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2024/10/22業界初の取り組み|サポート対象のブロックチェーンが支払った手数料からLava Networkの貢献者に収益を分配
インフラサービス構造における持続可能な収益の先駆けとなるLavaは、ブロックチェーンがネイティブトークンでサポート料を支払う初のプロトコルです。 2024年10月21日 – ブロックチェーンへのより迅速かつ信頼性の高いアクセスを実現する基盤となるインフラプロトコルであるLavaのネットワーク貢献者に収益が分配されました。これは、業界初のプログラムで、サポート対象のブロックチェーンのネイティブトークンで支払われた手数料から得られたものです。 Lavaモデルは、DeFiプロトコルがベンチャーキャピタルへの依存、インフレ的なトークン経済、投機的慣行を理由に批判されることが多い中、持続可能な実質的な収益の創出が可能であることを示しています。 毎月17日に分配される収益は、Lavaネットワークを使用する高品質なインフラプロバイダーを誘致するブロックチェーンから生み出され、まずはATOMを搭載したCosmos Hub、続いてStargazeとEvmosのプールがオープンします。Lavaには、StarknetやFilecoinなど、他にもいくつかのチェーンが控えています。 「暗号通貨業界は、今こそ基本に立ち返るべき時です。Lavaは収益を生み出す数少ないブロックチェーンインフラグループのひとつです。しかし、インフラ業界では初めて、貢献者はサポートするブロックチェーンのネイティブトークンで直接収益を得ることができます。」」と、Lava Foundationのマーケティング&コミュニティ担当リーダーであるイーサン・ルック氏は語ります。 ブロックチェーンとロールアップは、ネイティブトークンで構成されるインセンティブプールをLava上に作成します。これらのプールは、Lavaへの貢献者を引き付け、貢献者はバリデータとして活動したり、LAVAを拠出してネットワークを保護したり、RPCノードを実行してデータを供給したりすることができます。RPCプロバイダーは、トランザクション、鋳造、拠出、スマートコントラクトの展開など、オンチェーンの重要なアクションをサポートします。貢献者は、プロバイダーにLAVAを再拠出することもでき、パフォーマンスの高速化と信頼性の向上に役立ちます。 Lavaのダイナミックモデルは、確立されたブロックチェーンだけでなく、スケーリングに必要な信頼性の高いインフラの確保に苦労することが多い、新しいブロックチェーンにもメリットをもたらします。そして、Lavaには成功の実績があります。35以上のブロックチェーンにまたがる230万人以上のユーザーに電力を供給し、770億件以上のRPCリクエストを処理しており、多くの分散型アプリケーションの目に見えないバックボーンとなっています。 Lavaの勢いは増し続けています。これまでに100万ドル以上のインセンティブがLava上で配布されることが決定しており、Web3スペースにおける主要なインフラストラクチャプレーヤーとしての地位を確固たるものにしています。これは、日々その上に構築されるアプリケーションやチェーンの数が増加しているために不可欠なものです。 今年初め、Lava Networkは段階的なメインネットを立ち上げ、5,500万のLAVAトークンを配布しました。Filecoin Network、Starknet Foundation、Cosmos Hubなどの著名なパートナー企業も参加し、Lavaメインネットへのすべての接続チェーンのオンボーディングも間もなく開始されます。Lavaはまた、今年初めのシードラウンドで1500万ドルの資金を調達し、著名なWeb3企業やエンジェル投資家の参加により、SAFT(Simple Agreement for Future Tokens)を通じて1100万ドルを確保するなど、多額の投資も集めています。 Lava Networkの詳細や、$LAVAを委任して報酬を得る方法については、www.lavanet.xyzをご覧ください。 Lava Networkについて Lava Networkは、あらゆるブロックチェーン上でdappsとウォレットをより高速かつ信頼性の高いものにする基本プロトコルです。NEARプロトコル、Starknet、35以上のチェーンがすでにサポートされており、LavaのRPCサービスは毎月230万人以上のユーザーによる770億件以上のデータリクエストを処理しています。貢献者はバリデータとして実行したり、データを提供したり、ステークをやり直したりして、サービスパフォーマンスを向上させることができます。Lavaの目標は、誰もがオンチェーン体験を10倍にすることです。
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2024/10/22総額137億円規模、Scrollの仮想通貨エアドロップが実施
イーサリアムレイヤー2スケーリングソリューション「Scroll」の$SCRトークンのエアドロップを実施しました。現在価格で9,100万ドル(約137億円)規模のトークン配布となっています。 The wait is finally over. Today, we're excited to introduce Scroll's First Airdrop 🪂 This airdrop is a celebration of the collective efforts and contributions that have driven Scroll’s success so far. Read the full announcement to dive into the details! 🔗:… pic.twitter.com/xGD6x8zWDD — Scroll (@Scroll_ZKP) October 21, 2024 今回のエアドロップでは、総供給量10億$SCRのうち7,000万$SCR(7%)が、以下の4つのカテゴリーに分配されます。 コミュニティドロップ エコシステムプロジェクト 貢献者 グローバルコミュニティ 「コミュニティドロップ」では、スナップショット時点で200 Marks以上を獲得したオンチェーン参加者に4,000万SCR(総供給量の4%)が配布される他、適格なオンチェーンユーザー全員に1,000万SCR(総供給量の1%)が分配。 さらに、2024年8月1日時点で、イーサリアムメインネットでENS名(トップレベルの)を保有、Gitcoinへの寄付、Juiceboxでのキャンペーンへの寄付、Scroll上でのスマートコントラクトウォレットの使用といった特定条件を満たした参加者には、割り当て分の500万SCR(総供給量の0.5%)からボーナスが付与されます。 また「Canvas」と呼ばれるScrollエコシステム内でのタスクに応じてバッジを収集するプログラムでは、バッジ獲得数に応じてTier 1 ~ 4までランク分けされ、最低25~60 Marksが加算されています。 エアドロップ対象者はトークン請求サイト (https://claim.scroll.io/) にアクセスし、ウォレット接続後、手順に従うことで$SCRトークンが獲得できます。*請求期間は90日間 $SCRはBinance、Bybit、OKX、Kucoin、Bitgetなどの主要取引所において、現物取引対応が開始・決定しており、記事執筆時1 $SCR = 約1.3 $USDTを記録しています。 Bitgetに登録して$SCRの売買をする Scrollは、今回のエアドロップに加えて新しい報酬プログラム(セッション2)の実施を発表しています。エアドロップ第1弾の対象者はMarksカウンターがリセットされ、対象外だったユーザーは、持ち越したMarksで引き続きセッション2に参加できる模様です。 セッション2ではScrollエコシステム全体における流動性貢献に対して、ホワイトリストに登録された資産に対してMarksが付与されるようになり、DEXでのLP提供などでMarksブーストも提供されるとしています。 記事ソース:Scroll (1) 、(2)
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2024/10/22ミームコイン市場の時価総額が600億ドルに迫る、10月の盛り上がりに乗ってFlockerzも新規投資家を集める
