Aaveの分散型ステーブルコイン「GHO」、約4億円分発行

Aaveの分散型ステーブルコイン「GHO」、約4億円分発行
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大手レンディングプロトコルAaveが手がける分散型ステーブルコインGHOが公開から数日で約4億円分発行されました。

先月15日にEthereumのメインネットワーク上でリリースされた$GHOは、1 GHO = 1 USDでペッグされるステーブルコイン。Aave V3プールでトークンを供給し担保とすることで借入(借入時に生成)が行えます。

Aaveのネイティブトークン$AAVEをステーキングしているユーザー(stkAAVE保有者)は、1stkAAVEごとに100GHO分まで借入金利の割引が適用されるのもGHOの特徴の1つです。

GHOのデータ|画像引用元:Aave

今年5月に公開された分散型取引所Cruveが手がけるステーブルコイン「$crvUSD」のマーケットキャップは現在約112億円となっており、分散型ステーブルコインの市場は拡大を続けています。

Aaveの創設者であるスタニ・クレチョフ氏は先日、今年の残りのDeFi領域における戦略について「決済のユースケースを明確にすることに集中する」と表明。そのなかで透明性の高い分散型ステーブルコインは、決済に適していると述べました。

ステーブルコインをめぐる動きが世界各地で進むなか、特定の国に縛られない分散型ステーブルコインの今後の動向に注目が集まります。

記事ソース:Aave

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