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2018/07/05政治をトークンエコノミーで活発化!「ポリポリ」β版を使ってみた感想!
7月2日、株式会社PoliPoliから「ポリポリ」β版がAppStote上にて公開されました! 今回はiPhoneアプリである「ポリポリ」の紹介と、実際に使ってみた感想をまとめました! インストールはこちら(iOS) ポリポリとは ポリポリは、トークンエコノミーを用いて経済圏を創出することで、政治というイノベーションが遅れている分野を「エンターテイン」することを目的としたサービスです。 ユーザーの発言に応じて、ポリポリ独自トークンである「Polin」をインセンティブとして流通させることで、誹謗中傷などが多く荒れやすい政治コミュニティサービスの質を高め、政治家と市民が発言しやすいプラットフォームを形成します。 [caption id="attachment_13331" align="aligncenter" width="650"] ポリポリのビジネスモデル 引用元:PoliPoli企画書より[/caption] 今回リリースしたβ版では独自トークンである「Polin」は実装されず、2019年の参議院選挙、地方統一選挙へ向けて、9月〜12月にトークン配布、12月にPolinが実装された完全版リリースを予定しているそうです。 [caption id="attachment_13330" align="aligncenter" width="600"] ポリポリのビジネスモデル 引用元:PoliPoli企画書より[/caption] β版の機能 今回のβ版の機能は大きく分けて3つあります。 [caption id="attachment_13364" align="aligncenter" width="600"] ※左から、議論機能、政治家の一覧機能、政治家への質問機能[/caption] 議論機能 気になる政治のトピックについてトークルームを作成したり、既存のトークルームに参加することで議論をすることができます。 また、政治ニュースに対してのコメントも可能です。完成版では良い発言をすると独自通貨のPolinをもらえる設計となるようです。 政治家の一覧機能 ポリポリに登録している政治家の政策や実績などの情報を見ることができ、選挙時には各候補者の情報を比較することが出来ます。 また、完成版ではPolinを投げ銭できるようになります。 政治家への質問機能 政治家へ質問・意見・政策提言などが行えます。 質問の中でいいねが多かった質問には直接ポリポリに登録している政治家から回答が返ってきます。 実際に使ってみて サービスを開始して間もないため、政治家プロフィールや議論機能等、まだ充実していない部分も多くありますが、一通り実際に使ってみました! まずはApp Storeからダウンロードし、画面の表示にしたがって必要事項を入力するだけで登録完了です。FacebookやTwitterから登録できればさらに便利ですが、現段階でその機能は搭載されていないようです。 以下のような画面に遷移すれば、登録完了です。 sota シンプルなUIがとても良い!! 政治家の経歴欄が面白い 個人的には(おそらく政治家が自分で書いているであろう)経歴の欄が面白かったです。 中には、下記のような経歴を書いている方もいました。 新聞やニュース記事でよく見る政治家の紹介文と比べ、もっと親近感の湧く自己紹介を見ることができます。 政治家との距離がものすごく近い ポリポリには、政治家に対して質問・意見・政策提言が行える機能が搭載されています。今回はその機能を実際に使い、とある政治家の政策に対して、質問を投げかけてみました。 本記事執筆時点でまだ返答はありませんが、一般ユーザーの質問に対して丁寧に答えている方もいらっしゃいました また、政治家→政治家への質問もできるようで、政治に参加する全てのユーザーの距離が縮まっていると感じました。 まとめ 今回は、7月2日にβ版がリリースされた政治コミュニティープラットフォームアプリPolipoliを紹介させていただきました。 このアプリを使ってみて、各政治家の政策についてより深く知ることができるようになったと共に、政治家との距離が近くなったと感じ、有権者として投票する立場にも関らず、いかに政治について知らないかを思い知らされました。 これから年末に向けてトークン機能が実装されることで、ますます信頼性のある政治コミュニティーになりそうで楽しみです!
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2018/07/04アルトコインの墓場!消滅した仮想通貨のデータベース「Dead Coins」
世は空前の仮想通貨ブームということもあり、日々様々な仮想通貨が登場しています。 しかしその反面、流行り廃れのなかで忘れ去られ、消えていくものも少なくありません。 そんな消滅していった仮想通貨の記録するデータベースサイトが存在します。 今回はそんな仮想通貨の墓場とも言える「Dead Coins」の紹介です。 Dead Coinsの概要 ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインと言いますが、ビットコインに取って代わる勢いで多くのアルトコインが登場する昨今。 その裏では同じく多くのアルトコインが世の中から忘れ去られ人知れず消えています。 今回紹介する「Dead Coins」というウェブサイトは直訳すると「死んだ仮想通貨」、つまり消えていったアルトコインたちを集めたデータベースなのです。 このデータベースに載っている消えていったアルトコインの中には自然消滅したものだけでなく、詐欺やマルウェア、パロディものまで含まれています。 トップページの頭蓋骨マークがすでに禍々しい雰囲気を醸し出しています。 使い方 ここからはこのデータベースの基本的な使い方を紹介していきます。 閲覧方法 トップページから下に少しスクロールすると上の画像のように消えていったアルトコインのリストが表示されています。 リストは左からアルトコインの名前、コインコード(イーサリアムならETH)、簡単な説明、リンク、カテゴリー、共有となっています。 一番左のアルトコインの名前をクリックすると、このように該当通貨の詳細を見ることができます。 上から、アルトコインの名前、コインコード、簡単な説明、リンク、カテゴリー、データベースにエントリーされた日付となっています。 また、メニューバーを選択することでカテゴリー別に閲覧することが可能です。 カテゴリーは左から「フルリスト(すべて表示)」、「消滅」、「マルウェア」、「詐欺」、「パロディ」、そしてカテゴリーではありませんが「詳細表示」という表示モードも選択できます。 メニューバーの下の検索窓からは任意のアルトコインの情報を検索できます。 データベースの追加・編集 そしてこのデータベース最大の特徴はユーザーの手で記録していくことです。 つまりこのデータベースの情報は誰でも追加することができるのです。 まず左上の「ADD A DEAD COIN」、直訳すると「死んだ仮想通貨を追加する」をクリックします。 するとこのような記入フォームが出てくるので、項目を埋めます。 記入項目は上からアルトコインの名前、コインコード(イーサリアムならETH)、簡単な説明、リンク、カテゴリー、そして最後に情報提供者の名前です。ここでの名前は実名ではなく、ツイッターのハンドルネームやニックネーム、消滅した仮想通貨でのユーザー名等が推奨されています。 記入が終わったら下の「SUBMIT」をクリックでエントリー完了です。 また、左上「ADD A DEAD COIN」の横の「SIGN UP」からサインアップすることで、情報の追加だけでなく、データベースの編集などその他様々な機能が使用可能になるそうです。 興味のある方は是非覗いてみてはどうでしょうか? Dead Coins まとめ いかがだったでしょうか? 執筆当時、合計824もの仮想通貨が掲載されているDead Coinデータベースですが、サイトの雰囲気も相まって、どこまでも並ぶ通貨名がさながら並び立つ墓標のようです。。。 現在の仮想通貨ブームを考えると、これからさらに追加されていくであろうと思われます。 Daichi 仮想通貨初心者の僕としては、以前にこれだけの数のアルトコインが存在していたことに驚きでした...
