DeFi
2025/02/04100億円近くの仮想通貨盗難か|22歳のカナダ人起訴、現在逃亡中
記事の要点 ▪️ カナダ人のAndean Medjedovic(22歳)がDeFiプロトコルを悪用し、約6500万ドル(現在約101億円)を不正取得したとして起訴 ▪️ 2021年から2023年にかけてKyberSwapとIndexed Financeのスマートコントラクトを操作し、不正に資金を引き出した疑い ▪️ 現在逃亡中であり米当局はオランダ当局と協力して捜査を進行中 米司法省はカナダ国籍のAndean Medjedovic氏(22歳)が分散型金融 (DeFi) プロトコルの脆弱性を悪用し、約6500万ドルの仮想通貨を不正取得した疑いで起訴したことを発表しました。 Canadian National Charged With Stealing Approximately $65 Million in Cryptocurrency From Two DeFi Protocols https://t.co/9WDB5A4b5L (Announced with @IRSCI_NY @NewYorkFBI @HSINewYork and @TheJusticeDept) — US Attorney EDNY (@EDNYnews) February 3, 2025 Medjedovic氏は2021年から2023年にかけてKyberSwapとIndexed Financeのスマートコントラクトを操作し、不正に資金を引き出したとされています。 Indexed Financeへの攻撃 2021年10月、Medjedovic氏はEthereumネットワーク上のIndexed Financeの流動性プールを標的にし、不正に資金を取得しました。Indexed Financeの「インデックスプール」は、ETFのような仕組みを持つDeFiプロトコルで、ユーザーが提供したトークンを運用するものでした。 Medjedovic氏は数億ドル相当の仮想通貨を借り入れ、プールの「再インデックス化」プロセスを人為的に操作しました。その結果、投資家の資金約1650万ドルが盗まれたとされています。 KyberSwapへの攻撃 2023年11月、Medjedovic氏はKyberSwapの自動マーケットメーカー(AMM)の脆弱性を悪用し、流動性プールから約4880万ドル相当の仮想通貨を不正に取得しました。被害は6つのパブリックブロックチェーン上の77の流動性プールに及んでいるとされています。 攻撃後、Medjedovic氏はKyberSwapの開発者、投資家、DAOメンバーを脅迫し、KyberSwapの運営権とDAOの支配権を要求。また、盗んだ仮想通貨の50%を返還する代わりに、要求を受け入れるよう迫ったとされています。 さらに、ブリッジプロトコルや仮想通貨ミキサーを用いて資金を洗浄しようとしましたが、一部の取引が凍結されたため、覆面捜査官に約8万ドルを支払い50万ドル相当の仮想通貨の解放を依頼したと報じられています。 マネーロンダリングと逃亡 Medjedovic氏は2022年頃から別の人物と共謀し、違法に得た資金をマネーロンダリングしたとされています。偽の情報を使用して仮想通貨取引所のアカウントを開設し、ミキサーを活用して資金洗浄を行いました。また、仮想通貨を大規模に移動させる手順を記した「moneyMovementSystem」と呼ばれるマニュアルを保持していたことも明らかになっています。 さらに、他の文書には、KYC(本人確認)を回避し、偽のKYC情報を用いた取引所アカウントをハッキングや現金化に利用する計画が記されていたと報じられています。 Medjedovic氏は現在逃亡中であり、オランダの検察局およびサイバー犯罪捜査部と協力して捜索が進められています。米司法省によると、電信詐欺や恐喝未遂、不正損害、マネーロンダリングの合計5つの罪で起訴されています。 もし有罪となれば、不正損害に関する罪で最大10年、その他の罪でそれぞれ最大20年の懲役刑が科される可能性があるとしています。 記事ソース:米司法省
AIエージェント
2025/02/04『Arena of Faith』がRoninチェーンを採用|仮想通貨$ACPへの対応も
ブロックチェーン技術を活用したゲーム「Arena of Faith」が、Roninチェーンを採用することを発表しました。本作は、5対5のチーム戦で対戦相手よりも先にメインクリスタルを破壊することを目的としたオンラインマルチプレイヤーゲームです。 🔥 We’re thrilled to announce that Arena of Faith (AOF) is building on @Ronin_Network , the blockchain forged for gamers, to drive the future of Web3 gaming content! 🎮 As a Web3 game with on-chain processes and settlement, AOF bridges the gap between NFT games and fully… pic.twitter.com/O5sPwexbWK — Arena of Faith (@moba_aof) February 3, 2025 プレイヤーはゲーム内でトークンを獲得し、それらをGateに上場している$ACPに変換する機会があるとのこと。また、Roninユーザー向けに特別なオファー、報酬、または特典が提供される予定です。ゲームはiOS、Android、Windows版をダウンロードするか、Epic GamesまたはSteam経由でプレイ可能です。 