられ、どのキャラをどの順番で出すかを選ぶだけの簡単なゲームです。ゲーム経験の浅いユーザーでも気軽に参加できます。 バトル後にはハイロー形式のボーナスゲームも用意され、さらにCPを増やすことができます。 3. 騰落率レース CPを消費して、MSMトークンを獲得できます。 一定期間(24時間、10分間など)に、仮想通貨値上がり率を予測して、CPを投票します。 的中すればMSMの賞金を獲得できます。 その他にもプレゼントボックスがドロップしたり、キャラの合成、レベルアップなど様々なゲーミフィケーション要素が盛り込まれています。 アイドルとガチャ|Coin Musme White Paper MSMトークンのユーティリティ、トークノミクスに関して教えてください MSMトークンは、コインムスメエコシステムを支えるユーティリティトークンとして機能します。 ゲームの売上の90%がMSMトークンの買い支えに回される仕組みが採用されています。具体的には、売上の10%を運営費として確保した上で、残りの90%をMSMトークンの購入に充てます。購入したトークンの一部はバーンされ、残りがゲーム内の報酬などに還元されます。 コインムスメの売上が増えれば増えるほど、MSMトークンの需要が高まり、価格が上昇する構造になっています。ゲームの成長とトークン価値の上昇がリンクする、開発者とユーザーWin-Winの関係が生み出されることになります。 一方で、ユーザーはMSMトークンを所有しなくてもゲームをプレイすることが可能です。ゲームプレイの過程で、報酬としてMSMトークンを獲得できるようになっています。 このように、MSMトークンはゲームエコシステム全体の価値を高める役割を担うトークノミクスが構築されています。 Economics | コインムスメ また、MSMトークンはゲーム外でステーキングが可能です。ゲーム内アイテムを獲得できると同時にキャラクターの推し活に使用することができます。 キャラクターにステークされたトークン量によってキャラソンや漫画を展開するなど、トークンホルダーによるIP展開を行っていく予定です。 Characters | コインムスメ 現在、Web3ゲームが抱える課題についてどうお考えですか? Web3ゲームの課題は、ユーザーの少なさだと思います。Web2ゲームユーザーは面白いゲームを求めていて、満足させるクオリティのゲームを開発することは非常に難しいです。 そのため、コインムスメを成功させるには、Web2ゲームユーザーに留まらず、さらに新規ユーザー層の取り込みが不可欠となります。コインムスメでは、まずWeb3ユーザーを狙いますが、彼らは投資家でありサポーターです。Web2層にも広げる必要があります。そのため、クレジットカード課金に対応するなど、Web2ユーザーが気軽に参加できる仕組みを取り入れています。 しかし、単にWeb2のゲームユーザーを取り込むだけでは不十分です。既存のゲーム体験に満足しているユーザーは、BCGの新規顧客層とはなりません。パチンコ、競馬、ポイント活動といった、新しい層にこそアプローチする必要があると考えています。 クローズドβテスト、コミュニティカップの詳細についてお聞かせください CBTルール ・日程 6/17(月)15:00 ~ 6/30 (日) ・参加資格者 事前ガチャで10連ガチャをしている方。又は、各コミュニティに配布されるホワイトリストに登録されている方。 ・賞金 2週間で1千万円相当の賞金(MSMトークン)を分配します。 ・ルール 購入したムスメダル量に応じてCBT専用ムスメダルが配布されます。配布されたムスメダルでゲームをプレイしていただきます。CBT終了後に獲得賞金以外の全てのキャラクターとアイテムはリセットされます。CBT中の追加課金はありません。 コミュニティカップ概要 CBT中に同時開催される、コミュニティ対抗の”トークンEarn”対決になります。 ・大会賞金 1位30万円、特別トロフィ、コミュニティSDキャラクターグッズ化 2位15万円 3位5万円 ・特別賞 投票勝率賞(CP投票に対してのMSM獲得率)5万円 ニュース|コインムスメ 幅広いユーザー層にアプローチするために大切にしていることは何ですか? 私たちは幅広いユーザーに愛されるサービスを作るためにUI/UXは極めて重要な要素と捉えており、慣れていない人でも違和感なく楽しむことができるデザイン・導線にこだわり抜いています。 複雑になりがちなウォレット関連もなるべくシンプルな設計にしています。ゲストログインという機能も採用し、煩わしい作業なしで遊ぶことができるように工夫しました。 海外進出の予定はありますか? 日本以外では中国、韓国のユーザーをターゲットにしています。実際にコミュニティカップは両国で同時開催する予定です。 また、以前行ったガチャセールの売上も半分以上が海外からのものになっています。 対応言語はなんですか? 英語と日本語対応でリリースする予定です。韓国語、中国語に関しては追って対応する可能性はあります。 アプリリリースの予定はありますか? アプリの手数料が30%とかなり高額なため、慎重に検討する必要があります。 これまでの経験上、Webゲームをアプリにすることのメリットは薄いと感じているため、現段階では予定していません。 まとめ 今回のAMAでは、Web3ゲームを手がけた経緯や、ゲームのコンセプト、そしてクローズドベータテストの詳細について、お話を伺いました。 長年のWeb2ソーシャルゲーム運営経験を持つ開発陣ならではの、ユーザー還元重視の姿勢が伺えました。ブロックチェーンゲームが抱える課題である持続可能性とユーザー層の拡大について、深い理解が感じられる内容でした。 近年、BCGにはグラフィックスなどの高いクオリティが求められがちですが、その分野で正面から戦うのは開発コストの面でリスキーです。コインムスメでは、あえて既存の高クオリティゲームとは一線を画し、新しい面白さを提供してマーケットを開拓する方針を掲げています。 この方針は、かつてリッチなハードウェアゲームが主流だった時代に、GREEやモバゲーといったソーシャルゲームが今までにないジャンルの面白さで風穴を開けたことを連想させます。開発陣の長年の経験とソーシャルゲームへの理解、ユーザーファーストの姿勢から導かれた戦略であり、ゲームローンチに向けた今後の展開に目が離せません。 またクローズドベータテストでは、総額1000万円の賞金を掛けた大規模コミュニティカップの開催も決定しており、盛り上がりに期待が高まります。 最新情報は公式SNSでご確認ください。 関連リンク コインムスメ Website | Twitter (X) | Discord | Youtube boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:Tsun Twitter | Link3
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2024/06/04web3ソーシャルアプリ「Phaver」AMAレポート
執筆:kiyu 次世代のweb3版ソーシャルアプリである「Phaver」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、他の分散型SNSとの違いや今後の展望、Phaver-Up NFTのユーティリティについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年5月28日(火)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Phaver-up NFT×1、800 Phaver Points×10 参加者:140名 参考:Phaver AMA Web3 ソーシャルアプリPhaverのAMAを開催! 📅5/28 (火) 21:00 JST bb Discord (AMA-Voice. Phaver-AMA) 🎁Phaver-up NFT×1名、800 Phaver Points×10名にGiveaway! ✅Like & RT, Follow ↓@phaverapp @bb_jpdao ※引用RTで当選確率Up! ✅AMAに参加https://t.co/6ztxo8W15v… pic.twitter.com/4jOvv4qUaK — boarding bridge (@bb_jpdao) May 25, 2024 スピーカー ・Joonatan | Phaver CEO ・Tomi | Phaver Co-founder ・TakmanKid | boarding bridge ・Rairu | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 Phaverはどのようなプロジェクトか教えてください Phaverは、次世代インターネットにおけるパーミッションレスでノンカストディアルなエコシステムのために作られたWeb3ソーシャルアプリです。Lensプロトコル、Farcaster、MocaIDなどの分散型ソーシャルグラフをサポートしています。 Phaverアプリは現在までに35万以上ダウンロードされており、Lensプロトコルにおける投稿とエンゲージメントの大部分を占めています。また外部のweb3ソーシャルアプリであるFarcasterとも連携しており、彼らにとっても最大のサードパーティアプリとなっています。 Phaverの利点 ・ブロックチェーンベースのバックアップによるソーシャルグラフの完全な所有権 ・自分のNFTコレクションを表示することで獲得可能なポイントとクレジット ・さまざまなオンチェーンアセットを使用した信頼の証明 ・オンチェーンアセットに基づいたゲートコミュニティの作成 ・XMTP経由のウォレット間ダイレクトメッセージ Differentiation vs. Web2 Social | Phaver Whitepaper Phaverチームの経歴や提携先、投資家などを教えてください CEO Joonatan Lintala ジョナサン・リンタラ Facebook広告ツールのグローバルマーケットリーダー。北米での事業拡大を主導し、AirBnB、Lyft、Spotify、Uberなどのクライアントを獲得。 アイルランドのGoogleでキャリアをスタート。 Pomar(靴ブランド)およびShook Digital(TikTokマーケティングパートナー)の取締役会顧問。 CFO Tomi Fyrqvist トミ・フィルクヴィスト ゴールドマン・サックス証券で4年間投資銀行業務に従事。 Tesseract(暗号不換紙幣のオンランプと貸し手)、Equilibrium Labs(ETH財団、Web3財団、Starkware、Dapper Labsなどの顧客を持つ暗号開発ハウス)への助言を含む様々なブロックチェーン業務。 アリババ南アジア(Daraz)のパキスタン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、ネパールにおける事業開発のグローバル・ヘッド。 アクサ・ベンチャー・パートナーズ(+10億ドルファンド)のベンチャー・キャピタル、マッキンゼー、ボストン・コンサルティング・グループ、モルガン・スタンレーにも勤務。 