ポートフォリオ管理アプリ『Blockfolio』がPantera Capitalなどから$11.5mUSDを調達
Shota
日本でも有名な仮想通貨のポートフォリオ管理アプリである『Blockfolio』が直近の資金調達ラウンドで1150万USD(日本円約12億円)の調達を完了させたことが明らかになりました。
今回の1150万USDのシリーズA調達ラウンドは、仮想通貨VCであるPantera Capitalがリード投資を行い、この投資の中にはDanhua Capital、DCM Ventures、Abstract Ventures、Nirvana Capital、Path Finderなどの有名なVCの他、取引所であるHuobiやBitmexなども含まれています。
Blockfolioは2014年に、匿名系仮想通貨であるDASHの後ろ盾のもとで創設されました。
それ以来、App StoreやGoogleのPlay Storeでも特集されるなどして、ユーザー数は450万人を超えるほど成長を続けています。
アプリでは、6000を超える仮想通貨銘柄に対応している上、240以上の仮想通貨取引所が提供するAPIとも連携しており、正確な価格データなどがリアルタイムで更新される仕組みとなっています。
この発表に加えて、同社はPantera Capitalの取締役であるPaul Veradittakit氏との面会を行ったことも明らかにしました。
BlockfolioのCEOであるEd Moncada氏は、『Blockfolioがシンプルに価格のトラッキングのみを行うアプリであったらこのような資金調達は成功しなかっただろう』と自社のアプリが競合と比較しても優れたものであるという自信を見せていました。
記事ソース:Blockfolio App Raises $11.5 Million in Pantera Capital-Led Funding Round