ビットコイン一時8.1万ドル台|米CPI3.7%で利上げ確率47%に
米労働統計局(BLS)が2026年10月14日に発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.7%上昇となり、8月の3.4%から伸びが加速しました。食品とエネルギーを除くコア指数も2.6%と、8月の2.4%から上昇しています。いずれも市場予想の3.6%、2.5%を上回りました。発表を受けて、ビットコインは同日に安値8万1580ドルを付けました。
Bitcoin price by TradingView
金融情報会社LSEGのデータでは、短期金融市場が織り込む10月の追加利上げ確率は発表前の約20%から約47%に高まりました。季節調整済みの前月比では総合指数が0.6%上昇し、9.1%上昇したガソリン価格が上昇分の半分以上を占めました。コア指数の前月比は0.3%と、予想の0.2%を上回っています。
FRBは9月16日に政策金利を0.25ポイント引き上げ、誘導目標を3.75〜4.00%としていました。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)は10月27〜28日に予定されており、追加利上げとなれば9月からの引き締めが続くことになります。オプション市場では10月12日時点で、デリビットの10月16日満期の取引において、7万6000〜8万ドルのプットオプション(あらかじめ決めた価格で売る権利)に建玉が集中していました。
利息を生まないビットコインにとって、金利の付くドル資産の魅力が高まることは逆風となりやすいとされます。FRBが10月に金利を据え置いたとしても、利回りの高止まりが続けば重荷となる可能性があります。
ビットコインがこの圧力にどこまで耐えられるかは、現時点では見通しにくい状況です。10月末のFOMCに向けて、利回りとドルの動向にこれまで以上に注目が集まりそうです。
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