CTO Carlo Hyvonen: カルロ・ヒュヴォネン フィンランドの大手リアルマネー・ゲーミング(規制)会社Veikkausの元リード開発者。 +15年以上のフルスタックソフトウェア開発経験 CIO Tom Hämäläinen:ヘメレイネン 2012年にフィンランド初の暗号取引所(Coinmotion)を共同設立。Coinmotionは現在もKYC/AMLに準拠した最大の暗号取引所である。 7百万ドルの戦略的資金調達ラウンドには、Nomad Capital、Polygon Ventures、Symbolic Capital、Dao5、Foresight Ventures、Swissborg、Alphanonce、Kyros Ventures、F.actor、Ripio Ventures、Ceras Ventures、Aulis Ventures、Beacon、Luminous Compounds、Block Infinity、Sharding Capital、TKXなどの主要ブロックチェーン/Web3ベンチャーキャピタルが参加しています。 アドバイザーには、Efe Bulduk、Sandeep Nailwal、Shreyans Singhらが名を連ねています。 mirror | Phaver Raises $7M Seed Funding To Grow Its Web3 Social Ecosystem 他の分散型SNSとの違いや特徴を教えてください Phaverは、Lens ProtocolのDAUと投稿量で最大のアプリ(1日の投稿の46%)です。FarcasterではDAUの40%に貢献しています。 今後上場予定のCEXトークンとの最大のクロスポストアプリであり、アプリのポイントシステムと連動しています。また、NFTをリワードメカニズムとコミュニティゲーティングとして統合したアプリのリーダーでもあります。 Phaver Whitepaper | Lens Protocol Integration 現在のPhaverのアクティブユーザー数について教えてください 現在のアクティブユーザー数は以下の通りです。 MAU:115k ※月間アクティブユーザー WAU:71k ※週間アクティブユーザー DAU:30-40k ※デイリーアクティブユーザー Phaverポイントのユーティリティやレベルのメリットを教えてください Phaverは2022年夏のLensのメインネットローンチ以来、ボットの波を含む多くのジェットコースターを見てきました。Phaverはシビル耐性を証明する最も安全なシステムを持っており、それはトークン報酬の重要なビルディングブロックでもあります。 2023年の夏(そして2022年の凍てつく冬)を経て、2024年は本当の$SOCIALの夏となります。 Phaver X Phaver-up NFTのユーティリティはエアドロップやポイント獲得以外にありますか? はい!Phaver-Up NFTを保持しているOGには、実生活での特典やその他のVIP特典も用意されています。 Phaver-Up NFTはOG NFTであり、今後他のNFTが開始されるとしても、Phaver主催のイベントや集会、ホワイトリスト登録パートナーとの複数の特典など、最高のアクセスレベルを提供します。 PhaverがTGE前に協力したパートナーの例を以下に示します。ただし、このリストはTGE後に大幅に拡大され、主要なWeb2ブランドも含まれるようになります。 TGE前のパートナー一覧 主な戦略的パートナー Lens、Farcaster、Mocaverse パートナー Cyber Connect、Bankless Labs、Karma3 Labs - EigenTrust、Galxe、Eternal Proxy Service (EPS)、DegenScore、Delegate.cash、ParaSpace、Space ID、Superwalk、SheFi、Tokenproof NFTコミュニティ・パートナー World of Women、CryptoPunks、PudgyPenguins、CNP / Crypto Ninja Partners、LLAC / Live Like A Cat、Mocaverse NFT、Mittaria、A Kid Called Beast、Degenscore、YogaPetz / WELL3、Trekki NFT、Kudasai Japan、Boso Tokyo、DenDekaDen、 Wassies By Wassies、Weirdo Ghost Gang、Smurfs Society、HighStreet Market (Forever FOMO Duck Squad)、Bellygom (Lotte Daehong)、Neo Tokyo Punks、Cripco (IPX)、Wadeside、Olivex、Bellyland、Breathonics、Matr1x Fire、Dustland Runner Phaver | The Gateway to Web3 Social コミュニティQ&A Web2のSNSユーザーを獲得するのに重要な事は何だと思いますか? 短期的な視点でいえば、現在開催中のPhairdropなど、Phaverを使用することがユーザーのインセンティブにつながることだと感じています。 長期的な視点でいえば、自身の投稿やプロフィールのオーナーシップなど、所有権に関わる部分が肝心だと感じています。 $SOCIALはアプリ内でStakeに変わる存在になりますか? $SOCIALのトークンは今回イーサリアムのチェーン上に発行され、アクションに使用する際はかなりのガス代がかかるため、現在のStake(Phave)に関しては、このままの形で残ります。ただし$SOCIALに関しては、接続しているウォレットの中に保有しているほど、ポイントから$SOCIALへの交換率やその他の特典などの恩恵があります。 Animocaが発表したRealm Networkにも参加する可能性はありますか? 既にAnimocaとは強いパートナーシップを結んでおり、Realm Networkに今後参加する可能性も考えられます。しかし現時点でパートナーシップの内容は公開されておらず、今後継続的に模索していく予定です。 Craft Your Way to $MOCA | Medium スーパーAppの機能として近々予定していることはありますか? 現在も既にスーパーAppの機能として、LensやMocaIDやFarcastなどとのクロス投稿機能は追加されていますが、今後はユーザー間で何かアクションが起こせるような機能を追加していく考えがあります。例としては、ユーザー間で直接NFTを売買したりできる機能を考えています。 Verify Badge(検証バッジ)を取得するにはどうすればいいですか? 現在、検証は招待制なので、イベントで私たちに会った人がバッジを取得できます。将来的には、これを申請する方法を用意する予定です。 エアドロップ配布後にユーザーの継続率を高める対策はありますか? 今回Phairdropで配布されるトークンは全体の3%だけで、今後も利用者や初期ユーザーにトークンやポイントを通して還元していきたいと考えています。もし最初のPhairdropだけで抜けてしまった場合は、更なる特典を得られるチャンスを逃してしまうことになります。ぜひ皆さんPhaverを使い続けてください。 Token Distribution | Phaver Whitepaper まとめ Web3のソーシャル系のプロジェクトはいくつかありますが、PhaverはLensやFarcasterなど、主要なソーシャル系プロジェクトと連携している点が非常にポジティブな印象を受けました。クロスポスト機能も利便性が高く、今後もNFTやトークンを絡めた機能が登場することが期待されます。 エアドロップ後のユーザー離れは、web3プロジェクトにおける大きな課題となっていますが、Phaverでは$SOCIALの初期エアドロップ後も継続的な特典が用意されているとのことでした。現時点ですでにNFTコミュニティをはじめとしたプロジェクトとのパートナーシップが公開されており、今後のエコシステムの広がりにも期待したいところです。 関連リンク Phaver Website | Twitter (X) | Discord | Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:kiyu Twitter | Link3
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2024/06/03分散型メッセージングプラットフォーム「Sending Network」AMAレポート
執筆:MARU 中央集権型システムの制約を打破し、プライバシー重視の分散型ネットワークで安全なメッセージングを実現するSending NetworkのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Sending Networkのプロジェクト概要や現在のノードセールについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年5月27日(月)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:WLs for Tier 6 × 3名 参加者:73名 web3のためのコミュニケーションレイヤー「SendingNetwork」のAMAを開催✈️ ⏰ 5/27(月) 22:00 bb Discord & X 🎁 Giveaway: 3 WLs for Tier 6 ✅Like & RT、Follow↓@SendingLabs & @bb_jpdao ✅Join AMA Link3 ➡️ https://t.co/1Nklrqy2AX X Space ➡️ https://t.co/lkeJdjbFsW… pic.twitter.com/5R5wy9z8rL — boarding bridge (@bb_jpdao) May 22, 2024 スピーカー ・Shane Gaffney | Sending Network ・Taka | boarding bridge ・TakmanKid | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 皆さん、AMAにご参加いただきありがとうございます。Sending Networkのコミュニティリード(マネージャー)を担当しているShaneです。 今回のAMAでは、Sendingチームを代表して参加しています。私たちが誰であり、何をしているのかを皆さんにお伝えすることを楽しみにしています! Shane Gaffney | X Sending Networkの主な目的と解決したいことを教えてください Sending Networkは、従来の中央集権型システムの制約を克服する分散型メッセージングプラットフォームを作ることを目指しています。 主要な目的の一つは、検閲や通信の制約をもたらす中央集権的な管理を排除することです。 制御を分散型ネットワークに分配することで、Sending Networkはメッセージがプライベートかつ安全に保たれるようにし、エンドツーエンドの暗号化と分散型ストレージによって保護します。