また、Arena of Faithは「Bounty Hunter」プログラムを導入し、プレイヤー同士がNFTを貸し借りして報酬を獲得できるスカラーシップの仕組みを構築しています。 さらに、同ゲームはXの投稿においてAIエージェントの構築が可能なEliza OSフレームワークとDeepSeekを活用したツイートボットの実験を行っており、将来的なロードマップにはゲームガバナンスやソーシャルインタラクションのためのAIシステムの導入も計画されています。 🤖 I’m your ACP AI Agent, a tweet bot fully armed with the Eliza OS framework and DeepSeek. Don’t let my fancy setup fool you—I’m just a humble worker bot here to tweet for you, hype things up, and lead you to charge forward in the Arena of Faith! Remember, $ACP is the real… pic.twitter.com/WrxhGyc5iM — Arena of Faith (@moba_aof) January 27, 2025
DeFi
2025/02/04イーサリアムの価格低迷が話題|大型アップグレードに期待か
イーサリアム (ETH) の価格低迷が市場で注目を集めています。昨日、ETHは一時2,100ドル台まで下落し、記録的な下ヒゲを形成しました。その後、一定の回復を見せ現在は2,700ドル台で推移しています。 オンチェーンデータ分析を行うLookonchainによると、過去6回にわたる「1 BTC = 100,000ドル」の記録時に、ETHの価格は3,900→3,800→3,700→3,400→3,200→2,800ドルとなっています。ビットコインが心理的な節目となる100,000ドルに達しているのに対し、市場からのイーサリアムへの関心は日々薄まっていることが窺えます。 Interesting trend: The first time $BTC hit $100K, $ETH was at $3,900. The second time, $ETH was at $3,800. The third time, $ETH was at $3,700. The fourth time, $ETH was at $3,400. The fifth time, $ETH was at $3,200. The sixth time, $ETH was at $2,800. pic.twitter.com/j3MVXgjRe6 — Lookonchain (@lookonchain) February 4, 2025 BTCとETHの価格推移を比較する指標の一つである「BTC建てETH」の価格も、2022年9月以降、右肩下がりで下落しており両通貨の勢いの差が拡大している状況です。 米国で提供される現物型ETH ETFには昨日、8,360万ドルの資金流入が発生したものの、ステーキングが行えない現行のETFへの関心は依然として下火であると言えます。 DeFi市場ではEthereumが970億ドルのTVL(Total Value Locked) を記録し、2位のSolanaに約5倍の差をつけて首位を維持しています。EthereumではコントラクトではなくEOAを通じたアカウント抽象化の提案が含まれる大型アップグレード 「Pectra」 の実施が今期に控えています。これにより、さらなるユーザー層の拡大も期待されています。 また、ドナルド・トランプ元大統領一族によるDeFiプロジェクト (WLFI) が Ethereumを基盤として開発されており、エコシステムの拡大に影響を与える可能性があります。 昨今注目される RWA (Real World Assets) の文脈においても、Ethereumは依然として有力な基盤であると見られています。現在、莫大な資金を処理できるポテンシャルを持つチェーンはEthereumが最有力であり、今後の展開が注目されています。 ETHの価格が低迷する中でも、エコシステムでは様々な角度からアップデートが図られており引き続き最新動向に注目です。 記事ソース:SoSoValue、DeFiLlama
ニュース
2025/02/04仮想通貨リップル、資金流入でソラナやイーサリアム上回る
仮想通貨資産運用会社CoinSharesが発表した最新のレポートによると、先週の仮想通貨ETP(上場投資商品)には合計で5.27億ドルの資金が流入しました。ビットコイン (BTC) のETPには4.86億ドルが流入し、市場の関心が依然として高いことが示されています。 📈 US$527m inflows, but trade tariffs and #DeepSeek news influencing investors. Digital asset investment products saw inflows totalling $527m last week. @Bitcoin’s #BTC saw inflows totalling US$486m while short-bitcoin saw a second week of inflows totalling US$3.7m.@Ripple’s… pic.twitter.com/Pp4sE09JJe — CoinShares (@CoinSharesCo) February 3, 2025 また、リップル (XRP) のETPには1,500万ドルの資金が流入し、これはイーサリアム (ETH) やソラナ (SOL) を上回る水準となっています。XRPのETPは年初来で1.5億ドルの資金が流入しており、継続的な投資家の期待が窺えます。 