強気相場が起きやすい「アップトーバー」といわれる10月に入り、ミームコイン市場は時価総額が600億ドルに迫っており、現在は580億ドルとなっています。 そのような中で登場した最新ミームコインFlockerz($FLOCK、フロッカーズ)は、現在実施しているプレセールで市場の盛り上がりに乗って新規投資家を集め、70万ドル以上の資金確保に成功しています。 完全なコミュニティ主導型のミームコインであるFlockerzは、仮想通貨業界で大きな注目を集めており、直近4日間で約20%もの大規模な資金流入を記録しています。 次の目標額は101万ドルに設定されており、現在のプレセールステージでは1$FLOCKあたり0.005793ドルで取引されています。 ミームコイン市場の時価総額が600億ドルに迫る 10月のアップトーバーも下旬に差し掛かっており、冒頭でも触れたようにミームコイン市場の時価総額は600億ドルに迫る勢いがあります。 特に、AIチャットサービスであるChatGPTによって生成されたTurbo($TURBO、ターボ)は、0.01318ドルを記録して史上最高値を更新し、注目を集めています。 本稿執筆時点の価格は、$TURBOあたり0.01089ドルですが、過去1週間を見てみると66.35%の高騰を記録しており、一部の投資家は0.1ドルまで上昇すると信じています。 また、犬ミームコインに対抗するために生成されたCats in a dogs world($MEW、ミュー)も価格高騰が著しく、過去24時間で3.02%、過去1週間では52.21%の上昇を遂げています。 市場の投資家たちは、$MEWに対しても史上最高値および時価総額の更新を期待しており、より大きなリターンを狙って追加購入を決めています。 トップ仮想通貨ビットコインも6万8000ドルを記録 トップ仮想通貨であるBitcoin(BTC、ビットコイン)も、一時6万8000ドルを記録して盛り上がりを見せています。 その後BTCは6万4000ドル台へと一時的な下落が見られましたが、本稿執筆時点での過去24時間では何度か6万8000ドルに到達しており、7万ドル達成への期待感が高まっています。 ここ最近のBTCの上昇は、ドナルド・トランプ前大統領によって引き起こされたと考えられており、Polymarketのデータによるとトランプ前大統領が、カマラ・ハリス副大統領を超えて59%の勝利確率でリードしています。 また、アメリカの大統領選挙まで1ヶ月をきっており、一部のアナリストは現在のBTCの値動きは前回(2020年)・前々回(2016年)の大統領選挙の時のパターンに似ているため、更なる上昇が期待できると評価しています。 Bitcoinは、10月14日に5億5500万ドルのETF(上場投資信託)流入を記録して数ヶ月ぶりの高値まで上昇しているため、上昇抵抗線を突き抜けるきっかけになって現在の史上最高値を更新する可能性があるともいわれています。 一部の予測データでは、BTCが68%の確率で上昇抵抗線を超えるとされており、10月には7万ドルへ到達する可能性が高いともされています。 BTCの力強い高騰によって、アップトーバーへの期待感がさらに高まっており、ミームコインを始めとする仮想通貨市場全体の価格が上昇傾向にあります。 コミュニティ主導型のミームコインFlockerzも新規投資家を魅了 コミュニティ主導型のミームコインであるFlockerzも、$TURBOや$MEWのように新規投資家を魅了しており、プレセールでは現在76万ドルの資金が調達されています。 成功するミームコインプロジェクトは、共通の興味・ユーモア・インターネット文化への繋がりを共有する強固なコミュニティを基盤として築かれていることが多いです。 しかしながら、仮想通貨プロジェクトの多くは、1人もしくは数人の個人が全てを決定するような構造になっており、Pump.funやTon.funのようなミームコインのローンチパッド(新規仮想通貨の上場前のセールイベント)も増加しています。 Pump.funには、毎日約5万5000ものユニーク・アクティブ・ウォレット(DAppsに接続された1日あたりのウォレット数)がプロトコルと連携しており、これらは新しいミームコインの成功を期待する一般の個人投資家のものだと考えられています。 これらのプラットフォームは、仮想通貨市場の投資家へ公平に参入できる場を提供していますが、大規模な資産を持つたった1人の投資家にプロジェクトの将来が左右されたり、流動性やマーケティングサポートの不足によりトークンが衰退してしまうリスクもあります。 Flockerzはそのような問題点を改善し、コミュニティを積極的に意思決定に参加させて、仮想通貨市場で真の民主主義を実現しようとする初のミームコインとして市場で際立っています。 $FLOCKトークンの保有者になると、ユーザーはプロジェクトの方向性を決めるような重要な決定に投票する権利を得ることができます。 最近のトレンドニュースで例えるなら、多くの仮想通貨投資家がトランプ前大統領に投票して、アメリカ経済の未来を決めるようなものです。 Flockerzは、Vote-To-Earn(V2E、ボート・トゥ・アーン)という革新的なシステムを導入し、業界初となる「投票して稼ぐ」ことを可能にして、コミュニティの声を反映しやすい仕組みを提供しています。 Vote-To-Earnシステムで$FLOCKトークンの保有者が、マーケティング戦略や新機能の導入などに関する決定へ投票を行うと、その対価として$FLOCKトークンで報酬を得ることができます。 Flocktopia(フロックトピア)と呼ばれるプロジェクトの分散型自律組織(DAO)では、Vote-To-Earnの報酬システムを通してコミュニティ主導のエコシステムを構築できるようなガバナンス構造が打ち出されています。 Flockerzのステーキング報酬は現在2281%と高利回り Flockerzの一員になることは、コミュニティ主導型エコシステムを実現しようとしているプロジェクトに貢献することを意味します。 ユーザーは、現在のプレセール段階からステーキング機能を利用することができますが、そのAPY(年間利回り)は2281%とかなり高利回りです。 また、Flockerzのスマートコントラクトは業界大手のCoinsult社による完全な監査を受けており、コードには重大な問題がないことが証明されているため、プロジェクト全体の安全性も保証されています。 Flockerzの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。 Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 [no_toc]
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2024/10/22ビットコイン、21.3億ドルが1週間で流入|ETFへの資金流入も継続
ビットコインは現在67,500ドル前後で取引され、直近24時間で-2%の価格下落を見せています。仮想通貨全体の時価総額は2.44兆ドルを記録し、ビットコインはその約55.8%を占めています。 昨日10月21日、米国で提供される現物型ビットコインETFへの資金流入は2億9,430万ドルとなり、$IBIT (3億2,900万ドル) 、$FBTC (590万ドル) が流入額上位銘柄となっています。 ビットコイン、先週は21.3億ドルが流入 先週1週間で仮想通貨市場に約22億ドルの資金が流入したことがCoinSharesによって報告されました。 📈 Digital asset inflows hit US$2.2bn, the largest since July, driven by optimism over a potential Republican US election win. #Bitcoin led with US$2.13bn in inflows, while Ethereum and several altcoins saw smaller gains. Read more: https://t.co/dYYR1xnbmO pic.twitter.com/oQKGBGrB3I — CoinShares (@CoinSharesCo) October 21, 2024 これは、今年7月以来の水準となっており市場からの期待感が窺えます。ビットコインに関しては流入額の9割以上を占める21.3億ドルが同期間で流入しています。 CoinSharesはこれらの動きに関して、米選挙で仮想通貨に対してポジティブな姿勢を示している共和党側が勝利するとの見方が強まっていることを理由として挙げています。 大手資産運用会社Grasyscaleは、米国では仮想通貨は超党派のトピックとなっており、共和党のトランプ氏の方がハリス氏と比較しより具体的な仮想通貨分野での提案を行なっているものの、ビットコイン所有率は共和党より民主党が高いというデータがあると述べています。 一方で、同企業はSECやCFTCの委員長など主要な規制当局の人事を確認する上院の役割を考えると、上院が共和党、民主党どちらが多数派となるかも重要なポイントになると指摘しています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、500種類以上の仮想通貨が上場しています。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 記事ソース:CoinShares
特集・コラム
2024/10/21次の仮想通貨バブルはどこに投資する?注目すべき3つの分野
