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2023/07/19仏大手ゲーム会社Ubisoft、ブロックチェーン「Cronos」と提携
大手ゲーム会社Ubisoftがレイヤー1ブロックチェーン「Cronos」とのパートナーシップを提携しました。『アサシンクリード』や『ファークライ』などの人気ゲームシリーズを手掛けるUbisoftは、ブロックチェーン領域での施策に積極的に取り組んでいます。 Ubisoft, a leading creator and video games publisher, joins the Cronos ecosystem as network validator. Cronos will greatly benefit from the expertise of Ubisoft’s Strategic Innovation Lab, and its feedback on tech upgrades to support gaming use cases.https://t.co/LRrnPeWQdQ — Cronos (@cronos_chain) July 18, 2023 今回Ubisoftが提携したCronosは、仮想通貨取引所Crypto.comが開発したブロックチェーン。Cosmos SDK上に構築されておりEVM(Ethereum Virtual Machine)互換が可能という特徴を持っています。 今回の提携により、UbisoftはバリデーターとしてCronosチェーンでのガバナンスとネットワークのアップデートの承認やこれまで蓄積してきた専門知識でCronosエコシステムをサポートしていく予定としています。 Cronos Labsマネージング・ディレクターのケン・ティムシット氏は今回の提携について下記コメントを出しています。 "「ブロックチェーンエコシステムにおいて、Ubisoftのチームとは長年にわたって何度も顔を合わせてきました。彼らは、ゲームクリエイターとゲーマーの間に深い関わりを生み出すという点で、ブロックチェーン技術の可能性と限界について比類ない理解を持っています。彼らの技術の探求への関与は、オープンソースのCronosプロジェクトにバリデーターとして参加するという決定に反映されています。 我々は、彼らのブロックチェーン技術に対する熱意を活用し、Cronosチェーンの技術およびエコシステムのロードマップを進めていく中で、彼らのチームから挑戦を受けることを楽しみにしています。- 引用元:Cronos」" Ubisoftは、先月京都で開催されたイベントで同社初のBCG「Champions Tactics: Grimoria Chronicles」にてゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」を採用することを発表しています。 Oasysのブロックチェーンゲーム発表、Ubisoftなど大手企業が参入 記事ソース:Cronos

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2023/07/19ギタリスト「MIYAVI」氏のバーチャルライブ、Decentralandで開催
メタバースプラットフォーム「Decentraland」で、ギターリストMIYAVI氏のバーチャルライブ「MIYAVI Virtual Live 7.0 in OASIS KYOTO」が開催されます。 “サムライ・ギタリスト”MIYAVI @MIYAVI_OFFICIAL がメタバース OASIS KYOTO @Oasis_pj でライブパフォーマンスイベント「MIYAVI Virtual Live 7.0 in OASIS KYOTO」を開催!新しいライブ体験をお楽しみいただけます⚡️ https://t.co/fHI9b5oClU— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) July 19, 2023 上記ライブは、国内取引所Coincheck(コインチェック)が開発中のメタバース都市「OASIS KYOTO」で実施。ライブではモーションキャプチャ技術を使用してMIYAVI氏の演奏パフォーマンスが再現される予定です。 セットリストは、2020年4月にリリースされたアルバム「Holy Nights」を基に、このライブ専用のリミックスバージョンが披露される予定となっています。 開催期間は2023年8月2日から8月13日となっており、8月2日と3日に行われる先行公開では、「OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)」を持っているユーザーのみが入場可能となっています。 メタバースコミュニティブランドOasisでは、The Sandboxに「Oasis TOKYO」、Decentralandに「Oasis KYOTO」、Othersideに「Oasis MARS」といった拠点が展開されています。 15分限定でDiscord公開 | 「Oasis Community PASS NFT」の公式ページがローンチ 記事ソース:Coincheck 画像参照元:David Esser / Shutterstock.com

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2023/07/19ルイ・ヴィトン、SBTホルダー限定にNFT発売|ファレル・ウィリアムスとコラボ
ルイ・ヴィトンは、高額デジタルコレクション「VIA Treasure Trunk」のホルダーを対象に、ファレル・ウィリアムスとのコラボレーションバッグを販売することを発表しました。 Louis Vuitton VIA. The first VIA journey is now available. Discover the Speedy 40 VIA @Pharrell, revisiting the Maison's iconic bag crafted in 1930. Discover more at https://t.co/FN7LgduFzK#LouisVuittonVIA #PharrellWilliams pic.twitter.com/X2i5G7w9xQ — Louis Vuitton (@LouisVuitton) July 17, 2023 「VIA Treasure Trunk」は、2023年6月に発売されたルイ・ヴィトン独自のデジタルコレクションです。そして現在、この新たなファレル・ウィリアムスとのコラボレーションバッグは、デジタルコレクション(NFT)として販売されています。 関連:ルイ・ヴィトン、NFT販売ヘ|586万円のデジタルトランク このバッグは、デジタルとフィジカルの世界をつなぐ設計がされています。ユーザーは初めにデジタルバージョンを購入し、その後2024年1月にフィジカルバージョンを受け取ることができるという、Web3業界でスタンダードになりつつあるアプローチを採用しています。 また、このバッグの購入は、2023年6月に発売されたファッションブランドのアクセストークン、VIA Treasure Trunkのホルダーだけが可能となっています。さらに、各ユーザーが購入できる数は、1つとなっています。 これにより、ルイ・ヴィトンはデジタルとフィジカルの世界を結びつける可能性を示し、ブランドと消費者の関係を再定義する可能性があります。この新しい取り組みが、ファッション業界の未来にどのような影響を与えるか、注目されます。 ファレル・ウィリアムスは、音楽アーティスト兼プロデューサーでありWeb3業界ではDoodlesのブランド責任者も務めています。先日、Doodlesとコラボをしファレルパックというフィジカルスニーカーが同梱されたNFTパックをエアドロップしていました。 関連:Doodles、ファレル・ウィリアムスのパックを5月5日にエアドロップ 記事ソース:LouisVuitton HP 画像:Cineberg / Shutterstock.com

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2023/07/18セブン銀行、募金でNFT発行のキャンペーンを開始
セブン銀行が対象団体への募金を通じてユーザーがNFTを手に入れられるキャンペーンを開始しました。この施策は7月18日から10月16日までの期間に全国のセブン銀行ATMで行われます。 🍣セブン銀行様でのNFT配布キャンペーン🍣 本日7月18日(火)~10月16日(月)までの期間限定で、セブン銀行様(@7BankOfficial)のATMを通じて対象団体へ募金することで窪田望さん(@cnxt_nozomu)デザインのNFTがもらえる『セブン銀行ATMでNFT募金キャンペーン』を実施中です🍣⚡https://t.co/39kMMhiLGb — SUSHI TOP MARKETING株式会社 (@sushitop_jp) July 18, 2023 ユーザーはセブン銀行ATMの募金画面で「(NFT/donation)セブンイレブン記念財団への募金」を選択し、1,000円以上の募金を行うことでキャンペーンへの参加が可能。募金後、利用明細表に記されたQRコードを読み取ることでNFT(SBT)を手にいれることが出来ます。 今回の取り組みでは、SUSHI TOP MARKETING株式会社のサービス「NFT Shot」が提供されています。 上記NFTは、現代美術家窪田 望氏制作の限定デジタルアート作品が紐づいており、全4種類のアート作品からランダムに1種類が選ばれるとしています。 キャンペーンで集まった寄付金は1993年に設立されたセブン-イレブン記念財団を通じて環境をテーマとした社会貢献活動に活用される予定。窪田 氏は今回の取り組みについて自身のTwitterで「日本では匿名で寄付することが美徳とされてきたが、その常識も打ち破りたい」と述べています。 記事ソース:PR TIMES、Twitter、セブン銀行 画像出展元:Quality Stock Arts / Shutterstock.com