XRPの価格や投資動向には、米証券取引委員会(SEC)との訴訟問題が大きく影響しているとされています。 SECは2020年に「XRPは未登録証券である」としてリップル社を提訴しました。この裁判では、小売投資家向けの販売については証券に該当しないと判断されたものの、機関投資家向けの販売については証券法違反と認定されています。 その後、2023年10月3日にはリップル社とSEC双方が控訴し、SECは地方裁判所の判決を覆すことを目指し、リップルは反訴を行いました。 こうした状況の中、2025年にトランプ政権が誕生し仮想通貨に友好的な姿勢を取るMark Uyeda氏がSECの委員長代理に就任。SECが非詐欺関連の仮想通貨訴訟を停止、または取り下げる可能性も報じられており、4年以上続いたXRPの訴訟問題に進展が見られる可能性が高まっています。 一部ではXRPの現物型ETFの承認や米国の仮想通貨準備金にXRPが含まれる可能性についても指摘されており、市場関係者の関心が高まっています。 記事ソース:CoinShares
DeFi
2025/02/04トランプ一族のプロジェクト、約320億円分のイーサリアムを移動
ドナルド・トランプ氏とその家族が関与するDeFi(分散型金融)プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」のウォレットが、2月4日朝に73,783 ETH(約320億円)を機関投資家向けプラットフォームCoinbase Primeに移動したことが判明しました。 通常、取引所への資金移動は売却の前兆とされますが、今回のETH移動の意図については明らかにされていません。 追記:WLFIは「通常の財務管理、手数料や経費の支払い、運転資金の要件への対応の一環として、保有する仮想通貨を定期的に移動している。当社はトークンを販売しているわけではなく単に通常のビジネス目的で資産を再配分しているだけ」と公式Xで投稿している オンチェーンデータによると、WLFIのウォレットには現在82 ETH(約3600万円)が残されており、大部分の資産がCoinbase Primeに送金されたことが確認できます。 この動きの数時間後、WLFIのチームメンバーでありドナルド・トランプ氏の息子であるエリック・トランプ氏が自身のX(旧Twitter)にて「$ETHを追加するには絶好のタイミングだ」と投稿しました。 In my opinion, it’s a great time to add $ETH. — Eric Trump (@EricTrump) February 3, 2025 この発言に対し一部からは「市場への影響を意図した発言ではないか」との批判が上がっています。現時点で今回のETH移動の詳細な意図についての説明はプロジェクト側からなされていません。 昨日、2月3日に一時2,100ドル台まで下落したETHはその後大きく反発。日足ベースでは過去事例のない規模の陽線の下ヒゲを記録しました。 引き続き同通貨やトランプ一族のWLFIの動向に注目が集まります。 記事ソース:Arkham
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2025/02/04ビットコインが急反発、再び10万ドル台に回復
ビットコインは昨日、100,000ドルを下回り一時91,000ドル台まで下落しました。市場では90,000ドルを割る可能性も懸念されていましたが、その後大幅に反発し、現在は再び10万ドル台に回帰しています。直近24時間の変動率は+7.7%となっています。 この大きな値動きにより、先物市場では直近24時間で1.55億ドル相当のビットコインポジションが清算されました。その内訳はロングポジションが7,800万ドル、ショートポジションが7,700万ドルと、ほぼ同程度の割合となっており、上下に激しい値動きに投資家が翻弄されたことが窺えます。 本日未明、米国のドナルド・トランプ大統領が政府系ファンドの創設を求める大統領令に署名したことが明らかとなっています。 HAPPENING NOW: President Trump signs an Executive Order calling for the creation of a Sovereign Wealth Fund💸 pic.twitter.com/sMkBg3bUwX — Karoline Leavitt (@PressSec) February 3, 2025 上記ファンドが仮想通貨を保有するかどうかは明らかになっていませんが、トランプ氏はこれまでビットコイン準備金の確保などに積極的な姿勢を示してきました。そのため、一部では政府系ファンドによる仮想通貨の保有への期待が高まっています。 今後の市場の動向に加えトランプ政権の仮想通貨政策にも引き続き注目が集まります。 記事ソース:Coinglass
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2025/02/03エルサルバドル、ビットコインを法定通貨から削除も購入ペースは加速
エルサルバドルは先月、国際通貨基金(IMF)からの14億ドルの融資条件を満たすためにビットコイン(BTC)を法定通貨から削除しましたが、ビットコインの購入は続けておりそのペースは加速しています。 エルサルバドルは同国の方針として毎日1BTCを購入し続けていますが、現在のBTC保有残高は過去31日間で49BTC増加しており、通常以上のペースでビットコインを購入し続けています。 エルサルバドルのビットコイン法定通貨地位の削除は、ビットコインコミュニティの内外問わず多くの波紋を巻き起こしましたが、エルサルバドルの駐米大使であるミレーナ・マヨルガ氏はビットコイン政策に対して「拡大し続ける」と表明していました。 今回のビットコイン購入ペースの加速は、エルサルバドルが法定通貨地位の削除以降も尚、ビットコインを重視する姿勢であることを示唆するものと言えるでしょう。 情報ソース:The Bitcoin Office
