ビットコイン半減期後、マイナーの収益構造に変化か

ビットコイン半減期後、マイナーの収益構造に変化か

4月20日に訪れたビットコインの半減期では、マイナーが受け取るブロック報酬が6.25 BTCから3.125 BTCに減少しました。

これによりビットコインの年間インフレ率は約0.85%まで低下し、金の約2.3%という数値を下回る結果に。このような状況の中、オンチェーンデータプラットフォーマーであるglassnodeは形成されつつある新たな収益モデルにどのように適応すべきかついての見解を示しています。

ビットコインネットワーク上の新たなソリューションである「Runes」の登場により、一時トランザクション手数料は一時大幅に増加しました。その結果、マイナーの収益は一時ブロック生成報酬から取引手数料へとシフト。実際、半減期の翌日には、マイナーの収益の75%がブロック生成報酬ではなく取引手数料によるものであったことが報告されています。

ビットコインのトランザクション手数料の推移|画像引用元:BitInfoCharts

半減期後のハッシュレートは安定または増加傾向となっており、これはマイニング技術の効率化やマイニング事業者の運用調整によるものであるとglassnodeは指摘。

同社は今後数週間の市場のモニタリングに必要となる指標として下記4つを挙げています。

  • ハッシュレート
  • MVRV (Market Value to Realized Value) 比率
  • マイナーの収益と取引手数料
  • 実現時価総額

マイナーの収益と取引手数料に関して、glassnodeは「半減期によるブロック報酬の減少と取引手数料の増加はお互いを相殺することが可能。半減期が到来したにも関わらずマイナーの収益が増加することは、健全なネットワーク活動のシグナルであり、強気市場のセンチメントを示唆する可能性がある」との見解を示しています。

マイニング事業者の最新動向

ナスダック上場企業でビットコインマイニング大手のマラソン・デジタルは4月に850 BTCのマイニングに成功したと報告しています。

同じくBTCマイニング事業を手がけるRiot Platformsは4月に375 BTCを採掘。

同社の報告によると、4月にBTCの売却を行なっておらず今後さらなる施設拡充も予定しているとしています。

ビットコイン半減期の到来後マイニング事業者の収益は大幅に減少するとの見方が多かったものの、取引手数料の増加やビットコイン価格のさらなる上昇により新たな展開が訪れる可能性があります。

市場参加者は様々なオンチェーン上の指標や企業報告などの継続的な確認が求められます。

記事ソース:glassnodeRiot Platforms

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