仮想通貨市場全体が徐々に盛り上がりを取り戻しつつあるなか、次のバブル到来を待ちわびている方も多いのではないでしょうか? 「次のバブルではどのジャンルに注目すべきか?」 今回は次のバブルで注目が期待されるジャンルを3つ、具体的な根拠や注目すべきプロジェクト名を挙げながら解説して行きます。 以下の関連動画も要チェック! 次のバブルで注目の3つのジャンル 次のバブルで注目を集める可能性が高いジャンルは以下の3つです。 ビットコインと周辺エコシステム DeFi(分散型金融) レイヤー1(ハイパースケーリングソリューション) なぜこれらのジャンルが注目されるのか具体的な理由と共に見ていきましょう。 注目ジャンル①「ビットコインと周辺エコシステム」 現物型ビットコインETFの承認により、ビットコインは資産としての地位を確立し、多くの国や企業が保有率を高めるなど世界中から注目を集めています。次の市場の盛り上がりにおいてもビットコインは間違いなく主役の一つとなるでしょう。 ビットコインの価格については「高すぎる」という声も聞かれます。しかし、長期的な安定収入を求める投資家にとって現在の価格水準は参入の最後のチャンスとなる可能性も否定できません。過去の価格推移を踏まえれば、数年以内に10万ドル、あるいは15万ドルを超えるシナリオも考えられます。 関連:ビットコイン、年内史上最高値更新へ|米大統領選結果に左右されず – 専門家予測 ビットコインエコシステムへの注目 ビットコインへの投資を考える際には、その周辺で進化を続けるエコシステムにも目を向ける必要があります。特にビットコインのスケーラビリティとユースケースを拡張するレイヤー2ソリューションの開発が近年活発化しています。 例えば、2017年頃からビットコインのL2開発に取り組むStacksは、ビットコイン本来の仕組みを尊重した形でレイヤー2(厳密にはサイドチェーン)という新たなレイヤーを構築しています。Stacksは、ビットコインにスマートコントラクトや分散型アプリケーション(dApps)をもたらすことを目指しています。 ビットコインのL2には、ビットコインの基本的な仕組みに則って開発されたものだけでなく、ビットコインをイーサリアムネットワーク上でも使用できるように拡張した「メタプロトコル」と呼ばれる分野のプロジェクトも登場しています。 メタプロトコル分野のプロジェクトでは、ビットコインの技術を応用し、EVM(イーサリアム仮想マシン)との互換性を持たせることでイーサリアムネットワーク上での利用を可能にするなど、様々な拡張性を提供します。メタプロトコルがどこまで普及するかは未知数ですが、ビットコインの技術を活用し、新たな可能性を探るプロジェクトが数多く生まれていることは確かです。 もちろん、全てのプロジェクトが成功するわけではありません。玉石混交の様相を呈しているため、メタプロトコル分野のようなイーサリアム互換性を持つL2の是非はまだ判断が難しいところです。しかし、このようなエコシステムの動向を把握しておくことは決して無駄ではないでしょう。 ビットコインを異なるブロックチェーンで活用する試み さらに、最近メインネットローンチを果たしたBabylon Networkも、注目を集めているプロジェクトの一つです。Babylon Networkは、ビットコインをステーキングすることでビットコインのセキュリティを活用し、他のプロジェクトに恩恵を与えることで新たな価値創出を目指しています。 また、ビットコインをSolanaネットワークにトラストレスに持ち込むことを目指すプロジェクト「Zeus Network」も注目すべきプロジェクトです。従来、ビットコインを他のネットワーク上で利用するには、取引所などが発行する"ビットコインモドキ"とも言える通貨(BTCBやWBTCなど)を利用する必要がありました。 しかし、これらの通貨は取引所などの中央集権的な管理下に置かれるため、発行元の破綻などによりその価値が失われるリスクがありました。Zeus Networkは、このリスクを解消するためにスマートコントラクトにビットコインをロックすることでトラストレスな形でビットコインを他のチェーンで利用できるようにします。 具体的には、Zeus Network上にスマートコントラクトを介してビットコインをロックすることで、対応するSolanaアドレスにzBTCと呼ばれるトークンが発行されます。この仕組みにより、中央集権的な管理者を介さずにビットコインを運用できるようになり、カウンターパーティリスクを回避することが可能となります。 このように、ビットコインは価格上昇の期待だけでなく、それを取り巻くエコシステムも非常に面白くなってきています。ビットコイン関連の動向から今後も目が離せません。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、500種類以上の仮想通貨が上場しています。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 注目ジャンル②「DeFi(分散型金融)」 続いて2つ目に注目するべき分野は「DeFi(分散型金融)」です。 最近のアメリカの金融政策、特に50ベーシスポイントの利下げ発表後、仮想通貨市場全体は価格上昇傾向にあります。この利下げは、市場参加者にとって重要なシグナルと捉えられており、実際に発表をきっかけに仮想通貨市場への資金流入が見られるという見方もあります。 コロナのパンデミック時には、世界的な経済停滞の中でアメリカはゼロ金利政策を実施しました。この政策により市場に大量の資金が流れ込んだことは記憶に新しいでしょう。コロナ収束後の2022年2月頃からアメリカは段階的に金利を引き上げていきましたが、仮想通貨市場は2020年4月から約2年間、活況を呈していました。この活況はゼロ金利政策解除後の資金流出の影響を受けた可能性も考えられます。 そして2024年9月、アメリカは再び金利の引き下げを示唆しました。この発言により、市場では再び資金流入が始まっているとの見方もあります。 市場関係者の視点に立って考えてみましょう。もしアメリカが今後さらに金利を引き下げていくと予想した場合、従来は米国債などに投資して利回りを得ていた投資家たちは、金利低下によってうまみが薄れたと感じるのではないでしょうか。 では、金利低下局面において次に投資先として選ばれるのはどこか。その有力候補の一つとしてDeFiが挙げられる可能性があります。 DeFiの中でも注目すべき分野/プロトコルとは DeFiの中でも特に注目すべきは、単に高金利を謳うプロジェクトではなくRWA(現実世界資産)分野やEthenaのように、米ドルにペッグされたステーブルコインに金利が付与されるなど、伝統的な金融市場との関連性が高く信頼性を重視した分野やプロトコルです。 従来型の金融商品からの利回りに物足りなさを感じる投資家にとって、こうしたDeFiプロトコルは魅力的な投資対象となる可能性があります。一定の実績と信頼性を兼ね備えたレンディングサービス、RWA関連プロジェクト、そして金利が付与されるステーブルコインなどは今後の動向に注目が集まると考えられています。 高利回りを提供するDeFiプロジェクトに資金が集まれば、利回りが生まれ、それに伴い発行されるトークンの価格上昇も期待できます。もちろん、実際に価格が爆発的に上昇するかどうかは未知数ですが、ある程度信頼できるDeFi、規制に準拠したDeFiには資金が集まりやすいと考えられます。 どのチェーンのDeFiに注目すべきか DeFiが展開されるブロックチェーンとしては、Ethereumは依然として主要な存在です。 しかし、近年ではSolanaのDeFiエコシステムも急速に成長しています。Solanaは開発者が多く、新たなプロトコルが次々と開発されるなど非常に勢いがあります。革新的なプロトコルが次々と登場し、既存のプロトコルもブラッシュアップされ続けています。EthereumのDeFiも重要ですが、Solana関連のDeFiにも注目しておくべきでしょう。 アメリカの利下げや金融緩和政策の動向に注目し、本格的な金融緩和が来た際にはDeFiプロトコルへの投資等も検討してみてるのも手段の1つかもしれません。 注目ジャンル③「レイヤー1(ハイパースケーリングソリューション)」 最後に注目すべきジャンルは「レイヤー1のハイパースケーリングソリューション」です。 Ethereumは、現状の処理速度では全てのアプリケーションに対応することが難しく、クレジットカードやSuicaのような瞬時の決済処理を実現するには至っていません。Ethereumでは署名処理の後で注文が確定されるため、決済処理にある程度の時間を要します。Ethereumバージョン2.0でこの問題は改善される見込みですが現状ではトランザクション処理能力(TPS)の限界が課題となっています。 そこで注目されるのが「ハイパースケーリングソリューション」です。 Monadのような新しいブロックチェーンは、この課題を解決する可能性を秘めています。Solanaは既に数万TPSを処理できる高速なトランザクションを実現しており、Move言語を用いて開発されたSui NetworkやAptos Networkも注目を集めています。さらにMovementというブロックチェーンも現在開発が進められています。 Monad、Solana、Sui、Aptos、Movementは、いずれも独自のハイパースケーリングソリューションによって、Ethereumの処理能力を超える高速なトランザクション処理を目指しています。Ethereum単体やレイヤー2ソリューションでは、全てのアプリケーションをサポートするにはパフォーマンスが不足する可能性も指摘されており、ハイパースケーリングソリューションを備えたレイヤー1ブロックチェーンに期待が寄せられています。 エコシステムの成熟と今後の展望 ただし、MonadやMovementはまだメインネットがローンチされておらず、エコシステムも発展途上である点は留意が必要です。一方、SolanaとSuiは、既に数万TPSを処理できるブロックチェーンとして稼働しており、エコシステムの拡大も進んでいます。Solanaは開発者が多く、DeFi分野も充実しており、SuiもTVL(Total Value Locked)が急速に増加しています。 Ethereumのレイヤー1およびレイヤー2は処理可能なTPSに限界が見え始めており、今後、多くのユーザーが利用するキラーアプリが登場した場合、スムーズな処理を実現できるチェーンが必要になります。