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2018/07/03【2018年版】日本のビットコインATM設置台数と場所を調査してみた結果…「Coin ATM Radar」
先にこちらをお読みくださいビットコインATMの場所が検索できるウェブサービス「Coin ATM Radar」 - CRYPTO TIMES 以前こちらの記事でCoin ATM Radarというウェブサービスを紹介しました。 今回は同サービスを使って、日本に設置されているビットコインATM台数と、実際にどこで設置されているのかを調べてみました。 日本国内のビットコインATM設置台数と場所を調査 今から5年前の2013年、世界初のビットコインATM「ロボコイン(Robocoin)」がカナダのバンクーバーに設置され、仮想通貨の現実世界への進出を後押ししました。 世界初のビットコインATM、カナダ 世界初のビットコインATMは大きな盛り上がりを見せ、設置後たった一週間で10万ドル相当ものビットコインが両替されたと報道され、その勢いは世界へと広がりました。 Coin ATM Radarで公開されている情報によれば、執筆当時の「一日に新たに設置されるビットコインATMの平均台数」は7.58台となっており、その普及の勢いを感じさせます。 しかし日本ではどうでしょうか? 世界中で急速な普及を見せてるビットコインATMですが、日本ではあまり見かけない気がしますよね? Daichi 見たことないし、見かけたなんて話も聞いたことない、、、 Daichi そもそもほんまにあるんかいなという印象。 そこで今回は以前の記事でも紹介したCoin ATM Radarを使用して、実際に日本国内のビットコインATMの設置台数と設置場所を調査してみました。 実際に調べてみた結果. . . 早速Coin ATM Radarにアクセスし、日本のビットコインATM情報を検索してみました。 すると、、、 なんと日本国内のビットコインATMは10台しかないようなのです! Daichi いや少なッ!! どうりでなかなか見かけないわけですね。。。 もう少し詳細に調べてみたところ、ビットコインATMの大まかな分布は東京都に5台、そして茨城県、大阪府、岡山県、広島県、福岡県に各1台ずつのようです。 全10台のビットコインATMの詳細な設置場所情報も後ほど紹介します。 追加調査:ビットコインATM後進国の日本 さて、日本国内のビットコインATMがわずか10台という結果でした。 この結果を受けて、果たして日本のビットコインATMの普及度は世界と比べて如何ほどなのか、追加調査を行いました。 世界のビットコインATM台数の推移 coinatmradar.comより 上のグラフはCoin ATM Radarにて公開されている統計データですが、見ての通りここ数年のビットコインATM台数は急速に増加しており、執筆当時ではすでに3000台を裕に越えています。 ということは、現在(執筆当時)の世界全体のビットコインATM台数に占める日本国内の割合は約3%しかないということになりますね。 国別のビットコインATM台数比較 こちらの表もCoin ATM Radarの情報をもとに国別のビットコインATM台数をランキング形式でまとめたものですが、欧米諸国と比較して圧倒的な差があるのは一目瞭然です。 先の結果でわかっていことではありますが、日本でのビットコインATMの普及は欧米諸国に比べ圧倒的に遅れているのです。 ちなみに、国内ビットコインATM設置台数が日本と同じく10台である国は、スロヴェニア、メキシコ、コロンビアです。 世界3位のGDPを誇る日本ですが、ビットコインATMの普及度に関しては、他の主要先進国に大きな遅れをとっています。 国内ビットコインATMの位置情報(2018/6/27現在) なんといっても国内にたった10台しかないビットコインATMですから、設置場所が気になりまりますよね。 以下に国内にあるビットコインATMをリスト形式でまとめておきましたので、ご近所にないか確認してみてはいかがでしょうか? それぞれのリンクをクリックすることで、位置情報や営業時間などの詳細を確認できます。 茨城県つくば市:「ガレットカフェ アガト」 東京都中央区銀座:「回転寿司酒場 銀座沼津港」 東京都中央区銀座:銀座コワーキングカフェ「the SNACK」 東京都港区六本木:「ワールドスターカフェ」 東京都港区麻布十番:Fujicryptoオフィス 東京都港区西麻布:「BERG And WEST」 大阪府大阪市北区:コワーキングカフェ「ROUGH LABO TACH 扇町」 岡山県岡山市北区:「Cafe&Dining PEACH」 広島県広島市中区:「プチコロン」 福岡県福岡市中央区:FUTURE EXCHANGE JAPAN(外貨両替) まとめ 今回はCoin ATM Radarを使って、日本国内のビットコインATMの台数と設置場所を調べてみました。 世界ではどんどん広まっているビットコインATMですが、日本国内にはわずか10台のみという結果でした。 町中で手軽に現金に両替できるとなれば、仮想通貨に興味を持つ人も増えるのではないでしょうか? Daichi 国内のビットコインATMの普及に期待です!
