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2019/10/18「ビットコインは夜に大きく動く」は本当なのか?ボラティリティと時間帯の関係性を分析!
ビットコインをトレードしていると、時間帯によってボラティリティが上下することが感覚的になんとなくわかります。 例えば皆さんも、「昼ごろはあまり値動きがないのに夜になると出来高を伴ってよく動く」ですとか、「21〜22時頃からいきなり動き出す」などと感じたことがあると思います。 こういった勘は果たしてどれくらい正しいのでしょうか?こちらの記事では、ビットコインにおける時間帯別ボラティリティを数値的に検証していきます。 ※本記事はデータを統計的に処理したレポートです。投資のアドバイスや勧誘では一切ありません。 ビットコインのボラティリティは時間帯によって異なるのか? 今回の分析では1日の時間をニューヨーク時間、日本時間、ロンドン時間に3分割して、各期間のボラティリティを測りました。 出来高は過去18ヶ月間を6分割し、3ヶ月ごとの出来高平均を上記時間帯に区分けして計算しました。 ここでは便宜上、FXや株式市場で分けられる時間軸をベースに、本来被りのある時間でも被りをなくすように調整を施しています。よって、FXや株式の時間帯との分け方とは少し異なることに注意してください。 今回の分析には1時間足を採用し、それぞれ7時間間隔で23:00から5:00をニューヨーク時間、9:00から15:00を日本時間、16:00から22:00をロンドン時間とします。 加えて、上記の分析を大きく分けた2期間に適応します。 2018年4月1日0時から2018年12月31日23時の9ヶ月分のデータから得られたボラティリティ平均 2019年1月1日0時から2019年9月30日23時で得られたボラティリティ平均 上記の2つの期間を比較することで、去年と今年でボラティリティに大きな変化が見られるかどうかを調べます。 【曜日別ボラティリティ】ビットコインは何曜日に大きく動くのか? 具体的な分析方法 18ヶ月を2期間に分け、9ヶ月間分(毎日)の各時間帯におけるボラティリティを計算します。 その後ボラティリティの平均値を取り、時間帯別の9ヶ月間のボラティリティ平均を算出します。 上の図の例では、10月1日の24時間で得られるニューヨーク時間のビットコイン価格のボラティリティを計算します。 これを9ヶ月間・毎日分続けて、その9ヶ月間でそれぞれの時間帯で見られるボラティリティと、出来高の平均値が計算できます。 結果: 時間帯別ボラティリティと出来高平均 まず、時間帯で区切らない<2018年4月1日から12月31日>、<2019年1月1日から9月30日>全体を通してのボラティリティを確認します。 <2018年4月1日から12月31日>でのボラティリティは0.6152%、<2019年1月1日から9月30日>では0.6105%で、大きな違いは見られませんでした。 ボラティリティが0.6152%とは、1時間足で見たとき値動きの幅がだいたい(変動値が正規分布に従っているとすれば68%の確率で)、0.6152%以内に抑えられるということです。仮にビットコインの価格の平均値が7000ドルだとしたら、68%の確率で、7000ドル±42ドル幅に収まることを意味します。 当然このボラティリティが大きな数値ならば、大きく価格が変動することを意味し、アセットをトレードするリスクは高いと言えます。 それでは期間別・時間に応じたボラティリティと出来高を見ていきましょう。 2期間の時間帯別ボラティリティ平均 2期間の時間帯別平均ボラティリティ ニューヨーク時間 日本時間 ロンドン時間 2018年4月1日0時から12月31日23時まで 1.078% 0.587% 0.574% 2019年1月1日0時から9月30日23時まで 1.046% 0.575% 0.585% 上記の表から、この期間ではニューヨーク時間で見られるボラティリティが全体の中で圧倒的に大きいことがわかります。 ボラティリティが他の時間帯に比べて2倍近く大きいのでリスクが2倍近く(リターン幅も2倍)になると言えるでしょう。 やはり夜の方がビットコインの値動きが激しかったわけですね。 よって、ニューヨーク時間(日本時間23時~5時)でビットコインをトレードする方が、他の時間帯に比べてリスクが高くなり、その分リターンも多くなる可能性があるということが示唆されています。 3ヶ月区切りでの時間帯別平均出来高 3ヶ月区切りでの時間帯別平均出来高は以下の通りになっています。これは、それぞれの期間で、時間帯別で平均してどれだけ出来高が生まれたかを示しています。 時間帯別出来高平均 ニューヨーク時間 日本時間 ロンドン時間 2018年4月1日0時から6月30日23時 398.35 395.42 468.95 2018年7月1日0時から9月30日23時 331.8 316.59 454.7 2018年10月1日0時から12月31日23時 488.17 421.08 642.35 2019年1月1日0時から3月31日23時 294.31 286 391 2019年4月1日0時から6月30日23時 743.84 604.5 870.35 2019年7月1日0時から9月30日23時 570.82 575.18 737.31 どの時間帯の平均出来高も2018年4月から順調に増加しているのがわかります。