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2023/12/19dYdXチェーンでのフルトレードが開始「dYdX」AMA内容まとめ
執筆:杞憂 先日dYdXチェーンをローンチしたばかりの分散型取引所「dYdX」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、6ヶ月間限定のインセンティブプログラムやDYDXトークンのステーキングについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 ・日時:2023年12月7日(金)21:00 JST ・場所:bb Discord AMA-Voice/Chat ・Giveaway:dYdX Essential Bandle × 3名 先日dYdXチェーンをローンチした 「dYdX」のAMAをbbで開催!✈️ ⏰12/7 (木) 21:00 bb Discord 🎁dYdX Essential Bandle ×3名 ✅Like & RT, Follow↓@dYdXJapan & @bb_jpdao ✅Join AMA 参加▶️ https://t.co/F6ugUeVHrF 🌐dYdXとは?… — boarding bridge (@bb_jpdao) December 2, 2023 スピーカー ・Hisashi Oki|dYdX Foundation ・Takeshi|dYdX バリデータ(Tané) ・杞憂|boarding bridge ・MaFi|boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Hisashi Oki dYdX Foundationの日本部門リードを務めています。日本の暗号通貨業界で5年以上の経験があり、以前は日本のKrakenでブランドマーケティングおよびコミュニケーション・リーダー、コインテレグラフジャパンの編集長を務めていました。 Takeshi TanéとしてdYdXのテストネットからバリデーターに参加し、dYdXローンチ時にはジェネシスバリデーターに選ばれました。今回のAMAはニューヨークからの参加です。 質問トピック dYdXについて簡単に紹介をお願いします。 dYdXはオーダーブック形式の分散型取引所(DEX)であり、パーペチュアルスワップ(無期限先物取引)というデリバティブ商品唯一のプロダクトになります。クリプトマーケットのボリュームの75%はデリバティブですが、そのボリュームの中でもdYdXは非常に多くの割合を占めています。 使用しているチェーンはもともとイーサリアムでしたが、ガス代の高騰による手数料の問題がありました。そこでコスモスを採用し、このたび独自ブロックチェーンである「dYdXチェーン」をローンチしました。Layer2チェーンの使用という手もありましたが、このdYdXチェーンによってL2よりも一歩先に進んだとも言えます。 トレード画面 | dYdX dYdXへ資金を入金する際には、様々な種類のチェーンと通貨でデポジットすることができます。イーサリアムチェーンよりガス代の安いチェーンを使用することで、入金の際のガス代手数料を大幅に削減することが可能です。 入金画面 | dYdX ユーザーが取引所としてdYdXを選ぶポイントを教えて下さい。 まずはdYdXの完全分散化(V4)が挙げられます。完全な分散化はdYdXの目指すところであり、分散化が透明性や公平性へと繋がります。 また、2017年設立されたdYdXは業界での歴史が長く、マーケットメーカーなどとの関係が強固です。レバレッジDEXの取引量における60%ほどのシェアも獲得しており、暗号資産業界におけるトレーダーの方々からもクリーンなイメージを持ってくれていると思います。 dYdXの目的はDEXの中で1番になることではなく、目指しているのはCEXも含めた取引所ナンバー1です。そのためCEXに寄せたUIも意識しています。 さらにパーミッションレスマーケットという、オンチェーンガバナンスによって一定の条件をクリアすれば、誰もがトークンペアの上場や上場廃止を実施できる仕組みを準備中です。 dYdXチェーン(V4)トレード機能のポイント | dYdXチェーン説明書 先日ローンチされたdYdXチェーンの一番の目玉はなんですか? dYdXチェーンで紹介したい部分はたくさんあります。報酬の話は後に回すとして、まずはトレーダーがガバナンスする取引所という点です。バリデーターやDYDXトークン保有者は、ガバナンスによる議論と投票を通じて、取引所の方針について決めることができます。 例えば手数料体系の見直し、インセンティブプログラムの導入、上場プロセスの見直しなどが議論の対象になります。 提案・議論はガバナンスフォーラムにて行われ、MintscanやKeplr Dashboardが投票場所として使用されます。 Latest topics | dYdX Community Forum インセンティブプログラムの参加方法を教えてください 2023年11月28日より、6ヶ月間で総額2,000万ドル(約30億円分)のDYDXトークンを使ったインセンティブプログラムが開始されます。4つのトレーディング・シーズンがある見込みで、それぞれのシーズンは4~6週間で構成されます。 インセンティブの割り当て | dYdXチェーン説明書 成果報酬型の賞金プール | dYdXチェーン説明書 インセンティブプログラムはdYdXコミュニティメンバーであるChaos Labs社が主催しており、ダッシュボードにてランキングや取引履歴などの情報を確認できます。ガイドラインなど詳しいインセンティブプログラムの概要についてはdYdX Japanの「dYdXチェーン インセンティブプログラムの概要」でも確認可能です。 インセンティブプログラムの報酬はもう一つあり、それはプロトコルの取引報酬です。「Trade to earn」とも言えるこの機能は、v4でも継続されます。ユーザーは、ブロック毎にテイカー注文の手数料に応じてトレード報酬がDYDXトークンで受け取ることができます。dYdXチェーンでは以前のように月末まで報酬の受け取りを待つ必要がなく、直ちにDYDXトークンを受け取ることが可能です。 1日あたり50,000DYDXの報酬があり、トレーダーは純取引手数料の90%までの範囲内で取引報酬を獲得することができます。報酬の詳しい計算式については、「dYdXチェーン トレード報酬機能がローンチ」をご覧ください。 DYDXトークンをステーキングするメリットは何ですか? DYDXトークンはステーキングすることで、報酬をUSDCで受け取ることができます。 また、6ヶ月間限定のインセンティブプログラムやトレーディング報酬で受け取ったDYDXトークンは、そのままdYdXチェーンのステーキングに使うことができます。ステーキング報酬の原資は、dYdXのトレード手数料です。 DYDXブリッジとステーキングの方法については、Tanéによる「DYDXトークン ブリッジとステーキングの方法 (Keplr編)」をご覧くださればと思います。 dYdX Staking | Keplr Dashboard コミュニティQ&A dYdXチェーンの次はdYdXエコシステムができてくるのでしょうか? dYdXはsubDAOとして、dYdX Grants Program(DGP)を開始しています。この助成金プログラムにより、dYdXコミュニティのトレジャリーから個人やチームにDYDXトークンで助成金が発行されます。 関連記事:『【7億円規模】dYdXの助成金プログラムが始動。個人・チームに最大約5000万円を支援』 dYdXの競合と、そこに対して優位に立てる独自性は何でしょうか? dYdXの競合は中央集権取引所(CEX)だと考えています。優位に立てる独自性としては分散性であり、dYdXにおける手数料は全てステーカーとバリデーターに支払われています。そのため現在は無収入の状態ですが、V3時代の蓄えが十分にあるため問題はありません。 バリデータを選ぶコツは何でしょうか? スラッシングなどのペナルティを過去に受けていないかといったことだけでなく、SNSやフォーラムでの発信内容も選定基準になります。dYdXエコシステムに対して好影響を及ぼす行動を重要視しています。 dYdX Validator | Keplr Dashboard レバレッジDEXのシェア60%に至った理由は何ですか? dYdXがDEXにおける先行者と認識いただけたことが一つの理由です。また、マーケットメイカーとのリレーションがあったことも重要な要素だと考えています。 各国の規制に対してはどのように対応するのでしょうか? 規制への対応については、ロビー活動などが挙げられます。 HedgiesのNFTを持ってると良いことありますか? 他のコミュニティでもよく聞かれる質問ですね。HedgiesのユーティリティをdYdXチェーンでどう出すかは、今後のガバナンスの議題になります。 Hedgies - Collection | OpenSea dYdXはセキュリティ面でどのような施策を講じていますか? dYdXはスマートコントラクトのセキュリティを重視しており、社内検査に加えて大手セキュリティ企業との契約によるシステムの監査を実施しています。 「L2チェーンから1歩先に行っている」の意味を改めて教えてください dYdXはイーサリアムチェーンからレイヤー2へ真っ先に移ったものの、それでは中央集権的な部分が解決できませんでした。そのため自分たちでチェーンを作ってしまおうと考え、dYdXチェーンの開発に至りました。dYdXチェーンにより、dYdXの目指す完全分散化へと向かうことができました。 まとめ dYdXチェーンのフルトレーディング移行が主なトピックでしたが、それに限らずdYdXの目指す完全分散化について理解の深まったAMAでした。レバレッジ取引可能なDEXの代表格といえばdYdXというイメージが昔からありましたが、そこまでの地位を確立できたのは、やはり一貫した分散化へのビジョンによるものではないかと感じられました。 11月28日にローンチされた6ヶ月間限定のインセンティブプログラム、そしてDYDXトークンのステーキングについても、dYdX Foundationの大木さんとバリデータ(Tané)のTakeshiさんという貴重な立場の方からお話を聞くことができ、理解が深まりました。この機会に是非dYdXチェーン(V4)のインセンティブ付きトレード機能を体験してみたいと思います。 関連リンク dYdX Website | Twitter (X) | Discord | Link3 boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:杞憂 Twitter | Link3
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2023/12/15AT-Field搭載ブロックチェーンゲーム「ChainColosseumPhoenix」AMA内容まとめ
現在、ベータ版テストが行われローンチを間近に控える注目のブロックチェーンゲーム「Chain Colosseum Phoenix(通称チェンコロ)」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、ChainColosseumPhoenixの参入コストや流動性に関する詳細、将来的なビジョンや試みについてお話しを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 日時:2023年12月5日(火)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Openβ召喚の書 ×10名 AT-Field搭載ブロックチェーンゲーム#チェンコロ のAMAをbbで開催✈️ ⏰12/5 (火) 22:00 bb Discord 🎁Openβ召喚の書 ×10名 ✅ Like & RT, Follow↓@CC_Phoenix_jp & @bb_jpdao ✅ Join AMA 参加▶️ https://t.co/PUKDMtvTjU 💁♂️スピーカー@kotaro03873195 | @t2web_cojp @admen_vc_2 |… https://t.co/GEkfUwwwFg pic.twitter.com/ccGzeXYNxt — boarding bridge (@bb_jpdao) November 30, 2023 スピーカー kotaro | T2WEB Corporation arata | CryptoTimes ADMEN | CryptoTimes (敬称略) AMAの内容 kotaroさんと他スピーカーとの間柄について教えてください arataさんにクリプトを詳しく教えてもらいました。当時はブロックチェーン上ではなくMetaMaskにお金が入ってると思っていたレベルでしたが、分散型取引所の仕組みや流動性について教えてもらいました。それが今から約3年前の話です。 僕がブロックチェーンのシステム開発会社を設立する際、西新宿のオフィスに引っ越したのですが、arataさんが横のビルにいました。ご近所さんなのでよく会っていましたが、お互い契約更新タイミングが重なり、一緒に引っ越すことになりました。それが今のCrypto Lounge GOXの8階で、現在はオフィスをシェアしています。 ADMENさんは当時から強いインフルエンサーでした。そしてADMENさんも去年の 11 月にCryptoTimesに参画したという流れです。 Crypto Lounge GOX | X ChainColosseumPhoenixはどのようなゲームですか? 基本はSTEPNライクです。STEPNのゲーム性があれだけスケールしたのが衝撃的でした。 ブロックチェーンゲームの先駆けとなったAxie Infinityがブームを巻き起こし大きな収益を上げたことで、他のゲーム開発者や大手VCも参入しました。グローバルで100以上のプロジェクトが出てきたかと思いますが、それによりユーザーや資金が分散しました。相場的にもピークを終えた印象で、正直もうAxie Infinityを超えることはないだろうと思っていました。 そのような中、突如現れたSTEPNが怒涛の勢いで成長しました。たった 6 か月で 400万人を集め、 1日8億円ほどの利益を上げていました。一方で開発費用を見積もってみると、どう考えても1億円かかりません。バージョンアップや運用を除き、初期のリリースまでであれば3000万円程度ではないかと思います。 これにインスパイアされ、他にもさまざまなブロックチェーンゲームが登場しました。僕自身もその影響を受け、チェンコロはSTEPNの良い要素を取り入れたゲームとなっています。 Overview | ChainColosseumPhoenix Whitepaper ゲームシステムの発想や要素について教えて下さい STEPNを模倣したMove to Earnのプロダクトもいくつか出てきましたが、同じことをやるつもりはありませんでした。そこで、ドラゴンクエストのようにバトルを行うRPGにしたら面白いのではないかという話になりました。最初はパーティー制にするつもりでしたが、よりシンプルさを追求して一対一の形になりました。 STEPNと同じようにヒーローを集めてエナジーを増やすことで対戦可能で、敵を倒すと報酬を得ることが出来ます。STEPNの靴のように、NFTをミントして売ることも可能です。また敵を倒すと宝箱も手に入り、その中のアイテムは売却するかゲームで使用するかを選択することができます。他の要素としては、ダブルアップチャレンジなどもあります。 チェンコロではAxie InfinityやSTEPNを参考にしつつ、NFTのインフレを防ぐことに注力しています。さらに10個程度の新しい機能も取り入れました。 About | ChainColosseumPhoenix 初期参入コストや利益について教えて下さい STEPNが流行った大きな理由の一つは、純粋に儲かったからです。 これはつまり、楽しいゲームを作るより儲かるゲームを作れば楽しくなることを意味します。この利益部分にはいくつかの要素がありますが、一つには初期参入コストが重要です。 例えば1ヶ月で原資回収可能なゲームだとしても、その初期参入コストが10ドルの場合、1ヶ月で10ドルしか稼げません。月利 100%は凄まじいですが、初期投資が低いと金額ベースで利益も上がりません。 STEPNに火が付く前の参入コストに着目すると、Axie Infinityではおよそ10万円でした。STEPNでは靴が一足約3万円、3足で始める人が多かったため、やはり初期参入コストは10万円くらいでした。 チェンコロを構想した時、やはり3 体のヒーローを揃えて 10万円ほどで考えていました。仮に初期投資を10万円だとすれば、月利100%で毎月10万円の利益です。それくらいないとおそらく稼げるという印象がつかないでしょう。 NFTなどのアセットを安くし過ぎると、APR(利回り)は悪くなくとも、金額ベースで収益性が減ります。複数のアカウントで運用することもできますが、ほとんどの人はそこまでの時間や体力もありません。やはり初期参入コストは10万円くらいである必要があるかと考えています。 より長くエコシステムを持続させるための計画はありますか? 僕の感覚では、STEPNもAxie Infinityもおよそ月利80%ほどでした。これくらいだとインパクトがあります。しかしSTEPNでさえ、大きなブームは 6 ヶ月くらいしか持っていません。この6ヶ月を凝縮すると何が起こるかといえば、勝つ人と負ける人の差が激しくなります。つまり最後の方に来た人が一気にババを引くことになります。そのため1ヶ月で回収ではなく、2〜4ヶ月かけての回収が理想かと考えています。4ヶ月回収でさえ月利25%、年間なら300%です。このような金融商品はありませんが、僕も含めてブロックチェーンゲームのプレイヤーは高い利回りを求めています。 ここでのポイントは流動性だと考えています。流動性が1ヶ月で枯渇しそうなのに3ヶ月回収となれば、ゲームをする意味がありません。そこでチェンコロの場合は、売上の100%を流動性に入れることにしています。