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2026/03/21仮想通貨流出の恐れ?コインベースの秘密鍵要求に批判
コインベースが一部の利用者に対し秘密鍵(シードフレーズ)の入力を求める移行手順を案内しており、セキュリティ専門家から強い懸念の声が上がっています。同社は「コマース(Commerce)」の旧式ウォレットの閉鎖に伴い、2026年3月31日までに資産を引き出すよう求めています。 対象となる利用者は、ビットコイン(BTC)などの資産を移動させるため12単語の復元フレーズを表示させ同社の専用サイトに入力する必要があります。コインベースはこのウォレットが自己管理型であり、同社側でフレーズや資金にアクセスできないため利用者が自ら復元を行う必要があると説明しています。 しかし、この手法に対しブロックチェーンセキュリティ企業スローミスト(SlowMist)の創設者は、公式サイトが秘密鍵をプレーンテキストで入力させることの危うさを指摘。同社のCISO(最高情報セキュリティ責任者)も、ユーザーに秘密鍵の送信を促す行為は極めて不適切であると批判しています。 我很疑惑 Coinbase 为什么会有这样的页面,直接让用户输入明文助记词做资产恢复?如此不安全的行为,匪夷所思…@coinbase 我都差点以为子域名被黑了…cc @im23pds https://t.co/NsBd223xWY pic.twitter.com/oBrp5UGQ8U — Cos(余弦)😶🌫️ (@evilcos) March 19, 2026 著名な調査家ZachXBT氏は、公式がこのような手順を導入することで攻撃者が同様の手口を模倣したフィッシング詐欺やソーシャルエンジニアリングを行いやすくなると警告しました。 So basically Coinbase has an official page live threat actors can use to target Coinbase users via seed phrase social engineering if they wanted? pic.twitter.com/oLfBNrMrhp — ZachXBT (@zachxbt) March 19, 2026 同氏の調査によると、同社の利用者はソーシャルエンジニアリング詐欺により年間3億ドル以上の損失を出しています。 コインベースは過去2025年5に従業員が賄賂を受け取り顧客データを流出させた事件や2021年の不正アクセス被害を報告しています。セキュリティの教訓として「秘密鍵は誰にも教えず、サイトに入力しない」ことが周知されている中で、公式の対応が仮想通貨業界の防犯意識を低下させるリスクが懸念されています。 情報ソース:コインベース

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2026/03/21ビットコインに下落リスク、米FRBの「資金バッファ」がほぼ消失
米国の中央銀行にあたる連邦準備制度(Federal Reserve)の流動性クッションがほぼ消失しました。これによりビットコイン(BTC)がマクロ経済のリスクにさらされやすくなっています。3月19日時点のオーバーナイト・リバースレポ(ON RRP)利用額は、わずか0.637億ドルまで減少しました。これまで市場の衝撃を和らげてきたパッシブな緩衝材が失われた形です。 連邦準備制度が3月18日に発表した週次バランスシートによると、総資産は6.656兆ドルでした。準備預金残高は2.999兆ドルとなり、財務省一般勘定(TGA)は875.833億ドルを記録しています。国内向けの資金バッファは約6.98億ドルまで絞られており、インフレ懸念や資金調達の圧迫が直接市場に波及する状況です。 仮想通貨市場ではビットコインが7万ドルを下回り弱気な動きを見せています。米国の現物ビットコインETF(上場投資信託)からは、3月18日に1.635億ドル、19日に0.902億ドルの資金が流出しました。合計2.537億ドルの流出は投資家がマクロ環境の変化を警戒していることを示唆しています。 連邦準備制度は2025年12月から、準備預金を維持するために財務省短期証券の買い入れを開始しました。能動的な準備預金管理に移行したものの、市場構造の変化はビットコインの価格形成に影響を与えています。今後は四半期末の資金需給やETFの需要動向が、価格維持の重要な焦点となる見通しです。 情報ソース:FRED、FRB