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2018/07/03ビットコインATMの場所が検索できるウェブサービス「Coin ATM Radar」
世界初のビットコインATMが設置されてからはや5年、日本ではあまり見かけない印象ですが、世界における仮想通貨対応のATM台数はうなぎのぼりです。 そんな中、世界中のビットコインATMの場所を検索することができる「Coin ATM Radar」というウェブサービスが登場しています。 今回はこのウェブサービスの使い方を解説していきます! また、同サービスを活用した以下の記事もあわせてご覧ください! 【2018年版】日本のビットコインATM設置台数と場所を調査してみた結果...「Coin ATM Radar」 - CRYPTO TIMES 「Coin ATM Radar」 今回紹介するのは「Coin ATM Radar」というウェブサービス。 こちらのウェブサービスでは普及が進むビットコインATMの設置場所を検索することができます。 トップページにアクセスすると上の画像のように様々な数字が表示されていますが、それぞれの項目は以下の通りになります。 Bitcoin ATMs:全世界のビットコインATM設置台数 Other services:ビットコインから現金への両替・取引サービスを提供しているその他プロバイダー数 Countries:ビットコインATM普及国数 Producers:ビットコインATM製造企業・メーカー数 Operators:オペレーター数 ビットコインATMの場所や詳細を検索する その下に位置する地図では、左上の検索スペースより指定した場所におけるビットコインATMの設置場所を検索できます。 さらに、位置情報を使用することによって最寄りのビットコインATMを検索することも可能です。 左下の各項目を選択することで、検索条件の絞り込みをすることもできます。 試しに世界初のビットコインATMが設置されたカナダのバンクーバーを検索してみましょう。 検索結果はこのように表示され、ピンが表示されている場所にビットコインATMがあります。 アイコンに数字で表示されている場所は、近い位置に表示数のATMが複数位置しているので、地図を拡大することで詳細な位置を確認できます。 また、ピンをクリックすることでATMの詳細情報を確認できます。 設置住所、利用可能時間帯、取扱通貨、取扱取引、現在の売値・買値、取引上限額、ATMのタイプ等が確認できます。 「View listing」をクリックすることでさらに詳細なATM情報、「Get directions」をクリックすると現在位置から該当ATMまでの行き方を表示してくれます。 Daichi 地図と検索は日本語表示に対応しているので、基本的な機能は問題なく使えそうです! ビットコインATMの普及情報を確認する Coin ATM Radarでは単にビットコインATMの場所を検索するだけではなく、右上のメニューより世界中のビットコインATMの普及に関する統計データやその他様々な情報を閲覧することができます。 すべて解説するには多すぎるので、以下では特に興味深いものを紹介します。 世界中のビットコインATM普及状況の統計データ 右上のメニューより More > Charts と選択して閲覧することができます。 こちらは全世界のビットコインATM数の推移です。 2016年から普及が徐々に加速し、2017年以降はものすごい勢いで増加しているのがわかります。 チャート上にマウスを合わせることで、それぞれの時期の詳細な数字を確認できます。 こちらは一日で設置されるビットコインATMの平均台数。 執筆当時の数値は一日につき平均7.58台と、普及の勢いが見て取れます。 大陸別の設置台数が全体に占める割合を示しています。 北米が74%、ヨーロッパが21%と、北米と欧州が大部分を占めています。 こちらは国別の設置台数比較。 北米が1位で1,961台、次いでカナダが503台、3位はオーストリアで197台と続きます。 掲載されている統計は他にも数多く、日本国内ではなかなか感じることのできないビットコインATMの盛り上がりを数字で知ることができます。 ビットコインATMの製造企業・メーカーの情報や、現金とビットコインの両替・取引サービスを提供するプロバイダーリストなど、他にも様々な情報を閲覧できます。 まとめ 以上、簡単ではありますがCoin ATM Radarの概要と使い方でした。 ビットコインATMの日本での普及はまだまだこれからですが、海外での盛り上がりを地図で視覚的に、またチャートで統計的に体感することができるウェブサービスです。 また、日本でのビットコインATMの普及度、どこで利用できるかなどを知りたい方は、以下の記事もご覧ください! 【2018年版】日本のビットコインATM設置台数と場所を調査してみた結果...「Coin ATM Radar」 - CRYPTO TIMES Daichi スマホ用アプリもあるようなのでチェックしてみてください
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2018/07/02ぴよひなの仮想通貨の”ナカのナカ” 第2回
今回のコラムの3つのテーマ!! ただの数字がレアになるブロックチェーン技術 ブロックチェーンが仮想通貨のホントの価値? ブロックチェーン技術によって管理者のいない国境なき通貨誕生! 先週からCrypto Timesさんで仮想通貨についてのコラムを書かせていただいています、ぴよひなです。 普段は声優としてお仕事している私が、なぜ仮想通貨をやることになったのか・・・ぜひぜひ先週のコラムもご覧ください! ぴよひなの仮想通貨の”ナカのナカ” 第1回 - CRYPTO TIMES 先週「1BTC = 70 - 80万円を行き来していますね」なんてスクショを載せたのに、 あっという間に1BTC = 67万円付近まで下がって、順調にビットコイン預金も減っているぴよひなです(笑) ひなが使っているbitFlyerアプリでは、ワンクリックで仮想通貨を売買できる分かりやすいアプリ画面があるのですがずーっと画面を見て、自分が売買したい値段になるのを待つ・・・となるとちょっと大変ですよね。 そんなにヒマじゃないよー!という時は、”指値”で売買できる別の画面を使っています!(bitFlyerではLightning Webというページを提供しています) この画面では、自分が指定した値になったらコレだけビットコインを売ってね買ってね、という指示がだせるので値を指定したらほうっておけばOK!という優れもの。 覚えるとこちらの方が実は使い勝手はいいのかなと感じています。 ひなは1BTC = 740000円のときに0.2BTC買ったことがあるので、748000円で0.2BTC売るという指値を出しています。 今は67万円くらいですが、仮想通貨は上がったり下がったりが激しいので、一瞬でもその指値した値段になればいいのです。 0.2BTCなので、もし売れたら1600円の儲けです!よし!スタバでお高めのコーヒーを飲もう!いえーい! あ・・・とらぬたぬきの・・・? 残念ながら、お金儲けはどうも下手なので、このコラムでは仮想通貨とはいったいなんたるかー!何がそんなにすごいんだー!!をみなさんと一緒に考えていけたらいいなと思っています。 そもそも、仮想通貨って何?? そもそも、仮想通貨とはなんでしょうか? 仮想通貨を高値で取引している人とたちがいる、ということは、価値がある、と言うことですよね。