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仮想通貨は「永遠に続く資産クラス」 Galaxy Digital CEO、資金流入の継続に自信

仮想通貨は「永遠に続く資産クラス」 Galaxy Digital CEO、資金流入の継続に自信

米仮想通貨投資企業Galaxy Digitalのマイケル・ノボグラッツCEOは、最近のインタビューで仮想通貨市場への強気な見通しを改めて示しました。

ノボグラッツ氏は、米国で利下げが行われていないにも関わらず、仮想通貨の価格が3ヶ月前と比較して大幅に上昇している現状について「市場心理が変化しているからだ」と指摘。仮想通貨は資産クラスとしての地位を確立しており「これは永遠に続く」と述べました。

米SECによる現物型ビットコインETFの承認後、運用資産が580億ドルに達するなど、資金流入が加速している現状があります。さらに、先日にはイーサリアムの現物型ETFも実質的に承認されたことで、市場の注目はさらに高まっています。

ノボグラッツ氏は、仮想通貨が資産クラスとして広く認識されていることを示す例として「毎日、モルガン・スタンレーのセールスマンが電話を取り、富裕層の顧客に仮想通貨を売り込もうとしている」と表現しています。

同氏は、「SAB121」が廃止されれば、バンク・オブ・ニューヨークやステート・ストリートといった大手金融機関がカストディサービスに参入し、JPモルガンやゴールドマン・サックスといったプレイヤーが業界にさらに参入するきっかけになるとの見解を示しました。SAB 121は2022年にSECが発表した指針で、仮想通貨を保管する機関に対してそれらの資産を負債として計上するよう求めるものです。

先日、ジョー・バイデン大統領は、SAB121を撤廃しようとする決議案に対し、拒否権を発動しました。

トランプ前大統領やジョー・バイデン大統領による争いが繰り広げられている次期大統領選では、仮想通貨に対する姿勢を候補者が示す場面も多くなっており、引き続き米国での動きに注目が集まります。

記事ソース:CNBC

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