タイ国有エネルギー企業、EWFと提携でグリーン電力証書をブロックチェーン上で発行へ

タイ国有エネルギー企業、EWFと提携でグリーン電力証書をブロックチェーン上で発行へ
ct analysis

タイ国有のエネルギー関連企業・PTTが、ブロックチェーン技術のエネルギー分野への応用を進める非営利団体・Energy Web Foundation (EWF) と共同で、グリーン電力証書システムをブロックチェーン上で実装する試みを行っていることがわかりました

自然エネルギーにより発電された電気の環境付加価値は、I-RECと呼ばれる国際団体が管理する「グリーン電力証書」という形で発行され、取引が行えるようになっています。

しかし、電力の供給元や発電方法からクリーンなエネルギーだけを判別するのは難しいため、グリーン電力証書の発行数は極めて少ないのが現状となっています。

今回PTTとEWFが共同で行うブロックチェーンプロジェクトでは、I-RECの基準に即する形で証書をブロックチェーン上で発行・管理できるシステムの開発が行われる予定です。

(↓エネルギーとブロックチェーン↓)
京セラがLO3 Energy社とVPP(バーチャル・パワープラント)の導入テストへ – CRYPTO TIMES
丸紅とLO3 Energy、ブロックチェーンを基盤とした電力取引の実証実験を開始 – CRYPTO TIMES
中部電力がブロックチェーンを活用した余剰電力取引の実証実験を開始 – CRYPTO TIMES

記事ソース:Thai Oil and Gas Firm Develops Blockchain-Based Renewables Platform

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks