仮想通貨が次世代の決済手段としての機能を有しているとする、新たな研究結果が報じられる
2018/07/14・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!
- 新たな研究が次世代の取引手段としての仮想通貨の可能性を示唆
- 仮想通貨が既存の主流取引手段取って代わる
- 仮想通貨はすでに貨幣の三大機能のうち「価値貯蔵」機能を有している
記事ソース:Bitcoin [BTC] and others are evolutionary to our economy, implies a new study
次世代の取引手段としての仮想通貨の可能性を示唆した新たな研究結果が報じられました。
インペリアル・カレッジ・ロンドンとeToroの共同研究は、ビットコインやその他のアルトコインは次世代の通貨として、既存の主流な取引手段に取って代わる可能性があると示唆しました。
研究者等によると、これまでの伝統的な貨幣の三大機能である「価値貯蔵(store of value)」、「流通手段(medium of exchange)」、「価値尺度(unit of account)」の3つの点においてビットコインやその他の仮想通貨を研究したところ、仮想通貨はすでに「価値貯蔵」の機能を有しているといいます。
これは、現在世界中で見られる仮想通貨での投資、取引、モノやサービスの購入などのことです。
残る2つの機能を満たすには、スケーラビリティやレギュレーションなどが障壁になります。
同大学の教授で今回の研究に携わったWilliam Knottenbelt氏は次のように述べました。
”日々ややこしい専門用語を新たに耳にするように、仮想通貨の世界は凄まじい速度で発展している。
このような分散化技術の発展は、私たちがよく知る金融システムや資産の概念を大きく変えてしまうかもしれない。”
Bitcoin [BTC] and others are evolutionary to our economy, implies a new study
Daichi
現実世界での活用が普及するにはまだ少し時間がかかりそうですが、そう遠くない未来には仮想通貨での取引が当たり前になっているかもしれませんね