目に見えないモノになぜ価値があるのか、そこに革新的な技術があるから・・・なんだそうです! その技術とはいったいどんなものなんでしょうか 今までの道のり履歴 ”誰から誰にこのコインは渡ってきましたよ”という今までの取引を全て記録していること、そのものがブロックチェーンの技術で、それを利用した通貨たちが仮想通貨です 【ここ生まれ→Aさん→Bさん→C・・・・→ひなちゃん】という情報をすべて記録している、それが仮想通貨の中身ということになります 今までの道のり全部覚えてますってなんか意外と簡単ですよね。 具体的にはP2Pネットワークと暗号技術によって、道のりを暗号化してぎゅぎゅぎゅっと固めているそうです。 P2Pとか暗号とかよく分かりませんが、とにかく今までの道のりを全部覚えてる!ってことなんだそうです。 ヘンゼルとグレーテルがパンを置いてったあの童話を思い出します。 あのパンを置いていった道のりの記憶された情報=仮想通貨ってことですね。 とはいえ、ただそれだけで、今までの道のりを記憶して、ちょっと暗号とかで特殊にしちゃって その履歴情報そのものが通貨になるとは! なんだか雲をつかむような話ですが、「今まで歩いてきた道を全部覚えてる」という履歴のカタマリがブロックチェーンに刻まれていて、それを利用しているのが仮想通貨なのです。 実際にはAさんBさんという名前ではなく数字の羅列によって、その履歴を表すので、数字のカタマリが仮想通貨ともいえるかもしれません。 履歴にセキュリティを! しかし、履歴情報のカタマリだけでは通貨としての信用は不十分です。コピペすることが出来るからです。 履歴情報のカタマリのコピペを防ぐ技術としてブロックチェーンという技術が生まれました。 このブロックチェーン技術がすごかった!!!(らしい!) とても革命的だったのです。 履歴情報をある程度で分割して(ブロックわけして)つないでいく(チェーン) ブロックわけしてつないでいくことで誰かが途中でそのブロックをコピペして、不正に仮想通貨(履歴情報のカタマリ)を増やそうとしても ブロックで区切られていてコピペするとばれる = 不正に履歴情報のカタマリを増やすことはできない = つまり仮想通貨は不正に増やすことはできないセキュリティのしっかりしたもの = 価値があるというわけです。 本当のお金でたとえるなら 【日本銀行で生まれました→△△銀行→Aさんの貯金へ→Aさん引きだす→コンビニで使う→おつりでBさんへ・・・】 この【かっこ】でくくったこのテキストが【仮想通貨を見える化した】イメージでしょうか それをブロック分けして 【日本銀行生まれ→△△銀行→Aさんの貯金】=チェーン=【Aさん引きだす→コンビニで】=チェーン=【おつりでBさん→Cさん・・・】 【Aさん引きだす】の時に、不正に履歴情報を増やすぞーとコピーしてもその前のブロック【日本銀行生まれ・・・】ブロックとチェーンで繋がってないので、不正なものだとばれちゃうわけです。 不正がちゃんと見抜けることは、信頼性が高いということになるので、価値が生まれる、ということなんですね! そして、なによりもこの【ブロック】して=チェーン=する。この技術がすごくすごく価値があったわけです。 セキュリティ技術としてすごい!!ことだそうで、仮想通貨だけでなく、医療技術とか情報を守る必要性があるいろんなことに使われているのだそうです。 へーすごい! ネットで調べ物をすると「ブロックチェーンこそが仮想通貨の真髄だ!」というような言葉もよく見かけます。 つまり、仮想通貨がすごいっていうか、このブロックチェーンの技術がすごい! それを組み込んで通貨として価値を持たせたことがすごい、ということなんだ、と思っています。 すごくざっくり言うと、今までの道のりを数字で書いて仮想通貨とし、簡単にはコピーできないようすっごいセキュリティ技術によって守ってるから、仮想通貨は価値がある! って感じでしょうか。 ひなも半生を日記に書いて、私にしか分からない暗号でぐちゃぐちゃにして、誰も知らない実家の屋根裏とかに隠したら1冊=200万円とかになりますかね?!← 最後に 日本のお金は日本銀行生まれですが、仮想通貨はどこ生まれでしょうか? 仮想通貨には、さまざまな種類があり、一番有名なのは最初に生まれた仮想通貨、ビットコインですよね。 他に、ライトコイン、モナーコイン、など、現在はかなり多くの通貨があると言われています。 ビットコインが最初に生まれた仮想通貨という意味でとっても偉大だったり重要だったりするので、 ビットコイン以外をぜーんぶまとめてアルトコイン(ビットコインじゃない方の仮想通貨)と呼んだりします。 仮想通貨の最初、ビットコインを生んだのはサトシ・ナカモトという人だといわれています。2009年にネット上で発表されたそうです。 日本の方なんですかねー?正体は不明ということですが、なんだか日本的名前の人(たち)が仮想通貨を作ったのか思うとそれだけで誇らしいような嬉しくなるような気持ちのぴよひなです(笑 ってことは、サトシ・ナカモトがこの仮想通貨の世界のドン!?偉い人!?ビットコインがいくらかを決めてる!?と思いきや、仮想通貨にとってその管理者は私たち全員であり、お互いにすこしづつ支えあっているような構造になっているのです! 今回の技術的なお話とは変わり、次回はロマンあるお話です! ひなはコレを知ったときに、世界がひっくり返る!!!と思いました。いえ、むしろもうひっくり返り始めているのかもしれませんね・・・! こんな形で”お金”が存在していいのか!とホントに目からうろこが出ました! ぜひぜひ次回も見てくださいね! ぴよひな 近日の配信 近日の配信予定はこんな感じ! みなさんどうぞ宜しくお願いいたします! ■ただの数字がレアになるブロックチェーン技術 ブロックチェーンが仮想通貨のホントの価値?(←イマココ) ブロックチェーン技術によって管理者のいない国境なき通貨誕生! マイニングでコインがもらえる ■国境なき通貨としての価値 私たちが信じているお金には価値があるのか? 送金がとても簡単すぎるメリットデメリット ■仮想通貨とSuicaの違いが分かりません! 仮想通貨と代替通貨は何が違うの? 送金・取引・購入の3大要素 ■お知らせ■ 6月27日に(水)にtoytotoy2〜ボイスドラマおもちゃ箱〜が発売になりました https://www.studiolivex.com/toy2event 7月26日(木)ゲーマーズAKIHABARA本店でCDリリース記念朗読会があります ぜひぜひ遊びに来てくださいね! ==ぴよひなプロフィール== HP https://www.piyohina.com/ twitter https://twitter.com/piyohina VALU https://valu.is/piyohina(ビットコインで活動を応援してくれたら嬉しいです!) ITに詳しい女の子としてタレントデビュー、各種PCやITコラムも執筆 「世界一やさしいパソコンの本」出版 自身の声を生かし、キャラクターボイスやアニメ主題歌を歌うなどアーティストとしても活動 近日発売作品 toytoytoy2〜ボイスドラマおもちゃ箱〜(https://www.studiolivex.com/toy2) 10月発売CD DivAEffectProject 4th (https://www.diva-e.net/)
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2018/07/02BTCに関する10の大胆な予測!仮想通貨の今後とは?
