ステーブルコインの時価総額、昨年ピーク時より26%減

ステーブルコインの時価総額、昨年ピーク時より26%減
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ステーブルコインの総時価総額が2022年をピークに減少傾向にあることが分かりました。オンチェーン分析プラットフォームglassnodeのデータによれば、先月中旬時点のステーブルコインの総時価総額はピーク時から約26%減少しています。

Stablecoins: Aggregated Market Cap Percentage Change|画像引用元:glassnode

Paxosによる新規発行の停止やBinanceによる取り扱い終了の発表などの動きがあったBUSDは、時価総額が大きく減少。USDCやDAIに関しても、ピーク時から下降傾向にあります。

現在の時価総額に関する最新のランキングは以下の通りです。

  1. USDT
  2. USDC
  3. DAI
  4. TUSD
  5. BUSD

glassnodeが公開したレポートによれば、現在の仮想通貨市場は流動性が枯渇している状態にあります。さらに、ボラティリティや取引量に関連するいくつかの指標が、2020年のブル市場以前のレベルまで後退していることが同レポートで指摘されています。

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ステーブルコイン市場では、昨今さまざまな動向が観測されています。

先月には決済大手のPayPalが、独自のステーブルコイン「PYUSD」をローンチしました。

レンディング業界の大手企業であるAaveも市場に参入し、7月にGHOと呼ばれる分散型ステーブルコインをリリース。GHOは、前述のステーブルコインとは異なり、準備金を元に発行する仕組みではなく、Aave V3プールでトークンを供給し担保とすることで借入(借入時に生成)が行えます。

現在、1 GHOは0.972ドルとなっており、デペッグ状態となっており、不安定な状態が続いています。

各国でステーブルコインに関する規制整備も進むなか、今後の同市場に注目です。

記事ソース:glassnode

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