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2023/07/18Aaveの分散型ステーブルコイン「GHO」、約4億円分発行
大手レンディングプロトコルAaveが手がける分散型ステーブルコインGHOが公開から数日で約4億円分発行されました。 先月15日にEthereumのメインネットワーク上でリリースされた$GHOは、1 GHO = 1 USDでペッグされるステーブルコイン。Aave V3プールでトークンを供給し担保とすることで借入(借入時に生成)が行えます。 The Aave DAO has successfully launched @GHOAave on the Ethereum Mainnet. Congrats to the Aave community on this historic moment! pic.twitter.com/Br3QGqMU8X — Aave (@AaveAave) July 15, 2023 Aaveのネイティブトークン$AAVEをステーキングしているユーザー(stkAAVE保有者)は、1stkAAVEごとに100GHO分まで借入金利の割引が適用されるのもGHOの特徴の1つです。 今年5月に公開された分散型取引所Cruveが手がけるステーブルコイン「$crvUSD」のマーケットキャップは現在約112億円となっており、分散型ステーブルコインの市場は拡大を続けています。 Aaveの創設者であるスタニ・クレチョフ氏は先日、今年の残りのDeFi領域における戦略について「決済のユースケースを明確にすることに集中する」と表明。そのなかで透明性の高い分散型ステーブルコインは、決済に適していると述べました。 ステーブルコインをめぐる動きが世界各地で進むなか、特定の国に縛られない分散型ステーブルコインの今後の動向に注目が集まります。 CT Analysis『2023年7月 分散型ステーブルコイン・CDP 市場とプロダクト動向の解説』レポートを公開 記事ソース:Aave

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2023/07/18ワーナー・ブラザース、ザ・フラッシュの「Web3 Movie Experience」7月18日販売
ワーナーブラザースは、Web3デジタルコレクティブルの最新リリースとして、THE FLASHの「Web3 Movie Experience」を2023年7月18日から販売開始する予定です。 It’s official, The Flash is the first new release movie to hit the blockchain! pic.twitter.com/sScukkA6Fw — Warner Bros. Digital Collectibles (@WarnerBrosNFT) July 14, 2023 今回発売される「Web3 Movie Experience」には、限定2,000セットのPREMIERE EDITIONと、10,000セットのMYSTERY EDITIONが含まれています。各エディションには、デジタルアートワークや長編ムービーなどのコンテンツが含まれています。 If you're a LOTR, Superman, Bat Cowl or DC3 holder... guess what? From 12:01am-12:01pm EST on 7/18 you get early access to purchase The Flash Web3 Experience🏃♂️ — Warner Bros. Digital Collectibles (@WarnerBrosNFT) July 14, 2023 アーリーアクセスの販売は、7月18日のAM 12:01(EST)から開始され、Bat Cowl、Superman、そしてLOTRのコレクティブルを既に所有しているホルダーが対象となります。一般向けのパブリックセールは、同日のPM 12:00(EST)から開始予定です。(※日本時間19日) この新しいFLASHのデジタルコレクティブルは、ワーナーブラザースのWeb3デジタルコレクティブルシリーズの第三弾となります。これまでに、ワーナーブラザースはロードオブザリングとスーパーマンのコレクションを販売してきました。 関連:ワーナー・ブラザース、スーパーマンの「Web3 Movie Experience」販売予定 FLASHはDCコミックのヒーローで、2023年6月16日に映画が公開されました。DCエクステンデッド・ユニバースとして制作されたこの映画では、バットマンやスーパーガールも登場しました。 Mystery Edition: The Flash (Common) pic.twitter.com/9cvVZQjKb7 — Warner Bros. Digital Collectibles (@WarnerBrosNFT) July 17, 2023 MYSTERY EDITIONのアートワークはすでに公式Twitterで公開されており、フラッシュとスーパーガール、バットマンのビジュアルが解禁されています。 デジタルアセットの新たな可能性を引き続き探求していくワーナーブラザースの、これらのデジタルコレクティブルリリースにより、映画とデジタルコレクションの融合による新たな体験を提供しています。 記事ソース:movieverse、Warner Bros. Digital Collectibles

ウォレット
2023/07/17Rabbyウォレットを徹底解説|メリットからアカウント作成、メタマスクとの連携方法まで【初心者・DeFiユーザー向け】
多くの方々が利用しているウォレットのメタマスクは、DeFi使用時に「チェーンを跨いだやり取りが面倒」と感じるケースがあります。 今回、そんなメタマスクの代替候補として紹介するのが"DeFiに特化したウォレット"として昨今注目を集めている「Rabby」です。 本記事ではメタマスクと比較した際のRabbyウォレットの利点や、実際の導入方法や使い方などを解説をしていきます。 Rabbyウォレットとは?概要やメタマスクとの比較 元々シングルチェーンとして開発された「メタマスク」 vs 多くのチェーンに対応している「Rabby」 Rabbyはマルチチェーンでスムーズな接続が可能なウォレットです。 比較対象としてよく挙げられるメタマスクは、元々Ethereumのシングルチェーンで設計されたウォレットであるため、DeFi利用時などのチェーン間の切り替えに関して、面倒に感じてしまうUXが依然として残っています。 DeFiやDEXは当初、Uniswapを始めとしてEthereum上で多くの開発がされてきましたが、最近ではEthereum以外での開発も盛んで、取引所だけでもAvalancheの「Trader JOE」、Arbitrumチェーンの「Vertex」など様々なチェーン上で複数のプロジェクトが勢力を伸ばしてきています。 多くのDeFiプロジェクトが乱立し、チェーンの切り替え作業が求められるなか、Rabbyは開発の最初の段階からマルチチェーン用として設計されており(現在55のチェーンに対応)、例えば、DeFiに対応するチェーンを自動的に選択してくれます(手動での選択も可能です)。 何故Rabbyはマルチチェーンに対応した設計が初めからされているのでしょうか?それはRabbyの開発元の意向が反映されているからです。 Rabbyはポートフォリオ管理ツールとして有名なDeBankのチームによって開発されました。 DeBankはDeFiユーザー向けに作られたウォレットを一括管理出来るポートフォリオアプリです。ユーザーは自身が使用しているウォレットをDeBankと接続することで、対応しているチェーン上の暗号資産やNFT、運用しているDeFiを全て確認できます。 DeBankの開発チームは、DeFiの登場によって、ブロックチェーンの世界はトークン指向の時代から全く新しいDeFi指向の時代へと変化すると考えています。彼らはDeFiで使われることを前提とした拡張ウォレットのユーザー体験を重視しており、その上で作られたのがRabbyです。 そのため、Rabbyは特にDeFiユーザーに対して優れた利便性を提供する仕組みとなっています。 続いてRabbyの魅力について、さらに見ていきましょう。 Rabbyの4つの魅力 1. スムーズなマルチチェーン体験 Rabbyでは、ウォレット内の資産全体を一目で確認出来ます。 前述の通り、メタマスクの欠点の一つはチェーン周りの不便さです。複数のチェーンで同時にDeFiを使用しながら、異なるチェーンを頻繁に切り替えるのは面倒なだけでなく、エラーが発生する可能性もあがってしまいます。 また、チェーン毎の資産の把握は非常に重要ですが、メタマスクでは、ウォレットの残高表示はチェーンごととなっており、一目で全チェーン上の資産の把握ができません。 Rabbyとメタマスクの画面を比較した上記画像では、残高表示における両者の違いが顕著に表れています。 メタマスクの方では、自身の資産残高はチェーンごとの表示となっていますが、Rabbyの方では、アドレスをインポートすると、EVMチェーンにまたがるすべてのトークンが自動的に表示されているのが分かります。 