これは、時間の経過と共に市場のプレイヤー数やひとりあたりの資本流入量が増え、市場の規模が大きくなったからだと推測できます。 2019年1月から3月までの平均出来高が他に比べ低いこともわかります。これは、2018年11月に発生したハッシュウォーの影響でビットコインの価格が下がったからだと考えられます。 本グラフを見て、平均的に出来高が多いのは、ニューヨーク時間とロンドン時間であることがわかります。 偶然発見した事実 今回の分析では、ニューヨーク時間、日本時間、ロンドン時間の3つの時間帯でボラティリティを比較し、統計解析を行いました。 統計解析を進めている途中、不注意で23時の時間帯をニューヨーク時間から抜いて分析をしてしまったところ、思わぬ発見がありました。 それは、23時の1時間を含めるか含めないかでニューヨーク時間のボラティリティ平均が大きく異なるという事実です。 以下の表は23時のデータを除いた際のボラティリティ平均です。期間は正しい分析と同一になっています。ニューヨーク時間の平均ボラティリティが23時を含めた場合に比べ格段と下がっていることがわかります。 (23時を除いた)2期間の時間帯別平均ボラティリティ ニューヨーク時間 日本時間 ロンドン時間 2018年4月1日から12月31日まで 0.459% 0.549% 0.545% 2019年1月1日から9月30日まで 0.462% 0.560% 0.574% つまり、23時の1時間は価格が大きく動くということです。 現実の市場では、時間の被りが生まれています。夏時間であれ冬時間であれ23時はニューヨーク時間とロンドン時間の両方が被る時間帯です。 この1時間がもっとも価格が動くとする結果は、「夜に動く」という経験的洞察と整合していると思います。 分析の振り返り・今後取り組みたい分析 分析の振り返りと不足点 今回の分析にはいくつか不足している点があります。 「ボラティリティは23時が一番高く、ビットコインの価格がもっとも動く」と結論づけてはいますが、より強固に結論づけるためにはさらなる分析が必要でしょう。 本記事では、分析に1時間足を採用しました。1時間足では1時間に対して1つのデータしか取れないため、23時の方が16時よりも価格変動が大きいなどの、1時間単位での比較が難しくなってしまいます。 本当に23時がもっとも価格変動が激しい1時間であると結論づけるためには、15分足などを用いて同様の分析を行うことが必要でしょう。 その点で23時が一番動くという結論はまだ弱さを持っています。 しかし、23時を抜いた時に平均値が50%下がったことも無視できない事実ではあり、23時の変動分が大きな影響力を持っていることは間違いないと思います。 今後の分析 今後行いたい分析についてですが、このボラティリティが何によって引き起こされたものなのか、それはニュースによる原因が一番大きいのか、どのようなニュースなのか、どれほどの影響があるのかなどを分析したいと思います。 まとめ 今回は、ビットコイン市場でみる時間帯別の特徴について、統計解析を行った上でどういう関係性があるのかという分析を行いました。 本記事の分析結果がビットコインのトレードをする上で、参考になれば幸いです。 価格が「夜に動く」ということが巷で言われていますが、その感覚を数値に落とし込む実証分析は必要でしょう。 「夜に動くことくらいわかっている!」という意見もあるかと思いますが、このような統計的処理でその感覚を数値化することは大切なことだと思います。 その感覚が、バイアスによるものだとしたら修正する必要があるからです。 今回は、ビットコイン価格は夜型であるという感覚を検証しました。

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2019/10/18Matrix AI Networkが2019年9月版の活動報告書を公開
AIとブロックチェーン技術を組み合わせたプラットフォームを展開するMatrix AI Networkが、2019年9月版の活動報告書を公開しました。 技術開発 プロジェクトの軸となる技術開発は、2020年1月にリリース予定の開発第4段階「Age of Wonder」に向けて順調に進んでいるようです。 ネットワークでは、GPUマイニングのテストで開始され、余剰計算能力を利用した環境に優しいマイニングへの第一歩となっています。 先日公開されたウォレットに関しては、機械学習を活用したガン診断アプリなどもリリースされ、内容の充実が進んでいます。 マスターノードの分布 報告書発表時点でのマスターノードは31カ国・地域に合計240台設置されており、ステーキング数やジョイントマイニング参加数、ウォレットアドレス数など全てが増加しています。 