なぜ仮想通貨投資でマイナス・借金になるの?失敗するケースを紹介

なぜ仮想通貨投資でマイナス・借金になるの?失敗するケースを紹介

「仮想通貨投資で資産がマイナス・借金になることってあるの?」

今回は誰もが一度は気にしたことがあるであろう、このような疑問に答えます。

本記事の内容は下記です。

・仮想通貨でマイナス・借金になる2つのケース
・【初心者向け】トレードのコツ3選

この記事の筆者は2018年3月から仮想通貨メディアで働いており、仮想通貨にまつわる様々な知識を日々学習しています。

本記事では、仮想通貨取引で資産がマイナス・借金になってしまうケースやその対策、トレードのコツなどを分かりやすく解説していきます。

*本記事は3分ほどで読めます。

仮想通貨でマイナス・借金になる2つのケース

・レバレッジ取引で借金するケース
  
・前年度の税金が払えなくなるケース

レバレッジ取引で借金するケース

1つ目のケースがこちらです。

レバレッジ取引とは、自分の資金にレバレッジ(=自己資金を担保に自己資金以上の取引を行う)をかけてトレードができる取引方法のことです。

このレバレッジ取引では証拠金以上の損失を出した場合「追証」という借金が発生してしまいます。

このケースへの対策は下記です。

・現物取引をする
・追証がない取引所でレバレッジ取引をする

現物取引とは、自分のお金だけで仮想通貨の売買をする取引方法のこと。

現物取引だと自分のお金が無くなった時点で強制終了なので、借金を負うリスクはありません。

また、追証無しでレバレッジ取引ができる「BitMEX」のような取引所を使う方法もあります。

「借金は怖いけど、レバレッジ取引はしたい…」

という方は、是非「BitMEX」などの取引所を登録して使ってみましょう。

前年度の税金が払えなくなるケース

もう1つのパターンがこちらです。仮想通貨の税制は非常に複雑でゴチャゴチャとしています。

そして、仮想通貨の利益は「雑所得」に分類され、額によっては所得税が上がってしまうという可能性もあります。

「仮想通貨の利益」とみなされるのは下記です。

①仮想通貨トレードの利益
②仮想通貨で買い物をした時の利益
③仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入した時の利益

①は、単純に仮想通貨トレードの利益です。

②の「仮想通貨で買い物をした時の利益」では、仮想通貨での買い物で利益が発生した場合、その分が雑所得に分類されます。

分かりづらいので例を出しましょう。

例えば、あなたが80万円で買ったビットコインが100万円まで上がったので、100万円のテレビを買ったとします。

この行為は法律上では、

「ビットコインを日本円に戻してからテレビを買っている」

という扱いになるので、仮想通貨で20万円分の利益が出ていることになります。

③の「仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入した時の利益」は、仮想通貨を替えた時にあなたが得をしてた場合、その利益が雑所得に計算されるということです。

こちらはさきほどの②のケースと殆どが同じです。

仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入する場合「仮想通貨Aを一度日本円に戻して仮想通貨Bを購入する」という扱いになります。

仮想通貨Aを日本円に戻した時にもし利益が出ていた場合、その利益分が雑所得に分類されてしまいます。

この仕組みを知らずに年をまたいでしまうと「損してるのに税金を払わなければいけない」という事態になってしまうので要注意です。

ここまでのまとめ-仮想通貨で資産がマイナス・借金になるケース-
①レバレッジ取引で借金する
②前年度の税金が払えなくなる
-抑えるべきポイント-
・借金を負わないためには現物取引や追証がない取引所を使う
・仮想通貨の利益は「雑所得」になり、場合によっては所得税がかかる
・仮想通貨の利益は以下の3つ
「仮想通貨トレードの利益」
「仮想通貨で買い物した時の利益」
「仮想通貨Aで仮想通貨Bを購入した時の利益」
・どの行為に税金が発生するのか把握しておくのが重要

【初心者向け】トレードのコツ3選

「どうせなら儲かるためのコツも知りたい。」

と思った方のために、簡単なコツをいくつか紹介します。

トレードのコツ3選①自分のトレードスタイルを把握する
②マイルールを決める
③「指さればラッキー」戦法

自分のトレードスタイルを把握する

自分のトレードスタイルを把握していないと一時的な損失や損益に振り回されてしまいます。

トレードスタイルには下記があります。

・スキャルピング
(数秒から数分で売買)
・デイトレード
(数時間で売買)
・スイングトレード
(数日から数週間で売買)
・長期トレード
(数週間から数年で売買)

スキャルピングやデイトレードは、トレード時間を確保できてかつ、資金に余裕があり高レバレッジをかけられる人には、向いている手法と言えます。

なぜなら、この2つの手法は短い期間の小さな値動きで利益を出す手法となっているからです。

一方、スイングトレード長期トレードは、トレードの時間を確保できない方に向いている手法。

これらを明確に分かっていないと「長期トレードの立ち回りをしているのに数時間の値動きに振り回される」という事態に陥るので注意しましょう。

②マイルールを決める

マイルールでは下記を決めます。

・損切りポイント
・利確ポイント

損切りポイントとは「自分が決めているポイントよりも価格が下がったら(上がったら)良くないので、ここで一旦撤退しておこう」というポイントのことです。

一方、利確ポイントとは「ここまで価格が上がれば(下がれば)十分だな」と思えるポイントのことです。

トレードでは、ポジションを持つ前に損切りポイントと、利確ポイントをあらかじめ決めるのがセオリーとなっています。(以下画像参照)

初心者がやりがちなミスは、マイルールを決めずに雰囲気でトレードしてしまうパターンです。

このやり方だと、一時的に勝てたとしてもなぜ勝てたかが分からないので継続して勝つことはできません。

また、初心者のうちは根拠もないのにポジションを持ってしまう、通称ポジポジ病と言われるような、トレードをしたいあまりに、無駄にポジションを持ちすぎてしまうことがあります。

徹底してマイルールを作り、実行しましょう。

③「指さればラッキー」戦法

これはかなり実践的なテクニックです。

トレードでは、以下のように自分で引いたライン付近でエントリーするのが基本。

しかし、ここでは「ラインからある程度離れた場所に指値を入れる」という作戦を取ります。

これにより良いポジションが取りやすくなります。

なぜこの作戦を取るかというと、ライン付近でヒゲだけが大きく超えることがよくあるからです。

自分が思っているラインよりも少し遠くに指値を置いておくことで、ヒゲ部分でエントリーでき有利なポジションを持ちやすくなります。

ただし、この方法だと指値がそもそも指さらないことも多いので、

「ここで指さればラッキー、無理だったらしょうがない」

という程度の心持ちでトレードを行いましょう。

まとめ

-仮想通貨で資産がマイナス・借金になるケース-
・レバレッジ取引で追証が発生する
・前年度の税金が払えない
-トレードのコツ-
①トレードスタイルを把握する
②マイルールを決める
③「ここで指さればラッキー」という場所でエントリーする

仮想通貨トレードで勝つためには、まずは最低限知識をつけることが重要です。

なので、

「仮想通貨って結局何がすごいの?」

と思っている方は、仮想通貨の可能性を知るために以下の記事を読んでおきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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