カード業界コンソーシアムに新メンバー!TISが開発担当として参画を発表!

カード業界コンソーシアムに新メンバー!TISが開発担当として参画を発表!

TISインテックグループのTIS株式会社が、「ブロックチェーン技術等を活用したペイメントカード業界コンソーシアム」が開始する分散台帳技術(DLT)を活用した不正に関する情報の共有についての実証実験に、開発パートナーとして参画することを発表しました。

今回の概念実証は、分散型台帳技術を活用してクレジットカードの不正利用に関する情報を各企業間でリアルタイムに共有することで、不正利用による被害を減らすことが目的のようです。

TISはアメリカのエンタープライズ・ブロックチェーン企業である「R3 HoldCo LLC」社と資本・業務提携しています。そのため今回の概念実証では、R3社のDLTプラットフォームである「Corda」が活用される予定であり、分散台帳基盤の開発はTISが担当する模様です。

R3社のCordaは、金融機関向け取引に特化したエンタープライズレベルのDLTプラットフォームであり、ブロックチェーンのように情報を全ノードにブロードキャストするのではなく、取引関係者だけが情報を把握することで金融機関での活用が可能なプロジェクトです。

TISによると、将来的には分散台帳技術(DLT)の活用範囲を広げ、金融機関システムのさらなる安定性と効率性の向上が目指しています。また、クレジットカード業界でも、情報共有や不正防止だけでなく、KYCや仮想通貨発行、ポイント管理などの様々な用途での活用が期待されます。

記事ソース: TIS HP

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