2. 署名内容がより明瞭に Rabbyの開発チームは、現在のオンチェーン取引は単純なトークン転送ではなく、複雑になっているとみなしています。そして、従来の拡張ウォレットの仕組みでは、ユーザーがトランザクションの内容を具体的に理解するのに不十分であると述べています。 そこで、Rabbyは署名確認ポップアップウィンドウで取引内容を解析し、署名前にその内容や推定残高の推移を表示し、ユーザーが署名内容の把握をしやすいようにしています。 3. エラーやリスクを署名前にチェック Rabbyでは、ユーザーが署名をする前に、全てのトランザクションをセキュリティエンジンに送り、潜在的なリスクがないかを特定するためのスクリーニングが行われています。「相互作用する契約が以前に攻撃されたことがある」、「受信者のアドレスがチェーン上に存在しない」などの脆弱性が発見された場合、警告を発することで安全性が高められる仕組みとなっています。 またRabbyは、セキュリティとユーザー体験を両立するにあたって、以下の6つのことに注力するとしています。 「オープンソースであること」:Rabbyは拡張ウォレットの中でも、MITライセンスを使用している唯一のウォレットです。 「分散型であること」:秘密鍵はフロントエンド側にのみ保存され、いつでもエクスポートすることが可能です。 「Less is More」:Rabbyは拡張ウォレットとして必要な機能のみを搭載しています。他のDeFi Dappsと併用することで、様々なニーズに対応することが可能です。 「トランザクションの構築に関与しない」:RabbyはユーザーやDeFi Dappから独立した第三者のゲートキーパーとして機能しており、トランザクションの構築には関与しません。トランザクションの確認と署名を支援するだけです。 「ユーザー体験よりもセキュリティを」:Rabbyにおける全てのユーザー体験の最適化は、新たなセキュリティリスクを持ち込まないことを前提に行います。 「プライバシー保護」:Rabbyはユーザー体験の向上のために、特定のシナリオにおいて必要な情報をバックエンドサーバーに送信するものの、関連するすべての機能は厳格なプライバシー保護原則に従います。具体的には、「Rabbyは閲覧しているページの情報をアップロードしない」、「署名内容には個人情報が含まれものの、確認ボタンをクリックしない限り、これらの情報はアップロードされない」、「すべてのバックエンドサービスにトラッキングパラメータを設定しない」といったことを徹底しています。 このようにRabbyは利便性だけでなく、セキュリティやプライバシーに対する取り組みも欠かしていません。 4. Rabbyは、Revoke機能やSwap機能も充実 ここまでRabbyの魅力を、複数のチェーンへの対応やメタマスクとの比較をしながら幾つか述べてきましたが、RabbyにはRevoke機能やSwap機能も備わっています。 「Revoke」とは、自身のウォレットとのトークンの経路をシャットアウトする行為。DeFiやDEXを使用した際、「Approve」という操作をしますが、これはWeb3プロダクトがウォレット内のトークンにアクセスして移動する許可を意味しています。 Approveを行うと、承認状態が維持されることがあり、これが悪用されるとウォレット内の資産が抜き取られてしまいます。こうした「悪意ある第三者がウォレット内にある資産に触れないようにする」ことを、Revokeと呼びます。 RabbyはRevoke機能を搭載しており、万が一怪しいApproveをしてしまった際でも、すぐに対処をすることが可能です。 「Swap」はウォレット内で特定のトークンを別のトークンに交換することです。RabbyではDeBankであった機能を活用することで問題なくSwapを行うことが出来ます。 この記事では、RevokeやSwapの具体的なやり方も取り上げますが、それは次の章でRabbyの導入を解説した後のセクションで行うことにします。 Rabbyウォレットを実際に導入してみよう Chrome拡張機能版Rabbyウォレットを導入する Rabbyの導入には、「デスクトップアプリ」と「Chrome拡張機能」の二種類がありますが、この記事では使いやすく導入も簡単なChrome拡張機能の方を紹介します。 (メタマスクにはスマホアプリが既にありますが、Rabbyにはまだありません。しかし、現在開発中であり、いずれアプリでも使えるようになるとのことです。) まずはこちらのページからRabby拡張機能を導入します。 https://chrome.google.com/webstore/detail/rabby-wallet/acmacodkjbdgmoleebolmdjonilkdbch?hl=ja 「Chromeに追加」をクリックします。 Chromeブラウザ右上から拡張機能のタブを開いて、「Rabby Wallet」をクリックします。(この際、その右側にあるピンをクリックすれば、ピン留めすることが出来るので便利です) 次にこのような画面が表示されますので、①と②をクリックして進めて下さい。 すると以下の画面が表示されますが、ここでは新しくアカウントを作ることを前提としますので、一番上の「Create New Address」をクリックして下さい。 次にこの画面に進みますので、パスワードの設定をして下さい。 赤枠をクリックして、シードフレーズを表示します。 この際、12のシードフレーズが割り当てられます。(下記の画像の黒く塗りつぶしている箇所に表示されています) これは、ウォレットを復元するために必要なもので、仮に紛失してしまうと、ウォレットの復元は不可能になります。 絶対に無くしたりせず、ウォレットの安全性のためにも人に教えたりもせず、必ず大切に保管して下さい。 これでウォレット作成は完了です! メタマスクを使っている方向けの操作 Rabbyとメタマスクとの連携 ここまでは初めてウォレットを作る方向けの説明でしたが、ここからはメタマスクとの連携の操作の解説をします。これによって、Rabbyの機能をベースとして、メタマスクを使えるようになります。 後述しますが、OpenSeaでRabbyを使う場合に必要な手順となっていますので、連携をしておいた方が利便性が増します。 まず、赤枠部分をクリックしてアカウントの追加画面を開きます。 次に「Import My MetaMask Account」をクリックして下さい。 すると下記の画面が表示されます。 この画面では、Rabbyにメタマスクアカウントをインポートするための3ステップが表示されています。 そして、連携の際にはメタマスク作成時に生成されたシードフレーズか、秘密鍵の入力をしなければなりません。 以下、それぞれの手順を解説していきます。 1.シードフレーズを使う場合 ①をクリックするとシードフレーズ入力画面が表示されます。 こちらにメタマスクのシードフレーズを入力し、「Confirm」をクリックして下さい。 その後、「Manage Seed Phrase」という画面が表示され、いくつかのAddressが表示されます。その中から、Rabbyと連携したいアドレスを選び、「Add to Rabby」をクリックして下さい。 これにてRabbyとメタマスクの連携は完了です。 2. 秘密鍵を使う ここからは秘密鍵を使った場合を解説してきます。 ②をクリックすると、こちらの画面へと進みますので、秘密鍵を入力し「Confirm」をクリックして下さい。 これ以降、画面の指示通りに進めれば、Rabbyとメタマスクの連携は完了です。 Rabbyを優先的に使用するための操作「Filp」 さてここまでで、RabbyのChrome拡張機能の導入から、メタマスクとの連携までが完了しました。 ただ、ここでもう一つしなければならない操作が「Filp」という操作です。「Filp」とは、Rabbyを優先的に使うか、メタマスクを優先的に使うかの設定のことを指します。これを今から説明します。 まず、これがメタマスクと連携をした後の、Rabbyのホーム画面です。 下部にオレンジの枠組みで「MetaMask is in use and Rabby is banned」と表示がされています。 これは現段階では、メタマスクの方を優先的に使用する設定になっていることを示しています。 そこで、Rabbyの方の優先順位を高くするために「Filp」という操作を行います。 操作は簡単です。そのオレンジ枠の右にある「Flip」をクリックして下さい。 すると次のような画面となります。 今度は、青色の枠組みで「Rabby is in use and Metamask is banned」との表示に変わりました。 これでRabbyを優先的に使うように設定をすることが出来ました。 メタマスクとRabbyの切り替えは「Flip」をクリックするだけで完了です。 またどちらの方を優先的に使用する設定になっているのかは、ブラウザ右上の拡張機能の表示を見れば、一目でわかる仕組みになっています。 このような表示になっていれば、メタマスクが優先的に使用される設定になっています。 一方で、このような表示の場合は、Rabbyが優先的に使用される設定になっています。 Rabbyでの送金・受け取り方法 ここまでで、Rabbyの基本的な設定をすることが出来ました。ここからは、送金・受け取り方法について解説していきます。 送金方法とホワイトリストへの登録 上段真ん中の「Send」をクリックして下さい。 すると以下のような画面になります。 ここから「To」の欄に、送付先のアドレスを入力するのですが、入力すると次の画面のようになります。 画面下部に、「The address is not whitelisted」と赤字で書かれています。これは送付先のアドレスが、ホワイトリストに登録されていないため、このままではトークンを送付出来ないことを示しています。 