ノードの数が特筆して多い国・地域はドイツ(59)、中国(52)、フィンランド(26)、アメリカ(24)、トルコ(13)となっており、日本には3台のマスターノードが設置されているようです。 コミュニティ活動状況 Matrix AIはコミュニティ拡大活動も継続しており、9月19日にはシニアエンジニアのChunfeng Liu氏が「AI for Blockchain? Blockchain for AI?」に出席しています。 Liu氏は「深層学習とブロックチェーンに橋を架ける」というテーマのもと、MatrixブロックチェーンがAIやマイニング技術をコミュニティに共有しました。 また、Matrixチームは9月20日に開催された「Reference Architecture for IT, Blockchain and Distributed Ledger Technology」にも出席し、ブロックチェーンの国際基準に関する議論を行いました。 Matrix AI Network 2019年6月度活動報告書 記事ソース: Matrix AI Network FOLLOW MATRIX: Website | Github | Twitter | Reddit | Facebook | Youtube | Discord Telegram (Official) | Telegram (Masternodes) Owen Tao (CEO) | Steve Deng (Chief AI Scientist)

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2019/10/18Binanceは9回目の $BNB のBurnを実施、Q3の利益は約3700万ドルに
世界最大の取引所であるBinanceは自社のユーティリティトークンであるBNBの9回目のBurnを実施しました。 当初に基づき、BurnされるBNBは4半期ごとの純利益の20%に該当します。今回のBurn総量は合計2,061,888 BNBとなっており、現在の価格で 約3700万ドル相当に当たります。今回のBurnから推定されるBinanceのQ3の純利益は約1.85億ドルなことがわかります。 Binanceのツイートによると、今回のBurnは過去3番目の総量となっており、今期のBurn割合は総供給量の1.1%になります。 https://twitter.com/binance/status/1184883254395932672?s=20 https://twitter.com/lawmaster/status/1184707993402839040?s=20 また、The BlockのLarry氏のツイートによると、Binanceの通算純利益が10億ドルを超えていることがわかります。 今回のBinanceの利益は2017年Q4の仮想通貨バブルの次に大きくなっており、BinanceがQ3でローンチした先物取引などが非常に順調に推移していることが考察できます。 【考察】Binance(バイナンス)の先物はアルト市場低迷・IEO衰退を見越した戦略か? Binanceは、トータル1億BNBをBurnするまで、今後も4半期毎に利益20%に相当するBNBをBurnしていく予定となっており、その残りは8550万BNBとなっています。

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2019/10/17総合コンサル大手EY、政府の公的資金管理をブロックチェーンで透明化できるツールを発表
世界4大総合コンサル企業のひとつであるEY(アーンスト・アンド・ヤング)は16日、政府の公的資金管理をブロックチェーンで透明化できるツール「EY OpsChain Public Finance Manager (PFM)」を発表しました。 EY OpsChain PFMは、公的資金の予算や支出などをブロックチェーンで追跡することで、正確な管理状況や結果を市民に提供することができます。EYは、カナダ・トロントなどを代表に、EY OpsChain PFMの実証実験を世界中で行なっているといいます。 EYはイーサリアムを中心としたブロックチェーン技術の開発に注力しており、以前からサプライチェーン向けコードや、NFTを活用したワイン取引技術、ERC-20/ERC-721トークンを匿名送信できるプロトコルなどを公開しています。 記事ソース: EY

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2019/10/17Matrix AI NetworkがGPUマイニングのテストを開始
人工知能とブロックチェーン技術を組み合わせたプロダクトを展開するMatrix AI Networkが、GPUマイニング機能をテストネットで利用可能にすることを発表しました。 同社のGPUマイニングは画像処理と複数のハッシュコードを計算するもので、ネットワークの余剰計算能力を有効に活用した環境に優しいマイニング方法だとされています。 マイニングに必要なハードウェア要件は一般的なコンピューターでも満たせるようになっており、テストへの参加は誰でも応募できるようになっています。 Matrix AI Networkが開発者向けポータルを公開 記事ソース: Matrix AI Network

