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Robinhood、Android向け仮想通貨ウォレットを提供開始

2024/03/21・

hapi

Robinhood、Android向け仮想通貨ウォレットを提供開始

Robinhoodは、自社の暗号ウォレットアプリ「Robinhood Wallet」のAndroid版をグローバルで正式リリースしました。

Robinhood Crypto General ManagerのJohann Kerbrat氏の投稿

同社はこれまでiOS版のみを提供していましたが、今回のAndroid版リリースによりさらに多くのユーザーが暗号資産にアクセスすることが可能となりました。Android版はこれまでベータ版として限定公開されており、一般ユーザーは事前のウェイトリスト登録が必要でした。
今回から本リリースを受け、GooglePlayストアよりAndroidアプリをダウンロードし利用開始できるようになりました。

また、Androidアプリでは以下の機能が備わっています。

  • 暗号資産ウォレットの秘密鍵を保持と資産の管理
  • Ethereum、Bitcoin、Dogecoin、Arbitrum、Polygon、Optimism、Baseネットワーク上で暗号資産の送受信、保管、管理
  • 0x APIとLI.FIを介して、Ethereum、Polygon、Arbitrumネットワーク上でトークンスワップ
  • Robinhoodの残高から直接ウォレットへの送金、または他のウォレットや取引所からの送金
  • アプリ内で人気のトークン、大口の取引、最新の暗号ニュースの閲覧

AndroidユーザーはグローバルモバイルOSシェアの70%を占めており、今回のリリースによりRobinhood Walletが世界中の何百万人もの潜在的な暗号ユーザーに利用可能になると期待が寄せられています。

また同社の暗号資産をジェネラルマネージャーであるJohann Kerbrat氏は、

「世界中の何百万人ものユーザーに対して暗号をよりアクセス可能にし、日常生活に浸透させる上で大きな一歩となる。さらに、アフリカ、アジア、南米を問わず、Robinhood Walletが金融の未来である暗号・Web3の世界への入り口になる」

と述べています。

Robinhoodのクリプト事業は好調に推移しており、2023年第4四半期のクリプト収益は前年同期比10%増の4,300万ドルに達しています。また、同四半期のクリプト取引高は前期比89%増と大幅に躍進しています。

同社はAndroid版リリースをスタート地点と位置づけており、今後もユーザーフィードバックを参考にしながら新機能を継続的に追加する方針です。具体的には、クロスチェーン対応のスワップ機能やWeb3参入の障壁を下げるオンランプ導入を検討しているとのことです。

Robinhoodのサービス拡大による暗号資産へのさらなる好影響が期待されます。

記事ソース:Robinhood (1)(2)

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