デジタル資産投資、2週連続の資金流入|ビットコインに注目集まる
2024/09/23・
Crypto Troll
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デジタル資産投資商品は、2週連続で資金が流入し、合計3億2100万ドルに達したことが、 CoinSharesの報告により明らかになりました。これは、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想よりもハト派的な姿勢を示し、50ベーシスポイントの利下げを実施したことが主な要因と見られています。この結果、運用資産総額(AuM)は9%増加しました。
地域別に見ると、米国への資金流入額は2億7700万ドルと最も多く、スイスは今年2番目に多い6300万ドルの週間流入を記録しました。一方、ドイツ、スウェーデン、カナダ、香港では資金流出が見られました。
ビットコインは投資家の主な焦点となり、2億8400万ドルの資金が流入しました。最近の価格変動を受けて、ビットコインのショート商品にも510万ドルの資金が流入しました。
イーサリアムは、5週連続の資金流出が続き、先週は合計2900万ドルの流出となりました。これは、既存のグレースケール・トラストからの継続的な資金流出と、新規発行されたETFへの資金流入が少ないことが原因です。一方、ソラナの投資商品は、小規模ながらも着実な週間資金流入が続いており、先週の流入額は合計320万ドルでした。
市場全体としては、FOMCの決定に後押しされた楽観的な見方が、デジタル資産投資商品への資金流入を促しました。しかし、イーサリアムの継続的な資金流出は、投資家がその将来の見通しに懸念を抱いている可能性を示唆しています。
情報ソース:CoinShares