ハイパースケーリングソリューションを備えたSolanaやSuiのようなレイヤー1ブロックチェーンは、その有力な候補となる可能性があります。 しかし、だからといってEthereumやレイヤー2への注目度が低下するわけではありません。これらのチェーンやエコシステムも今後も成長を続けると予想されます。ハイパースケーリングソリューションは、今後の発展に大きな期待が寄せられている分野である一方でEthereumも進化を続けていくと考えられます。 DeFiの分野においてもSolanaやSuiのようなハイパースケーリングソリューションを持つブロックチェーンは資金が集まる際のUXなどの点で魅力的です。もちろん、EthereumのDeFiも革新的なプロダクトやサービスを提供することで多くの注目を集める可能性があります。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、500種類以上の仮想通貨が上場しています。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら まとめ 今回は、次の仮想通貨バブルで伸びる可能性のあるジャンルを3つご紹介しました。 これらのジャンルは今後の仮想通貨市場において大きな成長が期待されています。 仮想通貨市場は日々変化しています。常に最新の情報を入手し市場の動向を注視していくことが重要です。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/10/21DeFiを利用する上でのリスクや注意点を徹底解説
「APY100%」といった高利回りの案件が散見されるDeFi。 高い利回りに注目が集まることが多い一方で、インパーマネントロス・税金・詐欺トークンなど、さまざまな「リスク」が存在しています。 しっかりと注意点を押さえておかないと、最悪の場合、大事な仮想通貨を失う可能性も否定できません。 この記事では、DeFiを利用するなら知っておきたい、DeFi関連のリスク・注意点について解説しています。 *下記動画でも同様のトピックを紹介しているので是非参考にしてください 利用者増の一方でDeFiはリスクだらけ?! 日々、さまざまなサービスが登場しており、進化が著しいDeFi。場合によっては年間数百%〜数千%といったリターンが狙える運用方法もあり、魅力的な面がクローズアップされがちです。 しかし、DeFiには無視できないリスクが多数存在しています。成長を続けるDeFiの現状とリスクの概要を押さえていきましょう。 期待がかかるDeFiの成長 2022年のFTXの破綻はDeFi領域へのさらなる流入と発展を予感させるものでしたが、CEXを大きく代替するほどの伸びを見せることはありませんでした。 続く2023年もDeFi領域のTVLは概ね横ばいとなりましたが、同年後半にはビットコインETF周辺の動きにより暗号資産相場全体の高騰が促され、10月以降のDeFi領域のTVLもじりじりと上昇を見せてきました。 米SECによるビットコインETFの承認で、従来の伝統的な金融領域のプレイヤーの仮想通貨への認識に変化が生じ、DeFi領域への参入がこれまで以上に進む可能性もあります。 2024年の仮想通貨市場の展望|50名の業界人が語る リスクや課題は多い DeFiへの期待が大きくなる中で、そのリスクや課題を指摘する声もあります。 身近なもので言えば、流動性プールに資金を預ける際のインパーマネントロスや、レンディングサービスを利用した際の担保の清算リスクなどが挙げられます。 この他にも、RugPullや税金問題など、DeFiに関する注意点・リスクは軽視できるものではありません。 利用者が増加し、どんな人にも身近になり得るDeFiですが、その一方で注意点・リスクは利用前に押さえておきたいと言えます。 DeFiにおける代表的な5つのリスク これから、DeFiにおける代表的なリスクを、5つの観点からご紹介していきます。 あくまで一例であって、以下の項目を確認すれば、リスクを全て押さえたとは言えません。 各サービスによって独自のリスクを持っていることも多いので、サービスを利用する前に予めリサーチしておくことを推奨します。 【持ち逃げ】RugPull DeFiにおける代表的なリスクのひとつが「RugPull」と呼ばれるものです。 DeFiにおけるRugPullとは、プロジェクトの運営・開発サイドの人間が、DEXの流動性プールなどから流動性 (プール内の資金) を奪うことを指しています。 つまり、運営・開発サイドによってプールを持ち逃げされるといったもので、DeFiの特性上、最も想像しやすいリスクのひとつではないでしょうか。 実際に過去にRugPullが発生した事例はいくつもあり、DeFiを利用する際に注意したい代表的なリスクと言えます。 【預けるだけで損失】インパーマネントロス DEXなどでリターンを目的として流動性の提供などを行う際に注意したいのがインパーマネントロスです。 多くのサービスに共通しているリスクなので、DeFiを利用する際は必ず押さえておいた方が良いでしょう。 インパーマネントロスの概要 インパーマネントロスとは、日本語で「変動損失」のことです。 通常、DEXなどに流動性を提供する際は、仮想通貨を2つのセット (ペア) で提供します。この際に、流動性プールに提供される仮想通貨のペアの価値は1:1である必要があります。 例えば「ETH = 10ドル」「BTC = 50ドル」というレートであった場合は「ETH 5枚・BTC 1枚」という枚数で、流動性を提供する必要があるということです。 しかし、仮想通貨は日々価格変動が発生しています。殆どのケースで、流動性の提供後に通貨ペア間において価格が変動し、価値のバランスが変わってしまいます。 そのような価格変動により発生する損失がインパーマネントロスです。 流動性の提供を行う際には、損失の大小はあるものの基本的にインパーマネントロスは発生します。 以下の動画では、インパーマネントロスが発生する原理について簡単に解説しています。 インパーマネントロスによる損失の例 気になるのはどの程度インパーマネントロスが発生するのか?という点でしょう。 DeFiは利回りが高いことが少なくないため、ある程度のインパーマネントロスは許容できるケースが多いです。 BINANCE ACADEMYのデータを参考にすると、一般的なインパーマネントロスの損失率は以下の通りです。 価格変動率に比例して損失率も増加していることが分かります。(価格の上下を問いません) また、インパーマネントロスというのは「通貨ペア間における価格変動」が問題であるため、仮に5倍の価格変動が発生したとしても、流動性を提供した通貨ペアのどちらも同じように5倍の価格変動が起こっているならインパーマネントロスは発生しません。 「片方の通貨だけに価格変動が発生した場合」にのみ、インパーマネントロスは発生します。 【多額の納税】税金関連のツールが整ってない 仮想通貨関連の税は複雑になりがちですが、DeFiを利用した運用となると殆どのケースでより複雑なものになります。 また、DeFiが流行して間もないため税金を計算するツールなども充実しておらず、非常に不便な状況が続いています。 現時点では、DeFiの利用に伴う以下のようなアクションにおいて納税の対象となる可能性が考えられます。 ・スワップ(換金) ・・・取得価格とスワップ時の差額によって損益が発生 ・ステーキングやレンディングによる利益 ・流動性提供における解除時の損益など DeFiを利用する際は、上記のようなアクションを何度も踏むことが少なくないため、法整備やツールが揃っていない現状ではかなり複雑です。 中には納税に対する認識が足らず、脱税のようなかたちになってしまうリスクも否定できません。 【価値が無くなる】トークンの価格が下落する SUSHIトークン、CAKEトークンなど、DeFiのエコシステムへの貢献に対するインセンティブとして独自のトークンが利用されることは少なくありません。 このようなトークンに共通しているのは「価格が下落するリスクがある」という点です。 例えば、著名なDEXであるSushiswapのSUSHIトークンは、創設者のSUSHIトークン売却によって価格が10分の1程度に下落したことがありました。(以下の記事で詳しく解説しています) DeFi市場におけるAMM DEX「Sushiswap」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! - CRYPTO TIMES Sushiswapの一件とは異なり、はっきりとした理由が分からない場合であっても、DeFiが発行しているトークンが下落するリスクは十分にあります。 それに加えて、仮想通貨全体のボラティリティが非常に大きいことも考慮しなくてはいけません。 インパーマネントロスなどの損失を被った上で、独自トークンの価格も下落するといった事態になると、かなりの損失が出ることも予測されます。 【元々価値が無い】詐欺的なトークンを購入してしまう 海外仮想通貨取引所の取扱通貨と比較すると、国内仮想通貨取引所の取扱通貨のバリエーションが著しく乏しいことが分かります。 国内取引所が新しく仮想通貨を上場させる際には厳しい手続きを踏む必要があり、不自由な反面、利用者にとっては安全が担保された仮想通貨を購入できるという側面があります。*価格の安定を約束するという意味ではありません 国内取引所から見ると、取扱数の多いバイナンス (Binance) などの海外取引所であっても、中央集権的な取引所であれば上場には一定のハードルが存在していることが多いです。 