売却の前触れか?麻薬密売人関連の500BTCがコインベースへ

2026/10/22・

よきょい

売却の前触れか?麻薬密売人関連の500BTCがコインベースへ

ブロックチェーン分析企業アーカム・インテリジェンスは、アイルランドで麻薬密売の有罪判決を受けたクリフトン・コリンズ氏に関連するアドレスから、500BTC(約4150万ドル)が移動したと発表しました。

移動は2026年10月20日で、送金先はアーカムがコインベース・プライムの入金用と特定するウォレットです。使われたのは2016年1月に受け取られたビットコインで、約11年間動いていませんでした。

コリンズ氏関連のウォレットから500BTCが移動するのは今年5回目で、累計は2500BTCとなりました。1BTC=約8万3157ドル換算で、約2億800万ドルに相当します。アーカムによると、なお約3500BTC(約2億9100万ドル)がコリンズ氏関連のウォレットに残っています。受け取り側のアドレスは資金を42件に分けて送金しており、そのうち40件はちょうど10BTCずつでした。

コリンズ氏は2011〜2012年に麻薬取引の収益で約6000BTCを取得し、500BTCずつ12のウォレットに分けたとされます。秘密鍵は紙に印刷して釣り竿ケースに隠していましたが、2017年の収監後に家主がケースを埋立地に処分したため、ビットコインは長年アクセス不能と見られていました。

アイルランドの犯罪資産局(CAB)は2026年3月以降、欧州刑事警察機構(ユーロポール)と協力して回収を進め、7月までに計1500BTCの押収を公式に確認しています。

アーカムは移動の規模や過去の押収との類似性から、法執行機関が関与している可能性が最も高いとみています。ただし、当局は今回の移動への関与を公表しておらず、取引記録からも売却の有無や指示した人物は分かりません。コインベース・プライムは売却を伴わない保管にも使われるため、回収資産の扱いと、残る3500BTCの行方が今後の焦点になりそうです。

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