そこで、ホワイトリストへの登録をしていきます。 先ほどの赤枠部分をクリックすると、以下のような画面へ切り替わります。 ①にパスワードを入力し、②の「Confirm」をクリックすれば、送付ができるようになります。 また、その際、③をクリックしておけば、自動的にホワイトリストへの登録がされます。 ※②で先に進んだ場合は、「Send」の上に「Temporary permission granted」と表示がされます。一方で、③まで進めていた場合には、「The address is whitelisted」という表記に変わります。 その後は、先ほどの画面へと戻りますので、送付したいトークンと数量を選んだ上で「Send」をクリックして手順を進めて下さい。 これで送金は完了です。 先ほど、送金の手順を介してホワイトリストの登録をしましたが、送金の手順を介さないで既に登録しているアドレスをホワイトリストに追加する方法も解説します。 まずは、赤枠部分をクリックして下さい。 すると、既に登録しているアドレスの一覧が表示されます。 下の赤枠部分の「Edit Whitelist」をクリックして下さい。 すると以下のような画面が表示されます。 アドレスごとにチェックマークが用意されていますので、ホワイトリストに登録したいアドレスのチェックマークをクリックして①のように選んで下さい。 次に、②をクリックすると、その後パスワード入力画面へと進みますので、パスワードを入力すれば完了です。 受け取り方法(QRおよびアドレスの表示方法) 上段真ん中の「Receive」をクリックして下さい。 すると、このような画面が表示されます。チェーンが表示されますので、任意のチェーンを選んでクリックして下さい。 今回はイーサリアムチェーンを選んでみました。 黒枠で塗り潰している部分にQRおよびアドレスが表示されていますので、どちらかの方を選んで、送付先の方で手続きをすればトークン受け取りが可能です。 OpenSeaで使うには? この記事の冒頭で、メタマスクの欠点として対応チェーンの不便さについて言及しましたが、いざRabbyを積極的に使おうとした際、とある用途で問題が生じるかもしれません。それがNFTです。 NFTに興味がある方であれば、ほとんどの方がOpenSeaを触った経験があるかと思います。しかし、OpenSeaにウォレットを接続しようとした時、選べるウォレットの中にRabbyがありません。 では、Rabbyが使えないということかといえば、そんなことはありません。OpenSeaでRabbyを使う方法を今から解説していきます。 まず、こちらがOpenSeaのウォレット選択画面です。やはり、Rabbyはありません。(下部に「表示を増やす」とありますが、他のウォレットを見てもRabbyの表示はありません) しかしながら、Rabbyが優先になっていることを確認した上で、OpenSeaのウォレット選択画面からメタマスクを選択して下さい。 すると、上記のような画面が表示されるので、「Connect」をクリックして下さい。 次に、OpenSeaから署名を求められるので、「Accept and Sign」をクリックして先へ進んで下さい。 最後に、Rabbyの画面が表示されるので、「Sign and Submit」から「Confirm」をすれば完了です。 これでRabbyウォレットでOpenSeaへのログインをすることが出来ました。 ウォレットを接続せずに使用感を軽く試してみたい方向けの機能「Watcher Mode」 ここまでRabbyの導入手順およびメタマスクとの連携などの解説をしてきました。しかし、Rabbyの使用感を試してみたいけれどもウォレットの安全性のために最初からいきなりウォレットを接続するのは避けたいという方もいるかもしれません。 そんな方向けの機能に、「Watcher Mode」という機能があります。 Watcher Modeでは、秘密鍵をインポートせずにアドレスを追加するだけで、Rabbyの機能を体験することが出来ます。これにより、実際の使用感をリスクなく体験することが可能です。 ここではその手順を解説していきます。 Google拡張機能を既に行なっていることを前提としますが、いきなりこのページに飛んだ方向けにGoogle拡張機能の追加ページを記載しておきます。(Watcher Modeはウォレットアドレスを持っている方であれば、Rabbyでウォレットを作成していなくても、誰でも使うことが出来ます) https://chrome.google.com/webstore/detail/rabby-wallet/acmacodkjbdgmoleebolmdjonilkdbch?hl=ja では、今から「Watcher Mode」の手順の説明をします。 まず、右上の赤枠部分をクリックして下さい。 次の画面で、一番下の「Add Contacts」をクリックして下さい。 そうしたら下記の画面が表示されるので、赤枠の中に実際にRabbyで使用したいウォレットのアドレスを入力すれば、Rabbyの画面での実際の使用感を体験することが出来ます。 ここまで来れば、Watcher Modeは完了です。 Rabbyの使用感を是非体験してみて下さい! その他Rabbyの機能 1. Revoke機能 Revokeはウォレット運用にあたって、必須な機能となっています。なぜなら、一度許可したトランザクションは、Revokeをしない限りそのApproveは残り続けるからです。 となると、悪意あるサイトやスマートコントラクトにApproveしてしまった場合、ウォレット内の資産が抜き取られてしまいます。それを防ぐために、Approveを取り消すRevoke機能が存在します。 ここではRabbyでRevokeを行う際の手順について解説します。 まず、Rabbyを開いて、左下の「Approvals」をクリックして下さい。 すると次の画面で、Approveしているトランザクションが表示されますので、任意のものを選んで「Revoke」をすれば完了です。 実はこのRevoke機能が活用される機会が先日ありました。それが、Multichainから1.25億ドル相当の資金が流出した事件です。 The lockup assets on the Multichain MPC address have been moved to an unknown address abnormally. The team is not sure what happened and is currently investigating. It is recommended that all users suspend the use of Multichain services and revoke all contract approvals… — Multichain (Previously Anyswap) (@MultichainOrg) July 6, 2023 Multichainは資金流出の報告の後、ツイッターにて全てのユーザーに対してMultichainのサービス利用を停止し、Revokeを推奨しました。 そしてRabbyはMultichainの事件を受けて、MultichainのApproveを取り消すよう以下のツイートを行いました。 ⚠️ @MultichainOrg urges users to revoke all contract approvals related to Multichain. We've flagged high-risk contracts across all chains. To check if you're affected, please open your Rabby wallet - "Approvals". If you see the warning, you can promptly revoke the approval in… pic.twitter.com/xrnSPlyrwn — Rabby Wallet (@Rabby_io) July 7, 2023 このようにRevoke機能が必要とされる状況は決して珍しいものではありません。こうした事例に対する備えとしても、こうしたRevoke機能は必須ですし、ユーザーとしてもいざという時にはすぐにRevokeが出来るよう手順を把握しておかなければなりません。 2. Swap機能 Rabbyには勿論、Swap機能もついています。今からその手順を説明します。 Rabbyを開いて、左下の「Swap」をクリックして下さい。 そうしたら以下の画面が開きますので、任意のトークンをSwapして下さい。 4. まとめ Rabbyウォレットの解説いかがでしたか? 暗号資産ウォレットといえばメタマスクが著名ですが、Ethereumのシングルチェーンを前提としていることもあって、様々なチェーンが入り乱れる現在のクリプト世界では使いにくさが徐々に出てきています。 今回の記事では、マルチチェーンへの対応という点に特に注目しながらRabbyのメリットについて述べてきました。ウォレットをまだ作ったことがない方だけでなく、DeFiユーザーの方々にとってもチェーンの変更が簡単、且つ資産全体を一目で見られる利便性は非常に素晴らしく感じられたのではないでしょうか。 もしRabbyに興味を持った方がいれば、まずはWatcher Modeから試しに触ってみて下さい。 ウォレット開発は今も尚、盛んに行われていますが、もしかすれば近い将来、狐ではなく兎の時代が来るかもしれません。 最後まで読んでいただきありがとうございました。

プロジェクト
2023/07/16L2ソリューション「Arbitrum One」の概要や設定方法、基本的な使い方からリスクまで徹底解説!