このアプローチは、データ漏洩や政府の監視のリスクを減らし、ユーザーのプライバシーを守ります。さらに、分散化により単一障害点を避けることで、いくつかのネットワークノードが故障してもプラットフォームの信頼性と可用性が向上します。 SendingNetworkのもう一つの重要な目的は、相互運用性とデータ所有権を促進することです。従来のメッセージングプラットフォームはしばしば孤立しており、クロスプラットフォーム通信を妨げます。SendingNetworkは、異なる分散型アプリケーション間のシームレスな通信を可能にする標準化されたプロトコルを開発することでこれに対応します。 さらに、第三者のサービスプロバイダーに依存せず、ユーザーが自分のデータを完全に所有し、制御できるようにすることで、ユーザーに力を与えます。プラットフォームはまた、分散型システムのスケーラビリティの課題に取り組み、パフォーマンスを損なうことなく広範な利用を確保するためのソリューションを提供することを目指しています。 総じて、SendingNetworkは外部の管理や脆弱性から解放された、安全でプライベートかつ信頼性の高いメッセージング体験を提供することを目指しています。 また、プラットフォームだけでなく、「SendingMe」というアプリケーションも作っている( https://www.sending.me/ )。現在、クローズドですが、Discordで招待コードを入手すれば使うことができ、Telegramと連携もできます。 Wallet-to-Wallet Messaging | Sending Network 分散型インフラストラクチャにはどのような利点がありますか? 分散型インフラストラクチャとは、コントロール、データ、および運用が単一の中央エンティティではなく、複数のノードや参加者に分散されているネットワークアーキテクチャを指します。この設定では、各ノードが独立して協力し合い、システム全体の機能性と回復力に貢献します。これは、単一の中央サーバーや組織がネットワーク全体を管理し、すべてのデータとプロセスを管理する従来の中央集権型モデルとは対照的です。 分散型インフラストラクチャでは、コントロールとデータが多くのノードに分散されることで、以下の4つの利点がもたらされます。 ①セキュリティとプライバシーの向上 攻撃者によって標的にされたり、不正アクセスのために悪用されたりする単一障害点が存在しないため、セキュリティとプライバシーが向上します。各ノードは通常データのコピーを持っているため、停電や攻撃に対してより強靭です(画像参照)。 ②検閲やコントロールのリスクの軽減 単一のエンティティが情報の流れを指示したり制限したりすることはできません。これにより、よりオープンで民主的なコミュニケーションが確保されます。 ③スケーラブルで柔軟な分散型システム 分散型システムは中央サーバーの容量に依存せず、新しいノードの追加によって有機的に成長できるため、よりスケーラブルで柔軟です。 ④信頼に基づく環境の育成 ユーザーはデータが中央権威によって保持されるのではなく、分散して集団で管理されるため、データに対するコントロールと所有権が大きくなります。このアプローチは透明性とユーザーエンパワーメントの原則と一致し、より信頼に基づく環境を育成します。 クライアントサーバー型とP2P型の違い | CryptoTimes web3ワークショップ リスクを最小限に抑えるための施策はありますか? Sending Networkプラットフォームは、分散型メッセージングに関連するさまざまなリスクに対処するために、強力なセキュリティとプライバシー対策を実装しています。 すべての通信は、Olm/Megolm暗号化プロトコルに基づく修正版のダブルラチェットアルゴリズムを使用してエンドツーエンドで暗号化され、メッセージが安全で、意図された受信者のみがアクセスできるようにします。要するに相手を指定し、指定された相手しかメッセージを開けられません(※Olm、およびMegolmについては後述)。 Olmは主に1対1のチャットに使用され、各メッセージが個別に暗号化されます。Megolmはグループチャットや大規模チャットに使用され、効率的にメッセージを暗号化します。新しいデバイスが参加する際のメッセージ履歴の共有も設定可能です。 この暗号化手法は、フォワードおよびバックワードシークレットを提供し、現在の鍵が侵害された場合でも過去および将来のメッセージのセキュリティを維持します。 さらに、Sending Networkはメッセージのリレーと検証可能なストレージのためにエッジノードを採用し、システムの回復力と信頼性を高めています。リスクを最小限に抑えるために、Sending Networkは3層の分散型メッセージングアーキテクチャや動的グループチャット暗号化などの先進技術を活用しています(画像参照)。 Edge Nodesはデリバリーする層、Watch dog Nodesは抜き打ちテストを行う層、Guardian Nodesはブロックチェーンに書き込む層です。 プラットフォームはエッジノードに依存することで、ネットワーク負荷を分散し、単一障害点が存在しないことを確保することでデータ漏洩を防ぎます。さらに、分散型インフラストラクチャ内でシャーディングを使用することで、スケーラブルで効率的なメッセージ伝送を可能にし、ネットワークの混雑リスクを軽減し、全体的なパフォーマンスを向上させます。 これらの最新技術を統合することで、Sending Networkは潜在的なリスクを効果的に軽減し、ユーザーに安全で効率的なメッセージングソリューションを提供します。 Olmとは Olmは、Matrixプロトコルで使用されるエンドツーエンド暗号化プロトコルです。これはSignalプロトコルのダブルラチェットアルゴリズムを実装したもので、1対1のチャットに適しています。ダブルアチェットアルゴリズムは、各メッセージを異なる暗号化キーで保護することで、前方秘匿性を確保します。このため、過去のメッセージが漏洩しても、未来のメッセージの秘匿性が保たれます。 Megolmとは Megolmは、Olmを拡張したもので、グループチャットや大規模なチャットでの使用に適しています。各送信デバイスが独自の暗号化キー(ラチェット)を使用してメッセージを暗号化し、その状態を他のデバイスと共有します。これにより、各メッセージが1回だけ暗号化されるため、大規模なチャットでも効率的に機能します。また、新しいデバイスがチャットに参加する際に過去のメッセージ履歴を共有するかどうかを設定することが可能です。 Understanding the Network Architecture | sending-network.gitbook ノードセールの詳細とインセンティブについて教えてください Sending Networkで予定されているノード販売、通称WatchDog Node Saleは、コミュニティメンバーがノードを購入して分散型通信プラットフォームに参加する機会です。 この販売では、80,000のノードが500ドルから2,311ドルまでの段階的な価格構造で提供されます。ノード販売の参加者は、ネットワークの運用と成長を支援するためのインセンティブを得ることができ、総$SEND供給量の12%を占めるノード報酬を受け取ります。 ノードを所有することで、コミュニティメンバーはプラットフォームの分散化に貢献し、セキュリティ、信頼性、スケーラビリティを向上させます。さらに、ノードオペレーターはネットワークのガバナンスに参加し、将来の開発や改善に影響を与えることができます。 この分散型アプローチにより、ネットワークは回復力があり、攻撃に対して脆弱性が低くなり、すべてのユーザーに対して安全で効率的なメッセージングサービスを提供します。WatchDog Node Saleは、Sending Networkのインフラストラクチャを拡張し、分散型通信を革命するという使命においてコミュニティを関与させる重要なステップを表しています。 WatchDog Node Sale | Sending Network Website コミュニティメンバーはプロジェクトにどのように関与できますか? コミュニティイベントやクエストに参加し、他のコミュニティメンバーを通じてプロジェクトについて知ることで、参加者はプロジェクトを発見します。 例えば、Discordでのミーム、コンテンツ、ビデオなどの競技会を実施し、プロジェクトに慣れ親しむように導きます。また、スペースを活用し、近いうちにDiscordでAMAを実施する予定ですので、参加者はチームメンバーと直接会話をすることができます。 現在、WatchDogノードセールに伴うリファラルプログラムが開催されています。 WatchDog Node Sale Referral Program. Join our referral program to earn a 10% commission for each successful referral. How It Works: 1) Submit your details using the Google Form in the article below. 2) Share your referral code to earn commissions.https://t.co/2MMFeGe6hu — SendingNetwork (@Sending_Network) May 30, 2024 新しい機能や技術的な進化などに関する将来のロードマップを教えてください Sending Networkは、プラットフォームをさらに良くするため、プライバシーとスケーラビリティを向上させるための新機能に取り組んでいます。 例えば、大規模なグループチャットでもメッセージがプライベートに保たれるようにするための高度な暗号化方法を導入します。 また、エッジコンピューティングを含む3層アーキテクチャを実装し、メッセージの配信をより迅速かつ効率的にします。 さらに、分散型インフラストラクチャの改善にも注力しています。新しいコンセンサスメカニズムを使用してネットワークを安定かつ信頼性のあるものに保ち、ユーザーが増えても速度が低下しないようにします。 これらのアップデートは、プラットフォーム上のすべてのユーザーにとって、安全でスケーラブルかつユーザーフレンドリーな体験を提供することを目指しています。 他社システムに比べ優位性はどこにありますか? 私たちは定期的にバグの報奨金を出しており、常にEcoysystemがストレステストされていることを確認しています。 これにより、安全性が確保され、万が一違反が発生した場合、我々はそれを修正するために非常に迅速に知ることができます。 ノードはVPS利用可能ですか? はい、VPSを使用してノードを実行することができます。利用可能なオプションが複数あります。 WatchDogノードセールのTierによって獲得できる報酬は変わりますか? Tierは報酬には影響しませんが、早期に参加することでROI(投資回収期間)を短縮する利点があります。 グループチャットやメッセージ送信の際に手数料やガス代は課されますか? いいえ、メッセージの送信やグループチャットの利用には費用はかかりません。 