しかし、Uniswapなどに代表されるDEXに関しては、取扱・上場に際しての審査が設けられていない設計となっているケースが多いです。 このことから、詐欺的なプロジェクトのトークンから、勘違いによる購入を狙って明らかに既存の通貨を模倣したトークンが取引可能なケースもあります。 DEXは自由度が高く取扱通貨も多い反面、玉石混交な点が否めません。 DeFiにおけるリスクの対処法 「DeFiを利用するのが怖くなってきた・・・」といった方も居るかも知れません。 しかし、代表的なリスクに関しては、工夫やコツによってある程度軽減可能なものが多いです。 ひとつひとつチェックしていきましょう。 RugPullはリサーチを徹底的に行う RugPullを防ぐには、予めリサーチを徹底的に行なっておくのがおすすめです。 利用したいサービスの基本的な情報をチェックするのはもちろん、ネット上に公開されているさまざまな情報にアクセスしておきましょう。 日本語での情報源は少ない傾向にあるため、リサーチを行う際は英語ベースでのリサーチがおすすめです。 また、テレグラムやDiscordなどのコミュニティの盛り上がり具合や、各SNSのフォロワーなどをチェックしておきましょう。 詐欺的なプロジェクトの場合は中身が伴っていないことも少なくないため、様々な情報から総合的に判断する姿勢が必要です。 ただし、各種情報を精査出来る自信がない方は、まずは既に知名度や実績を持っている代表的なサービスを利用することを推奨します。 インパーマネントロスは工夫次第でリスクを軽減 インパーマネントロスは構造上どうしても避けにくい損失ですが、工夫次第でかなりリスクを抑えた運用を行うことが可能です。 インパーマネントロスは通貨ペア間における価格変動によって発生するため、「通貨ペア間において価格変動が起こりにくい通貨」を利用することで損失を抑えられます。代表的なものでは「米ドルと価格が連動しているステーブルコイン (USDT・USDCなど) の流動性プールを利用する」といったものが挙げられます。 「インパーマネントロス = 通貨ペア間の価格変動による損失」という点を意識することで、リスクの低い運用方法が見つけやすいはずです。 ただし「ステーブルコイン同士のペア」といった流動性プールは、他のリスクが高い通貨ペアに比べるとAPYがあまり高くないことが多いです。そのため、大きなリターンを狙っている方の場合は、物足りない運用となってしまう可能性があるのは頭に入れておきましょう。 税金の知見を持っておく 税金に関するトピックについては、常に最新情報をキャッチして、知見を持っておくというのが最大の対策となるでしょう。 DeFiに対応しているという点をアピールしている確定申告関連のサービスもいくつか登場しています。(Gtaxなど) ただし、大きな規模 (数千万円~数億円) の運用を行っている方は、既にトップレベルの知見を持っている税理士などに相談するのがおすすめです。費用は掛かってしまいますが、税金関連の事故を出来る限り防ぐメリットを考慮すると安いものではないでしょうか。 独自のトークンは一定の頻度で換金しておく トークンの価格下落に伴うリスクに対応するには「トークンの換金を行っておく」のがおすすめです。「独自トークンの価格変動によるリスクを負いたくない」といった方は、できるだけ早く独自トークンを換金するのが一番でしょう。 高利回りを実現しやすい独自トークンのステーキングなども存在しており、一概に「換金を行う正しいタイミング」は存在していません。ただし、少なくとも「独自トークンを保有すればするほど、そのプロジェクトに関連するリスクを取っている」という認識は持っておいた方が良いです。 また、あまりにも高頻度でインセンティブを獲得・換金していると、多額のガス代が掛かるケースもあるため、さまざまなリスクやコストを考慮した上で利確タイミングを設定しておきましょう。 詐欺を避けるにはコントラクトアドレスなどを用いる DEXにおいて詐欺的なトークンを掴まされないためにおすすめの方法が「コントラクトアドレス」を用いることです。 コントラクトアドレスを予めチェックしてから取引を行うことで、詐欺的なトークンを掴まされる可能性はぐんと下がります。 コントラクトアドレスを用いた取引方法については、Uniswapを例に以下の動画で解説しています。 DeFiでの運用は余剰資金で この記事ではDeFiのリスクや注意点についてさまざまな観点から解説しました。 進化が著しく、どんどん利便性が高まるDeFi界隈ですが、リスクについては忘れがちです。DeFiにおいてはどんなことが起こるか分からないという点をおさえた上で運用を行っていきましょう。 「DeFiを利用するのが怖くなった・・・」「もっと簡単に、できるだけ安全に仮想通貨を運用したい!」という方には、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)がおすすめです。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] Bitgetでは、仮想通貨を預けることで利回りが得られるセービングや、新しい仮想通貨を獲得できるローンチプールなど、様々な運用サービスが展開されています。 さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら
ウォレット
2024/10/21【PC版】MetaMask(メタマスク)とは|ログイン・送金・トークン追加方法を解説
メタマスク (MetaMask) は、イーサリアムなどの仮想通貨を管理するためのウォレットであり、Web3の世界への入り口となる重要なツールです。 近年、NFTやDeFiといったWeb3サービスが急速に普及し、メタマスクの利用者も増加しています。しかし、初心者の方にとっては、メタマスクのインストールや初期設定、基本的な使い方などが難しく感じるかもしれません。 そこで今回は、メタマスクとは何か、インストール方法、ウォレットの作成、送金・受取方法、そしてアプリケーションへの接続方法まで図解を交えながら分かりやすく解説していきます。 動画で確認したい方は以下をチェック! MetaMask(メタマスク)とは? メタマスクとは、ブラウザ拡張機能として動作する仮想通貨ウォレットアプリケーションです。イーサリアムやERC-20トークンといった仮想通貨を保管・管理できるだけでなく、NFTの保管や、DeFiなどのWeb3アプリケーションと接続して利用することも可能です。 従来のWebサービスでは、ユーザーはサービス提供者に個人情報を預け、サービスを利用していました。しかしWeb3ではメタマスクのようなウォレットを通じて、ユーザー自身が自分のデータや資産を管理できるようになります。 メタマスクを使うメリット 「Web3アプリケーションを簡単に利用できる」:NFTの売買、DeFiへの参加など、メタマスクを介することで様々なWeb3サービスを利用できるようになります 「セキュリティが高い」:秘密鍵を自分で管理するため、セキュリティ面で安心感があります 「無料で利用開始できる」:メタマスクは無料でダウンロードして利用することができます 「様々なデバイスに対応」:パソコンのブラウザだけでなく、スマホアプリとしても利用可能です MetaMask(メタマスク)のインストール方法を解説 メタマスクは、Chrome、Firefox、Brave、Edgeといった主要なブラウザに対応しています。ここでは、Chromeブラウザへのインストール方法を例に解説していきます。 またスマホアプリからでも利用可能になります。ぜひこちらの記事をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! 1. メタマスク公式サイトにアクセスする メタマスク公式サイトにアクセスし、「Download(ダウンロード)」をクリックします。 2. Chromeウェブストアで追加する ダウンロードをクリックすると、Chromeウェブストアのメタマスクページに遷移します。右上の「Chromeに追加」をクリックします。 「MetaMaskを追加しますか?」というポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックします。 3. インストール完了 インストールが完了すると、ブラウザ上にキツネのアイコンが表示されます。これでメタマスクのインストールは完了です。 メタマスクの初期設定:ウォレットを作成する メタマスクをインストールしたら、次はウォレットを作成しましょう。 ブラウザの右上にあるキツネのアイコンをクリックすると、メタマスクが起動します。 利用規約の同意にチェックを入れ、「新規ウォレットを作成」をクリックします。(既存ウォレットのインポート方法は後述します) その後、使用データ収集のお願いが表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックします。 続いて、パスワードを作成します。新しいパスワードと確認用パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れたら、「新規ウォレットを作成」をクリックします。 *ここで作成したパスワードは今後同じデバイスでMetaMaskのロックを解除する際に必要となるので、忘れないよう紙に書いて保存するなど、しっかりと保管しておきましょう。 