12/4の時点で4億円、最終的な目標は10億円です。それだけ大きい報酬プールが目の前にあれば安心できるのではないでしょうか。これなら4ヶ月回収だとしても 3 ヶ月時点で辞める人はほぼいないと思います。 しかし流動性が枯渇すれば終了ではなく、それまでの期間に新規ユーザーを取り入れることが重要です。これはグローバルマーケティングで日本以外に展開する猶予期間とも言えます。これを短期間にするのはハイリスクハイリターンです。長ければ長いほど猶予期間が長くなり、一時的なAPRが下がっても、システムが長く続くほどプレイヤーにとっても運営にとってもプラスになります。 長期的にエコシステムを持続させるためには、APRのバランスが重要です。 初期流動性価格 | ChainColosseumPhoenix テスト版では稼ぐことができますか? 最初からトークンを稼げるようにしようとしましたが、他社のゲームでバグが多発しているのを見たため、一旦クローズドのベータテストを挟むことにしました。クローズドベータでは稼ぐことはできませんが、Xで募集したところ、350名ほどの応募がありました。そこから50名を選別し、バグを修正しているところです。 オープンベータテストも予定しています。クローズドベータで致命的なバグが出なければ近いうちに出せると思います。 #CCPhoenix #チェンコロ 🔥Recruitment for the ClosedBeta Testing🔥 We are looking for people who would like to become testers! Prepared bug bounties for those who find critical bugs. 🎁Bug Bounties Total: 50,000OAS Critical: 10,000OAS High: 1,000OAS Medium: 500OAS other: 100OAS… pic.twitter.com/5Dxc2NKCfP — ChainColosseumPhoenix (@ChainColosseum_) December 4, 2023 クローズドベータテストに参加した方のメリットとして、バグバウンティを実施し、合計5万$OASの報酬を用意しています。致命的な発見には1万$OAS、他にもティアを設けて$OASを支払う仕組みを設けています。 運用するヒーローの数と利益の相関性について詳しく教えてください ヒーローを複数で運用していた場合は利益率も高くなります。これは宝箱を獲得しやすくなるためです。ヒーローを複数持ってる人の方が稼げるのは間違いないかと思います。 4ヶ月での回収という設定に関しては、コストが関連しています。NFTをミントするコストは、コモン×コモンのケースで300 CCPです。つまり300CCPが新しいヒーローの価値ということになります。この300 CCPを4か月で回収可能になる計算です。しかしChain Colosseumの場合、レベル10まで上げないとミント出来ないようになっています。1体のヒーローをレベル 10まで上げるコストは40 CCPで、ミントには2体必要なため、合計で380 CCPとなります。この380 CCPを4か月で獲得出来るようにすれば、月利25%のパラメーター設定が可能です。 実際のところ、トークンの価格は上がっていくことが想定されます。これが全てUSDCなどのステーブルなら今の計算で問題ないのですが、開始から数ヶ月後には変動している可能性もあります。とはいえ、深いトークンの流動性を確保しているため、価格は上がりにくく下がりにくいです。基本はなだらかに上がっていく想定です。おそらく初期の時点で月利 25%の4ヶ月回収に設定しても、実際は3ヶ月程度かもしれません。このあたりは、ベータ版で実際の数字を見て調整するつもりです。こうしたテストをリアルマネーでやりたいため、今回のベータテストで20万ドルの流動性を入れることに決めました。 Heroes | ChainColosseumPhoenix Whitepaper ベータ版ではどれくらい稼げますか? ベータ版ではそんなに稼げません。簡単に計算してみましょう。 現在販売されているNFTは5880個です。他にエアドロップなどもありますが、多く見積もってもベータ版召喚書は7000個ほどです。そして20万ドルの流動性のうち、実際に価値を持つ半分の10万ドルを7000人で割る計算になります。するとベータ版召喚書の1個あたりの価格は14ドルになります。 つまりこのベータ版では初期コストが14ドルのゲームとなっています。あとは前述した初期コストと利益の話の通りです。APRは本番同様にしますが、あくまでもテストのため初期設定はこのような設定にしました。それでも原資回収は3か月ほどで出来るように設計しているため、ヒーロー30体なら14*30=428で 、6万円程度にはなると思います。ただし人によって原資回収までの期間は異なります。 今回は本番の20分の1程度の規模です。本番はこの20倍であると考えていただければと思います。今回のベータテストで最適解を見つけることができれば、本リリース時に効率よく利益を取れるのではないでしょうか。 ベータ版ユーザーの日本人の割合はどれくらいですか? およそ9割くらいかと思います。海外ユーザーもいると思いますが、香港、フィリピンだと思います。 海外ユーザーの獲得やグローバル展開は計画してますか? グローバルへの注力に関してよく聞かれますが、今は国内にフォーカスするつもりです。リソースも限られているため、中途半端にグローバルに目を向けると日本がおろそかになります。またグローバルと言っても、ヨーロッパからアジアまで多くの国があるため、日本一国に対してグローバルを一括りに考えるのはあまりにも乱暴です。 まずは日本で大きな認知を獲得し、そこから香港やフィリピンといったアジア圏に進出していきます。現実的に一つずつしっかりやっていこうと思います。 以前の同名のプロジェクトとの関係を教えてください そちらは別の人が作っており、僕の方はエコシステムを担当していました。大枠は現在のチェンコロと変わりませんが、いわゆるトークンインフレモデルでした。そこでの課題を踏まえ、Chain Colosseumという名前をあえて引き継ぎ、現在に至ります。 エコノミクスの設計では、実際に走らせてみないと見えてこない課題もあります。そうした知見があるのは、僕にとっては大きなプラスだと思っています。批判的な意見もあると思いますが、これを解消するには結果を出すということがすべてだと思っています。 MetamMaskやRabbyウォレットは使用できますか? ベータ版ではMetaMaskによる接続が可能です。本番はWeb3Authのような、GoogleのアカウントやXアカウントを元にウォレットが生成される仕組みを採用し、ウォレットアプリを持っていない初心者でも自動的にウォレットが生成されるようにする予定です。 Oasysチェーンを選択したのはなぜですか? まずイーサリアムはガス代が高いためゲームには向きません。ゲームといえばBSCやAvalanche、Polygonあたりの印象が強いですが、これらグローバルで採用の多いチェーンにはすでに無数のゲームが存在し、エコシステムが成熟しつつあります。 開発を行う上では、ブロックチェーン側の財団との協力が非常に大事です。インフラチームとの距離が近いことでサポートも手厚く、認知拡大の相乗効果も高まります。日本発のOasysならば、日本語でコミュニケーションも取りやすいです。さらにOasysには、スクウェア・エニックスやバンダイナムコ、SEGA、Ubisoftといった大手が参画していることも魅力です。 Oasys上で成功事例を出すことができれば、さらなる企業の参入が見込めます。そうしてエコシステムが拡大されると、チェンコロに限らず、DeFiVerse上のGaming DEXをはじめとしたdApps全てにおいて収益性が高くなります。 最終的にはDeFiVerseの収益で、間接的にチェンコロのCCPトークンを買い戻す仕様にしたいと思っています。チェンコロを起点にOasysエコシステムを盛り上げ、大手を誘致してチェンコロにもさらなる効果が上がるというところまで持っていきたいです。 DeFiVerse | PR TIMES Oasys財団からどのような支援を受けていますか? 正式にグラントを受けています。出資の場合はリターンが必要ですが、グラントは助成金のため出資よりも難しいと考えています。 こうした協力が得られることは非常に大きく、やはりこれは黎明期にあるOasysならではのメリットです。 #ChainColosseumPhoenix has received an official grant from #Oasys, a gaming blockchain, to release it on #MCHverse. We use $OAS in-game and commit to keep the Oasys ecosystem running stable and adding value.@oasys_games @mycryptoheroes pic.twitter.com/pxT0sDkQRu — ChainColosseumPhoenix (@ChainColosseum_) October 4, 2022 他ゲームに与える影響について教えてください 0円で支度したNFTやトークンを売って運営が利益を出す構造は許されないと思います。チェンコロを成功させることで、売上の100%を流動性として入れることを常識にしていきたいです。そうなれば、今後のブロックチェーンゲームはよりユーザーファーストになると思います。 もし仮に数十人規模のチームであるチェンコロが10億円の流動性を作れたなら、開発費にその10倍かける大企業は100億円の流動性プールを作れると思っています。そうなるとすごく燃えてきます。僕もそんなブロックチェーンゲームをやってみたいです。 運営の収益はどこであげますか? まず開発費は全て手出しで行っており、チェンコロの事業収益はミントとマーケットプレイスの手数料です。チェンコロでは手数料を9%とし、このうち3%はユーザー向けのジャックポットの原資に充てます。 これはSTEPNを参考にしており、冒頭で話したSTEPN運営の1日8億円の利益というのも手数料による収益です。利益を取らないつもりはなく、ゲームが流行れば十分に利益は出せます。100%の流動性提供は、損して得とれといった感じです。 ゲームに関連する他の構想はありますか? STEPNのようなMove to Earnになりますが、歩いていると敵が出現し、それを倒して報酬を得るドラクエウォークのようにしても面白いかと思っています。例えばYuliverseとコラボして、Yuliverseで歩くことでチェンコロの敵が出てきて倒すというようなイメージです。歩いてYuliverseで稼ぎながら、チェンコロでも稼ぐことができます。いっそのこと、Move to Earnアプリを1つのプラットフォームに集約して、同時に稼ぐことが出来たら面白そうです。 Yuliverse | X ガバナンストークンはありますか? はい、あります。当初はガバナンストークンを発行するつもりはありませんでしたが、よく考えた末に必要という結論に至りました。 ガバナンストークンに関しては流動性を入れるつもりはなく、CEXへの上場を果たしたいです。上場することでグローバルでの認知度が上がります。前例としてBIG TIMEのトークンの高騰を見ていますし、やはりCEX上場は外せません。 その反面、売られるだけのガバナンストークが数多く存在するのも事実です。買う人もおらず、価格は下がり続けてしまいます。乱暴にマーケティングを行いパンプしようとしても、本質的には全く買う理由がありません。 トークンの買い圧力を生むには裏付けを作る必要があるため、チェンコロのガバナンストークンには強力なユーティリティをつける予定です。考えてはいますが、今は言えません。 Discordは作らないのですか? 僕個人としては、Discordは作らないほうが良いと考えています。ゲームが始まる前には色んなファンダがあって盛り上がりますが、ゲームが始まると さまざまな要素の中で当然勝ったり負けたりする人が出てきます。流石に全員が勝つのは難しく、中にはヘイトを持った人たちが書き込みます。FUDを書き込まれることもあり、収集がつかなくなる可能性があるため、諸刃の剣です。 そもそもコミュニティは作るよりも勝手に出来るほうが良いと考えています。ゲームが盛り上がれば、各コミュニティで自ずとチャンネルができるはずです。 NFTセールのGenesis 3について教えてください 現状5880個ほどNFTが売れており、続いてGenesis 3という形で上限1万個までの販売を行う予定です。ベータテストの状況にもよりますが、12 月中には販売できるよう準備を進めています。そのため、現在高額で出品されている二次流通のNFTを買う必要は必要はないと思ってます。 Genesis 3ではクレジットカードで購入できるようにします。およそ4000個の販売となりますが、1ヶ月かからず売り切れるようなファンダを用意しています。また、現状すでに4億円の流動性プールがあるため、それなりに楽しめるかと思います。 #ChainColosseumPhoenix #チェンコロ Last night, including the Gen2 added from a small number from developer, the total number of sales reached 5,880 units, and thus the number of Genesis3 sales will be 4,120 units. All remaining Summoner’s Book NFTs managed by development… pic.twitter.com/qq8rq9qQ0S — ChainColosseumPhoenix (@ChainColosseum_) December 5, 2023 Chain Colosseumのゲームシステムについて教えてください 個人的には、ゲーム部分だけでなく、裏側のDeFiやエコシステム、トークンアロケーションを大事にしています。フロント部分のゲームは面白いに越したことはないものの、本質ではありません。 ゲーム性に関しては、自分でプレイしても結構難しいと感じています。敵を倒したり連勝したりする難易度は高めですが、勝てない設計にはしてないため、ちゃんとパラメーターを振って戦略を組み立てれば勝てるようになっています。適当にプレイすると勝率が悪くなってしまいますが、カジノのようにお金を賭けている訳ではなく、戦うたびにトークン消費してるわけではないため、大きく損をすることはありません。うまく戦えば効率よく稼ぐことができます。 モンスターと戦う時には先行・後攻を決めるコイントスがあり、先行の方が勝率が高くなります。その後三択での技選択もあり、こうした運の要素によっても左右されます。 Heroes | ChainColosseumPhoenix Whitepaper まとめ 今回のAMAでは、現在のGameFiの課題であるエコシステムの持続性が大きな焦点となりました。チェンコロではNFTセールの売上の100%を流動性プールに入れることを明言しており、これは比類のない取り組みとして期待されます。 DiscordのAMAチャットでは参加者から合計2200件以上のコメントが集まり、ユーザーからの期待の高さがうかがえました。直近でもベータテストやNFTセールなど、本リリースに向けて多くのイベントが用意されています。 今後のアナウンスやアップデートはプロジェクトの公式ソーシャルメディアをご確認ください。 関連リンク ChainColosseumPhoenix Website | X (Twitter) | Discord (Oasys Japan Fun Community) | facebook | Docs boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles
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2023/12/14web3マーケティングSaaS「ocean dict.」AMA内容まとめ
