イギリス国立公文書館、公文書管理にブロックチェーン技術を利用予定と発表

イギリス国立公文書館、公文書管理にブロックチェーン技術を利用予定と発表

イギリス政府の公文書管理機関である英国立公文書館(The National Archives)が、公文書の正確性を証明するために、ブロックチェーンを活用する予定であると発表しました。

公文書管理プロジェクト ARCHANGEL

今回の英国立公文書館によるブロックチェーン活用の公文書管理は、ギルフォードのサリー大学が考案したARCHANGELと呼ばれるブロックチェーンプロジェクトであり、同大学は他にも2つのブロックチェーンプロジェクトを考案、資金援助を獲得しています。
サリー大学はARCHANGELの他にも、電子投票システムとヘルスケアに関するプロジェクトを考案し、ARCHANGEL同様、英国工学・物理科学研究会議(EPSRC)からの資金援助を獲得しています。

電子投票システムとヘルスケアに関するプロジェクトに関しては下記の記事が参考になります。

英国立公文書館、サリー大学、英オープンデータ・インスティテュートが立ち上げ、英国工学・物理科学研究会議(EPSRC)が資金援助するこのARCHANGELは、公文書にどのように編集があったかを追跡可能にするブロックチェーンを作成することにより、公文書の整合性を保つことを目指します。

英国立公文書館の発表によると、当プロジェクトは、
文書が変更されるたびに監査証跡を作成し、どのように編集されたかを正確に記録する。また、文書の変更記録のコピーを多く作り、それらを英国内だけでなく国際的に広く配布することで整合性を保ち、個々の機関によって文書が書き直されることが不可能な状態にする
ことが目的とされています。

記事ソース: イギリス国立公文書館ブログ

sota
本来であれば日本が真っ先に注力すべき分野のように感じます。森友問題。。。

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