メタマスクがステラ(XLM)対応|USDC受け取りには事前設定
仮想通貨ウォレットのメタマスクはステラ(XLM)のネットワークを標準で利用できるようにしました。モバイル版と拡張機能版の両方に対応し、既存ユーザーのマルチチェーンアカウントには、リカバリーフレーズから生成されたステラのアドレスが追加されます。一方で、USDCなどのトークンを受け取るには事前の準備が必要です。
メタマスクの説明では新しいステラのアドレスにはまず1XLM以上を入金する必要があります。USDCを受け取るにはトークンの管理画面で対象を選んで「有効化」し、その取引を承認しなければなりません。表示リストに追加しただけでは有効化は完了しない仕様です。ステラの現在のルールでは、通常のアカウントは1XLMを維持し、さらにトークンごとのトラストライン(受け取りを許可する設定)に0.5XLMずつ確保する必要があります。
これらの準備金はアカウント内にロックされるため、手数料の支払いには別途使えるXLMが必要です。ステラ上のトークン同士の交換では、トラストラインが自動的に作られる場合があります。ただし、別のチェーンからXLM以外のトークンに交換する際は、受け取り側のトラストラインを事前に手動で有効にする必要があります。メタマスクはトラストラインがない状態でブリッジ(チェーン間の資産移動)を行うと、資金を失うおそれがあると警告しています。
通常の送金の場合は受け手にトラストラインがなければ送金そのものが失敗します。ブリッジとは扱いが異なるため、利用者には手順を確認したうえでの操作が求められます。大手ウォレットの対応によってステラの利用者層が広がる可能性があり、受け取り手順のわかりやすさが普及の鍵となりそうです。
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