執筆:Taka セプテーニ・インキュベートが開発を手がけるブロックチェーンプロジェクト向けのマーケティング支援ツール「ocean dict.」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、プロダクトを開発した背景や新たに始まった「ocean dict. Giveaway Week」についてお話しを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 日時:2023年12月1日(金)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Nintendo Switch × 1名、Amazonギフトカード5,000円 × 3名 Switch&アマギフ豪華プレゼント! Ocean Dict. × bb AMA開催記念✈️ 🎁Nintendo Switch (有機EL) ×1名 🎁Amazonギフト券 ¥5,000 ×3名 ✅条件: いいねRT&フォロー↓@OceanDict & @bb_jpdao 締切: 12/14 🤫引用RTで当選率Up👇 pic.twitter.com/FqnoDmU9yp — boarding bridge (@bb_jpdao) November 24, 2023 スピーカー ・kayato | ocean dict. (セプテーニ・インキュベート) ・Taka | bb ・noob botter | CryptoTimes (敬称略) AMAの内容 自己紹介 kayato セプテーニ・インキュベートweb3事業部の責任者をしております。斉藤 彼野人です。web3・ブロックチェーン関係プロジェクトのマーケティングサポートを行っており、本日紹介するプロダクトであるweb3マーケティングSaaS ocean dict.の開発 / 運営も行っています。 2014年ごろに暗号資産取引所の無料配布キャンペーンで貰った500円分のBTCが、2017年ごろに2万円ぐらいになったことでブロックチェーンに興味を持ちました。ビジネスとしては2021年のNFTバブルあたりから開始しています。 趣味はダークソウルなどFromSoftwareのゲームで遊ぶことや、最近は登山にもハマっています。 本日はどうぞよろしくお願いします。 質問トピック ocean dict.とはどのようなサービスなのか教えてください。 ocean dict.はNFTやブロックチェーンゲームなど、様々なweb3プロジェクトのマーケティングの支援を行うためのサービスです。 web3関係のプロジェクトでは、Giveawayやエアドロップなど、トークン配布を行うキャンペーンが多くあるかと思います。そういったトークン配布を行うようなキャンペーンをサポートするためのweb3に特化した申込みフォームと、オンチェーンおよびオフチェーンのデータを統合しユーザーエンゲージメントを解析するためのweb3アナリティクスの2つの機能を提供しています。 ocean dict.のプロダクト理念は「デジタルアイデンティティの相互運用性を高めるために、ブロックチェーン(デジタル公共財)のデータ活用を加速させる」です。特定のサービスや事業者のデータベースにデジタルアイデンティティを依存させずに、ユーザーが主権を持ったデジタルアイデンティティが評価される社会基盤を作るために、ブロックチェーンのデータ活用を推し進めることをミッションとしております。 ocean dict.は2022年12月にクローズドβ版を公開し、現在はパブリックβ版として皆様にご提供しながらフィードバックをいただいています。 PICK UP CAMPAIGN | ocean dict. このプロダクトを開発しようと思った背景などをお聞かせください。 web3におけるキャンペーンでは、トークンが無料でもらえることから、複数アカウントでの応募やプログラミングを活用して自動応募を繰り返すBOTが乱立し、プロジェクトに本当に貢献しているユーザーが埋もれてしまうという事態によく遭遇しました。 実際に我々がNFTプロジェクトのマーケティング支援を行っている中で、Giveawayやエアドロップの施策を行った際、ocean dict.を開発する前はGoogleフォームなどでX(旧Twitter)のIDやウォレットアドレスを回収していました。リポストやいいね・フォローなどの申し込み条件をクリアしているかGoogleフォームから入力されたSNSのIDをひとつずつ確認したり、EtherscanやDeBankなどでオンチェーンの履歴を確認したり、全て手作業で行っていました。数十件の申し込みであればマニュアル対応でやっていけましたが、数百を超える応募になると全て目視で確認するのは不可能でした。 NFTや暗号資産等のトークンは発行上限があるため、貴重なマーケティングの原資をBOTや同じアカウントに重複して配ってしまうのは非常にもったいないと感じていました。それらの背景からweb3に特化した申込みフォームを作成し、SNSなどのオフチェーンデータとブロックチェーン上のオンチェーンデータを統合させ、BOTを排除しながらエンゲージメントスコアが高いユーザーを見つけ出すプロダクトを作ろうと思いました。 またアローリスト(AL)を配布する場面でも別の問題が生じていました。インフルエンサーやコミュニティー別にALを活用したGiveawayを行うのですが、当選者を一元管理できていないため、同じユーザーが何度もALに重複当選してしまったり、その分何度も申し込みしてくれているユーザーが一度もALに当選しないという事態が生じることもありました。こうした申し込みリストをキャンペーン横断で管理することで、重複当選を防ぎより幅広いユーザーの方にALを届けられると考えていました。 また少し脱線しますが、私はweb3関連のビジネスをやる以前は、デジタル広告関係のビジネスに従事しており、Ad Fraudとよばれる広告不正の問題と向き合ってきました。ウェブサイトで表示される広告は表示単価やクリック単価など様々な指標で収益化されていますが、これらの指標を欺いて不正に広告費を稼ぐプレイヤーがいます。その際にもBOTとの戦いをしていたのですが、web3領域でも同じような構造になってしまっていると感じ、この課題を解決したいと思ったのです。 エントリーフォーム |ocean dict.. 競合と比較したocean dict.の強みは何ですか? Giveawayやエアドロップを集約しているサービスはグローバルで見てもプレイヤーが多いと感じています。その中で見れば私たちは後発組です。 一方で我々ocean dict.が最終的に目指していきたいのは、プレゼントキャンペーンに関するプラットフォームではなく、デジタルアイデンティティを評価するためのエコシステムです。企業のデータベースではなく、ブロックチェーンに刻まれたトランザクション履歴を元にユーザーが便益を受けられるような社会を目指しています。 そのためフォームの機能よりも、プロジェクトがユーザーをデータ分析するための解析機能に力を入れております。オンチェーン / オフチェーンのデータを統合しながらユーザーを評価することで、資産性だけでなくサービスの積極的な利用度やコミュニティーでの活躍など多角的にユーザーの与信評価を行い、その結果、ユーザー自体がインセンティブを受け取れるような機能拡充をしていきたいです。 ocean dict.について | PRTIMES 今後どのような機能を追加していく予定(いきたい)ですか? 直近のアップデートでは、ユーザーがキャンペーンを友だちに紹介することができる招待コードを作成するリファラル機能や、ocean dict.に登録したプロジェクト同士でコラボレーションを円滑に進めることができるコラボレーション機能などを追加する予定です(※)。 また対応チェーンも増やしており、EVM系ではOasysへの対応に加え、Arbitrum / Optimism / Ronin / zkSync等にも対応しております。中長期では非EVM系のチェーンの対応もしていく予定です。 さらに「デジタル公共財のデータ活用を加速させる」という活動の軸をぶらさずに、ユーザーのオンチェーンでのトランザクション履歴を与信として活用できる機能を準備していきたいと考えています。具体的にはGiveawayやエアドロップに参加したということもオンチェーンに刻むことで、古くからプロジェクトに対して関心を持って応援してくれたことをトランザクションに残すことなど考えております。 ※リファラル機能やコラボレーション機能追加等のアップデートについては、現在完了しています。 (プレスリリース:https://www.septeni-holdings.co.jp/news/release/2023/12013642.html) ocean dict. 新たに始まった「ocean dict. Giveaway Week」の内容について教えてください。 国内外の人気ゲームプロジェクトが参加し、NFT/トークンを含む総額5,000$分の豪華景品を日替わりで提供するGiveaway企画です。12月4日~19日に開催します。期間中にはAMAを開催し、参加ゲームプロジェクトへの理解を深めてもらう企画もご用意しています。 この「ocean dict. Giveaway Week」では、より多くのユーザーに国内外の注目の人気ゲームプロジェクトを知っていただき、さらにNFT/トークンなど豪華景品を配布することで、ゲームを始めてもらうきっかけを作り、ブロックチェーンゲーム市場の活性化につなげていきたいと考えています。 ※「ocean dict. Giveaway Week」への参加はこちらから:https://oceandictweek.studio.site/ 🚨Ocean Dict. Giveaway Week開催決定🚨 NFT/トークンからNintendo Switchまで多種多様な豪華景品が当たるチャンス! 期間:12/4(月)〜12月19日(火) 景品総額:$5,000 参加プロジェクト:国内外人気ブロックチェーンゲーム 企画内容: ①デイリーGiveaway ②番組配信 詳細はスレッドへ👇 pic.twitter.com/R2nWWsO8u3 — Ocean Dict. web3 marketing SaaS (@OceanDict) December 1, 2023 コミュニティ質問 ocean dict. という名前の由来は何ですか? 私たちがこのプロジェクトを始めた時期はちょうどNFTが大きなブームとなっており、中でもOpen Seaが大きな存在感を示していました。そして私たちもまた、ブロックチェーンとは誰にでも開かれたデータベースとして海のような存在であると考えています。そこで海を意味する別の単語である「Ocean」に「Dictionaly(辞書)」を掛け合わせてこの名前になりました。 チームの人数は何名くらいですか? 開発に携わっているのが10名弱で、マーケティングチームなども合わせると20名ほどのメンバーがいます。 人材は募集していますか? 現在、特に開発を行うエンジニアを強化したいため、我こそはという方がいればぜひご連絡ください。 利益は主にどのように出していく予定でしょうか? 現時点ではパブリックβ版として全てのサービスを無料で提供していますが、今後プロダクトの普及につれて有料化を検討しています。 X(旧Twitter)のAPIに関する変更で苦労した点はありますか? ocean dict.では複数のSNSと連携しておりますが、中でもXのAPIアップデートの対応は苦労しました。急なAPIの仕様変更ではございましたが、開発チームの頑張りから今は安定して稼働しております。API利用側としてはスマートコントラクトのように急な仕様変更がなく安定的に機能を提供してくれることを願っています。 キャンペーン主催側として、ocean dict.は誰でも使えますか? はい。現在はパブリックβ版として、フォームから申し込むことで利用が可能で、最近では申し込みがかなり増えてきています。ただし、スキャムプロジェクトによる利用を防ぐため、審査やオンライン面談等を設けています。 キャンペーン参加者から手数料を徴収する仕組みは考えていますか? 他のプラットフォームではシビルアタック対策のために参加手数料を課すところもありますが、ocean dict.では、誰でも無料で参加できるような仕組みを今後も継続していく予定です。エントリーの間口は広げつつ、シビルアタック対策としては、データ分析によって適正参加者を抽出できるようにしています。 Giveaway以外での使い方の例を教えてください NFTのアローリスト配布やミームコンテストなど、フォーム形式で行う様々なキャンペーンに応用することができるかと思います。さらにこういった機能が欲しいといったフィードバックも随時受け付けています。 まとめ ocean dict.はbbでも初期から利用しており、過去に10回以上のキャンペーンを開催してきました。AMA内でもあったように、オンチェーンからオフチェーンまでの膨大なデータをもとに、キャンペーンの内容や形式に合わせた適正参加者を抽出することができる点は、このツールの突出した強みであると言えます。 トークンを用いたweb3ならではのマーケティングが広がる中、不正やシビルアタックに耐性のある適切なインセンティブ設計が求められています。国内でocean dict.を使用するプロジェクトも徐々に増える中、新たに景品総額$5000以上の「ocean dict. Giveaway Week」も開始されました。 キャンペーン内容や今後のアップデートについては、ocean dict.の公式サイト並びに各種ソーシャルメディアをご確認ください。 関連リンク ocean dict. Website | X (Twitter) | Discord | YouTube | Medium boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3
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2023/12/13個人で簡単なノード構築を可能にする「Over Protocol」AMA内容まとめ
執筆:Tsun 個人で簡単なノード構築を可能にするOver Protocol のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、ライトノードでネットワークを運用するための技術やUIUXのこだわり、オープンベータテストネットの詳細に焦点を当ててお話を伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年12月8日(金)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:100$ × 5名 個人で簡単なノード構築を可能にする #OverProtocol のAMAをbbで開催!✈️ ⏰12/8 (金) 22:00 bb Discord 🎁500$ (100$×5名) ✅Like & RT, Follow↓@overprotocol_JP @bb_jpdao ✅Join AMA 参加▶️ https://t.co/inNQnLvHdV 🌐OverProtocolとは?… pic.twitter.com/TkV63Au73i — boarding bridge (@bb_jpdao) December 3, 2023 スピーカー ・Ben | Founder of Superblock ・杞憂 | Moderator ・Tsun | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Over Protocolの開発を手がけるSuperblock創設者のBen Kimと申します。 ソウル大学で電気コンピュータ工学を専攻し、現在は同大学院でブロックチェーンの最適化について研究しています。「Ethanos」というタイトルの研究論文を執筆し、ライトノードのストレージサイズと起動コストの削減に焦点を当てています。 また、韓国最大のブロックチェーン学生コミュニティであるDecipherの設立を主導しました。 Ben Kim | Linkedin 質問トピック Over Protocolについて簡単に紹介をお願いします Over Protocolは、分散化に重点をおいて設計されている新しいレイヤー1ブロックチェーンです。 従来のブロックチェーンプロトコルはノード端末の要求スペックの高さや技術的な複雑さからバリデーターへの参加障壁が非常に高く、分散化を妨げる一つの要因になっていました。一方、Over Protocolでは、エコシステム内の個人が容易にバリデータに参加できるようになっています。これを可能にしているのは有効なデータの範囲を最適化し、ストレージ要件を大幅に削減する革新的な技術である「Ethanos」とユーザーフレンドリーなUIです。 このような効率性により、個人のデバイス上でフルノードを簡単に実行することが可能になり、アクセシビリティとユーザーエンゲージメントの向上につながっています。 Over Protocol|About Over どのような特徴を持ったブロックチェーンですか? 最も大きな特徴は、ユーザーフレンドリーなインターフェースを備えたライトノードクライアントです。これは、Ethanosという技術によって実現されました。 Ethanosは、無関係なデータをフィルタリングすることで、ストレージサイズと同期時間を大幅に削減する革新的な技術です。その結果、一般の個人でも自宅のパソコンでノードを操作し、バリデータを務めることができるようになります。Over ProtocolではこれをHomeStakingと呼んでいます。つまり、Over Protocolは、バリデータ企業のような組織体ではなく、一般の人々のHomeStakingによって運営されることになります。 このようなネットワークコントロールの民主化により、個人が各々データを所有し、検証することができ、より透明性と分散性を兼ね備えたブロックチェーンを作ることができます。 分散化の促進には何が必要だと思いますか? 分散化の本質は、バリデータへの参加、撤退が容易であることにあります。しかし、ほぼすべてのブロックチェーンプラットフォームは、ブロックチェーン技術やコンピュータサイエンスの専門知識が必要なことが多く、「簡単に参加する」ことが難しい状況にあります。 例えば、ブロックチェーンに参加するには通常、MetaMaskのようなブラウザ拡張機能を学んだり、DeFiアプリケーションのインターフェースを理解したりする必要があります。さらに、ノードを動かすにはLinuxやCLIに習熟する必要があります。 この障壁は、複雑な要素を排除し、より直感的なインタラクションを提供するユーザーフレンドリーなインタフェースを開発することで解決できます。 OverNodeはどのようにユーザーエクスペリエンスを向上できますか? OverNodeは直感的なグラフィカル・インターフェースを提供しています。このデザインにより、ブロックチェーン技術やLinuxシステムに関する豊富な知識がなくても、簡単にパソコンにノードをインストールして実行することができます。 さらに、モバイルウォレットアプリケーションであるOverWalletを使用することで、ユーザーはOverNodeを簡単に監視・管理することができるようになります。Over Protocolでは、ユーザーは簡単にバリデータとなり、ネットワークに貢献して報酬を得ることができます。 Over Protocol|Lightweight Full Node OverWalletのポイントは、将来何に使うことができますか? OverWalletに蓄積されたポイントやフレンドカードは、Over Protocolのメインネットがローンチされた時点で$OVERトークンに変換されます。 そのため、継続的に報酬を貯め、クイズを解き、ステーキングについて学ぶことをおすすめします。 Over Protocol|OverWallet オープンベータテストネットについて詳しく教えて下さい オープンベータテストネットは二つのシーズンに分けて開催します。