DeFiなどを利用していると、悩ましいのがガス代や処理性能といった問題です。 特にもっとも知名度が高いイーサリアム経済圏では、問題になりがちであると言えるでしょう。 そんな中で、活用を検討したいのがL2ソリューションであるArbitrum Oneです。 この記事では、Arbitrum Oneの概要や仕組みから、ネットワーク設定からデポジット・解除までの一連の利用方法を解説しています。 Arbitrum Oneを使いこなしていきましょう。 CT Analysis第26回レポート『Ethereumを飛躍的にスケールさせるロールアップの概要と動向』を無料公開 Arbitrum Oneの概要 まず、はじめにArbitrum Oneの概要や仕組みなどについてチェックしていきます。 Arbitrum Oneを利用する前に知りたい基本的な部分を掴んでいきましょう。 L2について Arbitrum Oneについて理解するためには、Layer1(以下L1)やLayer2(以下L2)に対する基本的な知識が不可欠なため、簡単にご紹介していきます。 なにもしていない状態(L2のソリューションなどを利用していない)で、DeFiの利用や送金などを行う場合、基本的にL1のネットワークを利用している状態です。 L1は、イーサリアムに関連したサービスやソリューションの土台となっているネットワークとなっており、一般的な環境ではL1を利用していると考えて問題ありません。 しかし、近年では利用者が増加傾向にあり、L1で処理するトランザクションも増えつつあります。 特にイーサリアムは、トランザクションが増えれば増えるほど、ガス代(トランザクションを通すときの手数料)が上がる仕組みになっています。 そのため、DeFiなどが流行した際には、ガス代の高騰が問題視されるようになりました。 このような現象に対する対処法が、L2のソリューションです。 L2のソリューションでは、L1とは異なる場所や方法でトランザクションを処理するため、ガス代軽減・処理性能向上を期待できます。 Arbitrum OneはL2ソリューションの1つ Arbitrum Oneは、前述したようなL2ソリューションの1つです。 L2ソリューションといっても、トランザクションを処理する際の仕組みによっていくつか種類があり、Arbitrum Oneは「ロールアップ」に分類されるソリューションです。 そのロールアップの中でも、Arbitrum Oneは「Optimistic Rollup」というロールアップの技術を利用したソリューションになっています。 Optimistic Rollupは、2021年12月時点でもっとも利用されている主流なロールアップです。 また、Arbitrum Oneでは、AVM(Arbitrum Virtual Machine)という実行環境で、一連のトランザクションの処理を行なっています。 ロールアップの仕組みをもっと詳しく知りたい L2周りのソリューションをチェックしたい クリプトオタクとしてもっと成長したい! という方は、ぜひCT Analysisの詳細な無料レポート『Ethereumを飛躍的にスケールさせるロールアップの概要と動向』をご覧ください。 CT Analysisでは、DeFiや仮想通貨周りの関連技術についてのレポートを「無料」で公開しています。 CT Analysisのレポートへ Arbitrum Oneの特徴 次に、Arbitrum Oneの特徴についてご紹介していきます。 Arbitrum Oneを利用することによりメリットや特別なポイントをチェックしていきましょう。 手数料が安い Arbitrum Oneを利用する際の大きなメリットは、ガス代が安くなるという点でしょう。 CT Analysisで計測したデータでは、各L2ソリューションとイーサリアムのガス代比較は、以下のような数値になっています。 イーサリアムと比較すると、Arbitrum Oneの手数料が大きく低下していることが分かります。 ただしL2ソリューション間で比較すると、Arbitrum Oneは他のロールアップ系L2ソリューションと比較すると若干割高になっています。 しかし、Arbitrum Oneよりも大幅に手数料が安い「zkSync」「Loopring」は、別のロールアップを使用したものです。 そのため、一概に比較することはできません。(特徴が異なり、各ロールアップごとにメリット・デメリットがある) L2ソリューション間の競争はあるものの、Arbitrum Oneを利用すると、イーサリアムよりもガス代の大幅な軽減が可能です。 もっとも資金が集まっている Arbitrum OneのTVLは、2023年7月時点で21.7億ドル程度の金額になっています。 ローンチ移行、非常に早いペースで資金がロックされており、現在Arbitrum Oneは最も資金がロックされているロールアップ系L2ソリューションです。 それだけ利用されいているということですから、Arbitrum Oneを利用できる各サービス間での開発などが加速する影響が期待できるでしょう。 利用できるサービスが多い 前述の通り、Arbitrum Oneには資金が集まっているため、Arbitrum Oneに対応するサービスがすでに多数発表されています。 一例ですが、以下のようなサービスが挙げられます。 1INCH AAVE ADAMANT AMY Curve SushiSwap Uniswap また、この他にも複数のブリッジ・ウォレット・ツールなどが利用可能となっており、Arbitrum Oneに対応したプロダクトはコチラからチェック可能です。 資金が集まっており知名度が高いことから自然と周辺環境が整っているのは、Arbitrum Oneが他のL2ソリューションに差をつけているポイントに挙げられるでしょう。 $ARBの概要 ArbitrumはDAOなどの発表とともに、2023年3月に独自のトークンである$ARBが発表されました。 $ARBは以下のような割合で分配されます。 2023年7月時点で約16.4億ドルの時価総額となっており、類似のロールアップであるOP(Optimism)を大きく上回っています。 以下の記事で、ARBのエアドロを詳しく振り返っています。 Arbitrum、約2100億円規模の大型エアドロップを振り返る|今後の獲得戦略も解説 Arbitrum OneとNova・Orbitの違いを解説 Arbitrumは、現在複数のチェーン(もしくはソリューション)を展開しており、どれも名前が似通っており混乱している方もいるかもしれません。 これから、そんな方に向けてArbitrum Oneと類似するソリューションやチェーンについて解説していきます。 Arbitrum OneとNova Arbitrum Novaは、Arbitrum Oneと似通った技術を採用しているものの、一部分を犠牲にしてより低コストな処理を可能にしているソリューションです。 Arbitrum Oneではより厳格なプロセスでトランザクションを処理しイーサリアムと同等のセキュリティを確保しますが、Novaは一定のセキュリティに留まっています。 具体的には、Arbitrum Oneでは全てのデータをイーサリアムに渡しますが、Novaでは基本的に別の場所でデータを処理し、問題が発生した場合のみオンチェーンで処理します。(また必要な委員会の量も圧縮) その代償として、Arbitrum NovaではOneよりもより早く・低コストで、さまざまな処理が可能です。 Arbitrum Novaは、Oneと比較して厳格なセキュリティが必要のないユースケース(ゲームやソーシャルなど)に焦点を置いており、若干Arbitrum Oneと特色が異なります。 ただし、両者ともL2であり細かな違いはあるものの、イーサリアム上に構築されています。 Arbitrum OneとArbitrum Orbit Arbitrum Orbitは、$ARBの発表などとともに発表されたArbitrum関連の技術を活用して、L3を構築するためのソリューションです。 Arbitrum Orbitにより、開発者はL2をベースにしたL3のブロックチェーンを開発可能です。(L2のL2のようなイメージ) Arbitrum OrbitのL3は、Arbitrum One・Novaのどちらにも構築できます。 L3によって、各アプリケーション固有のブロックチェーンといったよりカスタマイズ性の高いブロックチェーンを構築できるようにすることなどが、目的となっているようです。 