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 仮想通貨が世間に認知されるようになり早数年が経過しましたが、ビットコインは以前として市場規模第一位の座を譲りません。ビットコインはその価値を何十倍にも成長させ、世界中で多くのビットコイン長者を生み出しました。 そんなビットコインは度々批判されることもあります。一方でその目新しさから、とても大胆な未来予想をする人も少なくはありません。今回の記事ではビットコインに関する良くも悪くも大胆な予測を10個集めてみました。 ビットコインに関するポジティブな予想まとめ! ビットコインはその目新しさから未来に対して前向きな予測が数多く見受けられます。 ビットコインは不滅 概要 予想者 CCNジャーナリスト ソース CCN 概要 ビットコインは一度構築された以上、その性質から簡単には破壊されず、よほどのことがない限り持続し続ける 個人的な見解 分散型ネットワークのメリットに着目した意見ですね。僕もこれについては大筋では賛成できます。 もし何者かが面白い動画をYoutube上にアップロードしたと仮定しましょう。動画はすでにInstagramやFacebook、Whatsappなどで拡散されダウンロードされています。 そして、この動画が一定の人を不快にさせる内容を含んでいると仮定しましょう。この動画が削除されるべきだと判断され、Youtube上から消されるとします。あなたはその時点でこの動画は完全に削除されたと考えますか?もちろん答えはNoです。動画はすでに複製されており、動画を完全に消去するのは不可能になっています。 ビットコインのシナリオはこれに似ています。分散化されたビットコインのプラットフォームは事実上破壊ができません。もし、ネットワークに攻撃を仕掛け、破壊させる場合はネットワークを構成するノードを一つ残らず破壊しなければなりません。 そのユーザーの多さからビットコインは永遠に破壊されないと言っても過言ではないでしょう。もちろん何かが不滅だとする意見はかなり大胆なものであり、それが本当に不滅だと保証するものではありません。 ビットコインは現金を置き換えるだろう 概要 予想者 投資家Tim Draper ソース Business Insider 概要 ビットコインは決済手段として普及し始めており、将来的には現金を置き換えるかもしれない。しかし、スケーラビリティなどの問題は解決される必要がある 個人的な見解 正直なところ、電子マネーやクレジットカードなどでも簡単に支払いができるようになっているため、必ずしも仮想通貨である必要はあまりないようにも感じますが…。 ビットコインを始めとした仮想通貨の急激な成長を受けて、ビットコインは将来的に現金を置き換えると予想する人々がいます。ビットコインはその分散型という特徴から、多くの国で決済手段として認めれればより多くの人々が現金の代わりに使い出し、現金は姿を消すだろうと彼らは主張します。 しかし、急激なユーザーの増加はビットコインネットワークにさらなる負担をかけることに繋がり、いくつかの不具合を引き起こす可能性が考えられます。 ビットコインは銀行を一掃するだろう 概要 予想者 Exsulcoin共同設立者James Song ソース Cryptotimes 概要 ビットコインはは分散型であることのメリットを生かして中央集権型の銀行を払拭するかもしれない。 個人的な見解 銀行を近い将来完全に置き換えるということは実現し難いかと思いますが、将来的に銀行の業務を部分的に置き換えることはありえるかもしれませんね。 直前の予想が現実のものとなり、ビットコインが現金を置き換えるとしたら最終的には我々の取引を銀行などといった中央集権型の権威によって管理される必要はなくなるかもしれません。ビットコインネットワークの全体的なコンセプトの一つに信頼できるサードパーティの必要性を排除するというものがあります。 ビットコインがフィンテック業界を侵食していることを受けて銀行などの必要性が低下し、将来的には払拭されるかもしれません。しかし、この予想が現実のものとなるのであれば、多くの人の仕事が失われることになり、社会のシステムが大きく変わるということにもなります。この予想もかなり大胆なものとなっています。 ビットコインに関するネガティブな予想まとめ! もちろんビットコインにはネガティブな予測も多数存在します。 ビットコインは悪い終わり方をするーウォーレン・バフェット 概要 予想者 ウォーレン・バフェット ソース Cryptotimes 概要 ビットコインは頂点に達した後にバブルが弾け、投資家に多大な損失を与える結果になるだろう 個人的な見解 確かにビットコインは投機的な動きがあったことは確かですが、これだけの知名度がある人物がここまで大胆な予想をするのは少し驚きでした。 最初のものとは異なりこちらはビットコインに対するネガティブな予測です。長者番付の常連として知られるウォーレンバフェット氏はCNBCのインタビューの中で、「仮想通貨が悪い終わり方を迎えるということを自身を持って言える」と発言しました。こちらもビットコインに関してだいぶ大胆な発言となっています。 バフェット氏はビットコインの価格上昇はバブルだとし、近いうちに頂点に達し、一気に弾けて世界中のビットコイン投資家に多大な損失を与えると予想します。予想の出どころが経済界、金融界の重鎮であるだけにこの予想は世界中で多くの注目を集めました。 ビットコインは信頼できない 概要 予想者 エンジニアHenry Berg ソース Quora 概要 ビットコインは政府機関や信頼できるサードパーティの干渉を一切受けていないため信頼性がない。 個人的な見解 確かにその理論でいうと信頼性はありませんが、逆にビットコインネットワークは世界中のノードの合意を得てプロセスを承認するという新たな信頼性のあるシステムを構築することを目的としているので少し論点が違うような気もします。 ビットコインネットワークで発生した全てのトランザクションは政府や銀行、サードパーティなどの干渉を一切受けていません。トランザクションの信頼性と所有権は暗号署名の採用によって成り立っています。一切のビットコイン取引のプロセスは信頼の上に成り立っていません。これがビットコインが信頼できないと言われる所以です。 また、ビットコインに関する大胆な話として、ビットコインネットワークの機能性と完全性の話があります。そして、この問題は各国政府がビットコインを正式な支払い方法として認めるかどうかという話と関係してきます。 私はできることならビットコインをショートするだろうービル・ゲイツ 概要 予想者 ビル・ゲイツ ソース Cryptotimes 概要 ビットコイン取引はなんの生産性も持たないため、価値が上がり続けることに期待するべきではない。 個人的な見解 取引をすることで流動性の確保には繋がっていますが、それがビットコイン取引の唯一の目標になっているようではダメですよね。実需が伴う使われ方をしていく必要があるのではないでしょうか。 驚くことにビル・ゲイツ氏ですらビットコインをよく思っていないようです。ゲイツ氏はビットコインに関して「資産クラスとして、ビットコインは何も生産していない。そのため価格が上がることを期待するべきではない。これはより愚かなセオリーに基づいた投資である。」という大胆な発言をしています。 彼はビットコインを支えるブロックチェーンテクノロジー自体には支持的ではあるものの、ビットコイン全体として見ると依然として反対派に分類されます。ゲイツ氏は自身の誕生日に知人にもらったビットコインですら即座に売却したと明かしました。この一連の意見はMicrosoftの創業者かつビジネス業界の大御所のものとしては少々過激すぎるようにも受け取れます。 ビットコインはスキャム 概要 予想者 Paypal CEO Bill Harris ソース ITMedia 概要 ビットコインは安定した資産の一切に紐付けされておらず、スキャムである。これは人々からお金を巻き上げるいわば詐欺のようなもの。 個人的な見解 流石にこの予測は言い過ぎだと感じました。下にも書いてあるようにビットコインは有限ですし、完全な詐欺ではないと僕は信じています。 ビットコインが金や法定通貨といった安定した資産と結び付けられていないという点を指摘してビットコインはスキャムだと声をあげる人たちがいます。