NASAがフライトデータのプライバシーやセキュリティの確保にブロックチェーン技術の導入を検討!?
   公開日 : 2019/01/13

NASAがフライトデータのプライバシーやセキュリティの確保にブロックチェーン技術の導入を検討!?

ユッシCRYPTO TIMES公式ライター

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この記事の3つのポイント!・NASAがフライトデータ管理にブロックチェーン技術の導入を検討
・米は2020年から航空機の情報を公的に放送するよう命じられており、これにより利害関係者間でのセキュリティ問題が浮上する可能性がある
・スマートコントラクトなどを用いたシステムを導入することで、公開データを適切に管理できる

記事ソース:TNW

NASA(米航空宇宙局)が航空機のフライトデータのプライバシーとセキュリティを確保する手段としてブロックチェーン技術の導入を検討していることがわかりました。

NASAの航空コンピュータエンジニアであるロナルド・レイスマン氏は「ブロックチェーン技術並びにスマートコントラクトがフライトデータのセキュリティ問題を軽減させることができる」という旨の論文を発表しました。

アメリカは航空機の身元や位置の情報を公的に放送する監視システム(ADS-B)を2020年より導入するよう連邦航空局(FAA)から命じられています。

レイスマン氏の論文によると、このADS-Bシステムの導入により利害関係のある国や企業同士のセキュリティの問題が浮上してくるようです。

この問題の対応策としてレイスマン氏はHyperledger Fabricとスマートコントラクトに基づいたプロトタイプ「ABI(Aviation Blockchain Infrastructure)」を挙げました。

ABIを導入することで、高度・緯度などの航空機の状態情報はプライベートチャンネルで、出発地、目的地、飛行経路などは承認されたすべてのメンバーがアクセスできるチャンネルで管理されるようになります。

(画像引用:NASA)

NASAは昨年の4月にオハイオ州アクロン大学が行っているブロックチェーン技術の研究に約3500万円を支援しています。

この研究チームは、イーサリアムのブロックチェーン技術やスマートコントラクト技術を用いて、コンピューターシステムが人を介さずに意思決定を下すことができるプログラムの開発に取り組んでおり、宇宙探索機での利用を目標としています。

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