イーサリアムETF、5日連続で316億円流出|売り圧力は広がるか

2026/10/07・

よきょい

イーサリアムETF、5日連続で316億円流出|売り圧力は広がるか

米国のイーサリアム現物ETFは2026年10月5日に5076万ドルの純流出となり、流出は5営業日連続となりました。

データ提供会社SoSoValueの集計では、9月29日以降の流出額は合計2億588万ドル(約316億円)です。累計の純流入額は約137億5000万ドルに減少しました。この間、イーサリアムは2700ドル前後で推移しています。

オンチェーン(ブロックチェーン上)のデータは一様ではありません。分析企業サンティメントは、長期間動いていなかったコインの移動を示す指標が9月30日に5億8000万に急増したと指摘しました。9月の平日平均の約9倍で、6月2日以来の高水準です。ただし取引所の残高は9月30日に約1万8000ETH増え、翌日に約2万1000ETH減った程度で、約590万ETHの総残高に対してほぼ変化がありませんでした。

デリバティブ市場では売りが優勢です。クリプトクアントのデータでは、推定レバレッジ比率が0.66と7カ月ぶりの低水準に下がりました。バイナンスでは成行の買いと売りの差を示す累積指標が8月21日の19億4000万ドルから10月5日にマイナス13億6000万ドルへ転じています。一方で同取引所の未決済建玉は約33億ドルと、8月6日の約23億ドルから増えています。

価格は8月6日の水準を約44%上回ったままで、売りが上昇分を打ち消すには至っていません。ETFからの流出が続き取引所の残高も増えれば、売り圧力は広がります。逆に残高が落ち着き、価格が売りを吸収し続ければ、売り持ちの側が買い戻しを迫られる展開も考えられます。均衡がどちらに崩れるかが次の注目点になりそうです。

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