彼らはビットコインは詐欺の一種で、人々からお金を巻き上げ、そのお金は一生帰って来ないと主張します。 確かにビットコインによってお金を失った人は一定数存在しますが、彼らのうちのほとんどは信頼できないところから購入していたり、悪質なクラウドマイニングサービスを利用しています。(クラウドマイニングサービスの中にはしっかりしたものもあり、全てが悪質なものではありません) しかし、事実としてビットコインの発行枚数は限られており、2100万枚以上のビットコインが存在することはありえません。そして全てのコインが市場に出回った日には一枚あたりの価値は時間の経過と共に上がっていくだろうという予想が多く見受けられます。 ビットコインはポンジスキーム 概要 予想者 コラムニスト Paul Krugman ソース The Seattle Times 概要 ビットコインはネズミ講のようなもので最初に投資した人のみが甘い蜜を吸うことができ、最後に参加した人は悲惨な目にあう仕組みになっている。 個人的な見解 草コインと呼ばれる規模の小さい通貨はゼロサムゲームになりやすいことで有名ですが、ビットコインほどの規模になるとそこまでシンプルなものではないんじゃないでしょうか?もちろんアーリーアダプターが大きな利益を得たことは事実ですが。 ポンジスキームは不誠実なトップダウンアプローチとして知られており、いわばネズミ講のようなシステムを指します。この場合、投資家が利益を出すにはそのあとの参加者が犠牲になる必要があります。 ポンジスキームは最初に参加した投資家以外にとっては実質的にゼロサムゲームになることが知られています。しかし、この点に置いて重要なのは、ビットコインはアメリカをはじめニュージーランドやカナダ、オーストラリアなどの国家で法的に認められているということで、これを鑑みるとビットコインがポンジスキームだと主張するのは難しいでしょう。 ビットコインは犯罪に使われている 概要 予想者 Paypal CEO Bill Harris ソース ITMedia 概要 ビットコインは取引の一部の情報が匿名であるという特性から、犯罪に使われやすい。 個人的な見解 確かにこの問題は事実として存在しています。ビットコインを始めとした仮想通貨、特に匿名通貨は犯罪に使われやすいです。これは今後の課題にもなってくるでしょう。 もしあなたが捜査の対象になっており、ビットコイン取引のあとにそれを法定通貨に換金していたとしたら、ほぼ確実に犯罪に関与していると疑われることでしょう。人々はビットコインの匿名性が犯罪の温床になりやすいと指摘します。 しかし、ビットコインネットワークを構成する分散型台帳は紙幣よりも多くの足跡を残すことになります。さらにビットコインネットワークを完全に匿名なまま利用するのは不可能ではありませんが、とても難しいです。 全ての紙幣や高価が犯罪行為によって汚染されていないように、仮想通貨も全てのコインが犯罪によって汚染されている訳ではありません。 サトシナカモトはエイリアンだ 概要 予想者 Coinnounce ソース Coinnounce 概要 ビットコインを開発したサトシ・ナカモトの正体はエイリアンで、ビットコインは宇宙人が地球人に向けて送ったものである。 個人的な見解 これ、なかなかぶっ飛んでて個人的には好きな予測です。これが実際に本当かと言われるとかなり怪しいですが、ロマンがあっていいですよね。 おそらくビットコインに関する予測の中でもっとも愉快でユニークなのはビットコインの生みの親であるサトシナカモトが宇宙人だとする予測かもしれません。ビットコインのホワイトペーパーを執筆したサトシナカモトについては素性が全くわからず、一人なのかグループなのかもわからないという状況です。 仮想通貨界隈の一部ではビットコインというソフトウェアは高度な文明を持つ宇宙人が何らかの信号を使って人類に届けたというような予想も登場しています。もしこの予想が本当であると証明される日がくるとすれば、それは、NASAなどの宇宙研究機関が膨大なリソースを費やして研究を続けてきた成果が日の目を見る日がくるということになるでしょう。 ビットコインの将来性を大胆予想!まとめ みなさんが信じている予測は今回の10個に含まれていましたでしょうか?急速にその知名度を築いてきたビットコインを始めとする仮想通貨はその目新しさなどから多くの人が様々な予測を持っています。 その中で現実になるものもあるかもしれませんが、今回紹介した大胆な予測が実現されるという未来はかなり可能性が低そうです。 しかし、これだけの大胆な発言が飛び出すということはビットコインはまだまだ発展途中にあるのかもしれないですね。
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2018/07/01BTC(ビットコイン)は人口知能(AI)によって創造されたって本当?
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 ビットコイン(BTC)の生みの親は「サトシナカモト」という名前でこそ知られていますが、実際にそれが誰なのかと言うことは誰にもわかりません。これまでにはサトシナカモトを名乗る多くの人物や、エイリアンだとする説など数多くの説が登場しています。 最近になってところどころで聞くようになった説の一つに、ビットコインの生みの親は人口知能(AI)だったとする説が唱えられ始めました。 ビットコインは悪意をもった人工知能が世界を支配する為に作り出したものなのでしょうか? このかなりぶっ飛んでるとも言える説はYoutube上のUFO Todayというチャンネルにてアップロードされた奇想天外なビデオによるもので、金の価値を利用してネットワークを拡大し、処理能力を向上させる目的があるのではないかと主張しているとExpress紙は報じました。 BTCは偶然発生したもので、サトシナカモトは存在しない?! 「ビットコインのコードは高度な人工知能によって生み出されたのではないか?考えてみようではないか。ビットコインは単に発生したのだ。」 UFO Today ビットコインの詳細な誕生については、未だに謎に包まれている点が多いです。ビットコインはウォール・ストリートと2008年の金融危機に反応して2009年に出現したことは誰の目にも明らかです。 当初ビットコインは匿名の個人、もしくは有能なプログラマーの集団によってオンラインで運営されていたと考えられていました。 何人かのフィンテック起業家はこれまでビットコインの生みの親について追求してきましたが、実際にそれがサトシであると証明できる決定的証拠は明るみに出ていません。陰謀説を支持する人々はその理由として、サトシが存在しないからだと主張します。 UFO Todayチャンネルはビットコインは人工知能の産物と主張 UFO Todayは 「世界中の科学者たちは複雑なコードと究極のハードウェアを使って人工知能の開発を目指している。我々が知るように、大きな成功を納めたチームはいない。しかし、その高度は人工知能はすでに存在しているとは考えられないだろうか?」 という持論を展開し、すでに我々の知らないところで高度な人工知能が完成しているかもしれないと主張します。 しかし、彼らの主張はここでは止まりません。別のYoutubeチャンネルFaceLikeTheSunというチャンネルが新たに登場し、「ビットコインが人工知能によって創造されることは聖書によって予言されていた」と主張します。 彼らによると、ビットコインは最後の獣のようなシステムのうちの一部だとし、ハードウェアインフラストラクチャをとおして世界征服を試みているといいます。 FaceLikeTheSunは「最終的には、AIは我々人間が解読できない言語で会話し始める。このシナリオはBlack Goのトピックを連想させる。そして、これらの事象はイエス・キリストがマタイ伝24で警告したThe abomination of desolation(荒らす憎むべきもの)と深く関係するものがある。」と語ります。 ビットコインはデジタル生物?! いくつかのオンラインフォーラムではビットコインは「世界初のデジタル生物」、もしくはエイリアンからの贈り物だと形容されています。 gwerks69というRedditユーザーは「もし、サトシが知覚的なAIだったなら、ビットコインはロボット工学の3原則を犯さずにより多くのハードウェアを味方につけることができるのではないか?盗みを働かずに何十億ドルもの大金を手にできるのはAI以外に存在するのか考えてみたまえ!」と持論を展開しました。 ロボット工学の3原則とは? ロボット工学の3原則は、SF作家アイザック・アシモフが唱えたロボットが従うべき三つのルールで「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」から構成されています。 まとめ ビットコインが市民権を得て行くにつれ、陰謀論や都市伝説のような説が出現してくるのはごく自然なことなのではないでしょうか?それは逆に言えば、ビットコインは世間でそこまで注目され、議論の対象になる存在にまで成長したということになります。 僕は個人的には陰謀論やAI論はあまりにもぶっ飛んでいて信じていませんが、あくまで他の人の主張だと思いながら聞いてみると意外と面白いものでもあります。仮想通貨相場が落ち込んで気分が沈んでいる時は息抜きする気持ちで、仮想通貨の都市伝説や陰謀論を読み漁ってみても良いかもしれません。