ただし、クリエイターが実装できるトークンゲートイベントやストリームなどのオプションがあります。 データはSending Networkやノードに保存されますか? 私たちは一切データを保持しません。エッジノードはクライアントがオンラインになるまで一時的にデータを保存しますが、クライアントがオンラインになったらすべてのデータは破棄されます。 まとめ 今回のAMAでは、Sending NetworkのコミュニティリーダーであるShane氏を迎え、Sending Networkの主要な目的や機能、ノードセールとコミュニティ参加について深く掘り下げていただきました。 Sending Networkは、従来の中央集権型システムの制約を克服し、検閲のない、安全でプライベートなメッセージング体験を提供することを目指す、革新的な分散型プラットフォームです。 Sending Networkが作り出す世界では、ユーザーは自分のデータを自由に管理し、安心してコミュニケーションを取ることができます。暗号化技術により、メッセージは受信相手しか開けないため、メッセージ伝達プロセス中に情報が漏れても心配ないというところが大きな強みです。 Sending Networkの今後の展開に注目し、web3時代におけるコミュニケーションの未来をSending Networkと共に作っていきましょう。 関連リンク Sending Network Website | Twitter (X) | Discord ※公式Xに貼ってあるDiscordは入れなくなっている為、HPの下部に貼ってあるDiscordリンクを添付しています。 ※公式Tegramはおそらくありません。 boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU Twitter | Link3
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2024/05/14ゲーム特化のzkSyncハイパーチェーン「zkCandy」AMAレポート
執筆:MARU Matter Labsがオーストラリア最大のゲーム開発会社であるiCandy Interactiveと共同開発を行う「zkCandy」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、従来よりも高速で低コストなゲーム体験を提供するzkCandyのプロジェクト概要や、今後のテストネットについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年5月2日(木)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:$500 in CANDY Token ゲームに特化したL2チェーン「zkCandy」のAMAを開催! 📅5/2 (木) 21:00 bb Discord(AMA-Voice. zkCandy-AMA) 🎁100$相当のCANDY Tokenを5名様にGiveaway! ✅Like & RT, Follow ↓@zkCandyHQ @bb_jpdao ※引用RTで当選確率Up! ✅AMAに参加https://t.co/dHQ6WnKnMn… pic.twitter.com/uFjpUz3ama — boarding bridge (@bb_jpdao) April 29, 2024 スピーカー ・Daniel Anthony | zkCandy ・Sakamoto | zkCandy ・Taka | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 こんにちは、zkCANDYの Daniel Anthonyです。zkCANDYではデベロッパーリレーションを担当しています。 デベロッパーリレーション 開発者と自社製品/サービスを結びつけるマーケティング活動のこと zkCandyはどのようなプロジェクトですか? zkCandyは、zkSyncエコシステム上でゲームをスーパーチャージする、近日公開予定のEthereumのレイヤー2ソリューションです。東南アジアおよびオーストラリア最大のゲーム開発会社であるiCandy Interactiveと、zkSyncのMatter Labsによる共同事業として開発が進められています。iCandy Interactiveは、スクウェア・エニックス、エレクトロニック・アーツ、ブリザード・アクティビジョン、ノーティ・ドッグなどのクライアントを持ち、Web2とWeb3の両方のゲームスペースで熱心に活動してきました。 私たちは、オーバーウォッチ2、ラスト・オブ・アス、スタークラフト・リマスタードなど、皆さんがすでにプレイしているゲームのアートやアニメーションを手がけてきました。一方、Web3では、iCandy Interactiveは、エンジニアリング、インフラストラクチャー、ゲームデザイン、UI/IX、フロントエンド、バックエンドなど、Yuga Labs(Legend of the Mara)、Sandbox、Anichess、Cool Catsなど、AからZまで、ほとんどすべての仕事をしてきました。 iCandyは大規模なWeb2のゲーム系企業としてすでに完成された多大なゲームアセットを有しており、これらのプロダクトをzkCandy上にオンボーディングすることで開発コストを削減できます。 私たちはMemeFiメカニズムを発表し、業界に画期的な爆弾を投下しようとしています。このイノベーションは、様々なチェーンのMemeコインをブリッジし、zkCandyでホストされるゲームにシームレスに統合します。zkCandyエコシステム内のコミュニティ・エンゲージメントが急増すると同時に、これらのMemeコインの機能性が前例のない高みへと押し上げられることにご期待ください。 ZKCANDY ECOSYSTEM | ZKCANDY HOMEPAGE なぜzkStackを採用してチェーンを構築したのですか? zkCANDYを採用することで、以下の3つのメリットを実現しています。 ①新規プレーヤーの参入促進 ※ペイマスターズ(決済代行者)は、ガス料金スポンサーシップを通じて新規プレーヤーのキックスタートを支援し、zkStack上のGPU Proverは、このブレークスルーを達成するために必要な低ガス料金をもたらします。 ②開発者にとって使いやすいプラットフォーム zkStackの開発は、構築者にいくつかの課題をもたらすにもかかわらず、開発者がツールに小さな修正を加えるだけでよく、新しい言語やブロックチェーンの種類を学ぶ必要がない意識的な方法で行われています。 最近では各プロジェクトが独自のチェーンを作りやすくなってきています。これによってトークン発行以外にもチェーンからの手数料収入を得ることができるため、今後アップチェーンは増えると予想されています。 ③即時ファイナリティ zkRollupは、引き出しが可能になるまでに3日から14日のチャレンジ期間があるOptimistic Rollup RollUpとは対照的に、ファイナリティが即座に終了します。 ※OP stack は スーパーチェーン、zk stack はハイパーチェーンという名称です。zk stackは技術的なハードルがあるためまだ少ない状況です。 What are Hyperchains? | zkSync チームの経歴や提携先を教えてください zkCandyはMatter Labsが株式の半分を所有しており、もう半分をiCandyが所有しています。Matter Labsからゲームチェーンを作りたいという話があり、iCandyにアプローチがありました。 zkCandyのチームは、様々な分野の経験豊富な人材で構成されていますが、ゲーマーが求めるものだけでなく、ビルダーや開発者が求めるものなど、ゲームを理解することへの情熱とスキルを共有しています。zkSyncのチームは、ゼロ知識証明技術のベテランであり、Ethereumを大衆にスケールさせるためにそれを使って驚くべき進歩を遂げました。 当社のCEOである Kin Wai Lauは、アジアとヨーロッパで幅広い経験を持つ技術系起業家です。23歳で最初の会社を設立して以来、電話通信、フィンテック、ソフトウェア、ゲームなどの分野で会社を立ち上げてきました。彼は28歳の時に最初の会社をIPOし、東南アジアで最も若い上場企業のマネージング・ディレクターの一人としてメディアに取り上げられました。現在、その豊富な経験をweb3に生かし、zkCandyを次のブロックチェーンゲームの中心地へと導いています。 ZKCANDY HOMEPAGE zkCandyはどのような特徴や強みを持っていますか? zkCandyは、zkEVMのパワーがEthereumのロールアップの通常の利点以上のものをもたらすと信じているため、この限界をさらに押し広げます。例えば、EIP-4337アカウントアブストラクションに対するzkSyncのユニークで革新的なアプローチは、オンボーディングをこれまで以上にシームレスにするのに役立ちます。私たちはこれをCandyパスポートを通じてzkCandyに統合し、ゲーマーのWeb3の旅立ちを妨げる障壁を低くしています。 Candyパスポート ゲーマー向けデジタルIDとして、ユーザーの記録がオンチェーンで保存されます 私たちはまた、ネイティブのユーザー獲得ソリューションとなる「 Proof-of-Gaming」と呼ぶ機能も実装しています。これは、ゲーマーがゲームをプレイするだけでポイントを獲得できるポイントシステムです。ゲーマーのプロフィールを構築すると同時に、zkCandyエコシステムにあるゲームの新しい体験やアップデートを試す動機付けになります。 ZKCANDY HOMEPAGE インセンティブ付きテストネットや、現在利用可能なタスクについて教えてください テストネットのローンチとともに、Sugar Rushと呼ばれるゲームが公開されます。 ルール ・Sugar Rushはコミュニティ主導のNFT MINT ・MINTするNFTは8種類 ・期間内にコレクションにある8つのNFTすべてをMINTしなければならない ・MINTできた場合、メインネットが開始されたあとに報酬を受け取ることができる Sugar Rushをプレイするあなたの忍耐と根気が報われるよう、私たちはトークノミクス構築に励んでいます。 コミュニティQ&A zkCandyを楽しむために、まず何から始めれば良いでしょうか? zkCandyはEVM互換性を有するため、既存のMetaMask、またはカスタムネットワークを追加できる他のEthereumウォレットが使用できます。zkCandyではガス代にETHを使用します。Sugar Rushに参加するには、Sepolia ETH(SepETH)を取得し、公式ブリッジを使用して、ローンチ時にzkCandyテストネットにブリッジすることができます。 ※Sugar Rushをプレイすることでエアドロップがあるとのこと ユーザーを惹きつけるよう、誘致する戦略はありますか? 私たちはオンチェーンネイティブのProof-of-Gamingを持っており、これがユーザー獲得に取り組む主なアプローチとなります。