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2019/10/16Binance(バイナンス)がIEO第10弾「Kava」を発表
大手暗号資産取引所のBinance(バイナンス)は16日、自社のイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)プラットフォーム「Binance Launchpad」から「Kava ($KAVA)」のトークンセールを行うことを発表しました。 抽選チケット獲得に際するBNBのスナップショットは9月23日から10月23日までとなっており、抽選自体は10月24日から開始となります。 また、今回も非当選者へのエアドロップイベントが用意されており、トークンを購入できるあたり券を獲得できなかった参加者に合計15万ドル相当のKAVAトークンが配当されることになっています。 (↓バイナンスの過去のIEO価格情報はこちら↓) 【最新版】IEOとは?ICOとの違い・各取引所のパフォーマンスを解説 記事ソース: Binance

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2019/10/16Matrix AIがエコシステムプラットフォームをリリース
AIとブロックチェーン技術を組み合わせたプラットフォームを展開するMatrix AI Networkが、ネットワークの活性化を目的とした「エコシステムプラットフォーム」をリリースしました。 同プラットフォームは、ユーザーやデベロッパーがネットワークを取り巻く機能や情報にアクセスできるような総合プラットフォームとなっています。 ウェブサイトには、主要なDAppsやMANを取り扱っている取引所、地域別フォーラム、デベロッパーポータル、パートナー一覧などが掲載されています。 Matrix AI Networkがウォレットをリリース ガン診断アプリなども利用可能に 記事ソース: Matrix AI Network

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2019/10/16カナダ取引所CoinFieldが XRP Ledger上に構築された『SOLOGENIC』プロジェクトを発表
カナダの仮想通貨取引所CoinFieldがXRP 分散型台帳であるXRP Ledger上に構築された「SOLOGENIC」のプロジェクトを発表しました。 これは、世界25社以上の証券取引所に上場している株や有価証券、ステーブルコインなどを扱う「オンデマンド・トークン化資産」の発行・取引を可能にするプラットフォームです。 https://twitter.com/CoinFieldEX/status/1184120443319525376 Sologenicでは、市場作りと流動性を担保するために通貨として、SOLOを展開予定としています。この通貨はXRPL上で発行され、わずか数秒で移動することが可能になります。 SOLOは、CoinFieldだけに上場するのではなく、将来ローンチ予定のCoinFieldの分散型取引所DEXや他の主要取引所にも上場する予定となっています。 SologenicではXRPLを活用してリアルタイムで超高速かつ、効率的なトランザクションを可能にしてすることで、従来の金融市場とクリプト市場を融合します。 ユーザーは、株式、ETFなどの資産を投資、取引、およびトークン化することができるようになります。また、SOLO保有者は、無料の暗号カードを取得し、暗号資産を担保として使用し、世界中のどこでもすぐに使うことができるようになります。 [caption id="attachment_43934" align="aligncenter" width="532"] ホームページで紹介されているCrypto Card[/caption] また、Sologenicは、ユーザーにさまざまな意思決定をするイベントに参加してもらうことで、SOLO Community Fund(SCF)とSOLO Expansion Fund(SEF)の恩恵を受けることができるエコシステムを準備しているとしています。 今後のSologenicのロードマップによると、11月にMaltaで行われるAi & Blockchain Eventにて公式な発表があるとしています。 Sologenicがどのような動きをしていくのかに注目が集まります。 記事ソース : Sologenic Official HP

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2019/10/16Apple Pay , Google Payから $BTC などの仮想通貨の購入が可能に、Wyreの新機能が発表される
