
【18企業が参加】OpenSea主導のNFTセキュリティグループの詳細公開

Crypto Times 編集部
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NFTマーケットプレイスOpenSeaが主導する「NFT Security Group」の詳細が発表されました。
昨年11月に行われたイベント「NFT.NYC」で発表されたNFT Security Groupは、NFTセキュリティの課題に取り組むため、プラットフォームや企業の垣根を超えて様々な専門家や企業によって構成されるプライベートなグループです。
OpenSeaはグループ発足時からNFT分野に関心のある企業を招待してきており、現在は下記企業が参加しています。
- 『NFT Security Group』参加企業一覧
- Alchemy、Arweave、Blockade Games、Coinbase、Foundation、Horizon Blockchain Games、Protocol Labs (IPFS)、Known Origin、MakersPlace、Manifold、MetaMask、Nifty Gateway、OpenSea、Polygon、Rarible、SuperRare、WalletConnect、Zora
OpenSeaはNFT Security Groupの目標として、
- プロアクティブ:脆弱性レポートを共有し問題が起きる前に修正する
- コミュニティ主導:脆弱性が報告された段階、また修正プログラムが開始される前であっても、早期に脆弱性と修正プログラムの仕様を提出する
- クローズホールド:厳格な守秘義務の原則を維持するプライベートワーキンググループになる
- クロスプラットフォームの安全性に焦点を当てる:他の企業やエコシステムに誠意を持って認識と修正を広めることにより、ユーザーを普遍的に保護する
の4つを掲げており、その中でもクロスプラットフォーム安全性に焦点を当てることを最も重要な目標としています。
現在、NFT Security Groupへの参加は完全な招待制となっていますが、OpenSeaとHackerone、Immunefiなどが手掛けるバグバウンティプログラムへの参加で、個人もセキュリティ貢献に携わることが可能。
OpenSeaはNFT Security Group以外にも、公式ブログでのセキュリティに関するコンテンツの強化も行う予定としています。
Immunefiが公開したレポートによると、昨年2021年に暗号通貨業界で発生した詐欺・ハッキングの被害総額は1兆円を超えており、セキュリティの向上は業界全体の大きな課題となっています。
【-約1兆1792億円】2021年の詐欺・ハッキング被害総額が判明。Immunefiがレポート公開
記事ソース:OpenSea Blog
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