Arbitrum Orbitによって構築されるL3ブロックチェーンは、パーミッションレスになっており自由に開発ができ、DAOなどを通す必要がありません。(新規のイーサリアム上のL2はDAOへの提案が必要) 複数のチェーンを展開するという観点から、CoinbaseのBaseが活用したOPスタックやスーパーチェーンとの類似性なども考慮できるでしょう。 Arbitrum Oneを利用するときの全体の流れ Arbitrum Oneを利用する際に、利用までの長い手順に対して戸惑ってしまうケースも少なくありません。 特にL2ソリューションをはじめて利用するという方にとっては、ハードルになりがちです。 そのため、Arbitrum Oneを利用するときの全体の流れを、まとめておきます。 ETHなどを予め入手 MetaMaskの設定を行う ブリッジを行う(L1からL2へ) 各サービスとの接続などを行う Arbitrum Oneから資金を解除(L2からL1へ) 少々長く感じられるかもしれませんが、実際はそれほど難しくありません。 また、Arbitrum Oneの利用には、前提としてイーサリアムなどのERC20規格のトークンが必要です。 まだ、仮想通貨を購入していないという方は、日本の仮想通貨取引所でイーサリアムを購入しましょう。(ガス代の支払いなどに必要なため、イーサリアムがおすすめ) はじめての仮想通貨取引所は、ビットコイン取引量日本1位で、スマホアプリから快適に取引可能なビットフライヤーがおすすめです。 ビットフライヤーの登録はコチラ。 Arbitrum OneのMetaMaskの設定方法 これから、Arbitrum Oneを利用するために必要なMetaMaskの設定方法(ネットワーク設定)についてご紹介していきます。 以下の手順で、MetaMaskでArbitrum Oneを利用できる状態にしていきましょう。 自動で行う方法 Arbitrum Oneにアクセス ウォレットを選択 ウォレットの承認 「Add L2 Network」へ ウォレットの承認 自らネットワーク設定を行う方法 MetaMaskへ 上部へ 「ネットワークの追加」へ 情報を入力 「保存」へ 入力する情報 ネットワーク名:Arb1 RPC:https://arb1.arbitrum.io/rpc チェーンID:42161 通貨記号:ETH ブロックエクスプローラーのURL:https://arbiscan.io どちらの方法であっても、MetaMaskのネットワーク欄に「Arbitrum One」が以下のように追加されていたら、成功しています。 Arbitrum Oneのブリッジ手順 Arbitrum Oneを利用するためには、ブリッジを利用してL1の仮想通貨をL2にて利用できる状態にする必要があります。 以下の手順で、Arbitrum Oneで仮想通貨を利用できる状態にしていきましょう。 L1からL2へのBridge Arbitrum Oneのブリッジへアクセス L1からL2にBridgeする仮想通貨を選択 (ティッカーなどを検索すると出てくる) 金額を入力 「Deposit」へ ウォレットの処理などを行う また、L1からL2へのブリッジを行う際には、ウォレットのネットワーク設定を「イーサリアムメインネット」になっている必要があります。 Arbitrum Oneのネットワークでは、利用できないため注意です。 1INCHでAAVEを使える状態にしてみる これから、一例として1INCHでArbitrum Oneを利用できる状態にしてみます。 AAVEをArbitrum Oneで利用する手順 1INCHへアクセス 右上から「Arbitrum」へ 「Connect Wallet」へ MetaMaskなどのウォレットを選択 ウォレットの承認などを行う 右上に文字列が表示されたことを確認 これ以降の1INCHの利用方法は、他のネットワークと大きく変わりません。 関連:マルチチェーン対応DEXアグリゲーター「1inch.Exchange」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! また、他のサービスでArbitrum Oneを利用する場合であっても、利用手順はネットワークの設定・ウォレットの接続を完了すれば、基本的に利用可能です。 Arbitrum Oneの解除手順(Withdraw) 次に、Arbitrum Oneの利用を解除する手順をご紹介していきます。(仮想通貨をL2からL1へ) 以下の手順で、仮想通貨をL1で利用できる状態に戻していきましょう。 Arbitrum OneのWithdraw手順 Arbitrum Oneのブリッジにアクセス 真ん中の矢印をクリックして「L2」を振替元に トークンを選択 金額を選択 「Withdraw」へ ウォレットの処理を済ませる また、ここまでの処理が終了すると「7日間」程度の検証期間が必要です。 L2からL1に仮想通貨を戻すには、7日間の期間が必要であり、なおかつ検証の終了後にいくつか手順が必要になっています。 その手順は以下のとおりです。 Arbitrum Oneのブリッジにアクセス 検証中はトランザクションの以下のような履歴が表示 検証が完了したら「イーサリアムメインネット」に切り替え 検証が完了したトランザクション履歴の欄の「claim」をクリック L2からL1へのブリッジの際には「Arbitrum Oneのネットワーク」に設定されている必要があり、最終的な請求(claim)では「イーサリアムメインネット」への切り替えが必要です。 デポジットの際の手順も考慮すると、ネットワーク設定を何度か切り替えるタイミングが複数存在するため、注意しましょう。 絶対にチェックしたいArbitrum Oneの注意点・リスク これまでArbitrum Oneの使い方などについて解説しましたが、いくつか注意点やリスクも存在しています。 把握しておかないと、仮想通貨を無くしてしまうリスクなどもあるため、利用する上での注意点を1つ1つチェックしていきましょう。 中央集権的な取引所への送金は注意 ティッカーなどがほとんど変わらないため、勘違いしやすいのですが、Arbitrumネットワーク上の通貨をそのまま中央集権的な取引所へ送金する際は注意が必要です。 現状、Binanceのような大手取引所ではArbitrumネットワークのETHに対しての対応がなされていますが、まだ多くの通貨は未対応となっています。 そして、その他の中央集権取引所では、まだArbitrumネットワークのETHすら対応していない取引所も多く存在します。 通常、中央集権的な取引所では、L1用のアドレスを表示しているため、そのアドレスにL2の仮想通貨を送金すると、仮想通貨が失われる可能性が非常に高いです。 L1へのアドレスを送金する際は、その前にArbitrumネットワークからEthereumのネットワークへ戻してから送金を行いましょう。 予期せぬトラブルが発生する可能性 Arbitrum Oneに限ったことではありませんが、基本的にDeFiなどで運用を行う場合は、エラーなどによるリスクが伴います。 しかし、Arbitrum OneなどL2ソリューションの利用には、L2特有のエラーなどが出てくる可能性が否定できません。 Arbitrum Oneの公式チュートリアルでも、スマートコントラクトのリスクが指摘されています。 このようなリスクがあることから、Arbitrum Oneの利便性が高いからと言って、全ての資産をArbitrum Oneにデポジットするといった利用はおすすめできません。 仮想通貨の取り扱いに注意 Arbitrum Oneを利用する際には、送金や、頻繁にネットワークを切り替えたり、ブリッジの際に振替先・元をチェックする機会があります。 上記のような仮想通貨を取り扱う際にミスをしてしまうと、最悪の場合仮想通貨が無くなってしまうことや、意図しない操作をしてしまう可能性が考えられます。 特に注意したいのは、L2にブリッジした仮想通貨の送金です。 例えば、L2ソリューション間であっても、他のソリューションを利用する際には一度L1にブリッジした上で、再度L2へのブリッジを行う必要があります。 また、L2にブリッジした仮想通貨をそのままダイレクトに、L1のアドレスに送金することはできません。 L2ソリューションで仮想通貨を取り扱う際は、ネットワーク・振替元・振替先や送金先の情報をしっかりと確認した上で実行しましょう。 機能に制限がある可能性あり Arbitrum Oneに対応しているサービスであっても、すべての機能が利用できるとは限りません。 