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2026/03/21【今日のマクロ経済まとめ】原油112ドル突破・株安加速。インフレ見通しを上方修正
3月21日、中東情勢の激化によりBrent原油が112ドル超まで急騰し、世界的なインフレ懸念が強まっています。S&P500は1.51%安、日経平均は3.38%安と大幅下落。米Fedは政策金利を据え置き、2026年のインフレ見通しを上方修正しました。 地政学リスクの高まりで投資家はリスク回避を強め、株式市場に強い圧力がかかっています。 主要指標パフォーマンス(11:00時点) 銘柄 現在価格 (11:00) 直近数日間の値動き・トレンド S&P 500 $6,506.48 下落:中東情勢の地政学リスクでリスクオフ進行。 日経平均株価 ¥53,372.53 急落:原油高と世界株安の影響を強く受け3.38%安。 金 (Gold) $4,492.00 高値圏調整:安全資産需要は堅調も利益確定売りが出る。 原油 (Brent) $112.19 急騰:供給危機懸念で3.5%超上昇、月間57%高。 ビットコイン (BTC) $70,648 小幅上昇:マクロ不安定ながら底堅く推移。 イーサリアム (ETH) $2,152.62 小幅上昇:マクロ経済動向に左右されながら安定。 ソラナ (SOL) $90.08 横ばい上昇:比較的堅調に推移。 リップル (XRP) $1.44 小幅上昇:マクロ動向に左右され安定。 ハイパーリキッド (HYPE) $39.50 上昇傾向:直近7日間で+7.67%と相対的に堅調。 マクロ経済:本日の注目トピックス ①中東情勢緊迫化で原油供給危機 イラン関連の軍事衝突激化により、ホルムズ海峡周辺のエネルギー供給が大幅に減少しています。Brent原油は112ドル超まで急騰し月間57%高を記録。この事態は保険料の急騰やサプライチェーンの混乱を招き、グローバル経済成長を阻害する大きなリスクとなっています。 日本を含むエネルギー輸入国への打撃が特に懸念されています。 ②米Fed、金利据え置きとインフレ見通し上方修正 FOMCは政策金利を3.50-3.75%に据え置きました。中東情勢による原油高を反映し2026年のPCEインフレ見通しを2.7%へ上方修正。利下げ回数は限定的との見方が強まりました。 経済は堅調ながら、地政学的不確実性を強く警戒する慎重姿勢が鮮明となっています。 ③世界株式市場の大幅下落と資産クラス動向 地政学リスクオフでS&P500や日経平均が急落。一方、金は安全資産として高値圏を維持し、ビットコインなど仮想通貨は小幅ながらプラスで推移する底堅さを見せています。世界成長見通しの下方修正リスクが高まる中、投資家のボラティリティ警戒が続いています。

