インテル29%暴落で半導体株に売り連鎖|SOX指数7%安
10月30日の米国株式市場で半導体株が軒並み下落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比7.20%安で取引を終えました。
インテルは28.58%安の約1万320円相当(1ドル=157円で換算)と急落し、AMDが10.88%安、エヌビディアが4.22%安となりました。ブロードコムやマイクロンも5%を超える下げを記録しています。ナスダック総合指数は2.86%、S&P500は1.82%下落しました。
引き金となったのは、インテルが29日に示した10〜12月期の業績見通しです。売上高は約2兆3600億〜2兆5100億円相当と、市場予想の約2兆6800億円相当を下回りました。調整後1株利益も約39円相当と、予想の約68円相当に届いていません。7〜9月期の売上高は前年同期比21%増の約2兆5900億円相当と好調でしたが、PC市場の低迷が少なくとも2027年前半まで続くとの見方を示しています。
売りはインテル固有の問題にとどまりませんでした。前後して発表されたアマゾンやアルファベットの決算を受け、AI関連の巨額投資が利益に結びつくかを疑問視する見方が広がったとされています。30日のアジア市場でも、SKハイニックスが7%超、サムスン電子が3%超下落しました。SOX指数は前日29日の時点で、10月に入って8.7%下落していました。
同じ日にはバイナンスの大規模流出も重なり、リスク資産全般への投資意欲が後退しました。ビットコインは4%超下落して一時約1190万円相当をつけ、9月中旬以来の安値水準となっています。仮想通貨はハイテク株との連動性が指摘されることが多く、AI投資の回収を巡る懸念が長引けば、仮想通貨市場の重荷となりそうです。
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