ワールドコインが独自のL2ブロックチェーン『World Chain』を発表

2024/04/18・

hapi

ワールドコインが独自のL2ブロックチェーン『World Chain』を発表

Worldcoinは、新たなレイヤー2ブロックチェーン「World Chain」の立ち上げを発表しました。

World Chainは、Worldcoinプロトコルの成長とより広範な Ethereumコミュニティの10億人以上のユーザー獲得を目指して設計されています。

World Chainの特徴

  • World ID認証ユーザーはトランザクションが優先(一部ガス代無料)
  • 手数料の支払いとしてETHとWLDが利用可能
  • 日常生活に役立つDeFiやID分野のアプリケーションを中心としたエコシステムを構築
  • パーミッションレス、オープンソース、最終的にはコミュニティによって自治されることを目指す
  • Ethereumのレイヤー2として設計され、Superchainエコシステムによりスケーラビリティを目指す

World Chainの立ち上げには、Worldcoinが新規ユーザー獲得に伴う効率化を図っています。上記で挙げたように、人間として認証されたユーザー(虹彩スキャンをしてWorldIDを獲得した人)は優先的なブロックスペースが与えられ、ガス代が無料になる点は、新規ユーザーの獲得や既存ユーザーへの継続的な利用が期待されます。

World Coinについて

World CoinはOpenAIのCEOであるSam Altman氏が共同創設者であり、同プロジェクトの目的は、虹彩スキャンで人間であることを証明した人々にWorld IDを割り当てることです。また、登録者にはWLDトークンの形で暗号資産が付与されます。すでに虹彩スキャンを通して500万人のユーザーを獲得しています。

World Chainは新規ユーザーの継続的な参加を可能にし、既存ユーザーにはより高速で安価、そして信頼性の高いトランザクションを提供することを目指しており、今夏にリリースが予定されています。

記事ソース:Worldcoin

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