パスワード作成が完了すると、ウォレット保護のための重要な案内が表示されます。表示される動画を視聴し、画面下部の説明文を読み、シークレットリカバリーフレーズの保管とウォレットの保護について理解しましょう。完了したら「ウォレットの安全を確保(推奨)」をクリックします。 次に、シークレットリカバリーフレーズの表示と書き留めを行います。表示されている注意書きをよく読み、「シークレットリカバリーフレーズを確認」をクリックします。12個の英単語から成るシークレットリカバリーが表示されるので、正確に書き留めましょう。 *このフレーズは、絶対に誰にも教えないようにし、安全な場所に保管してください。紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなり、資産を失ってしまう可能性があります。 書き留めが完了したら、次の画面ではシークレットリカバリーフレーズの確認を行います。画面の指示に従って確認を行いましょう。 問題なく確認できたら、ウォレットの作成が完了となります。ここでも表示される注意書きをあらためて確認しておきましょう。 ウォレット作成完了の画面で「了解」をクリックすると、以下のようなホーム画面が表示されるはずです。これでMetaMaskを利用できるようになりました。おつかれさまでした! MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法を覚えておこう MetaMaskが無事にインストールできたら、次は万が一の時のバックアップ方法を覚えておきましょう。 これを知らなければ万が一PCが壊れた時、買い換えた時に対応できなくなってしまいます。 MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法!SEEDを必ず控えよう MetaMask自体のバックアップは、インストールしたときの12単語(SEED)がすべてです。MetaMaskはGoogleChromeの拡張機能なので、誤って削除してしまうと残高などが全て消えてしまいます。 では、実際に12単語を使用して復元してみます。 まず前述の方法でMetaMaskをインストールします。 MetaMaskが起動したら「既存のウォレットをインポート」をクリックします。 その後、使用データ収集のお願いが表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックします。 続いて、シークレットリカバリーフレーズを確認します。12個の英単語を入力し、「シークレットリカバリーフレーズの確認」をクリックします。 *12個の単語はウォレットにアクセスできる鍵の役割を果たすので、自分がアクセスしているサイトがMetaMaskの公式サイトかどうかを今一度確認することを推奨します。 問題なく進んだら、新規ウォレット作成時と同じくパスワードを作成します。新しいパスワードと確認用パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れたら、「ウォレットをインポート」をクリックします。 これでウォレットの復元(インポート)が完了です。「了解」をクリックすると、MetaMaskのホーム画面へ移ります。 MetaMask(メタマスク)で管理している各ウォレットのバックアップ・復元方法も知っておくと安心 MetaMaskで管理している、各ウォレットの復元方法を紹介します。 秘密鍵をエクスポートする 最初にウォレットアカウントの秘密鍵をエクスポートします。 アカウント名右横の「︙」アイコンをクリックして、表示されるメニューの中から「アカウントの詳細」をクリックし、次の画面で「秘密鍵を表示」を押しましょう。 続いてパスワードを入力し「確認」をクリックすると、秘密鍵に関する注意書きが表示されます。内容を確認したら、「長押しして秘密鍵を表示します」をクリックします。秘密鍵が表示されるため、安全に保管しましょう。*紛失した場合、復元不可能となるなので注意が必要です ウォレットをインポートする 各ウォレットの復元方法です。 上部のアカウント名(デフォルトでは「Account 1」)をクリックしてから、「Add account or hardware wallet(アカウントもしくはハードウェアウォレットを追加)」をクリックします。 続いて、「アカウントをインポート」をクリックしたら、「秘密鍵」を選択し、下の入力ボックスに秘密鍵を入力して、「インポート」をクリックします。これでインポートが完了です。 MetaMask(メタマスク)の基本的な使い方を解説!シンプルで使いやすい MetaMaskのインストール、バックアップのための基本操作ができたら、実際に使ってみましょう。 一番基本になる入金・出金の方法についてまとめています。 MetaMask(メタマスク)にETH・トークンを入金(アドレスを確認)する方法を確認しよう アカウントの下の英数字部分をクリックすると自動でアドレスがコピーされます。 また、「︙」アイコンの設定ボタンから「アカウントの詳細」をクリックすると表示されるQRコードを読み取ることで、送金画面で自動的にアドレスが入力されます。 Point ERCトークンも上記のアドレスに入金して問題ありません。 MetaMask(メタマスク)から送金(出金)する方法を確認しよう メタマスクを開き「送金」をクリックします。 表示される入力ボックスに送金先アドレスを入力します。右側のスキャンアイコンをクリックすると、PCのカメラを使用してQRコード読み込みによる送金先アドレス入力が可能です。 送金先アドレスが入力されると、自動的に送金内容設定の画面に移行します。アセット(送金する通貨)と金額を入力し、ガス代(手数料)や合計金額をよく確認し、問題なければ「次へ」をクリックします。その後トランザクションが作成されれば送金は完了となります。 MetaMask(メタマスク)にERCトークンを追加してみよう MetaMaskはイーサリアムのウォレットを管理できるため、当然ERCトークンの保管も可能です。 しかし、MetaMaskに入金すれば自動的に残高が反映されるわけではなく、自分でトークンを追加する必要があります。 ここからはMetaMaskでイーサリアム系トークンの残高を確認する方法について紹介していきます。 EtherScanで必要な情報を取得する こちらでは例としてCrust Network (CRU) のトークンを追加してみます。 まずはEtherScanというサイトからトークンを追加するために必要な情報を取得します。サイトトップの検索ボックスからトークンの名前を検索しましょう。 トークンを検索すると、以下の画像のような画面になります。MetaMaskにトークンを追加するために必要なのが赤枠で囲んでいる「TOKEN CONTRACT」に続くアドレスですので、こちらをコピーしましょう。アドレスの右横にあるアイコンをクリックすれば自動でコピーされます。 EtherScanの情報を入力してトークンを追加する コントラクトアドレスのコピーができたら、MetaMaskを開き、トークン残高一覧を下にスクロールして「トークンをインポート」をクリックします。 「カスタムトークン」を選択し、「トークンコントラクトアドレス」と表示されている入力ボックスに先ほどコピーしたコントラクトアドレスをペーストします。入力できたら「次へ」をクリックします。 最後にトークン追加の確認をされるので、間違いなければ「インポート」をクリックしましょう。 トークンがきちんと反映されていると、残高とシンボルが表示されるようになります。もしうまくいかない場合は、入力にミスがないかを確認してみてください。 また、「カスタムトークン」を選択した手順で、そちらを選ばずに「検索」からそのままトークンが追加できるケースもあります。ある程度メジャーなトークンの場合は「検索」から追加するとEtherScanへアクセスする手間が省けますよ。 【補足】トークンを追加するタイミングについて MetaMaskへのトークンの反映(追加)自体は、あとから(入金後に)行っても大丈夫です。 先に入金してしまったけどどうしよう…と焦る必要はありません。 MetaMask(メタマスク)でアプリケーションに接続してみよう メタマスクは、様々なWeb3アプリケーションと接続して利用することができます。ここでは、分散型取引所 (DEX) のUniswapを例に、メタマスクを接続する手順を解説していきます。 1. Uniswapにアクセスしてウォレットを接続 UniswapのWebサイトにアクセスし、画面右上の接続からメタマスクを選択します。 2. 接続を承認する メタマスクのポップアップが表示されるので、「次へ」をクリックし、接続を承認します。 3. 接続完了 これで、Uniswapとメタマスクが接続されました。 メタマスク利用時の注意点 メタマスクは、非常に便利なツールですが、使い方を間違えると資産を失ってしまう可能性があります。以下の点に注意して、安全に利用しましょう。 信頼できるサイトからのみダウンロードする メタマスクは、必ず公式サイトや公式のアプリストアからダウンロードしましょう。偽のサイトからダウンロードすると、マルウェアに感染する可能性があります。 シークレットリカバリーフレーズは厳重に管理する シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットを復元するために必要な非常に重要な情報です。**絶対に誰にも教えず、安全な場所に保管しましょう。**紙に書き写して保管するのがおすすめです。 フィッシングサイトに注意する Web3の世界には、偽のサイトやアプリケーションが存在します。メタマスクを接続する際は、URLやサイトのデザインをよく確認し、信頼できるサイトであることを確認しましょう。 不審なトランザクションを承認しない メタマスクからトランザクションを承認する際は、送金先アドレス、送金する暗号資産、送金する金額などを必ず確認しましょう。 不審なトランザクションは承認しないようにしてください。 関連:【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 まとめ:MetaMask (メタマスク) でWeb3を使いこなそう 今回は、メタマスクの初期設定から使い方まで、図解を交えながら解説しました。 メタマスクはWeb3の世界を体験するためには必要不可欠なツールと言えます。使い方をしっかり理解し注意点を踏まえて安全に利用しましょう。
