イーサリアム「供給減」は過去の話?バーンは発行量の2%どまり

2026/10/10・

よきょい

イーサリアム「供給減」は過去の話?バーンは発行量の2%どまり

イーサリアムの2026年の手数料バーン(焼却による供給削減)は、新規発行量の2.07%にとどまっています。供給データを提供するethsupply.fyiの集計によるもので、対象期間は1月1日から10月9日までです。期間中の発行量は約79万6623ETHでした。これに対し、取引手数料とブロブ手数料によるバーンは約1万6525ETHです。

バリデータへの罰則などを含めた消滅分を差し引くと、純増は約77万8413ETHとなります。総供給量は約1億2211万6000ETHで期初から約0.64%増えた計算です。罰則分を含めた相殺率は2.286%ですが、これは利用者の手数料需要を示す数字ではない点に注意が必要です。10月9日時点のサンプルでは、基本手数料は約0.335gwei(ETHの小額単位)でした。

試算では発行を相殺するのに必要な基本手数料は、現行のガス上限6000万で約13.85gweiとされます。上限が2億に拡大した場合は約4.16gweiに下がります。どちらも1日あたり約2992ETHのバーンが必要という前提は同じです。これは単一のサンプルに基づく例示であり、実際の発行量や利用状況によって変動します。

開発者は次期アップグレード「Glamsterdam」後に、ガス上限2億を目指しています。ただし条件付きの目標でメインネットでの実施日は未定です。容量が増えても、実際の利用と手数料が伴わなければバーンは増えない構造になっています。

供給が減少に転じるかどうかは、消費ガス量と手数料水準の推移が左右することになります。

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