仮想通貨の決済インフラを提供するWyreがApple PayやGoogle Payを利用して、瞬時に仮想通貨を購入できる Wire V2を発表しました。 現在、対応通貨は BTC , ETH , DAI , USDCの4種となっており、初回最大上限金額は250ドルとなっています。また、初期段階では生涯上限金額は1500ドルとなっており、それ以上の利用には追加の書類を提出する必要があります。 Wyre V2では、シンプル、安全、高速を売りにしており、ユーザーはたった数回のクリックをすることで利用が可能になります。また、KYC / AMLは、Apple Pay、Google Payによって既に提供されている情報を活用します。 Wyre V2の背景にあるのは、KYCとAMLプロセスの簡素化であり、「ユーザーは情報を入れ直さなくて済む」ことが狙いとなっています。 実際にWyre V2を利用した仮想通貨購入は20秒ほどで完了します。 本日より、Webアプリに統合できる、WyreブランドのApple Pay / Google Pay ポップアップ機能は提供されており、こちらのフォームから申し込みが可能になっています。 記事ソース : Wyre Medium

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2019/10/15devcon5に参加して感じたブロックチェーンの未来【後日レポート】
今回、大阪で10月8日から10月11日にかけて4日間開催されていたEthereumの「devcon 5」に参加しました。 貴重な機会をいただき、参加が決まったdevconですが、初めてのdevcon参加ということもあり、この4日間は非常に有意義な経験をすることができました。 本レポートの執筆時点ではdevcon5は既に終了していますが、devconの様子や参加したレポート、そして自分がイベントに参加して感じたことなどを共有したいと思います。 日本は、特にコミュニティが小さく閉鎖的なので、今回のような感想ベースのレポートであっても、みんなで業界のことを考えていけるネタになっていけたらと思います。 devcon 5の概要、様子 devconは毎年世界各国で開催される、Ethereumの開発者向け会議で、5回目となる今回は日本・大阪が会場となりました。 [caption id="attachment_43848" align="aligncenter" width="800"] 会場の入り口付近の様子。台風の接近で風がかなり強めでした[/caption] 日本での開催ということもあり、他の参加者がTwitterなどで紹介されているように、和太鼓や盆踊りなどのパフォーマンス、昼食にも日本の料理やたこ焼きなどが用意されるなど、日本らしいセットアップの4日間になっていたのが印象的です。 一方で4日間を通してみると、会場で日本語の議論が行われていた光景を目にすることはなく、参加者の95%が外国の方で、常に英語が飛び交っているようなイメージでした。 セッションの中身もすべて英語で、開発者向けの高度な内容(rollupやewasmなど)からより抽象的なCode is Lawの議論など、Ethereumの範疇にとどまらずクリプト/ブロックチェーンに関わる多種多様なトピックのセッションが用意されていました。 参加していたプロジェクトを見ても、日本含め世界的に注目を集めているものばかりで、こういった人々から直接色々な話を聞けたのは振り返ってみても非常に大きな刺激になったと思います。 注目すべきいくつかの発表 今回の立ち回りとしては主にイベントに参加していた登壇者や、来ていた参加者とネットワーキングをする、もしくはセッションに参加するかのどちらかでした。 4日間のイベントだったので、多数のセッションに参加しました。その中の一部を紹介すると、下記になります。 下記だけを見ても、非常に注目すべき発表が沢山あることがわかると思います。 Unicef × Ethereum Foundationの仮想通貨ファンドが立ち上がる MakerのMCD(Multi Collateral Dai / 複数資産担保型Dai)のローンチ日が来月の11月18日に決定 パーミッションレス型のリブラ『Open Libra』の発表 2020年のdevcon 6、開催地にアルゼンチン・ブエノスアイレスが立候補(?) Metamaskがプラグインβを発表 And many more... 印象に残った、面白かったセッション Blockchain & The Law: Interfacing the Rule of Law and the Rule of Code どのセッションも非常に面白かったのですが、今回はあまり日本のTwitter上ではシェアされておらず、かつ面白いと思ったものを紹介させていただきます。 本セッションは、主にスマートコントラクト(Blockchain Reality)と現実(Reality)をどう適用させていくのかといった論点でのパネルでした。 