リップル (XRP) の今後と将来性|2025年の価格予想と注目トピック

リップル (XRP) の今後と将来性|2025年の価格予想と注目トピック

仮想通貨リップル (XRP) は、国際送金を効率化するためのデジタル通貨でRipple社の分散型台帳技術に基づいています。

XRPは送金速度と低コストの特徴を持ち一部の金融機関や決済サービスに採用されています。2025年2月時点でXRPの時価総額は1,300億ドルを超え、仮想通貨市場で第4位の規模を誇っています。

本記事ではそんなXRPの今後や将来性について、あらゆる角度から詳しく解説していきます。

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リップル (XRP) の価格動向【2025年2月版】

2025年1月にリップル (XRP) の価格は大きく上昇し、1月16日には約$3.4の高値を付けました​。これは2018年以来の高水準でこの期間中、XRPは月間約50%の上昇を記録しビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) の価格パフォーマンスを大きく上回りました。

その後は調整が入り2月初旬には$2台中盤(約2.4ドル前後)まで下落しましたが、それでも1ヶ月前と比べて約7%高い水準を維持しています。

リップル (XRP) の今後に重要な4つのトピック

今後のリップル (XRP) の価格に大きく影響することが予想されるトピックは以下の4つです。

  • SECとの争い
  • XRPの現物型ETF承認
  • ステーブルコイン「RLUSD」
  • トランプ政権下における米国仮想通貨準備金

それぞれ見ていきましょう。

SECとの争い

2020年、米証券取引委員会(SEC)はリップル社を未登録証券としてXRPを販売したとして提訴しました。裁判ではXRP自体は証券に該当しないと判断されましたが、機関投資家向けのXRP販売については証券法違反と認定されました。

この判決に対してRipple社とSECの双方が控訴し、現在も法廷での争いが続いています。

リップル社の最高法務責任者スチュアート・アルデロティ氏は、SECとの訴訟について「うまくいけば自主的に取り下げられる可能性がある」と述べています。これは、トランプ新政権下において、SEC委員長が前任のゲイリー・ゲンスラー氏からマーク・ウエダ氏(代理)に代わったことなどを背景としています。

従業員の75%を米国内で採用する方針を示すなど、米国での取り組みを強化しているリップル社とSECの争いは今後も重要なトピックとなるでしょう。

XRPの現物型ETF承認

2023年の司法判断を受け、複数の資産運用会社が米国で現物型XRP ETF(上場投資信託)の申請を行いました。これにはBitwiseや21Shares、WisdomTree、NYSE Arcaなどが名を連ね、機関投資家向けの投資商品としてXRPの上場が期待されています。規制環境は変化し、2025年には新政権下でスポットXRP ETFの承認が進むとの予測が強まっています。

JPモルガンは2025年中にSECがスポットXRP ETFを承認すると見込み、SECとの裁判でリップル社が有利な判決を得れば、承認の可能性が一層高まるとされています。

もし承認されれば最大で30〜60億ドルの資金流入が見込まれており、これに伴う価格上昇が期待されています。

ステーブルコイン「RLUSD」

リップル社が昨年ローンチしたステーブルコイン「RLUSD」はXRP LedgerとEthereum上で発行されており、2025年2月7日〜8日には合計1010万枚がミントされたことが確認されました。この大規模な発行の背景には、オンラインバンキングアプリ「Revolut」とインフラプラットフォーム「Zero Hash」がRLUSDのサポートを追加したことが影響しています。

現在、RLUSDは取引所「Bullish」で高い人気を誇り、総取引高の80%以上を占めるなど、一部の取引所での需要が増加しています。

XRP Ledger上で本格的な展開が進むことで、RLUSDの利用が拡大し、そのガス代として使われる$XRPの一部がバーンされることで、デフレメカニズムが働き$XRPの価格上昇に寄与する可能性もあります。

トランプ政権下における米国仮想通貨準備金

トランプ政権下で、XRPが米国政府の仮想通貨準備金に採用される可能性が浮上しています。これにより、XRPが米国の経済システムにおいて重要な役割を果たすことになるかもしれません。

トランプ政権は、特定の米国発の仮想通貨を優先する「アメリカファースト」戦略を検討しており、その中でXRP、SOL、USDCなどが候補に挙げられています。この動きに対し、リップル社のCEO、Brad Garlinghouse氏は、仮想通貨準備金を複数の通貨で構成するべきだと主張しています。

このような背景を受けて、XRPが準備金に採用される可能性も否定できず、今後の価格動向にも大きな影響を与えるかもしれません。

リップル (XRP) の今後の価格予想

海外大手仮想通貨取引所Bitgetのリサーチ部門のチーフアナリストを務めるライアン・リー氏は、XRPの2025年の見通しとして、平均予測は1.8ドルから8.4ドルの間で楽観的なシナリオでは10ドルを超えるピークを示唆するものもあると指摘しています。

同氏はXRPの採用率の増加と規制上のハードルを乗り越えることに懸かっており、ステーブルコインのRLUSDが主要な取引ツールとして採用されれば、金融エコシステムにおけるXRPの役割はさらに強固なものとなるとコメントしています。

さらに短期での予想として、著名トレーダーのXO氏はXRPが3.2ドルの高値を目指した後、数回の反発を見せつつも最終的には1.6ドル付近まで大幅に下落する可能性があると予想しています。

XRPの週足チャート|TradingView

XO氏は、XRPの週足チャートを分析し、2018年1月の最高値付近にある水平ラインが強い抵抗ラインとして機能している点に注目しています。現時点ですでにこのラインで下方向への反転が見られ、これが今後の弱気な値動きに繋がる可能性を示唆しています。

リップル (XRP) の買い方

リップル (XRP)を購入する方法は、利用する取引所によって異なります。国内取引所のOKCoin Japan(OKJ)と、海外取引所のBitgetそれぞれに特徴があり、購入方法や取引のオプションが異なります。

OKJ(旧OKCoin Japan)でXRPを購入する

OKCoin Japanは、日本の金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所です。この取引所では日本円を直接入金してXRPを購入することができます。

銀行振込などで日本円をアカウントに入金した後、XRPを購入することができるため、特に日本国内で取引したいユーザーには利便性が高いです。

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BitgetでXRPを購入する

Bitgetは、海外の仮想通貨取引所でXRPをクレジットカードを使って購入することができるという特徴があります。

さらに、Bitgetでは最大20倍のレバレッジを使った取引が可能で、資産をより効率的に運用できます。また価格が下がった場合に利益を得ることができる空売り(ショート)取引もサポートしており相場の下落時にも取引チャンスがあります。

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まとめ

リップル(XRP)の価格は、SECとの訴訟結果や現物型ETF承認、RLUSDの利用拡大、トランプ政権下での仮想通貨準備金採用などに影響されるでしょう。これらの要素が絡み合い、XRPの価値は2025年に向けて大きく変動する可能性があります。

引き続き市場の動向に注目が集まります。

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記事ソース:Decrypt

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