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2026/03/20ビットコイン適正価格は13.6万ドルとの試算。価格低迷を招く2つの重しとは
現在、7万ドル付近で推移しているビットコインですがグローバルなマネーサプライ(M2)の拡大ペースと比較すると、過去最大級の割安状態にあるとの詳細なデータ分析が示されました。 CF Benchmarksの最新レポートによると現在のグローバルな流動性トレンドに基づいたビットコインの適正価格は約13万6,000ドルと算出されています。実際の市場価格との間には約46%ものギャップが生じており、これは同社のデータセットにおいても最大規模の乖離です。 ゴールドや株式と完全に逆行する値動きと2つの要因 過去1年間で世界のM2が12%以上増加する中、金融市場では興味深い現象が起きています。通常、市場の流動性が拡大するとリスク資産は上昇に転じます。実際にゴールドは2025年初頭から89%近く急騰して1オンス5,000ドルを突破し、グローバル株式も21%以上の値上がりを記録しました。しかし、ビットコインだけがこのトレンドから完全に外れ、約12%の下落に沈んでいるのです。 この異常な乖離が生じている要因として、アナリストは大きく二つのマクロ環境を指摘しています。 第一の要因は、米国の高止まりするインフレと金融引き締め(QT)の影響です。世界のM2全体は拡大傾向にあるものの、米国の中央銀行(FRB)はバランスシートの縮小を継続しています。中東情勢による原油高などがインフレの低下を妨げており、FRBが利下げや資産購入の再開に踏み切れない状況が続いています。これが、ビットコインへの直接的な資金流入を阻む強力な障壁となっています。 第二の要因は現物ETFからの記録的な資金流出です。2025年11月から2026年1月にかけて、米国の現物ビットコインETFからは約35億ドルもの純流出が発生しました。現在、ビットコインの価格形成は伝統的なポートフォリオを組む機関投資家などの動向に強く依存しており、ハイテク・グロース株に対する市場全体のリスク選好が低下したことが、直接的にビットコインの価格を押し下げる結果につながっています。 今後の価格反転に向けた注目ポイント 厳しい状況が続いていますが、今後の見通しについては前向きなデータも示されています。過去20年間のデータを振り返ると、M2とビットコインのこうした相関関係の崩れは歴史的に一時的なものにとどまっており、数四半期のスパンで適正価格へ回帰する傾向があります。 今後、失業率の上昇などを背景にFRBが金融緩和の方向へ舵を切るか、テクノロジー株への投資意欲が回復してETFへの資金流入が再開すれば、13万6,000ドルという適正価格に向けた強力なキャッチアップが始まると予測されています。さらに、米国で現在検討されている銀行の自己資本要件の大幅な緩和が実現すれば、新たな信用創造を通じてM2が一段と拡大し、ビットコインにとっての大きな追い風になる可能性も秘めています。 記事ソース:cfbenchmarks.com

DeFi
2026/03/20HyperEVMのステーブルコイン供給量が10億ドルを突破
データ分析プラットフォームのArtemisは、HyperEVMにおけるステーブルコインの供給量が10億ドルを突破したことを報告しました。 HyperEVMは高い取引処理能力とEVM互換性を備えたネットワークとして注目を集めています。今回の供給量10億ドル突破はネットワーク内での流動性が急速に拡大していることを示しています。 HyperEVMのエコシステムに関連して、Hyperliquidのコモディティ建玉が5.5億ドルを突破し、市場の46%を占めるなど、特定の分野で圧倒的なシェアを記録しています。 関連記事:Hyperliquidのコモディティ建玉が5.5億ドル突破、市場の46%占める エコシステム内でのステーブルコイン供給量の増加は、DeFi(分散型金融)における運用やトレードの活発化を裏付ける重要な指標となります。暗号資産が決済やトレードの基盤として普及する中、HyperEVMの動向にも注目が集まります。

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2026/03/20仮想通貨取引所Gemini、従業員30%削減。AI導入も赤字は約900億円以上に
ウィンクルボス兄弟が率いる米仮想通貨取引所Geminiが、大規模な経営の合理化を推し進めています。最新の株主宛て書簡に基づくBloombergの報道によると、同社は年初から従業員を約30%削減して体制を約445名まで縮小し、同時に生産性向上のためのAIツール導入に踏み切りました。 この大規模なリストラの背景にあるのは深刻な財務状況の悪化と厳しい競争環境です。2025年通期の純損失は保有する仮想通貨の未実現損失も含め5億8,500万ドル(現在換算で926億円)に達しました。第4四半期単体で見ると、収益は前年同期比約40%増の約6,000万ドルを記録したものの、損失額は前年の2,700万ドルから1億4,080万ドルへと大幅に拡大しています。 現在、Geminiの世界シェアは1%未満にとどまっており、従業員数や取引量で数十倍の規模を誇る最大手Coinbaseとの差は開く一方です。市場全体が価格下落で冷え込む中、同社はすでに英国、欧州(EU)、オーストラリア市場からの完全撤退を決定し、主要幹部の刷新も行っています。 経営効率化を進める一方で、同社は現在、急成長分野である「予測市場」プラットフォームの開発に社内のリソースを集中させ、事業の方向転換を図っています。 上場以来の株価低迷や事業転換の告知不足を巡る投資家からの訴訟といった逆風が吹く中、創業者であるウィンクルボス兄弟は株主に対し、元オリンピックのボート競技選手としての経験を引き合いに出し「負けたレースこそが勝つために必要な貴重なフィードバックになる。私たちはこの挑戦を愛している」とコメントし、前向きな姿勢を崩していません。 現在、仮想通貨業界では厳しい市場環境を背景に、組織再編の動きが加速しています。リサーチ大手MessariのCEOがAI事業への転換を発表するなど、AI活用による生産性向上を図る動きも目立っています。 関連記事:仮想通貨業界で相次ぐリストラの波、アルゴランド財団が従業員25%を人員削減 記事ソース:Bloomberg

