日経平均7日ぶり反発、6000円超の急落から底打ちか?
よきょい
10月16日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比898円34銭高の6万5324円29銭で取引を終え、7営業日ぶりに反発しました。前日の大幅下落を受けた買い戻しが広がり、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、アドバンテストなどAI・半導体関連株が上昇しました。
前日15日の日経平均は3318円34銭安の6万4425円95銭と6日続落し、1日の下げ幅として過去3番目の大きさを記録していました。9月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米国の利上げ観測が強まったことが背景とされています。
16日は前日の反動に加え、15日の米国市場でダウ工業株30種平均が556ドル21セント上昇したことも買いを後押ししました。東証プライムでは33業種中32業種が上昇し、下落したのは電気・ガス業のみでした。
もっとも、16日の上げ幅は前日の下げ幅の3割程度にとどまったと試算されます。前場には一時6万5500円台を回復したものの、AI投資への懸念が残るなかで戻り待ちの売りに押され、大引けにかけて上げ幅を縮めました。前引け時点では、東京エレクトロン1銘柄で日経平均を約111円押し上げていました。指数が一部の値がさ株の動きに左右されやすい状況が続いています。
日経平均は15日までの6営業日で6000円強下落しており、値ごろ感からの買いが入りやすい局面でした。ただ、AI関連企業の投資回収を巡る警戒感は根強く、本格的な反転を見極めるにはなお時間がかかるとの見方もあります。米国の物価や金利の動向が、引き続き相場の方向を左右しそうです。
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