例えば、1INCHで「DAO」に該当する機能は、Arbitrum Oneのネットワークで利用できない状態になっています。 他のサービスでも、イーサリアムメインネットで利用できていた一部の機能が、Arbitrum Oneでは利用できないということがあります。 各サービスの核となる機能は利用できるケースがほとんど(DEXならSwapなど)ですが、絶対に利用したい機能などがある場合は、予め各サービスの対応状況をチェックしておいた方が良いでしょう。 デポジット・解除の問題 Arbitrum Oneは、解除(Withdraw)までに7日程度の時間が必要です。 このことから、解除されるまでに仮想通貨の価格に大きな変化があった場合、機会損失が発生する可能性は否定できません。 また、デポジットを行う際はイーサリアムメインネットでのガス代が適用されるため、タイミングによっては高額なガス代が必要になる可能性があります。 しかし、上記のようなデメリットは、Arbitrum Oneというよりも、Arbitrum Oneと同じロールアップを利用している他のL2ソリューションにも共通している問題となります。 Arbitrum Oneのデメリットやその仕組みなどを正確に把握するためには、Arbitrum Oneが採用しているロールアップである「Optimistic Rollup」への理解が不可欠です。 CT Analysisのレポートでは、Optimistic Rollupのデメリットについて詳しく解説しており、それが発生してしまう仕組みについても網羅的に解説しています。 「Arbitrum Oneの裏側の仕組みをもっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひCT Analysisのレポートをご覧ください。 CT Analysisのレポートへ Arbitrum Oneについてまとめ この記事では、Arbitrum Oneについて解説しました。 Arbitrum Oneは、L2ソリューションでもっとも注目度の高いソリューションの1つであると言え、利用を検討している方も少なくないでしょう。 しかし、注意点やリスクが無いわけではありません。 注意点・リスクを把握した上で、活用していきましょう。 画像:https://arbitrum.io/

ニュース
2023/07/14クロスチェーンプロトコル「Multichain」資金不足で運営停止|経緯明かす
クロスチェーンプロトコル「Multichain」が資金不足で運営を停止し、その経緯を発表しました。 1. On May 21, 2023, Multichain CEO Zhaojun was taken away by the Chinese police from his home and has been out of contact with the global Multichain team ever since. The team contacted the MPC node operators and learned that their operational access keys to MPC node servers had… — Multichain (Previously Anyswap) (@MultichainOrg) July 14, 2023 5月中旬、Multichain CEOのZhaojun氏が、中国警察によって自宅から連行され、それ以降チームとの連絡が途絶えたことからことの発端が始まったとしています。 MPCノードサーバーがZhaojun氏個人のクラウドサーバーアカウントで実行されていたため、チームメンバーはアカウントへのアクセスが不可に。チームは限定的なアクセス権で可能な範囲での維持を行なってたとしています。 7月初旬、MPCアドレスにロックされていたユーザー資産が未知のアドレスに転送される事例が発生。Zhaojun氏の妹(or 姉)はルータープールに残っていたユーザー資産を移管しました。 その後、Zhaojun氏の妹(or 姉)は警察に拘束され、現在も連絡が取れなくなっている状況に。チームは、代替情報源とそれに対応する運営資金の不足により、活動の停止を余儀なくされたと述べており、Multichainを使用しないよう呼びかけています。 記事ソース:Twitter

プロジェクト
2023/07/14L2ソリューション「zkSync」とは?特徴や使い方を徹底解説!
zkSyncは、zk-Rollupを利用したL2ソリューションの一つです。 トークンの引き出しの期間が短いなど、主流のOptimistic Rollup系ソリューションと比較してもメリットが多く、利用を検討している方も多いはずです。 しかし、その一方でzkSyncはプロダクトが少ないといったデメリットも見られます。 本記事では、そんなzkSyncの概要から特徴、使い方からデメリット・注意点について解説しています。 この記事に書いていること ・zkSyncとは何なのか ・zkSyncの規模について ・zkSyncの特徴 ・zkSyncの使い方 ・トークンを失うリスクについて zkSync = "zk-Rollup"を利用したソリューション zkSyncは、zk-Rollupを利用したLayer2(以下、L2)ソリューションの一つです。 zkSyncの全容を把握するには、L2ソリューションやzk-Rollupへの理解が不可欠です。 そのため、まずはzk-Rollupの概要や、zkSyncのL2ソリューションにおける立ち位置・規模感などについて紹介していきます。 L2とzk-Rollupの概要 イーサリアムの利用が広まるにつれて、イーサリアムのガス代高騰や処理性能低下が問題視されるケースが多くなりました。 タイミングによっては、シンプルにトークンを送信・DEXでスワップするだけで、数千円が請求されるといった事例も見られます。 上記のような問題を解決するのが、L2ソリューションです。 L2ソリューションにはさまざまな種類がありますが、zkSyncはその中でもロールアップを利用したプロジェクトに分類されます。 ロールアップとはトランザクションをまとめる技術で、主流なロールアップに「Optimistic Rollup」と「zk-Rollup」が挙げられます。 zkSyncは、前述した主流なロールアップの内、zk-Rollupを利用したL2ソリューションです。 他のロールアップとzk-Rollupの技術的な詳細などについては、CT Analysisで提供中の「Ethereumを飛躍的にスケールさせるロールアップの概要と動向」にて解説しています。 L2周りの技術やソリューションが気になる zk-RollupとOptistic Rollupの違いを詳しく知りたい 今熱い仮想通貨の話題を網羅的に把握したい といった方は、ぜひ下記のCT Analysisレポートを御覧ください。 CT Analysisのレポートへ zkSyncはTOP3に入る規模を持つ 記事執筆時点において、zkSyncのTVLは約6,100万ドルであり、zk-Rollupの中では第3位に位置しています。 ただし、これはあくまでzk-Rollupの中でのランキングであって、Optimistic Rollupなど他のソリューションを加えると第6位です。 また、最もTVLが高いOptimistic Rollup系のArbitrumは、20億ドルを超えるTVLを記録しています。 現状ではTVLの観点から見ると、全体的にOptimistic Rollupのほうが大きな規模となっています。 ただ、zkSyncはzk-Rollup内の規模としてTOP3に入っているため、zkSyncも代表的なL2ソリューションであると言えるでしょう。 zkSyncの3つの特徴 これから、zkSyncの特徴を以下の3つの観点から、ご紹介していきます。 ①コストが低い ②引き出しまでの時間が短い ③zksync eraの登場とEVM zkSyncの注目点・特別なポイントをチェックしていきましょう。 ①コストが低い zkSyncは、他のL2ソリューションと比較して、ガス代のコストが低いです。 上記の画像の通りOptimistic Rollupのソリューションと比較しても、大きな違いがあります。 このようなコストの低さは、ガス代の節約のために利用するL2ソリューションにとって大きなメリットです。 ②引き出しまでの時間が短い zkSyncは、L2からL1へトークンを引き出す際の期間が、Optimistic Rollupと比較して、非常に短いです。 