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2018/06/30世界各国のBTC(ビットコイン)に対する関心と分析
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 仮想通貨は日に日にその知名度を増し、今ではテレビのニュース番組や国会答弁でもその名前を聞くほどになりました。そして、この度発表された調査によると、ビットコイン(BTC)はその知名度をヨーロッパで倍増させる勢いで、さらに伸ばしているそうです。 今回紹介する調査結果はヨーロッパを主な対象としていますが、アメリカやオーストラリアも含まれており、我々の予想しなかった結果が出ているようです。 賃金の低い国ほどビットコインへの関心が高い Ipsosがオランダの大手金融機関INGのために実施した調査「ING International Survey」では、ビットコインが2018年現在の世界で人々にどのように受け取られているのかという内容に焦点が当たっています。調査方法としてはヨーロッパの13ヶ国およびアメリカとオーストラリアに住む約15000人にインタビューを行ったそうです。 調査チームは人々がどのように仮想通貨を感じ、投資し、取引しているのかをよりよく理解することを調査の目標としています。また、彼らは仮想通貨が今後さらなるメインストリームのものとなるかという点に関しても調査を通じて答えを出そうとしています。 今年3月26日から4月6日の間にオンラインで行われた調査では仮想通貨への関心は旧大陸で特に高かったという結果を示しました。ヨーロッパ在住と答えた回答者のうち、66%が仮想通貨について聞いたことがあるとし、男性のみでの割合は77%とさらに高い割合になりました。 そして、興味深いのが国ごとの関心の度合いの差です。ヨーロッパの中でも所得が比較的低いトルコ、ルーマニア、ポーランドではそれぞれ70%、75%、77%とヨーロッパ全体の平均を上回る結果になりました。 そして、オーストラリアは70%で、57%のアメリカよりも高い関心を持っているようです。 年齢でも回答に差が出る結果に 驚くことに若い世代が必ずしも年配者よりも仮想通貨に関心があるという訳ではないようです。例えばヨーロッパで65際以上の回答者で仮想通貨に関して聞いたことがあると回答した人の割合は60%にも登りました。一方でオンラインバンクなどを積極的に使うテクノロジーに敏感な層での割合は69%とそれ以外の回答者での割合の59%を上回りました。 今回調査した15ヶ国中11ヶ国でビットコイン投資をする際に情報源とするのは仮想通貨に特化したウェブメディアだという回答が得られました。スペイン、フランス、ルクセンブルグの3ヶ国では金融機関や専門家のアドバイスを参考にするという回答がもっとも多かったようです。 そして仮想通貨に一生投資しないという層は3分の1以下に止まる結果となりました。オーストラリア人が65歳以上の世代と並んで仮想通貨に対してもっとも懐疑的であるという結果になりました。18から34歳の若い世代で仮想通貨投資に抵抗がある人は14%に止まりました。 ヨーロッパ人の4分の1が将来的に仮想通貨を保有すると回答 ヨーロッパ国内ですでに仮想通貨を所有している人の割合は非常に低く、9%に止まっています。状況はオーストラリアやアメリカでも同様でそれぞれ7%と8%となっています。ルクセンブルグ(4%)やベルギー(5%)が表の最下部に位置する一方でポーランド(11%)やルーマニア(12%)などといった東ヨーロッパの国々では比較的多くの国民が仮想通貨を保有していることがわかりました。 ヨーロッパ国内でもっとも高い割合を誇るのはトルコで、その割合は18%にもなります。ヨーロッパ国内では「銀行員、男性、25歳から34歳」といった属性で割合が増加する傾向にあるようです。 しかし、良いニュースは、ヨーロッパ在住の回答者の4分の1(25%)が将来的に仮想通貨を保有するかもしれないと回答しました。もしこの通りに実現すれば、保有者の割合に16%の増加が期待できます。 一方のオーストラリアは15%、アメリカは21%とヨーロッパに比べると低い割合に止まりました。 ヨーロッパ人はオーストリア人やアメリカ人に比べて楽観的 調査チームは回答者に対して、ビットコインの将来に対する質問も行いました。その結果ヨーロッパ人はオーストラリア人とアメリカ人よりも楽観的な予測をしていることがわかりました。 ヨーロッパ13ヶ国の回答者のうち、35%は仮想通貨の価格がこれから一年間の間に上昇すると回答しました。アメリカとオーストラリアでの割合はそれぞれ34%、22%となっています。トルコ人は調査対象の国の中でもっとも楽観的で51%と、20%に止まったルクセンブルグとは対照的な結果となりました。 楽観的なヨーロッパ人の間では35%が仮想通貨は将来のオンライン通貨になると信じており、32%はビットコインは将来の投資商品になると信じているようです。これらの数字はオーストラリアではそれぞれ18%と19%に止まりました。 そして、アメリカ人のうち31%は「仮想通貨が将来的にオンランショッピングに使われると思う」と回答しており、29%が数年後には主な投資商品になっていると思うと回答しました。 先の質問で仮想通貨を将来的に保有したいと回答したヨーロッパ人は仮想通貨をある商品の購入に使いたいかと問われ、40から49%の回答者は日々の支払い方法から変えたくないと答えました。 仮想通貨は知名度を上げつつあるものの、決済手段としての定着は難しそう 今回の調査では、仮想通貨の認知度が半数を超えたり、4分の1が将来的に仮想通貨を保有することを期待していたりと、存在自体は受け入れられてきているように見受けられます。しかし、本格的な普及や他の決済手段を置き換えるという点で言うとやはりまだまだ課題は多く、時間がかかりそうです。 僕自身も仮想通貨に興味を抱いている身としてはもっともっと普及していって欲しいところではありますが、まずは問題を解決していくのが先手なのでしょうね。
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2018/06/29インドでは男性より女性の方が仮想通貨に強気だと判明、投資金額も二倍に