日時は以下の通りです。 シーズン1 : 2023年12月13日(水)〜2023年12月22日(金) シーズン2 : 2024年2月(予定) このテストネットでは、OverNodeをインストールし、ミッションを完了した参加者にエアドロップを提供し、私たちのビジョンに参加してもらいたいと考えています。 このテストネットの主な目的は、ノードの最適化技術であるEthanosを評価し、Over Protocolが個人のPC上で効果的に実行できるかどうかを判断することです。さらに、Ethanosがスムーズに機能することを確認し、特に休止状態のアカウントを復元する際のユーザー体験を評価することも目的としています。 ぜひ、このオープンベータテストネットにご参加いただき、エアドロップを獲得してください。 OverProtocol Open Beta Testnet🌐 Ready to unlock the potential of decentralization? 🧐https://t.co/ACeVPSIaEl pic.twitter.com/ctSTKz7Yf6 — Over Protocol🌐 | Open Beta Testnet (@overprotocol) December 8, 2023 メインネットはいつローンチ予定ですか? メインネットのローンチは来年の第1四半期に予定されています。 この間、ETFの承認やビットコインの半減期、いくつかの素晴らしいプロジェクトの立ち上げなど、多くの重要なイベントが予想されています。そのため、来年のメインネットの立ち上げを心待ちにしています。 コミュニティQ&A Node運用のための推奨スペックを教えてください 10GBのストレージと8GBのメモリさえあれば参加できます。 $OVERトークンのユーティリティは何ですか? $OVERトークンはガス料金の支払いとステーキングに使用されます。 今後の資金調達は検討していますか? はい、次の資金調達は来年行われる予定です。 OverWalletデイリーポイントをクイズ形式で配布するのはなぜですか? これはマーケティングとユーザーのブロックチェーン知識の教育を図るためです。 マーケティングに力を入れている地域はどこですか? OverWalletは発展途上国、OverNodeは先進国に向けてマーケティングを行っています。 クリプト以外のユーザーに普及させる施策はありますか? ブランディングはとても大切です。クールなイメージを与えることで、より多くの人が熱中できる仕組みを作ることを意識しています。 レイヤー1としてのユースケースを教えてください セカンダリーマーケットでは韓国の病院やホテルに焦点を当てたいと考えています。K-beautyやK-medical事業など、現実的なユーティリティを持たせるつもりです。 まとめ 今回のAMAではライトノードでネットワークを運用するための技術やUIUXのこだわり、オープンベータテストネットの詳細に焦点を当ててお話を伺いました。一貫した「ノード構築の障壁を減らす試み」からは、より分散化したブロックチェーンの構築への強い想いを感じることができました。 また、今回のAMAは bb Discordチャットにおけるコメント数が歴代3位を記録する盛り上がりをみせました。幅広い層をユーザーとして獲得するマーケティング施策が効果を見せているように感じます。複雑な技術が使用されていることを感じさせないUIは、Web2ユーザーを含め多くの人にアプローチするために大切な要素です。2024年のメインネットローンチに向けての盛り上がりにも目が離せません。 $OVERのエアドロップが明言されているオープンベータテストネットは、2023年12月13日から参加可能です。ご興味のある方は公式Mediumを参照の上、ご参加ください。 また、OverWalletのデイリークイズの解答、解説は日本公式Telegramで毎日公開しています。 今回、時間の都合でお聞きしきれなかったOver Protocolのより詳細な解説を以下の記事で公開しておりますので併せてご確認ください。 Over Protocol徹底解説|エアドロが期待される新プロジェクトに迫る 関連リンク Over Protocol Website | Twitter (X) | Discord | Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:Tsun Twitter | Link3
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2023/12/01AAA級エクストラクションFPS「SHRAPNEL」AMA内容まとめ
執筆:Taka BAFTA & Emmyアワードを受賞した才能あるユニークなチームが開発するシューティングゲーム「SHRAPNEL」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、ゲームの内容や先日Bybitへの上場で話題となったSHRAPトークンについてお話しを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 日時:2023年11月28日(火)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:HEAVY PACK × 5名 参加者:210名 SHRAPNELのAMAをbbで開催✈️ AAA級エクストラクションFPS 📅11/28 (火) 22:00 bb Discord 🎁HEAVY PACK × 5名 ✅Like & RT, Follow↓@playSHRAPNEL & @bb_jpdao ✅Join AMA 参加 ▶️ https://t.co/Pheq6ehmMr SHRAPNELとは? BAFTA &… pic.twitter.com/jekpo7dUsU — boarding bridge (@bb_jpdao) November 22, 2023 スピーカー ・Saigo | Biz Dev Director ・DOM | JP Community Manager ・arata | CryptoTimes ・Taka | boarding bridge AMAの内容 自己紹介 Saigo SHRAPNELチームでBiz Dev Directorを務めるSaigoです。日本が好きで昔は鹿児島に住んでいました。現在はハワイ在住で、こちらは今朝の3時です。日本語も少し話せますが、最近使わないため結構忘れてしまっています。笑 質問トピック SHRAPNELはどのようなプロジェクトなのか教えてください SHRAPNELは、BAFTAとエミー賞を受賞したNEONのゲーム業界のベテランによって開発された、カスタマイズ可能なAAA(トリプルエー)エクストラクションFPSビデオゲームです。対戦型の戦闘、プレイヤー作成ツール、キュレーション、コネクションといった豊富な組み合わせを可能にし、プレイヤーがプラットフォームを所有してコミュニティに提供することができます。 ゲームのプレイヤーは、オペレーターとして「サクリファイス・ゾーン」と呼ばれる危険な土地に入り、そこでNFT形式の「ギア」と呼ばれる装備品および「シグマ」と呼ばれる謎の資源を集めます。しかしそこでは、他の多くのオペレーターも資源を入手するためにギアを装備して争っています。戦死したオペレーターのギアはドロップされるため、緊迫したハイステークスの競争環境となっています。さらに戦利品を回収した後、プレイヤーはゾーン内にあるいくつかの脱出地点をかけて戦わなければなりません。脱出に成功したプレイヤーの戦利品は、プレイヤーの永続的なインベントリに格納されます。 これはリスクテイクを促す究極の宝探し体験であり、生死をかけた戦利品の争奪戦です。 https://youtu.be/9JPBeF5Unkg ゲームを通じてどのように報酬を得ることができますか? Shrapnelエコシステムでは独自トークンのSHRAPが使われ、ユーザーは様々な仕組みを通じて報酬を得ることができます。 1.プレイヤーはゲーム内で獲得に成功したNFTアセットを売ることができ、アクティブなプレイヤーには追加のSHRAP報酬が用意されています。 2. クリエイターは自分の創作物であるインシグニア、武器のスキン、マップのオブジェクトなどを販売することができ、人気が高まれば高い収益を得られる可能性があります。さらに他の人が作成したマップオブジェクトをライセンス供与したり、前もって購入することで、作成プロセスをスピードアップすることも可能です。 3. ユーザーは、SHRAPNELエコシステム内のコンテンツのキュレーションを助けることで報酬を得ることもできます。具体的には、コンテンツに投票したり、コンテンツノードの所有者がホストするマップを見つけるのを手伝うことなどが含まれます。 SHRAPトークンのユーティリティを教えてください 私たちのエコシステムを超えて、SHRAPトークンは他のエコシステムでも使用することができます。 私たちはゲームAlchemyとKAP Gamesとパートナーシップを結んでいます。両社のゲームでは、SHRAPを使って当社の限定コスメを購入することができます。さらに、別のサードパーティパートナーとも統合しており、彼らのマーケットプレイスで、CSGOのクレートからWeb3のアイテムまで、さまざまなデジタルアセットをSHRAPを使って購入できるようになっています。 また、トークンを保有することでクリエイターツールへアクセスができるようになり、自身が作成したスキンやマップのオブジェクトで収益化が可能になります。 SHRAP UTILITY | SHRAPNEL X ブロックチェーンにAvalancheを選んだ理由は何ですか? 私たちは、使いやすさ、アクセシビリティ、セキュリティ機能から、Avalancheサブネットでの開発を決定しました。Avalancheは、独自のサブネットアーキテクチャ、革新的なSnowmanコンセンサス、比類のない安全保証により、SHRAPNELがクラス最高のパフォーマンスを提供することを可能にします。 また多くのブロックチェーンが実質的なカーボンフットプリントを持つ中、AvalancheはNet Zeroの数少ないブロックチェーンの1つであり、環境への影響を最小限に抑えるという当社の理念に合致しています。 ANNUAL ENERGY CONSUMPTION | SHRAPNEL White-Paper さらにAvalancheの1秒以下の決済時間と低い取引手数料により、プラットフォーム全体で素晴らしいユーザー体験を保証することができます。Avalancheのサブネットは、分散化を維持しながらも、バリデータのハードウェア要件を最小限に抑え、優れたパフォーマンスを実現します。プレイヤーは、革新的で安全なクロスチェーン転送技術であるアトミックスワップにより、SHRAPNELのプラットフォームから暗号資産を簡単に出し入れすることができます。 私たちはユーザーにブロックチェーンを意識させないことが非常に重要だと考えており、ウォレットを接続せずともゲームをプレイして収益を上げることができます。Avalancheのチームとは密接に関わっており、彼らと協力しながら開発を進めています。SHRAPNELはAvalancheの一大ゲームプロジェクトとなることを目指しています。 ゲームのリリーススケジュールを教えてください。 AAAゲームの開発には非常に時間がかかるため、テストから本リリースまで長期でのステップを計画しています。 まず2023年12月には、STX(Shrapnel Training Exercises)とアーリーアクセスのフェーズ1を開始します。STXは、Extraction Packを所有しているプレイヤーだけが参加できる一連のプレイテストです。これらのプレイテストは、金曜日から日曜日までの限られた時間のみ利用可能です。 次に2024年3月末から4月を目標に、常時接続可能なSTX・アーリーアクセスのフェーズ2を開始します。こちらは2024年12月頃まで続き、ログイン報酬やエキサイティングなシード戦利品、ゲーム内クエスト、バニティーベースの宝探しなどを取り入れる予定です。 STXの報酬は、Extraction Packで受け取る報酬とは別です。つまり、Extraction Packを保有してSTXとアーリーアクセスの両方に参加される方は、両方の報酬を受け取ることができます。アーリーアクセスでは日本語に対応しませんが、どの地域にも対応できるようローカライズを進めていきます。日本からの需要を考えると、2024年末までには日本語に対応しているかと思います。日程やスケジュールなど、詳細は追って発表します。 ちなみに、チームには日本に親しみのあるメンバーが多く、ゲーム内でも日本の街並みを模したステージが多く登場します。 ✦ STX map updates ✦ pic.twitter.com/kl7zjJAtHv — SHRAPNEL 🔺 (@playSHRAPNEL) November 22, 2023 アーリーアクセスのメリットはありますか? 12月末から開始するアーリーアクセスのフェーズ1では、ログイン報酬や、ミッションクリア報酬としてSTXでしか手に入らない武器スキンやスキンの欠片などが用意される予定です。ギアなどの永続的な戦利品を獲得することはまだできませんが、獲得または購入したバニティアイテムやコスメティックスは永久的に保管されます。また、コミュニティ参加型の様々なソーシャルトーナメントも開催される予定です。 また、今現在SHRAPを手に入れて私たちのプラットフォームに接続し、コールサインをミントすることで、4月に早期アクセスのフェーズ2が始動した時に様々なゲーム内報酬を手に入れることができます。この機会にSHRPANELをご自身や仲間内で楽しんでください! コミュニティ質問 SHRAPNELという名前の由来を教えてください。 ゲームのストーリーにおいて、プレイヤーが集める謎の物質「シグマ」は、ある時隕石の衝突によって惑星に降り注いだ資源です。そのため、「破片」を意味するSHRAPNELという単語が由来になっており、CEOが名付けました。この一連のストーリーは今後ゲーム外にも展開し、一大IPにしていく計画もあります。 大人数やギルド単位で参加して楽しめる機能はありますか? もちろん、チームプレイは私たちの優先事項のひとつです!アーリーアクセスは1人で遊ぶモードから始まり、その後すぐに2人で遊べるようになります。アーリーアクセスフェーズ2の後半である2024年末までにはチームプレイが開始される予定です。 SHRAPNELが他のゲームと比べて優れている点は何ですか? 私たちの競争優位性は、チームの経験・実績、真のプレイヤーオーナーシップ、そしてクリエイターツールです。 SHRAPNELのゲームチームは、数十年にわたるweb2ゲームの開発経験があり、Halo、Call of Duty、Ghost of Tsuhima、Bioshock、Star Wars、EA、Forzaなどを持つ巨大ゲームフランチャイズの出身者が多く存在します。またブロックチェーンチームは、ConsensysおよびMicrosoft出身の著名人であるMarc Mercuriが率いています。これにより、アウトソーシングせずに完全な自社開発が可能です。 Core Member | SHRAPNEL クリエイターツールでは、ゲームを作ったりカスタマイズしたりするのが好きなプレイヤーを歓迎します。ブロックチェーンのおかげで、プレイヤーは自分自身を表現し、スキンなどのコンテンツを所有し、SHRAPNELで互いに取引することができます。 クリエイターのための専用ツールはありますか? はい。私たちはROBLOXの大人版のようなクリエイターツールを目指しています。プラットフォーム上でコンテンツの作成を可能にし、クリエイターに対する報酬分配の仕組みも充実させていきます。 Creator Flow | SHRAPNEL White-Paper ゲームプレイに必要なPCスペックを教えてください。 テストを兼ねたアーリーアクセスでは少し高めのスペックが要求されますが、ゲームの本リリースではかなり下げる予定です。 具体的な要件については下記画像をご確認ください。 最後に日本コミュニティに向けて一言お願いします 個人的に日本が大好きであることはもちろん、日本のマーケットはSHRAPNEにとっても非常に重要だと捉えています。だからこそ日本のユーザーにこのゲームの面白さを認めてほしいと考えており、今日も朝の3時からAMAに登壇しています。笑 日本でゲームが普及してコミュニティが盛り上がれば、ミートアップイベントなどさらなる機会を模索することもできます。ぜひみなさんでプレイしてみてください。 まとめ 一般的なブロックチェーンゲームでは、BNB ChainやPolygonを使うプロジェクトが多い中、SHRAPNELはAvalancheを採用したハイクオリティゲームという点でユニークです。チームのバックグラウンドも強く、ゲームデザインからも開発力の高さが窺えます。 Avalancheエコシステムにとっても重要な存在になり得るゲームプロジェクトとして、今後アーリーアクセス向けにリリースされるテストプロダクトにも注目が集まります。 関連リンク SHRAPNEL Website | X (Twitter) | Discord | Youtube | Medium boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3
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2023/11/30好きでつながるバーチャルワールド「Yay!」AMA内容まとめ
