英銀大手スタンダードチャータード、リップルのRLUSD保管を開始

2026/10/13・

よきょい

英銀大手スタンダードチャータード、リップルのRLUSD保管を開始

英銀大手スタンダードチャータードは2026年10月12日、リップルのステーブルコイン「RLUSD」のカストディ(資産保管)サービスを開始したと発表しました。

対象はXRPレジャー(XRPL)上で発行されたRLUSDで、適格な機関投資家顧客がドバイ国際金融センター(DIFC)支店を通じて保有できます。同支店はドバイ金融サービス機構(DFSA)の規制下にあります。今回の取り組みは、リップルと取引グループLMAXとの広範な提携の一環です。

計画では同行が保管するRLUSDの価値をLMAXに反映させ、顧客はトークンを取引所に移さずに取引の担保として使えるようになります。資産をカストディアンと取引所の間で動かす際のカウンターパーティーリスクや運用リスクを抑えられるとされています。

リップルとLMAXは2026年1月に複数年の提携を発表しました。リップルはLMAXの事業拡大に1億5000万ドルの資金提供を約束し、現物取引や無期限先物、CFDなどでのRLUSD採用を目指しています。スタンダードチャータードの参加で銀行のカストディを維持したままLMAXの取引基盤を使う経路が加わります。同行のデジタル資産責任者は、機関投資家が資産保全とリスク管理を損なわずに市場参加を望んでいると述べています。

一方、同行は保管しているRLUSDの金額や参加顧客を明らかにしていません。担保連携の稼働時期も未定で、最終文書化や技術検証、規制要件、各社の承認を経る必要があります。取引担保として受け入れられれば、ドル建て資産を必要とする金融機関から新たな需要が生まれる可能性があります。

実際の効果は、どれだけの機関が採用し、LMAXのどの商品が対応するかに左右されそうです。

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