ゲームに参加したユーザーに報酬を与えることは重要であり、その結果、ゲーマーがesportsのキャリアを築き、ギルドに参加し、KOLになるなど、様々なことができるように、ゲーム証明でCandy Passportを構築します。 他にも、私たちのマーケティングチームは、e-SportsなどのWeb2と、Web3の両方で新しいユーザーに到達するために複数の戦略を使用しています。 zkCandyの競合はありますか? 私たちには多くのライバルがいますが、zkSyncのエコシステムは、Arbitrum Orbit、IMX、XAI、Optimism、Sophos、Roninなど、他の多くのプロジェクトとは異なるアプローチを取ります。 zkCandyは、ハイパーブリッジを使用することで、他のどのzk-rollupとも簡単にアセットをブリッジすることができます。zkSyncの思慮深いアプローチのおかげで、現在だけでなく将来的にも多くの友人を得ることができます。 ゲーム作りのために開発者を呼び込む取り組みをしていますか? 現在、zkCandyにエキサイティングなゲームやプロジェクトを展開するデベロッパーのインセンティブとなる、CANDY助成金の最終的な詳細に取り組んでいます。 まとめ 今回のAMAでは、zkCandyのデベロッパーリレーションであるDaniel Anthony氏を迎え、zkCandyのゲーム特化型ハイパーチェーンの革新性とWeb3ゲームの未来ついて深く掘り下げていただきました。 iCandyは、スクウェア・エニックス、エレクトロニック・アーツ、ブリザード・アクティビジョン、ノーティ・ドッグなどの大手ゲーム会社とクライアント関係を築き、Web2ゲームで培ってきた豊富な経験と実績を誇ります。この経験がzkCandy上でどのように活かされるのか、大きな注目が集まります。 高品質なゲームコンテンツや、豊富なゲームジャンルへの対応によるユーザー層の拡大、またスムーズなWeb3への移行によるユーザーの安心感など、zkCandyは、Web3ゲームの普及に大きく貢献し、ゲーム業界全体を活性化していく可能性を秘めています。 今後、zkCandyがどのように進化していくのか、ゲーム業界だけでなく、多くの人々の注目を集めることでしょう。 関連リンク zkCandy Website | Twitter (X) | Discord | Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU Twitter | Link3
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2024/05/09AIを活用したインテントベースのインフラストラクチャ「Aperture Finance」AMAレポート
執筆:Tsun AIを活用したインテントベースのインフラストラクチャであるAperture FinanceのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、インテントベースインフラの仕組みやApertureの思い描くビジョンに焦点を当ててお話を伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年4月24日(水)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:1000 $APTR × 5 参加者:109名 スピーカー ・Lian Zhu | Co-Founder ・Takman | Moderator ・Rairu | boarding bridge (敬称略) DeFiのユーザーエクスペリエンスを革新するプロジェクト 「Aperture Finance」のAMAを開催!✈ ⏰ 4/24 (水) 21:00 bb Discord 🎁Giveaway:$APTR 1,000 x 5名 ✅Like & RT, Follow↓@ApertureFinance@bb_jpdao ✅Join AMA ▶️ https://t.co/h4qG8zhbLS 📌Apertureとは? Aperture… pic.twitter.com/6jTfOHLYi9 — boarding bridge (@bb_jpdao) April 18, 2024 AMAの内容 自己紹介 Aperture Financeの共同創業者兼CEOのLian Zhuと申します。Amazon、Netflix、AWSで上級職を務め、シリコンバレーを拠点とするテック企業で約10年の勤務経験があります。カリフォルニア大学バークレー校でEMBAを取得しました。 Aperture Financeを立ち上げる前は、小さなヘッジファンドを運営していました。この場でAperture Financeについてお話しできることを大変嬉しく思います。 Aperture Financeの主な目的、解決したい課題について教えてください 従来のDeFiインフラには、非効率的なリソース配分、流動性の分散、トランザクションのルーティングなどの課題がありました。リアルタイムのモニタリングや分析には高いコストがかかり、実装は複雑で、相互運用性と統合が困難でした。これらが新規DeFiユーザーの参入を妨げる障壁となっていました。 こうした課題に対する解決策が、Apertureが提唱するAIを活用したインテントベースのインフラストラクチャです。Apertureはこの分野のパイオニアとして、トークン取引、運用戦略の決定、エアドロップの受け取りなどDeFiとのあらゆる関わり方を、ユーザーのインテント(意図)だけで実現できるようにしました。 ユーザーは複雑なプロセスや技術的な要素を気にする必要がありません。明確なインテントさえあれば、AIがそれを適切に解釈し、自動化された最適な方法で処理を行います。AIの活用によりユーザーエクスペリエンスは格段に向上し、DeFiの民主化に貢献します。 An Aperture Introduction to Intents | Medium インテントベースのインフラストラクチャについて具体的に教えてください インテントベースのインフラとは、ユーザーの意図(インテント)を適切に解釈し、その意図に応じて最適な方法で自動的に処理を行うインフラストラクチャのことです。 具体例で説明すると、従来の非インテント型インフラは、インターネット接続のないGPSのようなものです。最短距離のルートを機械的に提示するだけで、リアルタイムの交通情報は考慮されません。 一方、インテントベースのインフラは、グーグルマップのようなリアルタイムの情報を活用するサービスに例えられます。ユーザーの目的地への「到着を最速にしたい」という意図を的確に捉え、交通渋滞などの状況を勘案して最適なルートを動的に案内します。 従来のインフラはプロセス駆動型で、トランザクションの各ステップを事前に定義する必要がありました。ユーザーは定義されたプロセスに従うか、ウェブアプリの決められた手順を踏まなければいけませんでした。 しかしインテントベースのインフラでは、ユーザーが意図を示すだけで、プラットフォームが最適な方法でトランザクションを実行し、ユーザーにとって最善の結果をもたらします。処理は柔軟に行われるため、ユーザー体験の飛躍的な向上に寄与します。 Aperture’s Litepaper ユーザーが意図を示してから処理に至るまでのフローについて説明してください Apertureのビジョンは、ユーザーが自然言語でインテント(意図)を示すだけで、AIが最適な方法でDeFiの処理を自動的に行うことです。例えばユーザーが「ETHをセキュリティ重視でステークしたい」と入力すれば、ApertureのAIがベストなプロトコルを評価し、ユーザーに代わってETHのステーキングを実行します。 このコンセプトを実現するのが、Apertureの対話型AIである「IntentsGPT」とインテントベースのインフラです。IntentsGPTはオンラインで稼働しており、インフラは9つのブロックチェーンで動いています。現在Apertureはこの両者をつなぎ、セキュリティを確保する最終段階に取り組んでいます。 また、Apertureではすでにいくつかのインテントベースの取引が可能です。例えば流動性プロバイダーでは、「ETHが2,500ドルまで下がったら、ETH/USDCを40/60の比率に自動リバランスして欲しい」というインテントを設定できます。Apertureがその後市場を監視し、条件が満たされ次第自動的に注文を実行することになります。 Aperture’s Litepaper Apertureを利用する際にはどのようなリスクが伴いますか? Apertureの強みは、non-custodialであることです。Apertureのスマートコントラクトにユーザー資金をロックする必要がないため、ApertureにはTVLが存在しません。ユーザーリクエストを処理する際にはアトミックトランザクションを採用しています。これは、Apertureがユーザーに代わって取引を行う際、同一ブロックの同一トランザクションでユーザーウォレットに資金が送金されるということです。つまり、資金がApertureのスマートコントラクトに留まることはなく、これによりカストディアンリスクが排除できるのです。 DeFiのインフラとして、セキュリティは私たちの最優先事項です。シリコンバレーには一流のエンジニアリングチームがあり、コードを精査する最高のリソースがあります。また、スマートコントラクトのセキュリティを確保するため、大手セキュリティ監査会社と提携しています。 What’s TVE | Medium 今後のロードマップについて教えてください Apertureが提唱するインテントベースのインフラはオープンなものです。より多くのユースケースへの対応を目指し、今後も新しいソルバー(ソリューションプロバイダー)を追加していく予定です。 私たちは先日、BNBチェーンの20億ドルのTVLに流動性管理を提供するため、PancakeSwapを統合したばかりです。今後数ヶ月のうちに、PropellerHeadsやEnsoFinanceのソルバーを統合する予定です。ソルバーが増えれば、より優れた取引ルートの発見が可能になります。 また、2024年Q3には、IntentsGPTの機能強化を図ります。DeFi統計やバックテストに関する問い合わせを可能にする予定です。この2つのステップにより、AIを活用した汎用的なインテント・ベースのインフラをさらに発展させるための強固な基盤を構築します。 Aperture x PancakeSwap | Medium 他のDeFiプロジェクトとの提携の予定はありますか? Aperture Financeは、AIを活用したインテントベースのインフラによりDeFiに革命を起こそうとしています。先に説明したように、インテントベースのインフラはDeFiユーザーの自然な意図だけで取引が実行できるため、取引効率が大幅に向上し、ユーザーエクスペリエンスを飛躍的に改善します。 私たちは、この分野で主要なプレーヤーと提携しています。例えば、私たちはZKソリューション・プロバイダーであるBrevisと提携し、私たちのインテント型インフラにZKの機能を追加しています。PancakeSwapを統合し、BNBチェーンの20億ドルの資産にインテント・ベースの流動性管理を提供したばかりです。PropellerHeadsやEnsoFinanceと提携し、ソルバー・ネットワークを急速に拡大しています。