200億円分のビットコイン、約4年ぶりに移動|長期保有者は増加傾向に

200億円分のビットコイン、約4年ぶりに移動|長期保有者は増加傾向に

2018年10月から2019年12月にかけてビットコインを蓄積していた休眠状態のビットコインアドレスから、約200億円に相当する3623ビットコインが移動されました。

ビットコインの移動は2つの異なるアドレスに分割され、一方には2000 BTC、もう一方には1623 BTCが送金されました。約1年間にわたりビットコインを蓄積していた大口アドレスは、2018年からの保有により1.1億ドル(約164億円)の利益(未実現利益)に達しています。

ビットコイン市場における分析では、長期間動かされていないビットコインの動向を重視する手法が存在し、データプラットフォームglassnodeと米投資会社ARK Investは、上記観点に重きを置いた分析方法「Cointime」を共同で開発、発表しています。

先日、glassnodeが公開したレターによると、155日以上ビットコインを移動させていないアドレス(Long-Term Holders: LTH)が保有するビットコインのボリュームが2022年11月以降で史上最高値を更新したことが明らかになりました。*レポート公開時

同社は最近のビットコイン価格の上昇に伴い、利益を得た通貨ボリュームが2年前の2021年11月のオールタイムハイ(ATH)からの下落時に見られた水準に達していると分析しています。しかし、これらの未実現利益の規模は小さく、長期保有者が利益を確定する動機としては不十分であると結論付けています。

記事ソース:BitinfoChartsglassnode

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