執筆:Taka 2020年1月に誕生したバーチャルワールドとして、現在すでに800万人以上のユーザーを擁する「Yay!」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、web2のソーシャルメディアとして躍進してきたYay!がweb3に進出した背景や、トークンを用いたエコノミクスの仕組みについてお話しを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 日時:2023年11月27日(月)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Proof of AMA × 10名 スピーカー ・いしはま | Yay! Founder ・arata | CryptoTimes (敬称略) AMAの内容 自己紹介 いしはま 2013年5月創業の株式会社ナナメウエの代表取締役を務めています。 誰もが素が出せるバーチャルワールド「Yay!(イェイ)」というサービスを運営しており、現在累計ユーザーは800万人規模となっています。これまでに20億ほどの資金調達を行なっています。 よろしくお願いします。 質問トピック Yay!とはどのようなソーシャルメディアなのか教えてください。 Yay!はメディア化しないことを掲げている匿名性のソーシャルプラットフォームです。X (旧Twitter)のようなタイムラインや、Discordのようなコミュニティを作る機能、さらにはボイスチャット機能なども備えています。 現在のソーシャルはどんどんメディア化している傾向があると考えています。ユーザーはインフルエンサーやオピニオンリーダーの意見を見るだけで、単方向の発信の場になっているのです。本質的なソーシャルというのはそういうものではなく、双方向であるべきです。誰でも気軽に素を出せる。そんなSNSを目指して運営しています。 Yay!について | LP 機能面で他のSNSと差別化できる点はどのようなところですか? 現在のソーシャルメディアは、機能ベースでいえば違いがあまりありません。国内ではFacebookやInstagram、XやLINEなど、さまざまなSNSが普及していますが、どれも投稿ができて写真をあげられたり、フォローできたりと一般的な機能は似たようなもので、違うのはコンセプトです。 Yay!ではフラットなコミュニティを創るために、メディア化してしまわないよう機能やアルゴリズムを調整して運営しています。 トークン(NFT&FT)を用いたエコノミクス設計について説明をお願いします。 プラットフォームにはFTとしてYAYとEMPLE、NFTとしてYay! GenesisとYay! Palが存在します。 YAY 概要:ガバナンストークン、Ethereumで発行、発行上限100億 YAYはガバナンストークンであり、Yay!のエコシステムに関しての重大な意思決定権を持ちます。利用者はEMPLを引き出す際に、市場価格でYAYに交換することで出金が可能です。取引所で取得できるほか、ステーキング、Palの購入数やGenesis保有者のPalミント数等の条件を満たす事により、YAYを報酬として受け取ることができます。 EMPLE(EMPL) 概要:ユーティリティトークン、Arbitrumで発行、発行上限なし ユーティリティトークンであり、コミュニティ貢献に対する対価として新規発行され、Palのバトルの結果に応じて配布されます。 各種報酬はEMPLとLocked EMPLに分かれます。EMPLとLocked EMPLは、サービス内での利用においては同一のものとして扱われ、Locked EMPLが先に消費されます。Locked EMPLは出金することができませんが、EMPLは市場レートでYAYに交換することでサービス外に出金できます。 トークン | LP Yay! Genesis(Genesis) 概要:Yay! Palをミントする権利をもつNFT、Ethereumで発行、発行上限5000枚 Genesis | Yay! ホワイトペーパー Genesisには、専用ページにて決められた額のETHと引き換えにPalをミントする機能があります。Genesisは5000体の有限発行で、Ethereum上に存在していますが、LayerZeroを使ってPalをArbitrum上でミントをすることができるような設計です。 Genesis保有者はPalをプールに供給する、あるいはマーケットプレイスで売却することができます。Palをプールに供給した場合、一定のYAYを120日間にわたり受け取ることができます。Palをマーケットプレイスで売却する場合は即座に売却益を得ることができます。 Yay! Pal(Pal) 概要:Play to EarnのためのNFT、Arbitrumで発行、発行上限なし Pal | Yay! ホワイトペーパー PalはPlay to Earn用のNFTとしてデジタルペットをモチーフにしており、Arbitrum上で発行されています。 Yay!の利用者は、Palを保有してコミュニティ貢献を行うことでバトルに参加でき、EMPLとLocked EMPLを報酬として受け取ります。Palには寿命があり、寿命を迎えるとコミュニティ貢献による報酬は受けられなくなります。しかしその後も特別なユーティリティが用意されています。 Palの取得方法としては、マーケットプレイスでPalを購入する方法(有料)と、プールでPalを取得する方法(無料)の2種類があります。 後者ではPalを無料で取得することができますが、マーケットプレイスで購入する場合に比べて報酬が少なくなります。 GameFiやSocialFiで課題となっているサステナビリティをどのようにカバーしますか? 通常のGameFiはミントをPlay to EarnのNFT同士で行うため、非線形に増えていってしまうというということが課題でした。 Palにはまず特徴として、寿命があること、更にミントがGenesisからしか行えず、Genesisの個数は有限であること、Genesisがミントした後にクールダウンタイムがあることから市場の個数が増えすぎない仕組みがあります。それでもマーケットプレイスで買い圧が足りない場合は、ミントしたPalをプールに入れることができるような設計になっており、ユーザーは無償でPalをプールから引き出してPlay to Earnできる仕様になっています。無料で使えるのであれば、Palの在庫は捌けるであろうという発想です。 加えて、GenesisがPalをミントする際に使われるETHやNFTのトランザクションで発生するETHは、すべてYAYトークンの購入に使われます。そのため通常のGameFiのように、その部分の収益のETH自体を運営費に充てることはありません。なぜなら、Yay!自体に関してはユーザーが増えていけば自ずと売上が増える構造になっています。これは広告やギフト、サブスク会員から得られる収益です。その外部収益でコストをまかないつつ、トークンを買い上げる設計にしているため、ユーザーにとってプラスサムな経済圏を創ることを考えています。 トークン買いの仕組みですが、ユーザーがEMPLを出金するときにYAYに交換する形で出金できるようになっています。例えば$1000のEMPLを出金すると、APIを通じてbitFlyerでトレジャリーのETHを原資にYAYを$1000分購入します。そして、そのうちの$850のYAYをユーザーのウォレットに送金し、15%は交換手数料としていただく形になっています。 つまり利用者の出金はYAYの買い圧力につながり、仮に利用者が出金後にYAYを売却したとしても、手数料によって売り圧力よりも買い圧力の方が大きくなるように設計されています。 YAYに価値を還元する仕組み | Yay! ホワイトペーパー トークンアロケーションにおけるIEOとエアドロップについてお聞かせください。 IEOとエアドロップはそれぞれ3%と4%を想定しており、海外のプロジェクトをベンチマークしながら作成しています。 IEO販売 アロケーション:300,000,000 YAY(3%) 国内取引所bitFlyerでのIEO実施により、投資家に対して販売されます。 エアドロップ アロケーション:400,000,000 YAY(4%) コミュニティへの貢献やテストネットの参加、各種イベントに参加することに対しての報酬として、トークンリスティングの前に配布されます。 YAYの保有者分布| Yay! ホワイトペーパー コミュニティ質問 コミュニティ貢献とは具体的に何を指しますか? コミュニティ貢献とは、投稿するだけ、または投稿にいいねするだけという単純なものではなく、GoogleのSEOのようにアルゴリズムが組まれています。具体的には、ユーザーの信頼度を長期で計測するトラストスコアと、ユーザーの行動を計測するアクティビティスコアという2つの要素を数値化して掛け合わせています。このスコアの高さによってコミュニティ貢献ゲージの貯まりやすさが変わってきます。 Yay!のアクティブユーザー数はどれくらいですか? 現在DAUベースで数十万には達していますが、現時点で具体的な数字は公開していません。こちらは然るべきフェーズがきたら公開する予定です。 ブロックチェーンに詳しくないユーザーへのアプローチはどのように考えていますか? ブロックチェーンであること、トークンNFTであることをユーザーに意識させないことが最重要だと考えています。これは、メタマスクや取引所という概念に触れずに、今までのアプリの延長線上で使いながら稼げるような仕組みを構築しています。 Yay!のユーザー層は、未成年が15%、18歳から22歳までが45%、28歳以上が15%という割合です。EMPLはAmazonギフト券などにも交換できるため、未成年やweb3の知識がないユーザーでも金銭化まで完結することができるようになっています。しかし、Amazonギフト券に交換するよりもウォレットや取引所に出金する方が換金率は良くなるため、稼いだ後にweb3に触れるきっかけを提供していければと思います。 Palのバトルはどのような形式ですか? こちらは属性やレベルといった要素は取り入れつつ、シンプルなものにしていきます。Yay!はあくまでオンボーディングプラットフォームであり、ユーザーがゲームを楽しみつつ、そのコミュニティがYay!で形成されることが理想形です。そのため、アプリケーションの一部であるゲームの機能は、リッチさを追求するよりも、誰もが気軽に遊べるものにしていきたいです。 アプリの海外展開は予定していますか? 現在、ユーザーの約1割はタイとインドネシアのユーザーが占めています。トークンの上場なども含めて、まずはアジアを中心に展開していけたらと思っています。 オリジナルのウォレットアプリを作る予定はありますか? STEPNと同じように、Yay!のアプリにウォレット機能が内蔵されます。そういう意味ではオリジナルのウォレットを作ることになりますが、ウォレット単体をプロダクトとしてリリースする予定はありません。 Yay!の構築にあたって参考にした他のSocialFiアプリはありますか? 他のSocialFiプロジェクトと同様に、コンテンツをブロックチェーン上に持ち込むことは重要だと考えている反面、アプローチの順番が違うと感じています。そもそもなぜソーシャル情報をブロックチェーンに書き込む必要があるかといえば、そのコンテンツが失われると困るからです。中央集権的なプラットフォームでは、運営のさじ加減で投稿を削除されてしまう可能性が問題とされていますが、それはそのプラットフォームに思い入れがあってこその話だと考えています。Yay!では、まずプラットフォームとしてユーザーに必要性を感じてもらうことを第一に考えています。 SocialFi要素を取り入れることで、既存ユーザーの属性に影響しませんか? ユーザー属性に影響を与える懸念はたしかにあります。とはいえ、XやYoutubeもユーザーの収益化を進めている中で、変化はあるものの受け入れられているように感じています。Yay!でもおそらく多少の変化は予測されますが、大きな成長をするためにはそのリスクを取る必要があります。 世界には数億のユーザーベースを持つアプリが存在します。Yay!の800万人というユーザー数は、ソーシャルプラットフォームとしてはまだ大きな数字ではありません。そうした中で勝ち残るためには、トークンを用いたサステナブルな金銭的インセンティブを取り入れることが大きな突破口になると考えています。 まとめ Yay!では2種類のFTと2種類のNFTを用いたトークノミクスが構築されており、LayerZeroのクロスチェーンメッセージングを用いて、EthereumメインネットのNFTを元にレイヤー2のArbitrumでNFTをミントするという高度な仕組みが採用されている点は特徴的です。 その一方で、ユーザーにはブロックチェーンを意識させずにインセンティブを提供できるUI/UXに取り組んでおり、web3の障壁を下げるゲームチェンジャーとして期待されます。国内でのIEOも発表されており、今後のアップデートにも注目していきたいところです。 関連リンク Yay! 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2023/11/27STEPNを生んだFSLの新作ゲーム「Gas Hero」AMA内容まとめ
執筆:Taka 人気アプリ「STEPN」を生んだFind Satoshi Lab(FSL)が新たに開発するソーシャル指向の戦略的web3ゲーム「Gas Hero」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、11月27日から始まるクローズドアルファテストに先駆けて、ゲームの内容や戦略についてお話しを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 日時:2023年11月24日(金)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:COMMON HERO Coupon × 3名 参加者:276名 ベータテスト開始記念🎉 bbでGas HeroのAMAを開催✈️ 📅11/24 (金) 21:00 bb Discord 🎁Hero NFT × 3名 ✅ Like & RT, Follow↓@GasHeroOfficial@bb_jpdao ✅Join AMA 参加 ▶️ https://t.co/jwBUuiF6Fl Gas Heroとは? 人気アプリ「STEPN」を生んだFind Satoshi… pic.twitter.com/OOaveRhnaO — boarding bridge (@bb_jpdao) November 16, 2023 スピーカー ・Mable | GasHero ・arata | CryptoTimes ・ADMEN | CryptoTimes ・とっとこBurn太郎 | FSL Associate Ambassador (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Mable Find Satoshi LabでChief Revenue Officerを務めるMableです。現在は主にGas Heroのコミュニティとマーケティングを担当しています。 よろしくお願いします。 質問トピック GasHeroがどのようなゲームか教えていただけますか? Mabele GasHeroは、ツリーのような世界構造のもと、人々が権力、富、名声、を競い合う分散型要素で構築されたweb3ソーシャル&ストラテジーゲームです。FSLがSTEPNに続いて開発した2番目のweb3ゲームで、2023年末にローンチされる予定です。 Gas Heroはゲーム理論に重点を置き、プレイヤーに豊富な戦略を提供し、分散型取引プラットフォームを活用してオンチェーンデータの透明性を最大化します。また、参加型のガバナンスを導入し、プレイヤーのより深い関与を可能にします。 Burn 単純にお金を積めば地位を獲得できるというわけでもなく、チーム内での協力や他のプレイヤーからの信頼といった要素も重要になってくるでしょう。ある種の社会実験のようなゲームになるのではないかと期待しています。 World Elders | Gas Hero X ユーザーがゲームを有利に進めるための重要な要素は何ですか? ゲームでは、主に3つの要素が重要となります。 1.すべてのヒーローをよく理解し、PvP対戦で好成績を取ること。(Glory) 2. 対人関係や社会性に優れ、影響力を持つこと(Power) 3. 資源の適切な売買ポイントを見極め、商売上手であること(Wealth) すでにホワイトペーパーやコミュニティによる考察など多くの情報が出ていますが、それらのドキュメントだけでは混乱することもあるかと思います。27日から開始されるクローズドのアルファテストでプレイしてみれば明瞭になる部分は多いでしょう。 今回のクローズドアルファテストを実施する目的は何ですか? Mable 今回のテストにはいくつかの複合的な目的があります。 1.初期からのサポーターは、戦略を十分に議論した後に実際のプレイを経験することができます。 2. 結成前のギルドやクランは、自分たちの戦略を試し、テスト環境でのプランニングを確認することができます。 3. 重要なバグの発見にご協力いただき、ゲームローンチ前に修正することで、ベータローンチをスムーズに行うことができます。 4. 実際のゲーム体験をもとに作成されたコンテンツは、ホワイトペーパーによる解釈よりはるかに良いものとなるため、コミュニティテストの機会を活用してGasHeroの影響力をさらに向上させたいと思います。 今回のテストではバグバウンティも設けており、積極的にフィードバックに協力してくれたユーザーにはNFTを配布します。 ソーシャルメディアでテストに関するコンテンツを投稿する際は、 @GasHeroOfficial のメンションと、 #TestingGasHero のハッシュタグを付けて投稿してください。 Community Test Prizes 💜 It wouldn't be a Gas Hero event without a stellar lineup of prizes, and we're delighted to announce our biggest giveaway yet for the #GasHero Community Test! 