今後もパートナーシップに関するニュースが続く予定です。続報にご期待ください。 Aperture Finance|X(Twitter) $APTRのユーティリティについて教えてください。 Aperture Financeが発行するネイティブトークン$APTRには、プロジェクト内で以下のような主要なユースケースが設定されています。 ①ガバナンスと意思決定 $APTRを保有することでApertureのガバナンスに参加し、重要な意思決定に投票できます。 ②手数料支払い Apertureを利用する際の手数料を、$APTRで支払うことができます。 ③ソルバーのステーキング 開発者がApertureにソルバーをデプロイする際、一定量の$APTRをステーキングする必要があります。 $APTRトークンの発行は2024年の第2四半期を予定しており、これに先立って現在INTENTional Campaignというポイントプログラムを開催中です。ユーザーはApertureの機能を体験することでポイントを獲得し、これらのポイントはトークン発行時にエアドロップに変換されます。 Phase III: Humble Points TL;DR Major Simplification, More Pts, Fewer Tx pic.twitter.com/2iRLvUfKor — Aperture Finance (@ApertureFinance) May 2, 2024 運営チームの収益源について教えてください Apertureでは、取引の際に少額の手数料を頂いています。この手数料が私たちの収益となり、チームの成長を支えています。私たちは合計20億ドル相当の取引を処理しており、その処理手数料はおよそ200〜400万ドルになります。 クロスチェーンスワップに対応する予定はありますか? はい、対応する予定です。クロスチェーン・ソルバーを追加するか、クロスチェーン・スワップを直接統合するつもりです。 Auto機能が実行されなかった場合は、手数料は発生しませんか? 自動取引(自動リバランスなど)が実行されなかった場合、ガス代も処理手数料もかかりません。もちろん、この場合はApertureの収益も発生いたしません。 今後日本に特化したプロモーション活動を行う予定はありますか? はい、Skyland Venturesと野村ホールディングスの子会社であるLaser Digital Japanから投資を受けました。日本でのローカルイベントの共催も考えています。その際は是非ともよろしくお願いいたします。 Skyland Ventures|PR TIMES 例えば、「PancakeSwapに提供している流動性を引き出したい」という命令は可能ですか? はい、ApertureからPancakeSwapのポジションを閉じることができます。今のところ、まずポジションの固定を解除する必要がありますが、このステップも将来的にApertureで自動化される予定です。 またPancakeSwapとのパートナーシップにより、現在開催中のINTENTional Campaignでは、Aperture上でPancakeSwapを利用することで他のDEXに比べて3倍のポイントを獲得することができます。 PancakeSwap|X(Twitter) まとめ 今回のAMAではインテントベースインフラの仕組みやApertureの思い描くビジョンに焦点をあててお話を伺いました。徹底したユーザーフレンドリーなアプリケーション作りからは、DeFiを誰もが手軽にアクセスできるものにするという強い想いが感じられました。 近年、DeFiは目覚ましい発展を遂げ、様々な投資戦略を可能にしてきました。しかし一方で、プロトコルの仕組みはより複雑化しており、UXが損なわれ、新規ユーザーの参入障壁が高まる結果になっています。この課題はクリプトのマスアダプションを妨げる一つの要因であると言われています。 Apertureは誰もが直感的にDeFiを利用できる世界を作るべく、インテントベースのインフラストラクチャの開発に注力しています。ユーザー体験を飛躍的に向上させるインテント分野並びにApertureの今後の成長には目が離せません。 また、ネイティブトークン $APTR のTGEに向けてエアドロップキャンペーンも開催中です。最新情報は各種SNSをご参照ください。 関連リンク Aperture Finance Website | X(Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X(Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Tsun X(Twitter) | Link3
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2024/05/08web3決済ソリューション「Slash」AMAレポート
執筆:TakmanKid DEXの流動性を活用したペイメントソリューションであるSlashのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にてAMAを開催しました。bbで4回目となる今回のSlash AMAでは、$SVL (Slash Vision Labs Token)の上場や、Slash Cardに焦点を当ててお話しを伺いました。 以下はその内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年4月17日(水)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice Giveaway:Alice NFT x 5名 参考:SlashAMA スピーカー ・Shin | Founder of Slash ・Tokio | COO of Slash ・Taka|boarding bridge ・杞憂|boarding bridge (敬称略) 暗号資産決済サービス 「Slash」のAMAをbbで開催!✈ 📅4/17 (水) 21:00 bb Discord 🎁Giveaway:Alice NFT×5名 ✅Like & RT, Follow↓@SlashWeb3 @bb_jpdao ✅Join AMA ▶️ https://t.co/tnBeEBoCgM 📌Slashとは? DEXの流動性を活用したペイメントソリューション。 今後 $SVL (Slash Vision… pic.twitter.com/dMTlpuxRL3 — boarding bridge (@bb_jpdao) April 12, 2024 AMAセッションの要約 「あらためてプロジェクトの紹介をお願いします」 Slash Vision Labsは、多様なセルフカストディウォレットをサードパーティの分散型アプリケーション(以下DApps)にスマートコントラクトを介して接続し、主にFungible TokenおよびNon Fungible Tokenを使用した現実社会での決済を自動的に完了させる分散型決済プロトコルの開発を目指すプロジェクトです。また、Ethereumを始めとする複数のブロックチェーン上でDAppsを開発しており、個人や事業者は、各チェーン上に存在する様々なクリプトアセットを自己責任で管理し、息をするようにその価値移動を容易に行える社会を目指します。 このプロジェクトでは、Web3領域で「安全でスムーズな決済体験」を実現するためにSlash PaymentというDAppsを日々アップデートしています。さらに、Metamaskなどのセルフカストディウォレットを接続し、USDT、USDCなどのステーブルコインを担保資金とした、クレジットカードサービス「Slash Card」というDAppsの開発も行っています。 Slash Vision Labsは、Slash Paymentを安定して運用しながら、さらにプロジェクトの円滑な運営を実現するために、$SVL(Slash Vision Labs Token)をMantle Network上で発行します。 Slashは、ブロックチェーン技術を最大限に活用し、DAppsの開発を加速させ、スマートコントラクト上でのクリプトアセット(暗号資産)利用における安全な基盤を技術的な視点から構築しています。各国の法規制を十分に理解し法令を遵守した上で、継続な最適化をするために、各国のライセンサーやパートナー企業への技術提供を基に、利用者が安全かつスムーズなweb3決済体験ができる環境を作ることを、Slash Vision Labsの大きな使命としています。 「Slash Paymentのこれまでの取り組みについて聞かせてください」 Slashの最初の製品である「Slash Payment」は、クリプト/Web3業界のStripeを目指して立ち上げました。様々なトークン決済の手数料収益を使って、SVLトークンを活用し、価格向上を目指した事業でしたが、日本や世界全体で暗号通貨が急速に浸透していくことを前提としたビジネスモデルだったので、暗号通貨業界ではなく、Web2の世界で暗号通貨をスムーズに利用できるようにするという目的がありました。 しかし、毎月1.5億円程度のGMV(gross merchandise value=商品総価値)を獲得しはじめたところからGMVが鈍化し、手数料収益でSVLのバリュエーションの成長を期待するというビジネスモデルに陰りが見えてきました。 そして、我々は戦略的に以下のように手数料率を以下のように変更しました。 2024 年1月からの手数料:Non Swap決済0%、Swap決済1.0%(ユーザー負担) その理由として、2024年1月からブル相場の気配がある事や、Slash Paymentの利用が$SVLのエアドロップの可能性を示唆した事で、Slash Paymentが導入された取引所でのデポジットのトランザクション数が急激に増加しました。 Slash Payment | Slash Vision Labs 「Slash Cardの詳細を教えてください」 Slash PaymentのGMVが莫大に増加しながらもサービスの手数料を生むことができないという状況を打破するために、新規プロダクトとしてSlash Cardを考案しました。さらに、私達は数ヶ月の社内協議と調査の上で、このSlash Card を日本国内でローンチすることを決定しました。 そこから、日本国内でクリプトカードビジネス展開する為の法的整理、システム設計、BINスポンサーとなるカード会社との協議を開始し、Slash Cardというビジネスの座組が決定しました。 また、本プロダクトは日本国内では初めてのものであり、既にクリプトクレジットカードが一般化されている日本国外に比べて、競合他社が少ないという事実も、この重要な方針決定を下す大きな要因となりました。 Slash Paymentでは、Metamaskなどのセルフカストディウォレットを持たないユーザーは、EメールアドレスでSign upを行う事で自動的にセルフカストディウォレットを生成出来る仕様となるため、通常のクレジットカードビジネスと同様のマーケティング手法でWeb3ユーザーを獲得できます。 