世界最大のビットコイン財務企業ストラテジー株に「500%上昇」予想
Crypto Times 編集部

株価が高値から大きく崩れた世界最大のビットコイン保有企業ストラテジー(株ティッカー:MSTR)に対し、ウォール街のアナリストからはなお強気の評価が相次いでいます。
投資銀行BTIGは目標株価を350ドルから250ドルへ引き下げたものの、「買い」判断は維持しました。約100ドルの現値からはなお150%の上昇余地がある計算です。より強気なのが調査会社ベンチマークでCNBCで「MSTR株は570ドルへ500%超上昇する」と述べています。
アナリストが強気を崩さない理由
ベンチマークが根拠に挙げるのは、同社の資本構造です。「ビットコインが9万ドルに達すれば、そこへ十分近づく。それほど難しいことではない」と述べ、MSTRをめぐる悲観論を「完全な作り話」と指摘。BTIGが目標を下げつつも買い推奨を残したことも含め、セルサイドの基本的な見立てはビットコイン価格が回復すればストラテジーの株価は大きく戻る、というものです。
この楽観的な視点は以前から一貫しています。強制売却の連鎖を指す「死のスパイラル」論に対しても、アナリストは配当用の現金を使い切るまで売り急がないと強気姿勢を維持していた経緯があります。ビットコインへのレバレッジという同社のモデルそのものは壊れていない、という前提が土台にあります。
市場が織り込む弱気シナリオ
一方、株価が映す現実は厳しいものです。MSTRは昨年7月中旬には455ドル前後で推移していましたが、現在は100ドル付近、直近1年で約78%の下落を見せています。
Bitcoin price by TradingView
ビットコイン価格が取得コスト圏に迫るなかレバレッジ企業への評価は大きく圧縮されています。
資金調達の要である永久優先株STRCも額面100ドルを割り込んで推移してるほか、優先株の下落を受けてビットコインより現金を優先する動きも観測されています。買い増しエンジンが鈍ればフライホイールの再起動は難しくなります。強気のアナリストが見ているのはビットコインの将来価格であり、弱気の市場が見ているのは足元の資金調達力です。
同じ企業を眺めながら時間軸がずれている以上、この評価の乖離はビットコインが反発するか、買い増しの原資が細り切るか、どちらかが先に決着するまで続くことになりそうです。
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記事ソース:CNBC
























































