国策半導体ラピダス、2ナノ量産準備が最終段階|27年開始へ

2026/10/05・

よきょい

国策半導体ラピダス、2ナノ量産準備が最終段階|27年開始へ

国内の先端半導体をめぐり、量産に向けた体制づくりが進んでいます。ラピダスの小池淳義社長は、回路線幅2ナノメートル品の量産準備が最終段階にあると説明しました。2027年からの量産を見据え、試作の水準を引き上げているとしています。価格面でも、先行する台湾積体電路製造(TSMC)に負けない姿勢を強調しました。

オランダの露光装置大手ASMLは日本法人の従業員を増やす方針です。現在の約500人から、2030年までに700人規模へと4割ほど拡大する計画とされています。ラピダスやTSMCの日本拠点への支援を強めることが目的です。先端品の製造に欠かせないEUV(極端紫外線)露光装置は、保守や立ち上げに多くの技術者を必要とします。

ラピダスへの政府支援は研究開発の委託費で約2.4兆円規模に達しているとされています。もっとも試作から安定した量産に移れるかどうかは、まだ実証されていません。

日本の強みはロジック半導体の量産よりも製造装置や材料にあるとの見方が根強くあります。そのなかでラピダスの立ち上げは国内に先端品の製造基盤を築けるかの試金石です。2027年に向け、量産体制をどこまで具体的に示せるかが焦点になりそうです。

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