ビットコイン、建玉増加で1年半来の水準到達|年末1 BTC = 45,000ドルの予想も

ビットコイン、建玉増加で1年半来の水準到達|年末1 BTC = 45,000ドルの予想も
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ビットコインの先物取引市場での建玉(OI)が、昨年2022年4月と同様の水準である約16.66億ドル(約2兆521億円)を記録しました。

ビットコイン先物のOI推移|画像引用元:Coinglass

最も建玉が多いのは*CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で、その建玉は約4.20億ドルに達しています。これに続くのはBinanceの約3.93億ドル、次にBybitの約2.68億ドルです。*CME = 世界最大級の金融デリバティブ市場の一つで2017年にビットコインの先物を立ち上げている

昨年4月にOIが同水準だった際、CMEはBinanceの約半分の規模で第3位に位置していたことから、ビットコイン投資家の構造に変化が生じていることが窺えます。

ビットコインは先月10月16日に1日で2000ドルの急騰を記録し、その後も価格上昇を継続。11月1日には、心理的節目と言える35,000ドルをローソク足(日足)の実体ベースで突破し、現在は2022年5月以来1年半ぶりの37,000ドル台を記録しています。


シンガポールの仮想通貨サービスプロバイダーMatrixportは、ビットコインが36,000ドルを突破すると次の重要なレジスタンスラインである40,000ドルへ上昇すると予想。さらに同社は今年末までに45,000ドルに達する可能性があるとしています。

Matrixportは、明日夜に発表される米消費者物価指数(CPI)に注目が集まるとし、昨今米国の取引時間中にビットコインの買いが増加している状況を踏まえても年末にかけてさらなるビットコインの価格上昇が予想されるとしています。

激しい価格変動を見せる仮想通貨市場の動向に引き続き関心が寄せられます。

記事ソース:CoinglassMatrixport


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