Ethereumのコンスタンティノープル延期によりチェーンスプリットなどの混乱が発生
2019/01/19・
Crypto Times 編集部
ニュース
Ethereumは今月16日に予定されていたアップデート「コンスタンティノープル(Constantinople)」をセキュリティ上の理由から延期しました。
この事態を受け、一部のマイナー間でチェーンスプリットなどの混乱が生じているようです。
Ethereumのアップデート『コンスタンティノープル』がセキュリティ脆弱性により延期 ー CRYPTO TIMES
MyCryptoのMichael Hahn氏はReddit上で「アップデートは予定時刻の30時間前に延期された事から、チェーンスプリットは予想できた事態だ。デベロッパーチームは全てのマイニング関係者に連絡する十分な時間がなかった。」とコメントしています。
現在、マイナーの10%ほどが誤ってアップグレードされたチェーンでマイニングを行なっていると推測されています。
Trust Nodesによれば、今回のような混乱は仮想通貨界隈では緊急事態ではないものの、この問題が収束するまでEthereum上でのトランザクション生成を避けるように忠告しています。
今回の混乱の主な原因としては、アップデート延期の情報が様々な言語で拡散されるには数日間の時間が必要だったという点だと考えられます。
このような偶発的なフォークは分散型システムを採用している仮想通貨のデメリットを象徴しているとも言えるでしょう。
記事ソース: Reddit, Trust Nodes
kaz
30時間前はいくらなんでもチャレンジャーすぎる…