OpenAI半導体に500億ドル超の調達か|売上は想定700億ドル届かず

2026/10/11・

よきょい

OpenAI半導体に500億ドル超の調達か|売上は想定700億ドル届かず

OpenAIが開発を進める独自のAI半導体をめぐり、共同開発先のブロードコムが500億ドルを超える資金調達の準備を進めていることが関係者の話で分かりました。

OpenAIは自社設計の半導体で計算能力を確保する計画で、その費用を外部の貸し手から引き出す構図です。打診先にはアポロ・グローバル・マネジメントやブラックストーンが含まれています。協議は初期段階にあり規模は変わる可能性があります。

OpenAIとブロードコムは2025年10月、10ギガワット分の独自AI半導体を共同開発し、2026年後半から2029年末にかけて導入する計画を公表していました。この計画はOpenAIの社内で「Nexus」と呼ばれているとされます。今回の資金はこのうち数ギガワット分に充てられる可能性があり、年内に成立することもあり得るとされています。

OpenAIの収益をめぐっては、9月末時点の年換算売上高が約500億ドルだったことが10月8日に明らかになりました。市場で前提とされていた約700億ドルを下回り、同日のフィラデルフィア半導体株指数は3.4%下落しています。

OpenAIの計算資源の確保には、複数の企業の資金調達が連なっています。ブロードコムは2026年6月、AI開発企業向けに20ギガワット超の計算能力の調達を支援する枠組みを設け、350億ドルの初回分をアポロが主導しました。OpenAIと大型のクラウド契約を結んでいるとされるオラクルも半導体購入の資金について協議を進めています。

今回の調達条件がどう決まるかが、OpenAIの拡大計画の実現性を測る材料になりそうです。

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