初心者向け
2024/10/21【2024年最新版】仮想通貨の始め方ガイド|トレード、資産運用、Web3ゲームまで
2024年後半に入り、ビットコイン価格は60,000ドル台の高値水準で推移しています。今年は米国での現物型ビットコインETFの承認により世界中の機関投資家や既存企業からの注目も日々高まっており、今後ビットコインは再び史上最高値を更新する可能性も高いと言えます。 しかし、いざ仮想通貨を始めようと思っても、初めて触れる概念や操作方法に戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか? 本記事では、そんな仮想通貨初心者の方に向けて、安心して始められるよう具体的な手順をわかりやすく解説していきます。 当サイトはこれまで8,000本以上の仮想通貨に関する記事を発信してきた専門メディアです。ぜひこの記事を参考に仮想通貨の世界へ一歩踏み出してみてください。 そもそも「仮想通貨を始める」って? 「仮想通貨を始める」と言っても、具体的に何ができるのかイメージが湧かない方もいるかもしれません。仮想通貨でできることは多岐に渡りますが、主なものは以下の3つです。 仮想通貨のトレード 仮想通貨で資産運用 NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ 以下では、それぞれの始め方について詳しく解説していきます。 仮想通貨のトレード 仮想通貨のトレードとは、仮想通貨を売買して利益を狙うことです。株式投資と同じように、安く買って高く売ることで利益を得られます。また、空売り(ショート)と呼ばれる取引方法を活用すると対象通貨の価格が下がるほど利益が得られます。 仮想通貨のトレードを始めるには、以下の手順が必要です。 仮想通貨取引所の口座開設 購入資金の入金 仮想通貨の購入 1. 仮想通貨取引所の口座開設 仮想通貨のトレードを行うには「仮想通貨取引所」という場所で口座を開設する必要があります。仮想通貨取引所は、仮想通貨を売買するためのプラットフォームを提供しています。 仮想通貨取引所は数多くありますが、初心者の方には以下の2つの取引所がおすすめです。 「OKJ (旧:OKCoinJapan) 」:銀行口座から購入資金を用意したい場合に最適 「Bitget」:クレジットカードで購入資金を用意したい場合に最適 OKJは、日本の金融庁に登録されている仮想通貨取引所なので、安心して利用できます。Bitgetは、世界中のユーザーに利用されている海外の仮想通貨取引所で、500種類以上の仮想通貨を取り扱っているのが特徴です。 2. 購入資金の入金 口座開設が完了したら次は日本円を入金します。OKJの場合は銀行振込によって、OKJ内の自分のアカウントに日本円を振り込みます。*Bitgetの場合は入金作業は不要です 3. 仮想通貨の購入 日本円の入金が確認できたら、いよいよ仮想通貨の購入ができます。取引所のサイト上で、購入したい仮想通貨を選択し数量と価格を指定して注文を出します。 [caption id="attachment_123600" align="aligncenter" width="728"] OKJでのビットコインの売買画面[/caption] 注文が成立すると、取引所内のあなたの口座に仮想通貨が反映されます。 関連:OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! 本格的に仮想通貨トレードに挑戦したい方はBitgetがおすすめ! Bitgetの場合は、クレジットカードで直接仮想通貨を購入できます。 ただし、すぐに仮想通貨を購入したい場合は予めBitgetに仮想通貨を用意しておくことを推奨します。その際、米ドルに連動するステーブルコイン$USDTなどを用意しておくと良いでしょう。 関連:Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 仮想通貨で資産運用 仮想通貨は、トレードだけでなく、資産運用にも活用できます。仮想通貨の資産運用は、大きく分けて以下の2つの方法があります。 取引所の資産運用サービスを利用する DeFiなどを利用して自分自身で運用する 1. 取引所の資産運用サービスを利用する 取引所の資産運用サービスを利用するメリットは、手順や操作がシンプルで簡単なことです。 多くの仮想通貨取引所では、仮想通貨を預けるだけで利息がもらえる「レンディングサービス」や、価格変動リスクを抑えながら安定的な収益を得られる「ステーキングサービス」など、さまざまな資産運用サービスを提供しています。 初心者の方や、簡単に資産運用を始めたい方は、まずは取引所の資産運用サービスを利用してみるのが良いでしょう。 豊富な選択肢で資産運用に挑戦したい方は海外取引所がおすすめ! 国内取引所と比較して、海外取引所はより多くの種類の資産運用サービスを提供していることが多いです。 例えば、Bitgetでは、仮想通貨を預け入れるだけで利回りが得られる「セービング」や、仮想通貨を一定期間預け入れるだけで新しいトークンがもらえる「ローンチプール」など、様々な運用方法が用意されています。 関連:Bitgetの使い方まとめ!ログイン・入出金や取引方法を解説 ちなみに、記事執筆時2024/10/20では米ドルと連動するステーブルコイン「USDT」を預け入れることで年利10.41%となっています。(Bitgetの場合) 2. DeFiなどを利用して自分自身で運用する DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン技術や仮想通貨を活用した新しい金融サービスです。ある仮想通貨を担保に別の仮想通貨を借り入れたり、仮想通貨を預けて利息を得たりできます。 DeFiを利用するメリットは、取引所よりも高い利回りを得られる可能性があることです。 一方、DeFiを利用するデメリットは、ハッキングリスクや詐欺プロジェクトのリスクがあることです。また、DeFiサービスを利用するにはある程度の知識や経験が必要になります。 関連:DeFiを利用する上でのリスクや注意点を徹底解説 DeFiを利用した資産運用を行う場合は「メタマスク」が必須 メタマスクとは、仮想通貨を管理するためのウォレットサービスです。DeFiを利用するには、メタマスクなどのウォレットに仮想通貨を保有している必要があります。 メタマスクは、Google ChromeやFirefoxなどブラウザの拡張機能、スマホアプリとして無料でインストールできます。 関連: MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加もかんたん利用 MetaMask(メタマスク)スマホ、アプリの使い方を解説【画像付】 NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ Web3ゲームとは、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用した新しいゲームジャンルです。従来のゲームとは異なり、ゲーム内のアイテムやキャラクターを仮想通貨の一種である「NFT」として所有したり、ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼いだりすることができます。 Web3ゲームで遊ぶメリットは、ゲームを楽しみながら収益を得られる可能性があることです。また、NFTや仮想通貨を通じてゲームの世界観に深く関与することができます。 Web3ゲームには、スマホでできるものから、PCで本格的にプレイするものまで様々です。Play to Earn(遊んで稼ぐ)という概念が一般的であり、ゲームをしながら稼ぐことも場合によっては可能です。 ただし、Web3ゲームで稼ぐためには、ある程度の初期投資が必要になる場合があります。また、必ずしも稼げるわけではありません。 Web3ゲームを始める前に、事前にプレイしたいWeb3ゲームに必要なアイテム(NFTや仮想通貨)や手数料がどれくらいの金額になるかをチェックするようにしましょう。 関連:NFT(Web3)ゲームとは?|始め方や稼ぎ方、おすすめタイトルを紹介 番外編:無料で仮想通貨を始める方法はあるのか 結論から言うと、まったくのゼロの資金から仮想通貨を始めることは難しいです。 しかし、仮想通貨の業界では「エアドロップ」と呼ばれる概念があり、これを上手く活用すると少ない資金から一定額の仮想通貨を獲得できる可能性もあります。 