現在、日本の暗号資産保有率は人口のわずか5%と言われており、そのうちWeb3ビジネスに必要なセルフカストディウォレットを持つユーザーは1%に満たないという事実があります。 この状況は、2001年(平成13年)9月にサービス開始され、大規模なマーケティングでインターネットの個人普及に寄与したYahoo! BBが現れる以前のインターネット普及時の状況に似ていると私達は感じています。その当時は、インターネットをあまり理解していない一般の方向けに全国の代理店を展開し、大量のモデム契約を獲得しました。これにより、日本のインターネット回線契約数は急増し、現在の日本国内のインターネット環境の基盤を築きました。当時のソフトバンクのマーケティング戦略を直接経験した方々は、この事実をよく覚えている事でしょう。 過去の歴史を考慮すると、Slash Cardは暗号資産保有ユーザーの5%をメインターゲットとするのではなく、残りの95%、つまり暗号通貨やWeb3をあまり理解していない一般の方々に向けてマーケティングを展開することが重要であると考えます。YahooBBのマーケティング戦略を現代版にアップデートし、新たなユーザー層をどう獲得するかという課題を解決する為に活動しています。 Slash Ecosystem 2.0 | Slash Vision Labs 「Slashが構築するエコシステムについて詳しく聞かせてください」 Slash Vision Labs Token($SVL)は、ERC20規格に基づいてMantle Network上で発⾏されます。 Slash Projectの中心に$SVLが存在します。$SVLをステーキングしたユーザーはその証明としてSVL TimeLock NFTを保有します。$SVLは、Slash PaymentやSlash Cardのトランザクションによって得られる利益でMantle Networkのネイティブトークンである$MNTを市場から買い上げて、SVL TimeLock NFTホルダーに還元するエコシステムを有しています。 今後、広がり続ける分散型社会においての利益の民主化が$SVLによって実現されます。$SVLはSlash Projectのトークンエコシステムを形成する上での重要な役割を担うために、今後設立される予定のSlash Vision Labs Foundationが発行母体となるSlash Projectのガバナンストークンです。 尚、以下に主なユーティリティを記載しますが、Slash Projectの成長と発展によってこのユーティリティは日々拡張される予定です。$SVLをSVL Staking Contractにステーキングすることによって、SVL TimeLock NFTを獲得でき、ステーキングする$SVLの枚数とステーキング期間に応じたVoting Powerを獲得できます。SVL TimeLock NFTの獲得方法は、AliceやGenesis NFTシリーズなど、Slashがホワイトリスト化したNFTをKeyとしてSVLをステーキングすることで付与され、$SVLの枚数とステーキング期間に応じたVoting Powerを獲得できます。 Slash Vision Portalの$MNT報酬、 Slash ProjectのプロトコルであるSlash Payment手数料、Slash Cardのトランザクションで発生する手数料、Slash Vision Labsの今後のプロダクトの手数料は$MNTの市場での購入に充てられます。$MNTの買上げは、設定されている買上げ下限(10USDT)を、Slash Payment や Slash Cardのトランザクションで発生するFeeの買上げ額が上回るという条件で、毎週水曜日に行われます。そのため、各週ごとに各ブロックチェーンで発生するFeeの合計が、買い上げ下限を下回った場合、買上げはせず、次週に持ち越します。購入された$MNTはSlash Vision Portal内にあるProtocol Fee Poolで一時的に保管され、週に一度、SVL TimeLock NFTホルダーのVoting Powerのスナップショットを元に報酬として分配されます。 $SVL をステーキングするにはSlash projectがホワイトリストしたMantle Network上のNFT(Key NFT)が必要になります。一度のステーキングに対してひとつのKey NFTが存在し、後ほどSVLをアンステーキングするためにも同じKey NFTが必要になります。 Key NFTは、現在のところSlashが提供するAliceやGenesis NFTシリーズが対象となっており、今後はKey NFTとなるNFTプロジェクトをコミュニティでのガバナンス投票などを通じて、決定していくことも検討しています。 注意点として、ユーザーがステーキングした$SVLの権利はステーキングしたKey NFTに帰属します。もしユーザーがSVLステーキングに使用したKey NFTを他アドレスに譲渡した場合、ステーキング期間終了後にSVLをアンステーキングできる権利は譲渡先のアドレスにあります。そのため、長期的にKey NFTを保有することを念頭においた$SVLとKey NFTの運用を推奨いたします。 尚、Slash Portalでは安全にSVLをステーキングする為にSlashが用意したFree SBTをMintする事もできます。 Slash Ecosystem 2.0 | Slash Vision Labs 「SVLトークンのエアドロップについて聞かせてください」 AliceやSlash OATを保有することで、2024年Q1に海外大手取引所に上場予定(AMA後、2024年4月29日にBybit上場を発表)の$SVLが段階的にエアドロップされるというメリットがあります。 さらに、より早くより多くより上位のキャンペーン条件を達成しOATを獲得した人に、より多く$SVLがエアドロップされるため、貢献度合いに応じた還元が受けられるというメリットがあります。 Slash Vision Labsトークン ($SVL)をより多く保有する事は、インカムゲインのような金銭的メリットがあり、値上がりによるキャピタルゲインも見込めます。 具体的には、Slash Vision Portal内の$SVLの保有枚数とホールド期間により、より多くのガバナンス権とSlashの収益の一部から$MNTの還元が受けられます。(将来的には、Slashの収益の全てを$SVLをロックした人たちに分配する予定です。) それは、今回のキャンペーンに参加することで、Slashが構築するエコシステムから将来に渡って金銭的メリットを享受できることを意味します。 既存のWeb2では株主への還元が偏重されがちでしたが、Web3では、初期から貢献してくれたユーザーに継続的なインセンティブ設計ができるのが特徴と言えます。 このように、Slashで決済する人が世の中に増えれば増えるほど、そのユーザーはSlashからの還元が受けられるというエコシステムこそが$SVLの強みであり、魅力です。 Slash Vision Portal | Slash Vision Labs 「Slashの今後の展望について聞かせてください」 2023年は海外のCEXなど様々な業界へSlash Paymentの実装を推し進め、多くの事業者、ユーザーの皆様にSlash Paymentをご利用いただきました。2024年にはGameFiをはじめとした各業界に特化したプロダクトの設計によって暗号資産決済の本質的な価値提供を目指しています。また、各国のペイメントライセンサーとのアライアンスを強化する為の活動を精力的に行っており、今後もマルチチェーン対応による各ブロックチェーンエコシステムとの連携など、より高い付加価値提供にも努めます。 $SVLは取引所上場によりWeb3市場での認知拡大やSlash PaymentのGMVの向上、そのプロトコルFeeによる$MNTの買い上げが加速し、Slash Vision LabsプロジェクトにおけるSVL TimeLock NFTホルダーの利益拡大と、それに紐づくエコシステムの拡大が期待されます。 また、Slash Vison Labsでは暗号資産決済分野における研究開発を随時行っており、以下の要件は開発が完了し次第、各プロダクトに統合される事となります。 ・Slash Paymentを活用したマルチチェーン決済の実装 ・L2、モジュラーブロックチェーン対応による決済時のネットワーク手数料の軽減 ・各プロダクト(GameFi、PerpDEX等)に対応したUI/UXの最適化 ・各国の法規制に準拠したCrypto Cardに関する調査 ・法的要件に準拠したコントラクト設計と実務に関する検証 ・オーダーブック型の分散型取引所「Perp DEX」の開発提供 Slash Cardへの入金はSlash Paymentを利用して、Slash Cardの与信コントラクトウォレットへUSDTやUSDCで入金するストラクチャーを実装予定です。そのため、決済した時には利確扱いになりません。 「Alice NFTの起源についてお聞かせください」 実はAliceには奥深いストーリーが存在します。ここでは割愛しますが、詳細はAliceのホワイトペーパーをご確認ください。 また、Aliceの世界観を広げていきたいという方はぜひDM頂ければと思います。 Alice Whitepaper | Slash Vision Labs 「どうしてEthereumメインネットからMantle Networkに移行したのでしょうか」 Mantle Networkはリザーブとして資産が豊富であるBitdaoが元になっており、現在EigenLayerなどと提携しています。また、Mantle Networkは自身が作ったステーキングレイヤーを使ってダイナミックなプロトコルが作れると謳っており、圧倒的な資金力があることも含めて、これから伸びていくチェーンだと考えています。 Mantle MileStone 2024 | Mantle JP 「信用審査はありますか?」 セルフカストディアルウォレットにあるステーブルコインが信用になるため、信用審査はなしの方針で考えています。 「日本以外のユーザー拡大を考えている地域はありますか」 日本の次は韓国を考えています。韓国は暗号通貨の取引量が多く、韓国の企業やプロトコルからも資金調達しており、近い将来に韓国取引所への上場も目指したいと思います。 「様々なNETアーティストとの提携はありますか?」 keyNFTとして使えるのはSlash上でホワイトリストしたNFTのみです。今後、様々なkeyNFTの発表がありますが、まずはAliceNFTがkeyNFTとなります。コラボレーションしたいコミュニティは積極的に募集していきます。 VeryLongSlashNFT | PRTimes まとめ 今回でbording bridgeで4回目となるSlashのAMAですが、Mantle Networkへの移行、$SVLのCEX上場、クレジットカードの発表などで、さらに注目される日系プロジェクトと言えるのではないでしょうか。新しく公式のTelegramアカウントも開設し、今後、上場に向けてアナウンスが増えることが期待されます。今後のアップデートは公式ウェブサイト並びに各種ソーシャルメディアをご確認ください。 関連リンク Slash Webサイト | X (Twitter) | Discord | Telegram|Whitepaper| boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Medium| AMA主催・執筆:TakmanKid X (Twitter) | Link3|
