ディセンディングトライアングルとは?使い方やコツを紹介!

ディセンディングトライアングルとは?使い方やコツを紹介!

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    「ディセンディングトライアングルって何?」

    トレードをしてるとこんな疑問を持つことがあるかと思います。

    本記事では「ディセンディングトライアングル」の使い方について詳しく解説していきます。

    具体的には下記です。


    ・ディセンディングトライアングルとは
    ・ディセンディングトライアングルのパターン
    ・アセンディングとディセンディング
    ・まとめ

    テクニカルの知識があると相場の流れを読みやすくなるので、

    「トレードをもっと上手くなりたい」

    といった方は是非最後まで読んでみてください!

    ディセンディングトライアングルとは

    ディセンディングトライアングルとはチャートパターンの1種です。

    ディセンディングトライアングル発生後は「下降トレンドが継続することが多い」とされています。

    なぜなら、ディセンディングトライアングルが発生するのは、

    買い圧があるにも関わらず高値が切り下がっている

    という場面。

    ディセンディングトライアングル発生中は、買い圧を抑え込む大きな売り圧が出る可能性があるのです。

    「んーそう説明されてもよくわからない」という方は、

    ディセンディングトライアングルとは「下降トレンド中、さらに価格下落が起こる可能性が高い時に現れるチャートパターン」

    と覚えておけばひとまずオッケーです。

    ディセンディングトライアングルのパターン

    5つのパターン-サポートラインを下に抜けた後-
    パターン①:そのまま大きく下落
    パターン②:一度上がってから下落
    パターン③:ラインまで戻って上昇
    -サポートラインで跳ね返った後-
    パターン④:一度上昇した後に下落
    パターン⑤:そのまま上昇

    ディセンディングトライアングル発生後の動きはいくつかのパターンに分けることができます。

    それぞれのパターンに対応できるように、各パターンをしっかりと確認しておきましょう。

    サポートラインを下に抜けた後

    パターン①:そのまま大きく下落

    サポートラインとは「底値の反発線」のことで、上の画像で横まっすぐに引かれている黄色のラインがサポートラインです。

    パターン①では、サポートラインを抜けた勢いのまま、大きく価格下落します。

    ディセンディングトライアングルは強い売り圧がある時に発生する形だと前述しました。

    そのため売り圧が買い圧に耐えられなくなることで、大きく価格が上昇することがあるのです。

    このパターンの難点は「エントリーのタイミングが難しい」ということ。

    一気に価格上昇してしまうパターン①では戻り売りができません。

    このパターンを想定してエントリーする場合は「サポートラインを割った瞬間にエントリー、戻ってきたら損切り」という戦略が一番無難でしょう。

    パターン②:一度上がってから下落

    パターン②はサポートラインを割った後、再びライン付近まで下がってきて再度下落するパターンです。

    チャートは基本的に大きく価格が動いた時に反対方向に少し戻るという性質があります。

    そのため、サポートラインを割った後に一度少し戻ってから再度下落というパターン②のような形が生まれるのです。

    このパターン②を予想している場合、エントリーは「一度上がった時の戻り売り」が良いでしょう。

    パターン②は戻り売りができる点から「最もエントリーしやすいパターン」とも言えます。

    パターン③:ラインまで戻って上昇

    最も注意すべきなのが一度下に割った後に上昇するパターン③です。

    パターン③の動きは、大口トレーダーが他のトレーダーをだまそうとするために発生します。(*全てではありません)

    トレードは「儲かっている人がいる分、損している人がいる」というゲームです。

    これは言い換えると「みんなに損をさせるほど自分が儲かる可能性が高くなる」ということ。

    そのため、相場に対して影響力を持っているトレーダーは、サポートラインを割ったタイミングで強烈な買いをかけるのです。

    なぜなら多くのトレーダーは「ディセンディングトライアングルが出たら価格が下落する」と思っているから。

    パターン③では上にいったと見せかけて上昇するため注意しましょう。

    サポートラインで跳ね返った後

    パターン④:一度上昇した後に下落

    パターン④は一瞬上に抜けるように見せかけて、大きく下落しサポートラインを割るパターンです。

    これもある種のだましのようなもので「下に抜けなかったからロングだ!」とロングを入れた人達がやられるパターンですね。

    パターン④を想定していた場合は、しっかりサポートラインを割った後での戻り売りでエントリーしましょう。

    ディセンディングトライアングルは基本的に下落局面で発生するので、逆張りのロングで儲けようとするのは初心者の方はやめておきましょう。

    パターン⑤:そのまま上昇

    ⑤は「サポートラインが強くて下抜けしなかった」パターンです。

    ディセンディングトライアングルでは基本的にサポートラインの割ることを想定するのですが、反発が強かった場合はそのまま跳ね返り価格が上昇します。

    パターン⑤では、トレンドが転換して下降トレンドから上昇トレンドに変わる場合もあります。

    全てがパターン通りに機能するわけではないので、柔軟に対応できるようにしましょう。

    ディセンディングトライアングルの引き方

    まず上昇トレンドの中で下記の2つのポイントがないかチェックします。

    ・サポートラインが発生してる
    ・高値が切り下がっている

    底値が同じぐらいの価格で反発しており「サポートラインが引けそうだな」を思ったらまずはざっくりと引いてみましょう。

    次に下記の画像のように、高値が切り下がっている部分を見つけて高値同士をラインで結びましょう。

    サポートラインと切り下がっている高値のラインが引ければ、ディセンディングトライアングルは完成です。

    ディセンディングトライアングルとアセンディングトライアングル

    価格下落の局面で現れるディセンディングトライアングルの反対に、価格上昇の局面で現れるパターンをアセンディングトライアングルと言います。

    この2つのパターンが出現した時は、下記である場合があります。

    ・レンジ相場の終わり
    ・トレンド転換

    レンジ相場とはずっと同じ価格帯を行き来している相場のことです。

    ディセンディングトライアングルまたはアセンディングトライアングルが発生した場合は、このレンジ相場が終わりトレンドが生まれる可能性が高くなります。

    また、上昇トレンド中に下落パターンであるディセンディングトライアングルが発生した場合は、トレンドの転換が起こる可能性が高いです。

    これら2つのことを知っておくと、より相場の流れを掴みやすくなるので是非覚えておきましょう。

    ディセンディングトライアングルの際にオススメの取引所

    国内取引所

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    まとめ

    ここまでのまとめ・ディセンディングトライアングルは下落パターン時に現れる三角形
    ・「レンジ相場の終了」や「トレンド転換のきっかけ」になることも
    -ディセンディングトライアングルのパターン-
    パターン①:そのまま大きく下落
    パターン②:一度上がってから下落
    パターン③:ラインまで戻って上昇
    パターン④:一度上昇した後に下落
    パターン⑤:そのまま上昇
    -ディセンディングトライアングルの引き方-
    ・サポートラインを横一直線で引く
    ・切り下がってる高値同士を結ぶ

    「ディセンディングトライアングルが綺麗に引けて、しっかり機能する」という場面はなかなかありません。

    なぜなら相場は生き物と同じで全てが思ったとおりにいかないからです。

    ですが、チャートパターンを知っていれば、自分なりの戦略を組み立てることができます。

    みなさんも是非、ディセンディングトライアングルをマスターしましょう!

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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