エアドロップとは? エアドロップとは、新しいプロジェクトが発行する仮想通貨を、自らのエコシステム拡大のために一定条件を満たしたユーザーに配布する行為です。 新興プロジェクトにとって、最も重要なことはユーザーや資金を集めることです。そのため、エアドロップの実施や場合によっては実施の匂わせ(示唆する)ことでユーザーや資金を集めようとするモデルが誕生し普及しています。 エアドロップの対象となる条件はプロジェクトによって異なりますが、例えば以下のようなものがあります。 対象プロジェクトを利用する(1,000ドル以上を一定期間以上預けておく等) 対象プロジェクトに関連するNFTを保有している プロジェクト側が実施するプログラムでポイントを貯める エアドロップで稼ぐことはできる? エアドロップで獲得できる金額はプロジェクトや仮想通貨の人気度によって異なりますが、数千円〜数万円程度のものが一般的です。また、全く獲得できない場合も多くあります。 一方で数百万円、数千万円相当の価値になるエアドロップも存在します。そのため、"エアドロップハンター"と呼称される人達も現れているほどです。 CyrptoTimes(我々のサイト)が運営するサイト「CandyDrops」では、エアドロップに特化した情報発信を行っており、こちらを参考にすると良いでしょう。 [caption id="attachment_123601" align="aligncenter" width="801"] CandyDropsのサイト[/caption] 米ドルと連動するステーブルコインを活用してエアドロップの獲得を狙う場合、米ドルへのポジションリスクと対象プロジェクトのハッキングリスク以外を抑えられるとも言えます。 よくあるQ&A 仮想通貨って未成年でもできるの? - 仮想通貨は未成年でも始められます。- 仮想通貨は未成年でも取引所に口座を開設できます。ただし、記事執筆時(2024年2月)で未成年の口座開設が可能(条件有)なのは「BTCBOX」という取引所のみになります。 仮想通貨っていくらから始められるの? - 仮想通貨は1000〜2000円程から始めることができます。- 仮想通貨は小さい単位からでも購入できるので、手数料も含めて1000〜2000円程から始められます。 仮想通貨はいくらから買える?取引所の手数料【徹底比較!】 仮想通貨で儲かった分の税金はどうなる? - 仮想通貨取引で出た利益が20万円(扶養は33万円)以上になると、雑所得として税金がかかってきます。- しっかりと申告をしないと「脱税」となってしまうので、利益が出た方は税理士に相談するなどしっかりと対応しましょう。 【初心者必見】知らないと危ない!仮想通貨の税制について解説! ハッキングのリスクってあるの? - 取引所に仮想通貨を預けている限りはハッキングのリスクがあります。- 記憶に新しいCoincheck(コインチェック)での560億円のハッキング事件は、同取引所でトレードをしているユーザーの仮想通貨が盗まれてしまったという事件でした。ただ、この事件がきっかけとなり金融庁が国内取引所の監査基準をかなり厳しく再設定することにつながりました。 二段階認証の徹底、長期保有の場合はハードウェアウォレットで保管するなど個人でできる対応をしっかりと行いましょう。 二段階認証アプリのメリットから設定方法まで詳しく解説! まとめ 今回は、仮想通貨の始め方について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。 仮想通貨は、トレード、資産運用、Web3ゲームなどさまざまな用途で利用することができます。 本記事を参考にして、自分に合った方法で仮想通貨の世界に足を踏み入れてみましょう! 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/10/18中東情勢の緊迫化はビットコインに追い風となるか
ビットコインは現在67,900ドル前後で取引され、直近24時間で1%の価格上昇を見せています。仮想通貨全体の時価総額は2.43兆ドルに達し、ビットコインはその約53%を占めています。 昨日17日、米国で提供される現物型ビットコインETFへの資金流入は4億7,000万ドルとなり、$IBIT (3億900万ドル)、$ARKB (1億ドル) 、$GBTC (4,500万ドル) が流入額上位3銘柄となっています。 中東情勢の緊迫化とビットコイン 仮想通貨取引所BitMEXの元CEO、アーサー・ヘイズ氏は自身のブログで緊迫化するイスラエルとイランの対立がビットコインを含む仮想通貨市場にどう影響するかを分析しています。 "Persistent Weak Layer" is an essay about how I am positing my #crypto portfolio to take into account the risk of an escalation of the Israel / Iran war.https://t.co/9ImiuKRint pic.twitter.com/wvDKq2r8h1 — Arthur Hayes (@CryptoHayes) October 15, 2024 中国の金融緩和などを背景に長期的なリスク資産である仮想通貨投資は魅力的に思える一方、中東情勢の悪化によるリスクも懸念されます。ヘイズ氏自身も仮想通貨ポートフォリオの見直しを検討している模様です。 同氏は今後のシナリオとして、イスラエルとイランの小規模な報復合戦でインフラ破壊や核攻撃は起きず金融市場への影響は限定的であるという楽観的なものと、イスラエルとイランの対立が激化し中東の石油インフラ破壊、ホルムズ海峡封鎖、核攻撃などが起きるという悲観的なものの2つを想定しており、後者の場合の仮想通貨市場、特にビットコインへの影響について詳しく分析しています。 ヘイズ氏は武力衝突が起きても米中露の直接対決は避けられ、中東地域に限定されると予想しています。中東のマイニングの中心地であるイランのハッシュレートは最大で世界の7%を占めますが、仮にイランのマイニング施設が被害を受けたとしても、2021年の中国のマイニング禁止時にハッシュレートは8ヶ月で回復したことを考えるとビットコインへの影響は限定的だと考えられると主張。 また、イランが報復として中東の石油・天然ガス田を破壊した場合、原油価格が急騰し、ビットコインは「デジタル化されたエネルギー」として、法定通貨に対して価値を高めるとの考えを示しました。 さらに、米国がイスラエルへの軍事支援を継続する場合、財政赤字の拡大は避けられずFRBによる量的緩和につながるとヘイズ氏は予想しています。過去にもFRBのバランスシート拡大はビットコイン価格の上昇と相関関係にあり、今回もビットコインにとって追い風になると同氏は見ています。 ヘイズ氏は、中東情勢の緊迫化は短期的に仮想通貨市場のボラティリティを高める可能性があるものの、長期的にはビットコインの価格上昇を後押しすると分析しています。ただし、すべての仮想通貨が同じように値上がりするわけではないとしポートフォリオのリスク管理の重要性を強調しました。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、500種類以上の仮想通貨が上場しています。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 記事ソース:cryptohayes.medium.com
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2024/10/18ワールドコインが「ワールド」へ名称変更|独自L2チェーンも始動
人間の虹彩スキャンを基盤としたデジタルIDプロジェクト「ワールドコイン (Worldcoin) 」が、「World」へのリブランディングを実施しました。同時に同社が開発するEthereumレイヤー2ブロックチェーン「World Chain」もローンチされています。 World Chain is now open to every human 🫡 pic.twitter.com/5lVdVM9Em0 — World (@worldcoin) October 18, 2024 World Chainは、Worldが目指す分散型IDと金融サービスを融合させたエコシステムの中核となるものです。日常生活で役立つDeFiやID分野のアプリケーションが中心となる予定で、World ID認証ユーザーはトランザクションの優先処理や一部ガス代無料などの特典が受けられます。 World Chain上での手数料支払いは、Worldcoin(WLD)トークンが使用できます。Worldは既に約1500万人のWorld ID保有者を擁しており、これらのユーザーのWorld Chainへの移行及び対応は完了しているとしています。 Optimism、Alchemy、Uniswap、Safe、Dune、Etherscanといったブロックチェーンサービスやアプリも、World Chain立ち上げと同時にサポートを開始しています。 World Chain 🤝 @Uniswap pic.twitter.com/6o2w0gm2Id — World (@worldcoin) October 17, 2024 CoinGeckoのデータによると、WorldのL2ネットワーク発表後のWLDトークン価格は軽微な下落を見せており、大きな価格変動は見られていません。 記事ソース:World