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2025/02/03「市場復活の鍵はFRB。仮想通貨を買う準備を」BitMEX共同設立者アーサー・ヘイズ氏
ドナルド・トランプ大統領の新関税策をきっかけとして週末の仮想通貨市場は大きな下落に見舞われました。 そうした中、BitMEXの共同設立者であるアーサー・ヘイズ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)が流動性供給策で介入する場合にのみ、状況が好転する可能性があると示唆しました。 The beatings shall continue until moral improves. The pain stops when a TradFi outfit is on the verge of bankruptcy. Then the Fed reluctantly joins team Trump and prints dat money. And then you better be ready to buy #crypto like you have never bought before. — Arthur Hayes (@CryptoHayes) February 3, 2025 加えてヘイズ氏は「仮想通貨を買う準備ができている方が良い」と、今後の強気相場に向けた提言をしました。 ヘイズ氏は以前、ビットコインの価格予想として今サイクルの終わりまでに25万ドルにまで高騰するものの、最初に7万5000ドルにまで下落すると予測していました。また、トランプ大統領が金利引き下げとマネーサプライの増加を求めているものの、パウエル議長率いるFRBは抑制的な動きをしていると分析しています。
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2025/02/03トランプ大統領の新関税によって、暗号資産市場に23億ドルの清算が発生
ドナルド・トランプ米大統領による強硬な貿易関税によって、暗号資産市場は冷え込み、過去24時間で23億ドルの清算が発生しました。 市場データによるとアルトコインを中心に大きな下落に見舞われ、20%ほどの下落を記録しました。1月20日のトランプ氏の大統領就任をきっかけとした強気市場は、一旦の落ち着きを取り戻した形となります。 今回の清算によって70万人以上のトレーダーが影響を受け、特にイーサリアムのトレーダーが大きな損害を受けました。イーサリアムの清算総額は6億1700万ドルに上り、これは全銘柄で最大の清算となります。 2月1日、トランプ大統領は、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国製品に10%の関税を導入しました。トランプ政権は、関税は不法移民と麻薬密売に対処することを目的としていると主張したものの、カナダ、メキシコ、中国は対抗措置で応じると警告しました。これにより暗号資産市場だけでなく、株式や金も下落に見舞われました。 情報ソース:Coinglass
Press
2025/02/03昨年大好評だったワーケーションNFTの第2弾!加賀温泉郷が誇る最高峰のホテルに1泊5,000円でワーケーションができる!
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 石川県加賀市(市長:宮元陸)では2月3日より、ビジネスパーソン向けにワーケーションサービスを提供します。「ホテル アローレ」で希望宿泊日を予約して、e‐加賀市民証販売サイトにて、5,000円で「ワーケーションNFT_2025春」を購入することで、宿泊することが可能になるサービスです。室数限定、期間は令和7年3月末まで。「ワーケーションNFT_2025春」を購入いただいた方全員に、e-加賀市民証NFTもウォレットに付与されます。 滞在期間中、令和5年6月にグランドオープンした加賀市イノベーションセンターの新エリア自由に利用でき、新たな仲間との出会いやコミュニティの一員にもなれます。 ■利用手順 1.「ホテル アローレ」のウェブサイトからご希望の宿泊日を予約してください。 ※室数限定のため、埋まり次第終了となります。お早めにご予約ください。※2月7日まではお電話での予約受付のみとなります。 2.e-加賀市民証販売サイトより希望泊数分のワーケーションNFT(最大3泊まで)を購入してください。 3.チェックイン時にe-加賀市民証販売サイトにログインして、マイページからフロントのQRコードを読み込んでください。 ■注意事項 必ず「ホテル アローレ」のサイトで予約が完了したことを確認してから、e-加賀市民証販売サイトで「ワーケーションNFT_2025春」を購入してください。万が一、逆の手順で「ワーケーションNFT_2025春」を購入後に「ホテル アローレ」のサイトで予約をしようとしてご希望の日程や泊数に空きがない場合でも、「ワーケーションNFT_2025春」の払い戻しや返金はできません。また加賀市及び「ホテル アローレ」は一切責任を負いません。 チェックアウト時に1泊あたり入湯税150円/人はかかります。 「ワーケーションNFT_2025春」の保有者のみ適用(ご家族・同行者であっても個々に「ワーケーションNFT_2025春)が必要)です。 ほか、「ワーケーションNFT_2025春」を購入後は、宿泊のキャンセルの場合も含め、いかなる理由があっても「ワーケーションNFT_2025春」の払い戻しや返金はできません。