🦸♀️ During the Community Test, players will be able to earn strength points, which will be… pic.twitter.com/vNbxCTjpwu — Gas Hero Official (@GasHeroOfficial) November 16, 2023 Testing Rules | Gas Hero Burn テスターは全世界で3000人おり、現在の価格で200万円を超えるGasHeroバッジの保有者や、STEPNのGenesisスニーカー保有者、その他コミュニティ・ギルド毎の枠が対象となっています。bbには30名弱のテスターがいるため、全体のおよそ1%を占める大きな勢力となり得ます。 このテスト期間は、参加者同士が情報を交換して本リリースに向けた戦略を立てていくことが重要になるでしょう。bbでは誰でも閲覧可能な「GasHero βテスト部屋」という専用チャンネルがあり、参加メンバーがそこで情報を共有してくれるでしょう。今回テスターに選ばれなかった方も、ゲームの様子やどういう流れでゲームを進めていけば良いのかを知ることができます。 boarding bridge Discord GasHeroでは独自のトークンを発行せず、ゲーム内でGMTを使用するのはなぜですか? 大きく成功したトークンがすでにある場合、その膨大な取引量と保有者を活用してプロジェクトを立ち上げたいと思うでしょう。 とてもシンプルなことです。 1. GasHero内での支払いはすべてGMT建てです。ゲーム内でGMTをバーンするための要素を慎重にいくつか用意しますが、プレイする人は間違いなくゲーム内でGMTをロックすることになるでしょう。これはGMTにとって大きなユーティリティとなります。 2. 前述したように、ゲーム内でGMTがバーンされるはいくつかあるでしょう。それらはプレイヤーのレベルアップに伴う重要なターニングポイントで発生します。ゲームが進行し、GMTの価格が変化するにつれて、そのコストは動的に調整されます。 私たちがGas Hero内のすべての資産の価格設定にGMTを使用することで、人々からの信頼につながります。これはSTEPNのマーケットプレイスで行ったことと同じです。 FSLは今後どのようにエコシステムを拡大していく予定ですか? Axie Infinityを成功例として挙げると、彼らは当初1つのエキサイティングなゲームから始まり、独自チェーンを展開するまでに至りました。 私たちはソーシャルアプリとエンターテイメントアプリを開発するスタジオです。今後も人々が楽しめる最高のアプリを作り、エコシステムを広げていくことに注力していきます! Product Suite | Find Satoshi Lab コミュニティ質問 Gas Heroとという名称の由来を教えてください。 GasHeroの名前は、FLSのコアメンバーである私とJerryの簡単なチャイニーズジョークから始まりました。 英語でGreat Hero (偉大な英雄)を意味する「盖世英雄」という言葉が中国にはあり、この「盖世」の発音がGasに似ていることから決まったのです。 MOOARで売買記録を閲覧できる機能はありませんか? FLSが展開するNFTマーケットプレイス「MOOAR」では、現在アイテムの販売履歴を表示する機能はありませんが、近いうち(できれば来月中)に実装する予定です。 NFTマーケットプレイス「MOOAR」 現在のHero NFTのフロアプライスについてどう感じていますか? 残念ながら、価格について言及することはできません。 Gas Heroは日本語にも対応しますか? はい。しかしスペルは後で修正を加える必要があります。現在はただの機械翻訳に過ぎません。 政治家的に遊ぶ人と戦闘狂として遊ぶ人では、どちらに増えて欲しいですか? これはバランスが大事です。一方で関心が多く集まると、もう一方にも関心を持つ人が増えるでしょう。 ガバナンス体験を通じてどのようにしてプレイヤーのエンゲージメントを高めていくのでしょうか? クランチーフやギルドマスターになると、他のメンバーを従えるプロジェクトマネージャーとなります。そこでうまくチームを統括できなければ、次のレベルに上がるのは難しいでしょう。 テスト内で必要なトークンを教えてください。 今回のテストではPolygonテストネットを使用し、参加者にはTest MATICとTest GMTを提供します。 ユーザー間の不正や詐欺についてFLSは介入しますか? STEPNにもあるカスタマーサービスを展開する予定です。 FLSはGas Hero以外のプロダクトにも同時並行で注力していきますか? もちろん他のプロダクトも並行してアップデートを進めますが、Gas Heroは今後6カ月間の最重要プロジェクトです。 Gas Heroのオフラインイベントも考えていますか? はい、検討します! まとめ 今回のGas Hero AMAは、Discordチャットにおけるコメント数がbbで過去最大を記録するほど大盛況でした。 FSLの新作ゲームということで兼ねてより話題になっていましたが、あらためてその反響の大きさを実感するイベントとなりました。 クローズドテストは11月27日から12月10日まで2週間かけて開催され、bbからは約30名のテスターが参加します。テストに関する内容は、bb Discord内の「Gas Hero βテスト部屋」というチャンネルでオープンに議論されています。 惜しくも今回のテストに漏れてしまった方、今回のAMAを通じて興味を持った方も、本リリースに向けて情報を集めることができる場となっています。今後bbを中心としたギルド構築についてもご注目ください。 関連リンク Gas Hero Website | X (Twitter) | Discord Find Satoshi Lab Website | X (Twitter) | LinkedIn boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3
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2023/10/25Starknet上のレンディングプロトコル「zkLend」AMAまとめ
執筆:Taka Ethereumレイヤー2のStarknet上でレンディングプロトコルを構築するzkLendのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、EVM互換性のないStarknetを選択した理由や、エコシステム内でzkLendが担う役割についてお話しを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年10月20日(金)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:250 USD Starknet上のマネーマーケット 「zkLend」AMAをbbで開催✈️ 🎁 250 USDC ✅ Like & RT, Follow↓@zkLend & @bb_jpdao ⏰10/20 (金) 22:00 bb Discord Join ▶️ https://t.co/Re87EweP0I 💁♂️メンバー@bfu_fubrian | zkLend@CryptoTimesRes1 @taka_eth pic.twitter.com/pK5iIrGY3O — boarding bridge (@bb_jpdao) October 15, 2023 スピーカー ・Brian | Co-Founder of zkLend ・w33 | CryptoTimes ・Taka | Moderator (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Brian zkLend共同設立者のBrianです。zkLendを立ち上げるまでの13年間、金融業界で様々な仕事をしてきました。 最初はBloombergで、債券チームの分析担当者としてキャリアをスタートしました。その後、Standard Chartered銀行の投資銀行部門に入り、China Merchants Capitalでプライベート・エクイティに携わりました。 私はブロックチェーン技術と特にDeFiに魅了されてきました。従来の金融業務に対して、DeFiが持つパーミッションレスかつ分散化された全く新しいユニークな側面に、とても興味を感じていました。私はすぐにこの急速に進化しているテクノロジーと金融の分野で働きたいと思いました。 2021年半ば頃、私は他の2人の共同創業者であるJaneとJonathanに出会いました。 私たち3人は同じビジョンを共有し、すぐにチームを組んで一緒にDeFiプロジェクトを始めることを決めました。これがzkLendを設立した経緯です。 質問トピック zkLendについて簡単に紹介をお願いします。 zkLendは、Starknet上に構築されたネイティブマネーマーケットプロトコルです。ユーザーが資産を預けて利回りを得ることを可能にする一方で、他の資産で新たな運用を行うための担保として扱うことができます。現在、zkLendはUSDC、USDT、DAI、ETH、wBTCの5つの資産をサポートしています。そして最近、StarknetのwstETHのサポートを拡大しました。 Market | zkLend zkLendは、2つのマネーマーケットソリューションを提供しています。 1. パーミッションレス・レンディングプラットフォーム DeFiユーザーは、zkLendのプールに直接入金し、その入金に対して過剰担保型による借り入れを行うことができます。このパーミッションレス・プラットフォームは、Starknet上でホストされ、その後他のネットワークに渡って貸し出しと借り入れが可能になるよう拡張されます。 ARTEMIS | zkLend 2. 機関投資家、法人顧客、プロの投資家を対象とした、コンプライアンスに特化した許可制のレンディングプラットフォーム 機関投資家向け商品では、分散型オーダーブック・マッチング・アプローチで変動金利と固定金利のローンを提供することに重点を置いており、これらのローンは顧客のERC-20トークンとトークン化されたRWAのバスケットを担保としています。 APOLLP | zkLend なぜzkLendはEhereum L2の中で、EVMと互換性のないStarkNetを選んだのですか? 私たちは、最も分散化された堅牢なブロックチェーン・ネットワーク上に将来性のあるマネーマーケット・プロトコルを構築することを目標に掲げ、Ethereumを選びました。レイヤー2はEthereumのスケーラビリティに新たな次元を提供すると信じており、中でもzk-rollupこそ最もEthereumのセキュリティと分散に特化した将来性のある技術であると考えています。 私たちは、いくつかの客観的な事項に基づいてStarknetを選択しました。 (1) StarknetはStarkWare社によって開発されており、同社はdYdX、Immutable、Sorareなどの有名なアプリケーション向けに最先端のスケーリングソリューション(StarkExなど)を提供してきた実績があります。StarkExの累積取引高は1兆米ドルを超え、取引件数は5億件を超えています。 (2) Starknetは、トラストセッティングを必要としない優れた耐量子暗号アプローチであるzk-STARKを使用しています。StarknetがEVM非対応のプログラミング言語Cairoを使用していることは、ご存知の方も多いと思います。実はStarkWare社は、ゼロ知識証明(ZKP)のパフォーマンスを最適化するためにCairoを開発したのです。CairoはSolidity言語からの制約を一切受け継いでいないため、カスタムプレコンパイルによる妥協が少なく、より柔軟で堅牢です。 (3) Starknetには活気ある開発者コミュニティがあります。エコシステムは過去2年間で急速に成長し、多くの新しいチームがさまざまなインフラ、ツール、dAppsを積極的に構築しています。新しい開発者は、Starknetが提供する設計と開発の自由度に魅力を感じており、それがさらに創造性とイノベーションを促進し、正の強化サイクルを生み出しています。Starknetが長期的に勝者となるためには、このようなネットワーク効果が絶対に欠かせないと考えています。 StarknetのエコシステムがL2市場でシェアを拡大するためには何が必要だと考えますか? 10月19日現在、StarknetのTVLは約1億3,000万ドルです。100億ドルのTVLがあるL2全体と比較すると、Starknetの市場シェアは1.3%程度です。しかし、zk-rollupのL2だけに注目すると、zk-rollupで55%以上のシェアを持つzkSyncに次いで、Starknetは市場規模の約17%を占めています。 zk Rollup | L2BEAT この数字が示すのは (1)zk-rollupはまだ技術的な実装の初期段階にあり、多くのプレーヤーが同じような開発段階にあること、(2)zk-rollupsおよびL2sスペース全般において、成長の余地を十分に持っているということです。 私見では、エコシステムが(市場シェアやTVLの面で)成功するための鍵は、(1)堅牢なネットワーク・パフォーマンス、(2)活発な開発者コミュニティ、(3)繁栄するDeFiエコシステムの3つの推進力に依存します。 Starknetの初期バージョンのTPSの低さとUXの不安定さについては、ご存知の方も多いでしょう。それ以来、RustシーケンサーやRust CairoVM、Papyrusフルノードの書き換えなど、パフォーマンス向上のために多くのアップグレードが行われてきました。最近のアップグレード(v0.12.1または "Quantum Leap")では、トランザクション速度が劇的に改善されました。新技術の実行と提供には時間がかかります。 Starknet v0.12.1 is live on Mainnet This concludes the Starknet Mainnet Quantum Leap! We’ve got the infrastructure ready for you to build amazing frontends!🦾🦾 This version includes the following changes: 👉👈Mempool Validation 👉👈Inclusion of Failed Transactions 👉👈Keccak… pic.twitter.com/kj43fdL7Jb — Starknet 🦇🔊 (@Starknet) August 21, 2023 どのような新しい技術でも、初期段階においては不安定です。StarkWareチームと幅広い開発者エコシステムは、ネットワークのパフォーマンスと安定性を向上させるために懸命に取り組んできました。特にこの段階での活発な開発者コミュニティの存在は重要であり、そのコミュニティがあれば、何か問題が発生したときに、迅速な修正や改良を行うことができます。Starknetには、Kakarot、Madara、Katanaなどを支えるチームのように、重要なコンポーネントの保守や構築に精力的に取り組むアクティブなエコシステムのメンバーやチームが何百と存在します。 最後に、新しいユーザー、資本、市場シェアを獲得するためには、盛んなDeFiエコシステムが重要です。現在、Starknetにはウォレット(ArgentXとBraavos)、AMMとスワップアグリゲーター(JediSwap、Ekubo、MySwap、AVNU、Fibrousなど)、マネーマーケット・プロトコル(zkLend、Nostra)など、基本的なDeFiコンポーネントが揃っています。次の成長段階は、トレーディングプラットフォーム、パーペチュアル取引所、LSDFiの開発を通じてこれらのDeFiナラティブを拡大し、Starknet上のユーザーと資本にさらに幅広いユースケースを提供します。 Starknet Ecosystem LSDFiへの取り組みについて教えてください。 LSDFi(リキッドステーキングデリバティブ金融)市場はまだ初期段階にあります。ETHの17.9%しかステークされておらず、170億ドルのETHが遊休状態となっています。レイヤー2においてもまだ黎明期にありますが、そのアダプションは拡大しており、DeFiやLSDFiの可能性をレイヤー2が牽引しています。 wstETHの場合、現在はArbitrumが最も高い主要L2ハブ(TVL~1億4,000万ドル)となっています。Starknetには約760 wstETHが存在し、44,000以上のユニークウォレットに分散しています。ユーザーはwstETHをzkLendに預け入れることで、それを担保に他のアセットで借入れできるようになります。我々は、Braavos、mySwap、JediSwapといった他のエコシステムパートナーと緊密に協力し、Starknet上のwstETHに新たな資本をさらに呼び込むことを目指しています。 wstETH Share | Dune zkLendのアプローチは、DeFiのレゴにおいてStarknet上の流動性レイヤーとして機能します。我々は、より洗練された利回り戦略がLSDの貸し借りを活用し、ユーザーに魅力的なリターンを生み出すことができるよう、様々な形態のLSDをサポートするマネーマーケットサービスを拡大することを目指しています。これと並行して、zkLendはテネットLSDCのような、LSDを裏付けとするステーブルコインとの協業も模索しており、レイヤー2全体のユーティリティを高めることを目指しています。 機関利用者のためのインフラ構築への取り組みについて教えてください。 web3に関わる多くの機関投資家に話を聞いた結果、我々は次のように結論づけました。 (1) 全体的なトレードアクティビティの低下に伴い、借り入れ意欲が減退している (2) オフチェーンでのリスクフリーレートの上昇により、オンチェーンでの機関投資家の流動性は乏しい (3) 規制やコンプライアンスがより厳しくなっているため、パーミッションプールがより重要視されている (4) 利用可能性の確実性と資金調達コストの観点から、一般的に固定金利借入の方が望ましい このような見解に基づき私たちは、当初の機関投資家向けレンディングモデルを、以下の主要原則に基づいて再構築しています。 - レンディングモデルは、ピアツープール(Maple、Clearpoolなど)からピアツーピアの分散型オーダーブックモデルに移行し、パーミッション制のレンディングに焦点を当てます。ユーザー(貸し手と借り手の両方)は、KYCコンプライアンスを完了する必要があります。 - 借り手は金融機関であり、貸し手は金融機関と個人顧客の両方になります。借り手はまた、デューデリジェンス情報を提供するために企業プロファイルを設定する必要があります。さらに、ローンは完全に担保され、ERC-20トークンのバスケットを担保とし、将来的にはRWA担保トークンの可能性もあります。 - プロファイルを作成して担保を預けることで、借り手は「売り」注文を作成できます。(固定借入金利、期間、担保の範囲から選択可能)一方貸し手は、最低貸出金利、希望する借入期間、目標LTVの範囲を指定した「買い」注文を作成します。zkLendはこれらの注文をマッチングし、橋渡しするためのブックキーパーとして機能します。 zkLend Institutionalのビジョンは、オンチェーン・クレジット市場のプラットフォームとなり、リテールユーザーと機関投資家の双方にオンチェーンでの債券発行と取引を促進するインフラを提供することです。私たちは、分散型オーダーブックモデルが、固定金利取引、金利スワップ、フォワードレート契約、シンセティックボンドなど、将来の機関投資家グレードのDeFiイノベーションを構築する上で最もコンポーザブルな基本構造を持っていると信じています。 コミュニティ質問 初心者向けにzkLendの具体的なユースケースを教えてください zkLendはマネー・マーケット・プロトコルで、ユーザーが資産を預けて利回りを得たり、預けた資産を担保に他の資産を借りたりできるように設計されています。 私が知る戦略の例としては、zkLendにUSDCを預け入れてETHを借りるユーザーがいました。そしてそのETHをBraavosのステーキング・ブーストに預け、さらに利回りを得ます。これによりユーザーは、USDCの貸し出し利回りとwstETHのステーキング利回りを得ることになります。zkLendのETH借入レートは比較的低いため、ユーザーはUSDCの預け入れにレバレッジをかけた運用が可能となります。 もちろんこれはzkLendの潜在的なユースケースの一例に過ぎません。zkLendはパーミッションレスの DeFiレゴとして存在するため、ユーザーは自分のニーズに最も適した独自のユースケースや戦略を組み立てることができます。 Assets and APY | zkLend zklendの観点から、今後Starknetにどのようなアップグレードを期待しますか? StarknetのKakarot(Cairoで書かれたzk-EVM)、Madara(分散型シーケンサー)、Herodotus(ストレージ証明)の開発にとても期待しています。これら3つのコアインフラは、開発者が新しいプライベートStarknetインスタンスやアプリチェーンをシームレスにスピンアップでき、他のStarknetレイヤー、ロールアップ、EVMネットワークへの即時メッセージングブリッジ接続を可能にする強力なコンビネーションを提供します。 zkLendのビジョンは、さまざまなレイヤーやロールアップを横断して資本を集約し、レバレッジを管理する流動性レイヤーになることです。アプリチェーン開発は特に関連性が高く、zkLendのビジョンを実現する上で重要なインフラであることが証明されるでしょう。 セキュリティ対策について教えてください。 zkLendには3つの防御ラインがあります。 プロトコル設計 zkLendは、市場リスクを軽減するために、多くの内部設計を実施しています。zkLendは、貸し借りに使う異なる資産ペア間の価格変動相関リスクを切り離すため、各資産に特定の担保係数と借入係数を設定しています。また価格操作による攻撃から保護するため、オラクルからの価格を検証するバックアップとしてVWAP価格チェックを実装しています。 セキュリティ監査と正式仕様 zkLendのコードは、Nethermind Securityによるセキュリティ監査を完了し、コードベースが堅牢なリエントランシー保護と徹底的な入力検証とチェックを行っていることが認められています。 リアルタイムのリスクモニタリング zkLendはHypernativeとパートナーシップを結び、実装後のリアルタイムのリスクモニタリングを行っています。Hypernativeは、潜在的なハッキングやエクスプロイトに関する早期警告をzkLendに提供するために、機械学習を活用して継続的にスキャンし、異常なアカウント操作や脅威を検出します。 まとめ zkLendは、Ethereumレイヤー2のStarknet上に構築されています。StarknetはEVMとの互換性がないため、利用にはBraavosやArgent Xといった専用のウォレットアプリが必要となります。ユーザーにとってこの障壁は決して低いものではありません。 しかしAMAを通じて、分散性とセキュリティを犠牲にしないzk-Rollupへのこだわり、中でもゼロ知識証明のパフォーマンスを最適化するために開発されたCairo言語を使用するStarknetのメリットは良く伝わりました。 レイヤー2ソリューションはまだ初期段階にあり、特にzk-Rollupによるレイヤー2の市場規模は全体に比べて小さいものです。その中でzkLendは、マネーマーケットとしてエコシステムの重要な流動性ハブを担い、現在すでにStarknetにおいて第4位のTVL(Total Value Locked)を抱えています。今後zkLendとStarknetエコシステム全体がどのように発展していくのかが注目されます。 関連リンク zkLend Website | X (Twitter) | Discord | Telegram | Medium boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3
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2023/10/24次世代決済インフラ「Slash」AMAまとめ
執筆:Taka DEXの流動性を活用したペイメントソリューションであるSlashのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、SlashのNFTプロジェクトであるAliceとの関係や、Bybitとのキャンペーン詳細について伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年10月19日(木)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Alice NFT × 1 & 300 USD SlashのAMAをbbにて開催✈️ 話題のAlice NFTプレゼントも! 🎁Alice NFT & 300 USD ✅ Like & RT, Follow↓@SlashWeb3 & @bb_jpdao ⏰10/19 (木) 21:00 bb Discord Join ▶️ https://t.co/indBVxF5wu 💁♂️スピーカー@0xShin0310 @tokio_slash@admen_vc_2 @taka_eth pic.twitter.com/14uSXmXRrh — boarding bridge (@bb_jpdao) October 11, 2023 スピーカー ・SHIN | Slash CEO ・Tokio | Slash COO ・ADMEN | CryptoTimes ・Taka | Moderator (敬称略) AMAの内容 自己紹介 SHIN: Slash CEO Slashのファウンダー・CEOのShinです! アントレプレナーとして、Slashを立ち上げる以前には、日本でクリエイティブ・エージェンシーを創業、経営していました。3年前からシンガポールに移住しています。 Slashのビジョナリー担当であり、攻め担当です。 Tokio: Slash COO SlashのCOOのTokioです! Slash以前は新卒でFacebookに入社し、デジタルマーケティングコンサルやマーケティングサイエンスなどを行なっていました。海外の大学の修士を持っており、英語の方が得意です。 Slashではプロダクトオーナー、BizDevのマネージャー、投資家・パートナーリレーションなど、幅広く担当しています。 質問トピック 簡単にSlashのプロジェクト紹介をお願いします Slash Vison Labsは、クリプト決済ソリューションを中心としたエコシステムを構築しており、現在「Slash payment」、「Slash Vaults」、「Alice」という3つのプロダクトがあります。 メインとなるSlash paymentでは、DEXの流動性を活用し、ユーザーが希望する支払いトークンと加盟店が希望する受け取りトークンを自動でスワップします。これにより、加盟店はウォレット接続の追加開発などを行う必要なしに、簡単にクリプト決済の受け取りができるようになります。受け取るトークンを指定できるため、トークンの価格変動リスクや複雑な管理・運用といった懸念がなくります。 現在は5つのNetwork(Ethereum, Polygon, BNB, Avalanche, Astar)で、1400以上のトークンの支払いに対応しています。今後もEthereumのレイヤー2や、GameFiなどに積極的に対応していく予定です。 今年のGMV(月間取引総額)は550万ドルを超え、日本円にして8億円以上の取引量があります。GMVは直近で特に増加しており、、7月からは毎月100〜150万ドルのボリュームとなっています。 最近では、Bybitの入金手段としても導入されてます。Bybitは今後も良きパートナーとして色々なキャンペーンやアナウンスをしていく予定です。現在はBybitへの初回入金でAlice NFTがもらえるキャンペーンを開催中です。 また来月には、BybitにおけるSlash入金を条件とした別のキャンペーンも計画しています。こちらはソーシャルプラットフォームのGalxeを使い、参加者にはOAT(on-chain achievement tokens)というNFTが付与されます。 Alice NFTやOATの保有者には、2024年第一四半期に予定されているSVL(Slash Vison Labs)トークンのローンチ時に、エアドロップが行われる予定です。 https://youtu.be/1i6owS5LjzM?si=ObOSl9IonLAsdJQM JPYCとの提携について教えてください 暗号資産から日本円へのオフランプソリューションの提供 最近JPYCとのとの提携をアナウンスしました。Slashで任意のトークンを受け取り、JPYCにスワップし、JPYC経由で円へと換金して加盟店へ支払うという仕組みです。国内のPOC段階の取り組みとしては実利を伴った動きができており、スケール可能な仕組みとなっています。 SHIN Slash Vision Labs | X (Twitter) Slash PaymenntやSlash VaultsをベースとしたDefi x NFTのエコシステムソリューション 将来的にSlashが発行するSVLトークンSVLをロックする事により、Slash全体のプロダクト手数料の一部を受け取ることができるリアルイールドの仕組みを構築しています。Curveのveトークンシステムを参考としていますが、NFTのエコシステムもDeFiに取り込めるように考えています。 具体的なエコノミクスフローを教えてください。 まずユーザーは、マーケットなどでSVLトークンを購入することが可能です。 次に、購入したSVLをSlash VaultsでNFTにタイムロック(Timelock)することで、その証明となるveSVLトークンを受け取ります。ここでいうタイムロックとは、あらかじめ資産の預け入れ時に期間を設定し、満了時に返却が可能となるシステムです。ロック期間の長さにより、受け取るveトークンの量が変化します。Curveの場合、最長のロック期間は4年です。Slashではこれを2年とし、設定期間を短くすると受け取るveトークンは減少します。veSVLはガバナンスへの参加権として機能し、保有するveSVLの量は投票力(Voting Power)に比例します。 一方、Slash PaymentやSlash Vaults、Slash Credit PaymentといったSlashの提供するサービスからは手数料が徴収され、発生した手数料収益によってwBTCを購入します。その100%がSlash Vision Portalというプールへと送られ、veSVL保有者への報酬として分配されます。また最初の8年間は、手数料収益によるwBTCの分配に加えて、SVLトークンによる報酬も分配されます。 つまりSVLのユーティリティとして、ガバナンストークンとしての機能に加えて、Slashによるリワード分配の側面が大きく存在します。これはいわゆるリアルイールドの仕組みであり、Skashエコシステムが拡大・活発化すればするほど、SVLを保有するインセンティブが高くなることを意味します。 SlashとAlice NFTはどのように関係していますか? Aliceは、Slash Vision LabsがEtheruem上で手掛けるNFTプロジェクトであり、SVLトークンエコシステムにおいて重要な役割を果たします。 第一にAlice NFTのホルダーは、保有する枚数、キャラの種類、レアリティに応じて、Slashが発行するSVLトークンを獲得できます。全体のトークンアロケーションの2%をAliceホルダーにエアドロップすることで、いち早くトークンエコシステムに参加してもらうことを目的としています。上場時に2%のすべてがドロップされるわけではありませんが、Aliceのセール価格よりも下回るような事がないように調整します。 第二にAlice NFTは、Slash Vaultsにおいてブーストの対象となります。前述した通り、Slash VaultsではNFTにSVLをタイムロックすることでveSVLを受け取りますが、この預け入れ先をAliceとすることで、得られるveSVLの割合をブーストできる仕組みになっています。例えば、AliceおよびNFT Bにそれぞれ100 SVLを最大期間ロックしたとします。この際に得られるveSVLの量は、Aliceの場合110、NFT Bの場合は通常の100というようなイメージです。Aliceによるブーストの割合は未定ですが、このブースト率などはプロポーザルで変更できるようにしていきます。 Vaults App | Slash Bybitとのキャンペーンについて詳しく教えてください。 海外暗号資産取引所「Bybit」へのSlash Payment導入を記念して、『Bybit 初回入金 × Aliceプレゼントキャンペーン』を開催中です。 Bybitで下記条件を達成すると、先着2000名にSlashのNFTプロジェクト「Alice 」のシーズン2(2023年11月配布予定)をプレゼントいたします。 開催期間 10月5日(木)22時(JST)〜 11月5日(日)22時(JST)まで ※ただし、先着2000体の受付に達し次第終了。 キャンペーン対象者 Bybitで本人確認を行っていないアカウントを保有する者 Aliceシーズン2の獲得条件 Bybitアカウントを指定リンク、または公式パートナーアカウントのリンクから作成 Bybitアカウントの本人確認&100ドル以上の初回入金 ※本人確認はLv.1まで完了 ※入金手段問わず Alice Season2 プレゼント応募フォームを記載 📢To celebrate the introduction of Slash Payment into Bybit, we will be holding the "Bybit First-Time Deposit x Alice Reward Campaign" 🎁The first 2,000 people to achieve the following conditions on Bybit will receive an NFT from Season 2 of Alice (scheduled mint date: Nov 2023) pic.twitter.com/q47RTZX3Mb — [/]Slash Web3 Payments🐧 (@SlashWeb3) October 5, 2023 SVLトークンのエアドロップについて最新のアップデートはありますか? 2024年祭一四半期に海外取引所でのローンチパッドを予定してます。エアドロップされるトークンのパーセンテージなどは未公開です。続報をお待ちください! 直近の大きなマイルストーンがあれば教えてください。 ・総取引額が550万ドルを達成しました。 ・JPYCとの提携を結び、加盟店でCrypto to JPYのオフランプが可能になりました。このPOCを現在進めている段階です。 ・Slash Vaultsのテストネットも順調に動き、メインネットのコード監査を終えました。近々メインネットでローンチする予定です。 ・BybitへのSlash Payment導入に続き、大手のFXブローカーへの導入も決定しています。 コミュニティQ&A 手数料収益の100%をveSVL保有者に還元する場合、運営の収益はどこから上げますか? SVLトークンのアロケーションには、運営保有分の割り当てが存在します。他のホルダーと同様に、保有するSVLをタイムロックすることでveSVLを受け取り、間接的に手数料収益の一部を受け取ります。つまり、運営もveSVLホルダーと平等の立場にあり、Slashのエコシステムを拡大することが自分達の利益につながります。 web3では、web2の課題であった企業側のマージンをエンドユーザーに還元することが大きな目的であったはずです。しかし気付けば、利益を追求してweb3に鞍替えしただけのプロジェクトが多く存在します。私たちはSlashで、本来のweb3のビションを実現したいと考えています。 資金調達はどのような状況ですか? Slashは昨年12月のシードラウンドで、MZ Web3ファンドのリードにより1.5M USDの資金調達を完了しました。