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2026/03/19大手企業が支援するL1「Tempo」がメインネット稼働|AIエージェント決済の標準化へ
米決済大手のStripeと仮想通貨ベンチャーキャピタルのParadigmがインキュベートした、決済特化型のレイヤー1ブロックチェーン「Tempo」がメインネットを正式にローンチしました。 Tempo Mainnet is live! Starting today, anyone can build on Tempo through our public RPC endpoints. Alongside mainnet, we’re introducing the Machine Payments Protocol, an open standard for machine payments. pic.twitter.com/Ax2qEIBcwp — Tempo (@tempo) March 18, 2026 Tempoは決済インフラとしての機能に加え、「エージェント経済(agentic economy)」の構築を支援することを目的としています。今回のローンチに合わせてAIエージェント間の取引に特化した新しいオープンスタンダード「Machine Payments Protocol(MPP)」を公開しました。 このプロトコルは決済大手のVisaなどからも支持を得ており、マシン同士が自律的に決済を行うための枠組みを提供します。 AIエージェントによる決済は次世代の仮想通貨活用事例として注目を集めています。コインベースの創設者であるブライアン・アームストロング氏もAIにとっての最適な決済手段はステーブルコインであると言及しており、Tempoのような専用ネットワークの登場はこの分野の進展を加速させる可能性があります。 関連記事:「AI向けクレカはステーブルコイン」コインベース創業者 TempoはStripeとParadigmという強力なバックアップのもと、AIエージェントが自律的に経済活動を行うための重要なインフラとしての地位確立を目指しています。

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2026/03/19【今日の仮想通貨ニュース】BTC8.2万ドルまで空白地帯か。BTCと金の相関が低下
3月19日、ビットコイン(BTC)の価格は69,970ドル前後で推移しており、イーサリアム(ETH)は約2,160ドル、ソラナ(SOL)は約89ドルで取引されています。世界の暗号資産時価総額は2.49兆ドルで、ビットコインのドミナンス(市場占有率)は約58.7%となっています。 Bitcoin price by TradingView 本日の注目ニュース BTC8.2万ドルまで空白地帯か ビットコイン(BTC)は長らく抵抗帯となっていた7万ドルの大台を突破し、一時7万4000ドル近辺まで上昇しました。オンチェーンデータ分析企業によると、ビットコインは主要な供給クラスターをクリアしテクニカル的な抵抗が少ない「エアギャップ(空白地帯)」に突入したことが明らかになりました。 ビットコイン、8.2万ドルまで「空白地帯」か|利益確定売りが壁に BTCと金の相関が低下 ビットコイン(BTC)と金(ゴールド)の価格相関係数が-0.88に達し、2022年11月以来の低水準を記録したことが明らかになりました。 通常相関係数は1に近いほど同じ方向に動き、-1に近いほど逆方向に動くことを意味します。今回の-0.88という数値は両資産が現在、正反対の方向へ非常に強く動いていることを裏付けています。 ビットコインと金の相関が-0.88に低下、22年以来の低水準 DeFi先物にS&P500登場 S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとtrade[XYZ]は、分散型取引所(DEX)のHyperliquid上で、初となる公式の「S&P 500無期限先物(パーペチュアル)」をローンチしました。 最大の特徴は従来の株式市場の取引時間にとらわれず、24時間365日の取引が可能である点です。 株も24時間取引の時代?DeFi先物取引にS&P500が登場