Blockchain Reality ⇔ Realityの構図を頭に入れたうえでディスカッションは展開されていきます。 Blockchain Realityというのは、ブロックチェーンのuntoppable(執行を止めることができない)という現実を指します。そして、これが現行の法律に適用できない場合どのようなフレームワークで整然とすることが可能か?という流れで話は進んでいきます。 ディスカッションでは、スマートコントラクト自体に契約を明示する要素というのは実は存在せず、スマコンは単純に双方のintention(意思)の根拠として扱うことができるという意見もありました。 そのため、Codeというのは新たな形の人間同士のインタラクションを執行するためのツールとしての位置付けとするほうが自然で、Code自体には法的な拘束力は存在しないと考えるのが妥当なようです。 また、潜在的なリスクについても触れています。 Realityにおいては例えば、「万引きは犯罪」といったようにある程度の法律を皆が知っているという前提がありますが、Blockchain Realityにおいては例えば「このトランザクションを執行すると犯罪に触れる可能性がある」という点をユーザーが判断できない、無知であることも十分に考えられます。 これはスマートコントラクトで今後登場してくるであろうCodeが必ずしも現存する整然としたフレームワークに則らない可能性があるからです。 僕個人としては、DeFiやこの先でてくるであろうプロトコルとのインタラクションに興味があったので、かなり考えさせられる内容で非常に面白いと感じました。 個人的に参加してみての感想 devconへの参加を通じて感じたことなど、個人的な感想も含め、いくつか紹介していきたいと思います。 もはやただの一プロジェクトではなくなっている もはやムーブメントです。 ソーシャルメディアやethresearchなどのフォーラムでも何となくわかるのですが、会場に行くと改めて単純にバズワードとしてこの業界に携わっている人はほぼ見かけず、Open InternetやDecentralizationなど、様々な思想を共有する巨大なコミュニティがEthereumなんだと感じました。 Ethereum以外のプロジェクトもオープンソースでやっていますが、Ethereumは30万人以上の開発者がいると言われています。 さすがの数字ですが、オープンソースのカルチャーを体現したような雰囲気を肌で感じることができました。 地理的、言語的に孤立している これは、外国を拠点とする様々なプロジェクトの方々とお話しした感想なのですが、日本や韓国はいわゆる英語圏に入り込めておらず、情報がすごく閉鎖的であるという事実を改めて実感しました。 devconの参加者の大多数が外国の方だったので、必然的に彼らとお話しをする機会があったわけですが、日本の話をすると必ずと言っていいほど興味を持ってくれます。 これは日本人としては非常にありがたい(こちらの話をするだけで盛り上がるので)ことなのですが、同時にそこにフィットするプレイヤーが圧倒的に不足している結果として、このような自体が起きているという側面でもあります。 クリプト業界の課題の一つだと思います。 トレンドの移り変わり 僕自身もメディアの人間としてdevconに参加して、ビジネスの話をする機会などもたくさんありましたが、1~2年前までの知名度を上げるための協力の方法を模索するといったテーマから少しまた動きがあるように肌で感じました。 具体的に、プロジェクトが実例を作ること、プロダクトを届けることにより力を入れ始めているなといったイメージです。 また、メディアとしてもこのトレンドの移り変わりを非常に意識し、今後どういう立ち回りをすることが最適なのかということを非常に考えさせられた4日間でもありました。 まとめ [caption id="attachment_43903" align="aligncenter" width="800"] Dogeコインで有名な柴犬が屋外ステージに登場[/caption] 今回のdevconは言わずもがな、大きな刺激にはなりましたが同時に危機感を覚え、我々CRYPTO TIMESとしても目指すべきところはどこなのか?という点や軌道修正を改めて、考え直すべきなのではと考えさせられるような濃い4日間となりました。 テーマは日本です。自分が世界の大きなコミュニティの中でどのように価値を出すか、という点を考えた際至った結論が『日本のネイティブであり、日本人であること』でした。 日本のプロジェクトが海外に貢献する形でフィットしていく中で、国内のことを国内向けに発信するだけではなくワールドワイドなコミュニティに貢献がしたいと本気で思いました。 日本という閉鎖的な環境を英語圏、世界中にフィットさせていけるような1年にしていけたらと思います。 Hopefully, see you all in next devcon 6! また来年のdevconにも参加できるよう頑張ろうと思えた4日間でした。