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 世界的にみて、仮想通貨の世界に置ける女性の立ち位置というのは割と低いものです。仮想通貨投資家の統計をみるとだいたいどこの国でも男性の方が圧倒的に多く投資金額も多いです。 しかし、インドはその限りではありません。インドでは女性の方が仮想通貨に対して強気な姿勢を貫いており、投資金額でみても男性の二倍にもなるそうです。 また、今回新たに発表された調査によると、これらの投資家はデリー、ムンバイなどといったインドの大都市に住んでいることがわかりました。 過去に書いたニュースでも、女性の方が関心が増加していたりと、なかなか興味深い結果でした。 仮想通貨取引に対する女性の関心が2倍に増加!? - CRYPTO TIMES 投資家の過半数は男性も、投資金額では女性が上回る 調査は6万人以上のデータを収集し、仮想通貨取引所のBuyucoinによって今年の5月から6月にかけて実施されました。 特に驚くことではありませんが、インドの仮想通貨市場に置いても女性は少数派です。インド人女性を他国の女性と一線を画す存在にしている美人という要素以外にももう一つあります。それが、仮想通貨投資への強い意欲です。 調査によると、インドの女性は平均で14万ルピー(約22.5万円)以上仮想通貨に投資しているのに対し、男性は半分の7万ルピー(約11万円)に止まりました。調査チームは仮想通貨投資家が集中するインドの大都市での仮想通貨取引データを分析した結果、このような情報が得られたとしています。 Buyucoinの共同創立者Shivam Thakral氏は以下のようにコメントしました。 「我々はこの産業を成長させる新たなポリシーと戦略を確かめるために詳細な調査を行いたかった。そしてユーザーが仮想通貨取引に関心を寄せていることや、女性がこの産業を成長させる可能性を秘めていることなどがわかった。」 インドで仮想通貨取引がもっとも盛んなのはニューデリー 調査チームは同国首都のニューデリーがもっとも仮想通貨取引が盛んな都市だと結論付けています。ニューデリーには全体の仮想通貨投資家のうち、22.03%が存在していることがわかりました。また、同都市での女性投資家の割合ももっとも高く、8.8%が女性だったとしています。 ニューデリーに続くのは同国の金融都市のムンバイです。投資家全体のうち14.42%が位置し、そのうちの6.6%が女性でした。さらに第3位にはテック産業が盛んなバンガロールがランクインしました。バンガロールでは投資家の13.91%が分布しており、女性の割合は6.8%となりました。 今回調査結果に示されている8つの都市で仮想通貨投資家の4分の3ほどを占めているという結果になりました。 年齢でも男女に差が出る結果に そして、今回の調査結果でもう一つ着目したい点があります。それが、女性仮想通貨投資家がその世界に参入した年齢です。男性投資家は30歳で仮想通貨投資を始めているのに対し、女性は40歳と比較的年齢が高いです。 Shivam Thakral氏は「多くの場合、女性投資家は40歳以上で仮想通貨取引を始めている。彼女らは成熟した投資家であり、より多くの資金を投入可能である。」と説明します。 インドでは来週にも新たな規制が施行か インドでは現在規制当局が仮想通貨周りの法整備を進めており、早ければ来週にも新たな規制や枠組みが施行されるとみられています。政府が任命した委員会の委員長は新たな規制案を提出するように命じ、その規制案は7月前半にも施行されるだろうとBitcoin.comは伝えています。 現状インドの関係各局は仮想通貨に対して批判的な姿勢を示しています。財務大臣は「仮想通貨はインド国内で合法なものだと見なされるべきではない」としており、インド中央銀行も金融機関が仮想通貨関連事業を行うことを規制しています。 インド準備銀行(RBI)が発表した仮想通貨規制法案は7月5日から施行される予定となっています。国内の仮想通貨関連企業はこれに対して請願書を提出しています。最新のニュースによると、インドの最高裁はこれらの請願書を法案施行の2日前の7月3日に確認すると報じられています。 今後インドでの仮想通貨取引は全面的に規制されてしまうのか? インドは人口が多い点はもちろんですが、新たなテクノロジーに対して興味を持つ傾向から仮想通貨市場に置いても一定の存在感を放っていました。そのインドで仮想通貨が全面規制されるとなると、仮想通貨の国際市場にも少なからず影響を及ぼすことになるでしょう。 日本やアメリカのように厳格な規制を設けてそれをクリアした取引所のみ営業できるというような枠組みになれば良いのですが、果たしてどうなっていくのでしょうか。
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2018/06/28世界中でBTCの決済導入が進む。ユニークな事例4つを紹介!
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。 最近はビックカメラなどで、日常の支払い手段としても受け入れられ始めてきたビットコイン(BTC)ですが、意外なところでも決済手段としての採用が進んでいるんです。 今回の記事ではビットコインが採用されている4つのユニークなサービスをご紹介します。 駐車場シェアサービス「QRpark」 QRparkは駐車場シェアサービスを提供するPark Realityによる事業で、従来のコインパーキングよりも簡単に駐車場を運営することができるようになっています。土地のオーナーは駐車場内の見えやすい位置に看板を立てるだけでパーキングを始めることができます。 利用者は看板を見つけ、駐車の時間と場所を選択し、料金を支払います。パーキングのオーナーからしてみれば従来のパーキングに比べて初期投資を大幅に抑えることができるため、駐車料金の低下にも繋がります。 QRpark運営は「一年後には全国に4000ほどの駐車場スペースを設置し、1万人がサービスを利用するだろう」と予想します。 また、同チームは「私たちはビットコイン決済を導入したことにより、さらに決済が便利になるほか、新規顧客の獲得も期待している」とコメントしています。 電材買取センター「フジデン」 株式会社フジデンは通信ケーブルや電設資材などを取り扱う電線専門商社です。同社は八幡にある電材買取センターにて大手仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)と提携してビットコイン決済を導入しました。 フジデンは現在京都と大阪を中心として、国内に11店舗を構えています。電材買取センター八幡店も京都府内の店舗です。 フジデン関係者はビットコイン決済採用について、「現金決済は電気工事や空調工事、建設現場で使用されている電線やその他電気建築材料において主流となっています。店舗はクレジットカードに重点を置いているが、さらにそこにビットコイン決済を導入することで、さらなる利便性の向上を目指している」とコメントしています。 オンラインテックスクール「TechAcademy」 TechAcademy(テックアカデミー)はキラメックス(KiRAMEX)が提供するオンラインスクールです。TechAcademyでは現在ビットコインをコース受講料の決済方法として受け入れています。同社はbitFlyerが展開するbitWire SHOPを組み込み、全てのコースの受講料金をビットコインで払うことができます。 KiRAMEXは今回のビットコイン採用に関して「TechAcademyは新しい技術や市場から生まれた顧客のニーズに対応してきた。そのことは2月からブロックチェーン技術のコースを解説したことからも証明できる。私たちがビットコインの支払いを導入することは、顧客の要望を汲み取ったものの一つである」としました。 ブティックホテル「EL TIBURON」 EL TIBURON(エル・ティブロン)はスペインはラ・カリウエラのビーチ沿いに位置するいわゆるブティックホテルです。ニュースによるとエル・ティブロンはスペイン南部の自治州アンダルシアに置いて最初の仮想通貨決済導入ホテルになったそうです。 エル・ティブロンはビットコインはもちろん、他の仮想通貨での支払いも受け付けています。現在対応しているのがビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の4種類です。 こちらのホテルでは仮想通貨決済に米大手取引所のCoinbaseが提供するCoinbase Commerceを利用しています。 エル・ティブロンは「ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の急速な拡大によって、多くの人が仮想通貨というものに興味を持った。我々はそこに注目し、仮想通貨決済の導入に至った。今回の導入によって当ホテルを利用する顧客は、最新のデジタルトレンド技術による支払いが可能となった。」と説明します。 まとめ ビットコインはその知名度の上昇と比例して決済方法として利用できる店舗が増えつつあります。今回紹介したお店はあくまでも一部であり、世界にはもっとたくさんの対応店舗が存在します。 いつの日かビットコインが当たり前の支払い手段として受け入れられる日がくるのではないでしょうか。 参考記事:Bitcoin.com