ロールアップ系のL2ソリューションを利用する際は、L1にあるトークンを、L2で利用できる状態にする必要があります。 そして反対に、L2に送信したトークンをL1で利用できる状態にするには、L2から引き戻す必要があり、この過程で一定の遅延時間があります。 Optimistic Rollupを利用するソリューションでは、セキュリティの仕組み上、この期間が2週間ほど必要で、デメリットの1つに挙げられることが多いです。 一方のzk-Rollupを利用するzkSyncでは、利用者が多く早い場合は10分程度、遅くとも7時間程度でL1への引き出しが完了します。 この特徴は、ユーザーの使用感にポジティブな影響を与える大きな要素の一つでしょう。 ③zkSync eraの登場とEVM 2023年4月時点で、zkSyncにはera・Liteという2種類が存在しています。 zkSync eraは、zkEVMのL2ソリューションであり、シンプルな用途のみに利用されているLiteと比較すると汎用性が高いです。 zkEVMとはEVMとの互換性を持つzkロールアップのことであり、同じくEVM互換を持つOPロールアップと比較して、前述したようなさまざまな優位性が認められるため、現在複数の機関・企業が開発を進めています。 zkSync eraはLiteの後継として登場しており「Liteを1.0」、「eraを2.0」と表記することもあります。 zkSync eraの登場によって、zkSyncはEVM互換を達成したロールアップの1つになることができました。 gm zkEVM! 👋🏻 zkSync Era Mainnet Alpha is now open to all users. Developers, projects, and users can now experience the power of zkEVM. Read more: https://t.co/pL5PuZqanu 1/11 pic.twitter.com/oS6dwmXzeB — zkSync (∎, ∆) (@zksync) March 24, 2023 また、zkSync eraはzkEVMというポイントのみならず、大きなトピックとして注目されているAA(Account Abstraction)に対応しており、次世代のロールアップとして注目が集まっています。 AAは、現状広く普及しているEOAからCAへ移行していく流れのことです。 (EOA・CAともにアカウントの種類のことですが、EOAはコントラクトを扱えるCAと比較して柔軟性が低い) AAが進むことでアカウントの管理やガス代の支払いなど、利用者の観点から見たときに、さまざまな場面で利便性を大きく向上させることが期待されています。 zkSyncの使い方 これから、zkSyncの使い方を、以下のポイントからチェックしていきます。 zkSyncを利用する前準備 デポジットのやり方 アカウントのアクティベーション 引き出しのやり方 各プロダクトの利用方法 まだ、L2ソリューションを利用したことが無い方でも利用できるように、zkSyncを使い方を一から解説していきます。 zkSyncを利用する前準備 前提として、zkSyncの利用には以下のようなも準備が必要です。 ETHの購入 ウォレットの作成 ETHをウォレットへ送金 まだETHを持っていないという方は、国内仮想通貨取引所でETHを購入しましょう。 コチラの記事で、国内仮想通貨取引所であるビットフライヤーの口座開設手順を解説しています。 また、zkSyncの利用にはMetaMaskなどのウォレットの作成とETHの送金が必要です。 コチラの記事で、ウォレットの一連の作業はチェックできます。 ここまで完了したら、zkSyncを利用するための前準備は完了です。 デポジットのやり方(L1→L2) zkSyncを利用するには、L1のトークン(ETHなど)をL2で利用できる状態にしていく必要があります。 以下の手順で「L1からL2へ」の送金を完了していきましょう。 zkSyncとウォレットの接続 zkSyncの接続ページへ 「Ethereum Wallet」へ MetaMaskへ ウォレットの認証を済ませる トークンをL1からL2へ 「Top up」 へ 「zkSync」へ トークンを選択し、金額を入力 「Top up」へ ウォレットの認証を済ませる 上記の手順を済ませて、zkSyncに反映されるまでの時間は、設定したガス代などに左右されます。 アカウントのアクティベーション zkSyncでは、入金後、はじめての取引をする前に、一度ウォレットをアクティベーションする必要があります。 以下の手順で、ウォレットをアクティベーションしていきましょう。 取引を行う際に「Authorize to Sign account activation」が表示される 「Sign」へ 「Sign account activation」が表示される 「Sign」へ この作業は、はじめての場合のみ必要なので、一度アクティベーションすると再度要求されることはありません。 引き出しのやり方(L2→L1) 次に、zkSyncの引き出し(Withdraw)は下記の手順で行えます。 「Transfer」へ 「Send to Ethereum」へ 金額を入力 「Send to Ethereum」へ ウォレットで認証 また、通常送付先のアドレスは自動で入力されますが、任意のアドレスを入力することも可能です。 上記の処理を行うと、10分から数時間程度でL1に反映され、利用可能になります。 zkSyncの3つの注意点 これから、zkSyncの注意点やリスクについて以下のポイントからご紹介していきます。 ①プロダクトが少ない ②送受信に注意が必要 ③取引所への直接的な引き出しは非推奨 zkSyncを利用する上で、気をつけたいポイントをチェックしていきましょう。 ①プロダクトが少ない zkSyncはera・Liteともに、まだまだ対応しているプロダクトが少ないです。 まず前提として、lite(これまでのzkSync)はEVMとの互換性を持たず、複雑なプロダクトをzkSync上で構築することができませんでした。 zkSync eraではその点を克服しているものの、ローンチからの日も浅く、まだまだOptimistic Rollup系のロールアップと比較すると、プロダクトの量も多くありません。 規模自体はまだまだOptimistic Rollup系のソリューションに達していないものの、今後に期待したいと言えるでしょう。 プロダクトの多いL2ソリューションであるOptimistic Rollup系のソリューション関しては、以下の記事で解説しております。 ・L2ネットワーク「Arbitrum One」の概要や設定方法、基本的な使い方からリスクまで徹底解説! ・L2ネットワーク「Optimistic Ethereum」| 概要・使い方・リスクまで徹底解説! ②送受信に注意が必要 zkSyncにデポジットしたL2にあるトークンを、他のL2ソリューションに送付することはできません。 他のソリューションへ送付したい場合は、一度L1へ引き出して、その上でもう一度他のL2ソリューションへデポジットする必要があります。 ここでミスをすると、最悪の場合、トークンを失ってしまう可能性も考えられます。 zkSyncのトークンを送受信する際は、送付元・先の「アドレス・ネットワーク」を必ずチェックしておきましょう。 取引所への直接的な引き出しは非推奨 また、zkSyncの公式チュートリアルでは、取引所への直接の引き出しは推奨されていません。 引き出しを行う際に、送信先のアドレスで取引所のものを利用するものは、推奨されていないということです。 取引所へ送信する場合でも、一度自身のウォレットに送信してから、再度ウォレットから取引所へ送信するのがおすすめです。 まとめ:zkSyncは今後も大きな進化が期待できる ここまでzkSyncについて概要や使い方、注意点について解説してきました。 zkSyncは引き出しの短さや、ガス代の低さなどzkSyncさまざまなメリットがあります。 zksync eraの登場など、zkSyncに関する明るいニュースは多いです。 zkSyncは今後も注目したいL2ソリューションの1つであると言えるでしょう。 今後も是非CRYPTO TIMESでの情報発信を参考にL2関連の情報を追ってみてください。 最後までありがとうございました。 「ゼロ知識証明とzk-SNARKs」を初心者にもわかりやすく解説!