これにより当面のランウェイは確保できています。また進行中の話などもありますが、それらについては時期が来たら発表します。 Slash Fintech Limitedの資金調達 | PR TIMES プロジェクトを立ち上げる中で一番苦労したことは何ですか? 良い人材を集めることが一番の課題でした。しかしTwitter (X)で声かけを行い、解決しました。笑 日本の法規制は障壁になりませんか? Slash Paymentは、現存するDEX(分散型取引所)の流動性を活用したインターフェイスを提供しているに過ぎません。ユーザーの資産を預かるわけではないため、カストディアンには該当せず、日本国内の法律に関しても問題ありません。このあたりは弁護士とも相談しながら、クリアな形でプロダクト構築を進めているためご安心ください。 Alice NFTの配布に対する初期購入者からの反感についてどうお考えですか? まず前提として、初期から応援してくださるユーザーの方々を第一に考えています。Alice NFTの総供給量が10000 NFTであることは当初から公開しており、初期2000 NFTの購入者に対しては、追加の2000 NFTを配布することも発表しています。 一方で、AliceやSlashエコシステム全体の価値を高めるためには新規ユーザーへのリーチが不可欠であり、間接的には初期ユーザーにとってもメリットが大きいと考えています。初期のユーザーを裏切るようなことはありません。 Discordのハッキングについて情報はありますか? 先日Slashのモデレーターの一人のアカウントがハッキングを受け、Slashのサーバーへと波及しました。多くの方々にはご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。 原因の調査とその結果についてはアナウンスを公開しており、今後の予防策として、権限の最小化と独自botによる貼り付け可能なURLのホワイトリスト化を行う予定です。また実際に被害を受けた方々からは、綿密なヒアリングを行ったうえで、できる限りの救済措置を行う方針です。 ⚠️重要なお知らせ⚠️ 昨日discordで悪意のある攻撃が起きた原因は、調査の結果MODの1人が個人デバイスにフィッシング攻撃を受けブラウザに保存されたログイン済み情報のセッショントークンを取得され、不正に利用された事が原因の根幹であると結論付けました。 該当のMODはGoogle… — SHIN ⚡️Slash Vision Labs (@0xShin0310) October 16, 2023 まとめ bbにおけるSlash AMAは、今回で3回目となります。 今回はAlice NFTのキャンペーンを実施中であること、SVLトークンのローンチが近づいてきていることから、主にエコシステムにおけるトークンの役割や保有するメリットについて解説していただきました。Slash Paymentを軸としたリアルイールドの仕組みの中で、SVLホルダーに対する利益分配とAliceによる利回りの向上は、特筆すべきポイントとして期待されます。 Alice NFTがもらえるBybitとのキャンペーンについては、先着2000名の上限はあるものの、11月5日まで実施されるとのことです。キャンペーンの詳細やその他Slashに関するアップデートについては、公式ソーシャルメディアをご確認ください。 関連リンク Slash Website | X (Twitter) | Discord | Medium Alice Website | X (Twitter) boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3
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2023/10/06Eternal Crypt – Wizardry BC- AMA 内容まとめ
AMA主催・記事執筆:TakmanKid Coincheck INOにおいて100倍以上の応募率で話題のWizardry BCのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 以下はその内容を要約したものです。 AMA概要 ・日時:9月26日(金)21:00 JST ・場所:bb Discord ・参加者:453名 ドラクエにも影響を与えた名作のBCG版 Wizardry BC x bb✈️ AMA開催🎉 📍bb Discord ⏰ 9/26(火曜日) 21:00 🎙️スピーカー@queen_okeir@Hiiiiirooo_Wiz@lskraise@TakmanKid 🎁Giveaway $300 ($50 x 6人) ✅ Like & RT, Follow↓@WizardryBC@bb_jpdao 詳細 https://t.co/XoiQ8MerMS pic.twitter.com/6y6zSFwWcV — boarding bridge (@bb_jpdao) September 19, 2023 スピーカー ・queen_okeir(クイーンオケール)|エグゼクティブプロデューサー ・HiiiiiRooooo(ひーろー)|ゲームプロデューサー ・杞憂|スピーカー from bb ・TakmanKid|モデレーター (敬称略) AMAセッションの要約 トピック 簡単な自己紹介とチームの紹介をお願いします。 queen_okeir(クイーンオケール) エグゼクティブ・プロデューサーのクイーンオケールと申します。トークノミクス等設計及びエグゼクティブ・プロデューサーを担当しています。 HiiiiiRooooo(ひーろー) ゲームプロデューサーのひーろーです。ゲーム部分担当プロデューサーをしています。 チームとしては、4つの会社が共同で開発しており、それぞれ以下の担当をしています。 ドリコム:ゲーム企画開発 Turingum:トークノミクス設計、ブロックチェーン企画開発 ZEAL NOVA:ゲームの配信 BOBG :トークン関連業務。 プロジェクト概要について教えてください。 「Wizardry」は、1981年にアメリカで発表されたコンピューター用RPGです。パーティー編成、迷宮の探索、モンスターとの戦闘やキャラクター成長などの要素は、後の様々なRPGに多大な影響を与え、RPGの始祖のひとつとされています。 今日まで数多くの系列タイトルが発売され、発売開始から40年以上経つ今でも、世界中で根強い人気を誇る不朽の名作です。 「Eternal Crypt - Wizardry BC -」は、誰もがゲームを楽しみながらWeb3の世界に夢中になれる作品として開発を進めています。 このあとゲームシステムについても説明をしますが、従来の「Wizardry」のような奥深さは持ちつつ、幅広い方に受け入れて頂けるような敷居の低さを重視しています。 どんな方でも、カジュアルにプレイを始められるゲームにしてました。 https://youtu.be/7JSXreCbUgo ゲームプレイの特徴について教えてください。 ゲームサイクルはダンジョン探索RPGとしてとてもシンプルです。 以下のような特徴があります。 ・探索済みのダンジョンは自動で進行することができます。 ・オートスキル機能もあり、手動で難しい場合に有利になる場合があります。 ・ダンジョンを更新した時に、街に帰還をするとBlood Crystal($BCトークン)を獲得できます。 ・ダンジョン内の戦利品の宝箱には、「冒険者の灰」というアイテムと、「失われた魂」というNFTがあり、それらを組み合わせると冒険者を蘇らせることができます。 ・街へ帰還する際に、レガシーアイテムを獲得するためのAncient Piece(AP)というポイントが報酬としてあります。(レガシーアイテムはパーティ全体を強化させることができるため、ダンジョンのクリアに役立ちます) ・街への帰還は8時間に1回チャージされるため、1日3回遊ぶことができます。 冒険者NFTの役割と、ゲームプレイに与える影響を教えてください。 冒険者NFTは4つの種族、8つの職業があります。種族や職業に応じてパラメータが異なり、パーティの運の高さや罠の判別力が種族や職業の編成によって変わります。 レアリティとして、Common、Rare、Epic、Legend、Genesisがあります。Rare以上の冒険者は、ダンジョン探索中にゲーム独自の$BCトークンの取得に不可欠で、またマーケットプレイスで売買することも可能なNFTです。 ・CommonアイテムはNFTではなく、初期に付与されるため、無料プレイの人も遊べる状態です。 ・Rare、Epic、Legendは攻撃力に特化したNFTで、ダンジョン探索を進めやすくなり、より一層プレイを楽しむためのNFTです。これらのNFTは$BCトークンのEarn能力をもっています。 ・Genesisは、$BCトークンを獲得するために採掘力と錬金力に特化したNFTです。 Commonでも「冒険者の灰」と「失われた魂」のNFTを獲得できる可能性があります。可能性は高くないですが、無課金でもレアリティの高い冒険者NFTを獲得するプレイヤーが出てくるようにしています。 冒険者NFT|Wizardry BC トークノミクスについて教えてください。 ・$BCトークンとはゲーム内で使えるユーティリティトークン ・取引所上場予定 ・総発行枚数 1,000,000,000 $BCトークンは、ゲーム内通貨として、ゲーム内のアイテム購入、冒険者NFTの熟練度アップ、新たな冒険者の紹介などに使うことができます。 $BCトークンはゲーム内やゲーム関連の各種コラボレーションにも利用できるようなユーティリティの拡張を予定しています。収益に関しても、広告収益や外部のIPとのコラボレーションなどで冒険者NFTを販売することで、外部からのプレイヤーを獲得し、トークンエコノミーの価値向上を目指していきます。 さらに、本ゲームのメディアミックス展開においても、$BCトークンの利用可能な場面を随時検討していく予定です。 先日発表されたWizardry BC INOについて教えていただけますか? 『Eternal Crypt - Wizardry BC -』では、ゲームリリースに先行して、INOでのみ手に入れられる「Adventurer Genesis Collection」(以下AGC)と名付けられた特別な冒険者NFTを販売します。 AGCを購入したユーザーは、ゲームの先行リリース期間にプレイすることができ、リリース期間中にゲーム内通貨であるBlood Crystal($BCトークン)を一定額獲得することができます。 AGCには$BCトークンの発行枚数の最大20%が割り当てられ、本NFT保有者はローンチ後も$BCトークンを獲得することができます。また、このNFTを保有しているユーザーのみが参加可能なコミュニティやイベント等の実施を予定しています。 Adventurer Genesis Collectionのユーティリティについて詳しく教えてください。 ・AGCを購入したユーザーは、先行リリース期間にゲームをいち早くプレイすることができます。 ・先行リリース期間にAGCをデッキに編成し、ダンジョンを探索して街へ帰還することで、「トークン発行に先行して」一定額の$BCトークンを獲得することができます。 ※先行リリース期間にトークンを獲得できる能力を持つのはAGCのみとなっており、先行リリース期間において、その他の冒険者NFTはトークン獲得に影響しません。 ※公式リリース後は、錬金力がある限り「街へ帰還」を行うことで、一定額のトークンを獲得できます。 ※通常の冒険者NFTの錬金力、採掘力、ダンジョン進捗等によりトークンの獲得量が変動します。 ・AGCホルダーは、Discordなどのコミュニティで限定のイベントやチャネルに参加することができる予定です。 $BCユーティリティ|Wizardry BC Adventurer Genesis Collectionの$BCトークン獲得量について詳しく教えてください。 ・AGCへのアロケーションは、200,000,000 $BC ※$BCトークン総発行量 1,000,000,000 x 0.2 ・その内訳は、190,000,000 $BCはゲームプレイによる獲得分、10,000,000 $BCはランキング報酬による獲得分 ・ランキング報酬を除く1個あたりの$BCトークン最大獲得量は、19,000 $BC ※$BCトークン 総発行量 1,000,000,000 x 0.19 / 10,000個 ・先行リリース期間で、NFT1個あたりが獲得できる最大$BCの73.7% (14,000 $BC)をこの期間のゲームプレイに応じて獲得可能 ・ゲーム本リリース後から90日間で残りの26.3% (5,000 $BC)をゲームプレイにより獲得可能 ・INO時の$BCトークンの時価総額は7,250,000 USDであり、AGCに対するアロケーションは、総発行量1,000,000,000 BCの20%(200,000,000 BC)。 ・内訳として、190,000,000 $BCトークンはゲームプレイによる獲得分、10,000,000 $BCはランキング報酬による獲得分。 アロケーション|Wizardry BC その他にもポイントはありますか? Burn戦略があります。AGC保有者がゲーム未プレイ等により獲得されなかった$BCトークンについては、Burnを予定しています。 Burn戦略|Wizardry BC Wizardry BC INOの販売詳細を教えてください。 Wizardry BC INOは、AL保有者限定のプライベートセールと、どなたでも参加可能なパブリックセールの二段階に分かれての販売となります。今回のプライベートセールおよびパブリックセールにて「Adventurer Genesis Collection」の最大9,900個すべてが販売対象となります。 ※一部の販売場所においてはスケジュールが異なる可能性があるため、各販売場所発表のスケジュールをご確認ください。 販売価格:500USD (対応通貨および各通貨での販売価格は販売場所により異なります) 販売数量:最大9,900個(一部、各種キャンペーン等での無償付与を含みます) 販売スケジュール ・2023年10月3日(火)12:00(JST) プライベートセール開始 ※終了済み ・2023年10月4日(水)12:00(JST) プライベートセール終了 ※終了済み ・2023年10月6日(金)20:00(JST) パブリックセール開始 ・2023年10月10日(火)18:00(JST) パブリックセール終了 ▼Wizardry BC INO販売販売日程発表▼ ️プライベートセール ✅AL保有者限定 ⏰10/3(火)12:00〜10/4(水)12:00 🎁冒険者NFT(30USD相当)の無料付与特典付き パブリックセール ✅誰でも参加可能 ⏰10/6(金)20:00〜10/10(火)18:00 詳細はこちら↓https://t.co/djY8T1ztdG#WizardryBCINO #エクウィズ pic.twitter.com/9C2wMFzGIx — Eternal Crypt - Wizardry BC - | ウィザードリィBC (@WizardryBC) September 13, 2023 INO Sale|Wizardry BC コミュニティQ&A 日本以外のマーケティングは検討してますか。 メインターゲットは日本人で、NTTドコモとの提携もその意図がありますが、セカンドターゲットは欧州、北米を考えております。最近だと、Find Satsoshi Labとの提携でプロモーション活動を積極的に実施したり、その他の国外Guildとの連携も進めています。 等身の低いキャラクター造形は、日本以外でも好まれますか? 今回の東京ゲームショウで、等身の低いキャラクターでも海外の人に受け入れられているのを感じました。Wizardryは男性プレイヤーが多いのですが、このキャラクター造形は女性からの印象もよく、幅広いプレイヤーの獲得に繋がると考えています。 先行プレイはPC、スマホなど端末制限はありますか? ウェブブラウザでのプレイとなるため、どの端末からでもプレイできます。 仕事以外でもゲームはされていますか、ゲーム以外でアイデアや発想の基盤となりますか? 最近は、Wizardry以外は触っておらず、このゲームが生活の一部になるように集中しています! 通貨は$BCのみですか? ゲーム内トークンは$BCトークンのみですが、NFTマーケットプレイスで冒険者NFTを売買する際は、MATICが必要になります。 粗品さんをアンバサダーに起用した理由を教えてください。 ゲーム好きで人を惹きつける方という点で、粗品さんをアンバサダーとして任命しました。今後、粗品さんとのAMAも予定していますので、詳細は公式SNSをご確認ください! 参考:エクウィズx霜降り明星’粗品’公式アンバサダー就任記念AMA https://youtu.be/zRVI-KVDeaE コミュニティやユーザーに向けて一言お願いします。 現在色々な発表をさせていただいています。粗品さんのアンバサダー就任というニュースから、NTT docomo、NTT Digitalとのウォレットに関する連携等に関するプレスリリースまで、ありとあらゆる形でプロダクトを届けるべく進めています。 また、海外発信もここから急速に強めていきますので、更にプロジェクトは熱くなっていく予定です。ぜひ、DiscordやXなどの公式アナウンスをご覧ください。 まとめ 歴史のあるWizardryをweb2、web3どちらの参入障壁も下げて取り組むプロジェクトとして、かなり力を入れていることがわかるAMAでした。 最近では、アンバサダーの粗品さんだけでなく、堀江貴文さんとのコラボ動画も配信しており、INOに向けて、宣伝広告に力を入れています。さらに、4社の強みを最大限に使っていることから、直近のINOや今後の動向にも期待が高まります。 関連リンク Eternal Crypt - Wizardry BC- Webサイト | Twitter | Discord|Litepaper|Youtube|Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles AMA主催・執筆:TakmanKid Twitter | Link3