Aaveの分散型ステーブルコイン「GHO」、約4億円分発行
Crypto Times 編集部
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大手レンディングプロトコルAaveが手がける分散型ステーブルコインGHOが公開から数日で約4億円分発行されました。
先月15日にEthereumのメインネットワーク上でリリースされた$GHOは、1 GHO = 1 USDでペッグされるステーブルコイン。Aave V3プールでトークンを供給し担保とすることで借入(借入時に生成)が行えます。
The Aave DAO has successfully launched @GHOAave on the Ethereum Mainnet. Congrats to the Aave community on this historic moment! pic.twitter.com/Br3QGqMU8X
— Aave (@AaveAave) July 15, 2023
Aaveのネイティブトークン$AAVEをステーキングしているユーザー(stkAAVE保有者)は、1stkAAVEごとに100GHO分まで借入金利の割引が適用されるのもGHOの特徴の1つです。
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GHOのデータ|画像引用元:Aave
今年5月に公開された分散型取引所Cruveが手がけるステーブルコイン「$crvUSD」のマーケットキャップは現在約112億円となっており、分散型ステーブルコインの市場は拡大を続けています。
Aaveの創設者であるスタニ・クレチョフ氏は先日、今年の残りのDeFi領域における戦略について「決済のユースケースを明確にすることに集中する」と表明。そのなかで透明性の高い分散型ステーブルコインは、決済に適していると述べました。
ステーブルコインをめぐる動きが世界各地で進むなか、特定の国に縛られない分散型ステーブルコインの今後の動向に注目が集まります。
CT Analysis『2023年7月 分散型ステーブルコイン・CDP 市場とプロダクト動向の解説』レポートを公開
記事ソース:Aave