Etheream(イーサリアム)のアップデート、コンスタンティノープルの実装が完了

Etheream(イーサリアム)のアップデート、コンスタンティノープルの実装が完了

Ethereum(イーサリアム)のアップデート、「コンスタンティノープル(Constantinople)」が2月28日19時55分(UTC)時点の728万ブロックをもって実装が完了した事が明らかになりました。


コンスタンティノープルはイーサリアムの大型アップグレード計画の3番目にあたるもので、当初は2019年1月の実施が予定されていましたが、セキュリティの脆弱性を改善するべく延期されていました。

今回のアップグレードでは、コンスタンティノープルと同時に「サンクトペテルブルグ(St. Petersburg)」というアップグレードも行われています。

これらの2つのアップグレードはスマートコントラクトの検証コストの削減やビット演算変換機能の追加などイーサリアムのシステムに様々な変更をもたらすことになります。

中でも、最も大きな変更点はマイニングに対する報酬が1ブロックあたり3ETHから2ETHに引き下げられる点でしょう。イーサリアムはマイニング報酬を段階的に引き下げていく事で、最終的にマイニングの必要性を払拭しようと計画しています。

今回のアップグレードはハードフォークを伴っていますが、新たなトークンの発行などはなく、特別操作をする必要はないようです。

Coinmarketcapのデータによると、$ETHはコンスタンティノープルの実装を受けて、前日比で3%ほど上昇しており、記事執筆時点では15,300円付近で取引されています。

記事ソース: Coinmarketcap

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