Optimism、セキュリティ監査後のハードフォークを計画
Crypto Troll
Optimism Foundationは、コミュニティ主導の監査によってシステム内に複数の脆弱性が発見されたことを受け、パーミッションレス虚偽証明(fraud proof)を無効化しました。これは、パーミッションレス虚偽証明システムの稼働開始から、わずか2ヶ月後の出来事となります。
Today, @OPLabsPBC posted an upgrade proposal detailing findings from a recent series of community-driven audits on the Fault Proof System, including the plan to fix the bugs identified as part of the audits.https://t.co/Kylblb3Wyx
— Optimism (@Optimism) August 16, 2024
現時点で、脆弱性の悪用はされておらず、ユーザー資産は危険にさらされていません。しかしながら、慎重を期して、脆弱性にパッチが適用されるまでの間、潜在的な不安定性を回避するために、権限のあるフォールバックメカニズムが有効化されました。
ハードフォークを含む「Granite」アップグレードが提案中
現在、OP Labsは、9月10日に発効するOptimismのレイヤー2ネットワーク上のハードフォークを含む「Granite」アップグレードを提案しています。
この提案では、L2ハードフォークを含むネットワークへのいくつかの更新が必要となっています。ハードフォークは監査されていませんが、OP Labsは変更のセキュリティレビューを実施し、低リスクであると判断したとのことです。
情報ソース:Optimism Gov