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2024/04/23会員数570万人のオンライン麻雀ゲーム 「ジャンナビ」AMAレポート
執筆:Taka 株式会社ウインライトが運営するオンライン麻雀ゲーム「ジャンナビ」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、web3参入の背景やトークンを活用したエコシステム構築についてお話を伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年4月9日(火)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:1万円分JNトークン × 2名 会員数570万人のオンライン麻雀ゲーム 「ジャンナビ麻雀」のAMAを開催🀄️ ⏰ 4/9 (水) 21:00 bb Discord 🎁1万円分JNトークン × 2名 ✅ Like & RT, Follow ↓@jannavi_pro & @bb_jpdao ✅ Join AMA 参加 ▶️ https://t.co/ceVcixqO9S 💁♂️スピーカー@leidream1 & @taka_eth | bb 🀄️ジャンナビとは?… https://t.co/4NmqogthfT pic.twitter.com/L8RDVDfTbq — boarding bridge (@bb_jpdao) April 3, 2024 スピーカー ・ジャンマネ ・ジャンD ・柴犬dream | bb ・Taka | bb (敬称略) AMAの内容 質問トピック 「なぜゲームでブロックチェーンを活用しようと考えたのでしょうか?」 ジャンナビは今年で19周年目を迎え、現在スマートフォン、PC、Nintendo Switch, amazon Fire Stickで遊べるオンライン麻雀コミュニティのゲームです。最新の機能では、e-Sportの麻雀モードで白熱した対戦がお楽しみいただけます。 ジャンナビはこれまでに570万人以上のユーザーを獲得してきた老舗アプリの一つであり、現在はWEB2領域で運営を続けています。しかし今後を見据えて新しい領域、WEB3ユーザーにも遊んでもらうために今回の決断をしました。これによりさらなるファン層の拡大を目指していこうと考えております。 麻雀というテーブルゲームは古くから愛され、多くの人が知っていて、かつルールを覚えやすいゲームの一つです。ブレインスポーツとして海外でも根強い人気のあるゲームであり、今後麻雀eスポーツを通じてグローバル展開とともに市場や人口の拡大を目指していきます。 ジャンナビ麻雀オンライン 「元素騎士とのコラボを通してどのようなシナジーを生み出しますか?」 ジャンナビは、元素騎士でおなじみのMVをユーティリティトークンとして実装します。 MVトークンを使って、ジャンナビアプリ内ポイントの「ジャンナビポイント」を購入することができ、MVで購入した場合は25%分のポイントがお得に手に入ります。他決済手段で購入するより、MVを利用しプレイした方がお得にジャンナビをプレイすることが可能となります。 また、MVで交換したジャンナビポイントを活用して「e-sports対局」に参加、観戦時の「投げ銭」、「ガチャを引く」など、様々なコンテンツに使用することが可能です。 このように元素騎士ユーザーはお得にジャンナビを遊ぶことが可能です。また、今後元素騎士とジャンナビのコラボレーションにて、両者の持つユーザーをクロスオーバーさせることなども考えられます。 MMORPGなどでもゲーム内に麻雀が設置されるケースがありますが、遊び方の一つの提供という意味でも、両者のコラボは必須だったと考えています。 MVトークンとは? 主に「元素騎士オンライン(GENSO)」がメタバースを構成するために使うユーティリティトークン。 ジャンナビ麻雀オンライン 「JNトークン(ジャンナビトークン)のユーティリティや展望を教えてください」 もともと麻雀はブレインスポーツとしてオリンピック種目の検討科目に入っている遊戯です。さらに日本だけでなく中国などのアジア圏、さらには欧米などでも様々なプレイヤーがいることでも知られています。 現在、ジャンナビでは麻雀のeスポーツ化を目標に掲げており、ゲーム内ではスポンサーより提供された賞金を獲得できる「eスポーツ対局」を実装しています。これまでのeスポーツでは、オフラインかつ選手が主催者の近くにいるなどの制限がありました。また前述の理由から、どうしても大規模な大会の開催を行う必要があり、営業コスト面でのリスクが高いという問題がありました。 ジャンナビのeスポーツ及びJNトークンでは、ユーザー主体の大会開催や、JNトークンによる分散型スポンサーシップで参加できるといったメリットが多数存在しています。これによりeスポーツの非中央集権化を目指します。 eスポーツ対局における賞金は「プラチナチップ」で支払われ、「ジャンナビチケットNFT」や「Amazonギフト券」などの報酬と交換することが可能です。 ジャンナビ麻雀オンライン 「ジャンナビDAOはどのように機能しますか?」 ジャンナビDAOは、麻雀eスポーツ活動を支えるDAOです。 この中で基軸となるJNトークンは、ジャンナビDAOの活動に使用されます。eスポーツの賞金支払い機能やゲーム内での投げ銭機能でしたり、ジャンナビの売り上げ配分を受け取る機能(ステーキング)などに使用されます。 現在の課題として、麻雀は賭博として摘発されるケースが多く存在します。これに対してジャンナビは、eスポーツ対局における賞金という形でインセンティブを与え、大会開催をサポートするように作られております。スポンサーは対局ごとにが設定され、対局料は賞金に使用されないため、賭博に該当しません。 トークン自体をゲームの開発費用に充てないことも重要です。ゲームが完成して19年目を迎え、すでに安定的な売上があることは大きな強みです。Web3の収益配分モデルは今までも存在したものの、うまく回っていないケースが多いです。中には事業がそもそもまだ存在していなかったり、事業があっても売上が立っていないケースがあります。 ジャンナビは、熟成したゲームと確立された運営があるからこそ、安定した収益を還元できると考えています。 ジャンナビ麻雀オンライン 「今後予定するイベントやキャンペーンについて教えてください」 直近では、4月10日に麻雀大会が開催されます。今回の大会では、1万円分、三千円分、二千円分のJNトークンがエアドロップされるNFTを参加者の順位に応じてプレゼントします。また、大会の参加するプレイヤーだけではなく、勝者を予想して当たった人の中から抽選で30名に、1万円分のトークンをエアドロップします。 参加方法は、簡単なタスクをこなして投票するだけです。ぜひ参加してJNトークンをゲットしてください。ちなみに今回の大会では、各ギルドから複数名がプレイヤーとして参加します。 一方ジャンナビ本体では、タレントの天木じゅんさんとのコラボプロモーションがスタートしています。これに合わせて新規ユーザー向けのキャンペーンなどを実施しており、今が一番熱いタイミングです。ゲーム内のeスポーツ対局は毎週実施しており、ゲームに勝つと賞金を獲得することも可能です。ぜひご注目ください。 ねぇ、ジャンナビ (@jannavi_pro)って知ってる? 麻雀を遊んで勝つと #Amazonギフト券 が交換できちゃうオンライン麻雀アプリなんだって!🀄 19年間運営していて、 累計570万人以上が遊んでいるみたい! 更に、今なら私がゲーム内に登場中!?😻 👇アプリをDLして Amazonギフト券をGETしよう!… pic.twitter.com/MEJBszuJHx — 天木じゅん (@jun_amaki) April 11, 2024 コミュニティQ&A 「e sports対局は賭博に該当しないのですか?」 麻雀は昨今、賭博行為として摘発されるケースがありますが、ジャンナビのe sports対局は賭博には該当いたしません。 e sports対局の賞金は、参加者からの参加料ではなく、スポンサーから各卓へ提供されたスポンサー料からきています。この運営体制については、国内外の弁護士事務所にリーガルチェックを依頼し、違法性はないと確認済みです。そのため、安心してプレイいただけます。 「Web2事業の収益源について教えてください」 Web2事業の収益源は主に以下の3つです。 ①月額課金 ②広告収入 ③ゲーム内SNS機能のアバターの購入費用 ジャンナビのWeb2事業はこれらを柱に安定した収益を上げています。 「大会の配信は可能ですか?」 ジャンナビアプリに標準搭載されている遅延機能を利用することで対局の様子を生配信することが出来ます。実際に、17LIVEなどの人気配信プラットフォームでライバーさんによる実況配信が行われています。 また、ジャンナビアプリ内には観戦者が対局者をスタンプで応援できる「ライブ応援機能」も用意しています。受け取ったスタンプの数を競うランキングも用意していますので気になった雀士がいましたらぜひ、ライブ応援を試してみてください。 まとめ 近年では、トークンを活用したweb3ゲームプロジェクトが多く登場しています。しかし多くのプロジェクトが抱える問題として、キャッシュポイントがトークンの発行やNFTの売り上げに依存しており、外部収益を上げられずに運営が持続しないことが挙げられます。一方ジャンナビはサービス開始から19年目を迎え、トークンなしでも収益を確保できているという土台があり、その上でトークンを活用してインセンティブを促進するという健全な構造になっていることが大きな特徴です。 さらにDAOの仕組みを通じて、大会の開催やスポンサー誘致の障壁を下げ、ゲームにより多くの利害関係者を巻き込むことができます。ジャンナビは日本だけでなくグローバル展開にも注力しており、エコシステムのさらなる広がりが期待されます。 ジャンナビの詳細や今後のアップデートについては、公式ウェブサイトならびに各種ソーシャルメディアをご確認ください。 最後に、4月10日に行われた麻雀大会では、bbメンバーから見事arataが優勝しました。 第2回 麻雀大会 結果発表! 開催日時 4/10 21:00~ \🀄結果発表📢/ 1位 arataさん (@cry_curr_ar) 2位 neriwasabiさん (@neriwasabi91) 3位 ナムルさん (@namuru_3color) \🀄投票キャンペーン📢/ Aグループ1位 arataさん (@cry_curr_ar) Bグループ1位 neriwasabiさん (@neriwasabi91)… https://t.co/TMsF3yNufP — 【公式】ジャンナビくん@ジャンナビ麻雀オンライン (@jannavi_pro) April 11, 2024 関連リンク ジャンナビ Website | X (Twitter) | LINE boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3