Walmartがブロックチェーンを用いたドローンコミュニケーションの特許を申請

Walmartがブロックチェーンを用いたドローンコミュニケーションの特許を申請

米国小売大手のWalmartが、ブロックチェーンを活用したドローンコミュニケーションに関する特許を申請したことがわかりました。

USPTOは、今年1月に申請された「Cloning Drones Using Blockchain(ブロックチェーンを使ったドローン複製)」と呼ばれる特許の情報を8月1日に公開しました。

USPTOが公開した情報によると、記載されている技術はドローン間でIDや、飛行高度、飛行速度、飛行ルート、バッテリー情報、積載容量などの情報を伝達するためにブロックチェーンを用いるものであるとしています。

特許書類内では以下のように記載されており、ブロックチェーンの最大の特徴はデータの整合性が取れる点にあるとしています。

「分散型台帳は大量の異なる種類の指示やナビゲーション情報など他のありとあらゆる媒体に記録される情報を保管することができる。これを使えば複製されたドローン全体で同じソフトウェアプロファイルを展開することができる。」

またWalmartは、データの安全な伝達もブロックチェーンのメリットだとし、操作上のパラメーターを暗号化して送信することで改ざんされることを防げるとしています。

8月1日にはWalmartが申請した別の特許も公開されており、こちらはFacebookのLibraに似たステーブルコインのための特許となっています。

記事ソース: CoinDesk, USPTO

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