ステーブルコインプロトコル「Resolv」で120億円の不正発行|価格乖離で取引停止

ステーブルコインプロトコル「Resolv」で120億円の不正発行|価格乖離で取引停止
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ステーブルコインプロトコルのResolvにて、秘密鍵の流出を原因とする約8000万ドル(約120億円相当)のステーブルコイン「USR」が不正に発行されました。この影響でUSRは米ドルとのペグを失い、現在すべてのプロトコル機能が一時停止されています。

公式発表によると、不正発行されたUSRのうち攻撃者が保有していた約900万枚は影響抑制のため既にバーン(焼却)されました。現在のUSR供給量は、事件前の1億200万枚と不正に発行された約7100万枚で構成されています。プロトコルが保有する総資産は約1億4100万ドルであり、現時点で確認されている実際の被害額は機能停止前に処理された約50万ドルの払い戻しのみとしています。



Resolvは復旧プロセスの第一段階として、事件前に発行されたUSRの払い戻しを2026年3月23日から開始する予定です。まずは許可リストに登録されたユーザーから順次対応が進められます。今回の事件は特定のインフラを標的としたサイバー攻撃によるもので、Resolvの裏付け資産自体は直接的な被害を受けていないと説明されています。

関連記事:Venus Protocolで価格操作攻撃、218万ドルの不良債権が発生(2026-03-16)

この事態を受けレンディングプロトコルのVenus Protocolは、USRのデペグを理由にVenus FluxマーケットにおけるUSRの取引を停止。一方でVenus Coreへの影響はなくユーザーの資金は安全であると説明しています。

ステーブルコイン市場では供給量が過去最高水準に達するなど各方面からの注目が集まっていますが、個別のセキュリティリスクへの懸念も高まっています。

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